ついに改悪。アラスカ航空のマイルを利用したJAL国際線特典航空券の必要マイル数が大幅UP。

サイレント改悪来た！アラスカ航空のマイルを利用したJAL国際線特典航空券の必要マイル数が大幅UP。東南アジアへの必要マイル数は25,000マイル→50,000マイルと2倍になってしまった。

どうも、陸マイラーを始めて約20年、このブログを2016年から運営している「すけすけ」です。マイル・ポイント・クレジットの情報を日々提供しているのが当サイト「すけすけのマイル乞食」です。

いや、ついに来ましたね・・・・。

やっとコロナの影響による渡航制限も少なくなってきており、いよいよ2023年は海外旅行！！！マイルで行こう！！と検討している方も多いと思うのですが、人気マイレージ「アラスカ航空のマイレージプラン」ですが、「アラスカ航空のマイレージを利用したJAL特典航空券の必要マイル数がUPするかも！？」という記事で書きましたが、2022/12に必要マイルを変更すると告知がありました。その後、2023/1になっても変更がなく安心していたところ、ついにサイレント改悪が来ました。来てしまいました。

では、アラスカ航空のマイレージプランを利用した際のJAL国際線特典航空券の必要マイル数がどのようになったのか、自分で検索してみた範囲のまとめです。

北米路線のJAL国際線特典航空券はビジネスクラス8万マイル、ファーストクラス10万マイルにまでUP

まずは、日本からの北米路線です。

日本＝北米のJALエコノミークラス片道特典航空券必要マイル数：35,000マイル→35,000～45,000マイル
日本＝北米のJALビジネスクラス片道特典航空券必要マイル数：60,000マイル→60,000～80,000マイル
日本＝北米のJALファーストクラス片道特典航空券必要マイル数：70,000マイル→85,000～100,000マイル

というような感じで、必要マイル数が大幅にアップしています。また、これまでは北米ならロサンゼルスでもニューヨークでも必要マイル数は同じでしたが、北米の中でも近い都市（ロサンゼルスやサンフランシスコ）、遠い都市（シカゴやニューヨーク）により必要マイル数が異なるようです。シカゴは80,000マイル・ファーストクラスが100,000マイルですが、ロサンゼルスで検索してみるとビジネスクラスは60,000マイル・ファーストクラスは85,000マイルだったりします。ロサンゼルスやサンフランシスコのエコノミークラスおよびビジネスクラスなら必要マイル数は変わりなしですが、その他はけっこうUPしています。

アラスカ航空はすでにマイレージチャートを廃止しているので、このあたりの仕組みは本当に距離制なのか、しばらく研究してみないとわからないですね。

欧州路線のJAL国際線特典航空券はビジネスクラス9万マイルで発券可能になった

次は欧州路線です。実はこれまでアラスカ航空のマイレージプランを利用した場合には、JALの日本＝欧州路線は検索で表示されず、特典航空券を取ることはできなかったのですが、このタイミングで検索＆発券が可能になったようです。

日本＝欧州のJALエコノミークラス片道特典航空券必要マイル数：40,000～50,000マイル
日本＝欧州のJALビジネスクラス片道特典航空券必要マイル数：70,000～90,000マイル
日本＝欧州のJALファーストクラス片道特典航空券必要マイル数：不明（空席見つからず）

となっていました。距離が長いだけあり北米よりも10％～20％ほどマイル数は多くなります。ファーストクラス特典航空券は12万マイルくらいでしょうか。

こちらも同じ欧州でも距離の短いヘルシンキと、距離の長いロンドンやパリでは必要マイル数が異なるようです。同じゾーンの中でも細かく分類されている印象ですね。

なお、欧州路線はJALマイルなら、基本マイル数はビジネスクラス55,000マイル、ファーストクラス80,000マイルとなっており、たしかにアラスカマイルを利用すればサーチャージが無料ではあるのですが、必要マイル数はそれなりに多く、これならJALマイルの方がいいんじゃない？？みたいな印象はあります。やはり国内在住だとJALマイルの使い勝手はめちゃくちゃいいですからね。

東南アジア路線のJAL国際線特典航空券はエコノミークラス2.5万マイル、ビジネスクラス5万マイルにUP

一番の残念な点は東南アジア方面ではないでしょうか。

日本＝東南アジアのJALエコノミークラス片道特典航空券必要マイル数：15,000マイル→17,500～25,000マイル
日本＝東南アジアのJALビジネスクラス片道特典航空券必要マイル数：25,000マイル→35,000～50,000マイル

となっております・・・・。アラスカマイルを利用している人の中では、おそらく1番人気であったと思われる東南アジアへのJAL国際線特典航空券が・・・・ビジネスクラスは2倍の5万マイル・・・・。違う言い方をすると、これまでは強烈なスイートスポットであったという事実がわかりますね・・・。残念ですね・・・。

なお、やはり同じ東南アジアでも近距離のマニラだけは必要マイル数が少なくなっておりますが、シンガポール・バンコク・クアラルンプールといった人気渡航先は全てビジネスクラスで5万マイルですね・・・。

ただし、

東南アジアへのキャセイパシフィック航空便（香港経由）はまだ現状で必要マイル数に変化ありません。エコノミークラスで片道12,500マイル、ビジネスクラスで片道22,500マイルで利用可能です。今後、これも変わるでしょうけどね。スイートスポットは、こちらに有利なものなので、航空会社としてまず改定を考える候補ですからね。相反する立場のものの闘いが、マイルというものです。

以上、アラスカ航空のマイレージプランを利用した際のJAL国際線特典航空券の必要マイル数の改悪ニュースに関して、自分で調べた範囲の情報です。今回の改悪は、おそらくJAL便だけが対象になっていると思います。他社便は無関係な感じですが、詳しく調べると色々を変化しているかもしれません。もし、気づいたことがあれば是非ともコメントください！！！マイレージチャートを廃止して、いつでも変更が可能にしている航空会社のマイレージというのは、本当に何の告知もなく、突然の改悪をしてきますね・・・・。マイルは貯めるものですが、貯め込みすぎずに、どんどん利用することが大切です。インフレで価値は低下していきますからね。どんどん利用してくださいね。

比較的色々なマイレージに手を出す自分ですが（これまでに20社以上のマイレージで特典航空券を発券したことあります）、やはり自分の場合はメインのマイルは日系ですかね。サブとしてうまく外資系のマイルのスイートスポットを使っていくスタンスでいこうと思います。ワンワールド系はメインはJALマイルで！！！