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Amazonの強さ。この時代にクレジットカード還元率を上げた。ゴールドカードは2.5%へ。

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なんと、Amazon Mastercardは還元率を0.5%上げてきた。

みなさんは自分の利用しているクレジットカードがルール変更により、還元率が途中で上がった経験がありますか??自分は残念ながら下がったことしかありません。

このご時世、基本的にクレジットカードの還元率はある程度の新規顧客の囲い込みが終了すると改悪(還元率が下がる方向)に動くことが圧倒的に多いです。

そんな中、2016/10/27にAmazon Mastercard クラシック/ゴールドの還元率が0.5%上昇というニュースが流れました。

このカードがいいのか、よくないのかはあとで評価するとして、このAmazonの姿勢はかなり強烈です。インパクトありすぎます。

Amazonは個人的によく利用するのですが、囲い込みがすさまじい会社だと感じています。一度利用した顧客には、継続利用させるように徹底した戦略を練っているように感じます。

 

その最たるものが、「Amazonギフト券」です。

なんか色んな場面でAmazonギフト券が手に入るようになっていませんか???

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自分の場合は、職業上で様々な医療系のアンケートに答える機会があります。その際のお礼の品が最近はどんなサイトでもAmazonギフト500円が用意されていて、Amazonギフト券を選ばせようとしてきます。

しかもその際に、

図書カードを選ぶと500ポイント=500円の図書カード

Amazonギフト券を選ぶと490ポイント=500円のAmazonギフト券

みたいな感じでAmazonギフト券を選んだほうがお得な感じになっています。

これはAmazonギフト券選ぶしかないです。

 

このブログ内で、何回も話に出ているポイントサイトもそうです。基本的に、ポイントはマイルに交換するのがお得ですよっいう話が当ブログでは多いのですが、飛行機なんて乗らないよって人は現金に近い形でもらいたいでしょう。そんな人が世の中的には圧倒的大多数だと思います。そんな人は他のポイントに交換するよりも、Amazonギフト券にすれば3%お得で、9700円分のポイントで10000円のAmazonギフト券に交換できますよって言われたら、Amazonギフト券にする人も多いでしょう。

 

 

まず、徹底的にAmazonギフト券を世の中に発行しまくって、Amazonを利用せざるを得ない状況を作り上げる。

これがAmazonの意図していることだと個人的に感じています。とにかく色んな場面でAmazonギフト券を用意しまくる。そして、Amazonを使わせる。このスタンスを徹底してます。

 

そして、個人的にはAmazonは十分な顧客の獲得をしたので、そろそろ締め付けが入って色々と改悪方向に動くのかなと思っていたところに、今回のクレジットカードの還元率上昇のニュースです。まだ顧客の囲い込みを徹底する時期のようですAmazonさん。強烈です。

Amazon Mastercardクラシック、Amazon Mastercardゴールドともに還元率は0.5%上昇

さて、今回のクレジットカードの還元率の上昇は0.5%です。今時、クレジットカードの還元率を上げるってあるでしょうか??

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 少し詳しくスペックを見ておきます。

①Amazon Mastercardクラシック 

こちらは条件つきの還元率0.5%アップです。

・年会費初年度無料、2年目以降も前年度に1度でもカード利用あれば無料(なければ税込み1350円)

・還元率はAmazonでの買い物がプライム会員なら2.0%(もともとは1.5%だったのが0.5%アップ)、プライム会員以外は1.5%。Amazon以外での買い物は還元率1.0%。ポイント還元はAmazonポイントにて。

新規入会者は5000ポイントプレゼント

まあ、Amazonをよく利用する人には悪くないかもですね。詳しく見てみたい人は下記のリンクより確認してみて下さい。

②Amazon Mastercardゴールド

こちらは無条件で還元率0.5%アップしてきました。しかも中身もなかなか強烈です。

Amazonプライム利用者は、こちらのカードが相当お得な印象を受けます。

Amazonプライムを利用したことのない方は下記の記事参照してみて下さい。個人的には「なんで加入しないの??月に325円でこのサービス受けれるのに?」っていつも感じているサービスです。 

www.sukesuke-mile-kojiki.net 

(注)Amazonより本を安く買いたい人は上記リンクのハピタス堂書店を利用しましょう。7%ポイント還元です。

 

