突如提携開始!アメリカン・エキスプレスのクレジットカードポイント「メンバーシップリワード」がJALマイルと提携し、JALマイルに移行できるようになった。2020/11/15まではキャンペーンで25%ボーナスマイル加算あり。
下記のツイートを見てびっくりしました。
お待たせしました!ついにアメックスのメンバーシップ・リワード®のポイントが、JAL(@JAL_Official_jp)のマイルへ移行できるようになります。11/15までにポイント移行をお申し込みいただくと、25%分のボーナスマイルをプレゼント!対象条件はこちら。https://t.co/tsK5MqAe1G #それもアメックスで pic.twitter.com/WReF6UOMFp
— AmexJP (@AmexJP) October 13, 2020
アメックスはANAマイルとの結びつきが非常に強かったのですが、突如してJALマイルにもマイル移行が開始になりました。
JALマイルへの移行対象クレジットカードや移行レート、キャンペーン情報など整理しておきます。先に行っておりますが、割と塩対応です笑
アメリカン・エキスプレスがJALマイルと提携開始。2,500ポイント=1,000マイルで移行可能。対象クレジットカードは?
今回、JALマイルとの提携が始まったのはアメリカン・エキスプレスが発行する下記のクレジットカードです。
- アメリカン・エキスプレス・カード(ビジネスカード含む)
- アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード(ビジネスカード含む)
- アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード(ビジネスカード含む)
の6種類のカードになります。
アメリカン・エキスプレスは他にもANAアメックスやスカイトラベラーといった種類のクレジットカードも発行していますが、これらのポイントはJALマイルに移行はできません。
気になるJALマイルへの移行レートですが、100円=1ポイント貯まるメンバーシップリワードポイントを、
- メンバーシップリワード+未加入時:3,000ポイント=1,000マイル
- メンバーシップリワード加入時:2,500ポイント=1,000マイル
となっています(メンバーシップリワード+は年間3,300円で加入可能。プラチナカードなら無料。)。
これは、お得度としては決して高くありません。だって、メンバーシップリワードプラス加入時で、100円=1ポイント=0.4マイル相当になるので、還元率は0.4%にすぎません。JALカードなら1%、同じアメックスのクレジットカードでも人気のSPGアメックスなら1.25%ですからね。SPGアメックスの人気がJALマイラーの中でも強いのは当然という感じはします。
残念ですが、今回のJALマイルとの提携でアメリカン・エキスプレス・カードでJALマイルを貯めることをオススメできるかというと、そこは全然ですね。。。。完全な塩対応です。。。
ただ、選択肢が増えたことは朗報です。悪い面は一切ありませんからね。特にアメックスのクレジットカードは、キャンペーンが非常に充実しており、キャンペーンで大量のポイントを獲得することも可能ですが、今まではJALマイルに移行できなかったポイントがJALマイルに移行可能なので、JALマイラーがキャンペーン狙いで発行を検討するなんてことも可能です。
上記の2つの入会キャンペーンのポイントをJALマイルに移行もできますからね!
メンバーシップリワードのポイント移行・マイル移行にカンタス航空も加わり、全17社に。
また、JALマイルと同時にアメックスのメンバーシップリワードポイントをカンタス航空(ワンワールド)に移行することも可能になりました。
これで、メンバーシップリワードの提携航空会社は全17社となり、17個のマイレージプログラムにポイントを移行することが可能です。
マイルの移行レートは、航空会社毎に異なる点は要注意です。
- ANAマイル:1,000ポイント=1,000マイル
- JALマイル:2,500ポイント=1,000マイル
- その他航空会社:1,250ポイント=1,000マイル
となっています(メンバーシップリワードプラス加入時)。
ANAマイルへの移行がお得度は高いのですが、
ANAマイルへの移行は年間5,500円の手数料が必要になる(プラチナカードなら無料)と、年間40,000マイルまでしか移行できないという上限があります。JALマイルなら手数料も必要なく、上限もありません。
また、その他外資系航空会社は、
特に移行手数料もなく、年間の移行上限もなく、JALマイルに比べると比較的お得なレートでマイル移行が可能です。
カンタス航空 | チャイナエア | デルタ航空 |
ヴァージンアトランティック | タイ航空 | フィンエアー |
キャセイパシフィック航空 | カタール航空 | エールフランス |
シンガポール航空 | エミレーツ航空 | アリタリア航空 |
ブリティッシュエアウェイズ | エディハド航空 | スカンジナビア航空 |
そこに今回、カンタス航空という新しい移行先も追加になっています。JALとカンタス航空の2社がアメックスの提携航空会社として追加になっているということです。
基本的には選択肢は多い方がいいに決まっているので、まあいいことだと思います(カンタスのマイレージの勉強が必要になりますが笑)。
2020/11/15までならJALマイルへの移行で25%ボーナスマイルをプレゼント
今回のアメックスとJALマイルの提携を記念してキャンペーンも行われています。
期間中にJALマイレージバンクへのポイント移行をお申し込みいただくと
25%分のボーナスマイルをプレゼント(最大12,500ボーナスマイルまで)
ボーナスマイルの加算は2020年12月8日(火)予定です。期間 2020年10月13日(火)~11月15日(日)お申込み分まで
メンバーシップリワードプラスに加入している場合には、2,500ポイント=1,250マイルで交換できるチャンスなので、すでにアメックスのポイントを持っているJALマイラーの人は、この機会に検討してみるといいと思います。
以上、アメリカン・エキスプレスがJALマイル(とカンタス航空)と提携を開始し、マイル移行ができるようになったというニュースです。決して、JALマイルを貯めるためのメインカードとして、活躍できるようなものではないかもしれませんが、アメックスの特色である「移行先が多い」という特色が強化されたことは朗報です。今後、さらに選択肢が増えると嬉しいところです。
なんと突然ですが、ANAと提携が非常に強かったアメックスですが、突如JALマイルにも移行可能となり、ANAとJALのどちらにもマイル移行ができるクレジットカードになりました!気になる移行レートやキャンペーンのまとめです。