Amazon Mastercardゴールドのスペックですが、

・年会費最安値で税込4320円

(「マイ・ペイすリボ」に登録し、年に1回以上カード利用で5,400円割引。「カードご利用代金WEB明細書サービス」利用で年に6回以上請求があれば次年度年会費が1,080円割引。割引が一切なければ年会費は10800円)

・還元率はAmazonでの買い物が2.5%(もともとは2.0%だったのが0.5%アップ)、Amazon以外での買い物は還元率1.0%。ポイント還元はAmazonポイントにて。

Amazonプライム会員が自動付帯(年会費3900円相当)

・空港カードラウンジ利用(下記記事参照下さい) 

www.sukesuke-mile-kojiki.net 

 

このサービスけっこうやばくないです??

年会費4320円のクレカに、年会費3900円のAmazonプライム特典が自動的についてくる。

差額はたったの420円。年間2万円Amazonで買い物すれば、還元率2.5%で500円のキャッシュバック。うむ、このカードはAmazonプライムにすでに加入してる人は必須に近いですね。

できたら、カードの年会費を3800円とかにして、プライム会員の年会費より安くしておいてくれたら話題性抜群で面白かったんですけどね笑。せめて、クラシック並に入会ボーナスポイントがほしかったのが本音です。

まぁ、それでもAmazonヘビーユーザーなら持つべき一枚になるでしょうね。

 

ゴールドの方を詳しく知りたい人は下記のリンクより確認してみて下さい。

(注)すでにプライム会員の人がゴールドを持つと、未使用月分は返金されます。さすがAmazon。

Mastercardゴールドへ入会すると、既にお支払い済みのAmazonプライム年会費の未使用月分がある場合には、未使用月分の年会費をご登録のクレジットカードへ返金させていただきます。

なお、クレジットカードを発行する、発行しないに関わらずAmazonプライムは30日間無料体験のサービスを行っています。初月中に解約すれば1円も払う必要なくAmazonプライムのサービスを体験することができます。興味ある方は下記のリンクよりどうぞ。

 

万が一、1ヶ月過ぎてしまった場合もAmazonに連絡して「解約忘れてましたーー」って言うと、年会費を返金してくれる神対応をしてくれるのです。

Amazonは囲い込み終了後、どうするのか

さて、まだまだ顧客を囲い込むつもりのAmazonですが、最後はどうするでしょうか。

世の本屋はかなり件数が減りました。出版業界がそもそも本が売れないということもあるでしょうが、Amazonの影響もきっとあるんでしょう。

本屋だけではなく、様々な実店舗の小売業はAmazon等のネット販売業者に顧客を奪われていったでしょう。

このままの傾向が続くと寡占状態になってしまいます。企業側はメリットがあるのかもしれませんが、顧客としては寡占状態は避けたいところです。寡占されて、市場の原理が働かなくなると価格は上昇してしまうことになります。

今回のクレジットカードの還元率上昇ですが、Amazonプライムへの加入を勧めているように思えます。自分もAmazonプライムには加入しているのですが一度使うと便利すぎてなかなかやめる気はしません。という事実にはAmazonが一番気付いているはずなので、Amazonプライムの顧客数を増やせるだけ増やして、プライムの年会費を上げる。Amazonのクレジットカード還元利率上昇は、こんなストーリーの序章かもしれません。

クレジットカードを作るのかどうかは別にして、今後もAmazon利用者として目が離せません。

 

■関連記事

年会費無料のおすすめクレジットカードと、お得に発行する方法。

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・SPG AMEXのメリット、デメリット

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2 件のコメント

  • 教えてください。
    この2.5%はどう還元されるのでしょうか?
    キャッシュバック?
    Amazonのポイント?
    三井住友のポイント? などなど。

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