ANAマイルでハワイ・ホノルルに行ける航空会社&必要マイル数は?ANA以外にも搭乗できる航空会社がある!初心者~中級者向けに詳しく解説!
この記事では、ANAマイルを貯めて特典航空券でハワイ・ホノルルに行きたい人向けの基本記事です。行きたいという願望があっても、必要マイル数や就航都市を知らないと予定を立てることができません。初心者が知っておくべき基本事項を整理しておきます!
みなさん、ANAマイルは貯まっていますかね?
- ビジネスクラスに搭乗してみたい
- ファーストクラスに搭乗してみたい
- 世界一周旅行がしたい
- 家族で沖縄に行きたい
などなど色々な目標があるでしょうが、根強い人気が「ハワイに行きたい!!!」ではないでしょうか。
ANAマイルを貯めてハワイに行きたい人の中には、まだ特典航空券を発券したことがない人も多数いるでしょう。
- 何マイル必要なのか
- どの空港から出発できるのか
- どの航空会社が利用できるのか
- 時刻表はどうなっているのか
などANAマイルで行くホノルルに関する基本情報をこの記事で整理しておきたいと思います。
では、特典航空券を実際に発券する前に知っておくべき基本情報を初心者~中級者向けにじっくり解説しておきましょう。
ANAマイルで行くホノルルの定番は「ANA」。ANA便なら空席待ちも可能。
まず、ANAマイルでホノルルに行くことができる航空会社の定番中の定番はANAですね。ANAのホノルル行きのスケジュールや機材、必要マイル数などを整理しておきたいと思います。
ANAのホノルル行きは全3便。成田発と羽田発あり。
ANAのホノルル行きは、羽田と成田から出ており、スケージュール&機材は下記のようになっています。
出発地 | 機材 | 往路便名 | 往路スケジュール | 復路便名 | 復路スケジュール |
---|---|---|---|---|---|
成田 | A380 | NH184 | 20:35発、8:25着 | NH183 | 11:30発、翌15:55着 |
成田 | A380 | NH182 | 21:30発、9:20着 | NH181 | 12:30発、翌16:55着 |
羽田 | B787-9 | NH186 | 22:15発、10:05着 | NH185 | 13:10発、翌17:35着 |
往路は、全て東京を夜に出発して、同日の午前中にはホノルルに到着するスケジュールです。これはANA以外の便のユナイテッド航空、JAL、デルタ航空の便でも似たようなスケジュールです。羽田発の便なら東京在住者は、仕事が終わってから搭乗することも可能なダイヤは魅力的でしょう。
機材は、基本的には成田発がA380(現状ではB777-300ERもありますが、近々全便がA380になります)、羽田発がB787-9になっています。
こちらがANAのホノルル行きの超大型機材のA380。カメの絵が描かれており、フライングホヌという名前がついているホノルル行き専用の機材になっています。子供も喜ぶでしょうね。
機内は2階建てになっており、2階にはファーストクラス・ビジネスクラス・プレミアムエコノミーがあり、1階は全席がエコノミークラスになっています。1階の最後尾にはカウチシートという特殊なタイプのシートが一部導入されています。
こちらがカウチシート。足元がシートと同じ高さまで上がるので、ベッドのようなフラットな状態にできるのが特色です。カウチシートに搭乗するには、エコノミークラスを予約して追加料金を払う必要があります。3人で2席というような利用も可能な点も魅力です。
このANAのA380に乗ってハワイに行きたい!!!という人は、必然的に成田発の便に搭乗する必要があります。
羽田発のB787-9は、北米・欧州・東南アジアの中長距離に利用されているANAの主力機材になります。
こちらがANAのB787-9のビジネスクラスのシートです。半個室タイプのスタッガードシートで、もちろんフルフラットになる素晴らしいシートです。A380でなく、B787-9を選んでも、機材的にはどちらも当たりです。
ANAで行くホノルル。特典航空券の必要マイル数は?キャンセル待ちも可能!
では、ANAマイルでANA便を利用してホノルルに行く場合の特典航空券必要マイル数を整理しておきましょう。往復の必要マイル数です。ANAマイルの国際線特典航空券は片道発券は不可です。
L | R | H | |
---|---|---|---|
エコノミークラス | 35,000 | 40,000 | 43,000 |
プレミアムエコノミー | 53,000 | 58,000 | 61,000 |
ビジネスクラス | 60,000 | 65,000 | 68,000 |
ファーストクラス | 120,000 | 120,000 | 129,000 |
上記のようになっています。シーズンが繁忙期だと少し必要マイル数が増えますが、閑散期だと少し必要マイル数は減ります。往路と復路が別クラスや、別シーズンの場合には、2で割って足せばOKです。
お得度が高いように個人的に思うのは、ビジネスクラスの特典航空券ですね。エコノミークラスの1.5倍ほど、プレミアムエコノミーの1割増しほど、ファーストクラスの半額、コスパ的にはビジネスクラスは相当高そうに思えますが、人気が非常に高く、ホノルル行き特典航空券のビジネスクラスを取るのはハードルは高いとは思います。
ちなみに、この必要マイル数は、東京=ホノルルの往復ではなく、日本=ホノルルの往復です。前後に国内線の便をつけても必要マイル数はまったく同じです。
- 羽田→ホノルル→羽田
- 伊丹→羽田→ホノルル→羽田→伊丹
- 沖縄→羽田→ホノルル→羽田→札幌
どの経路でも必要マイル数はまったく同じになります。出発の国内線の空港と、到着の空港が別でもOKです。
上記のはローシーズン(L)の往復ビジネスクラス特典航空券ですが、関空発で、最後は那覇に到着するような経路です。これでも60,000マイルなので、お得度が高い感じになりますね。もちろん、東京在住の人が前後に大阪と沖縄で遊ぶためにこのような予約をしてもOKです。
基本は閑散期かつ予約開始日の355日の9時に発券する!!
だと思っておくといいと思いますよ。近々、ホノルル行き特典航空券を自分がどう取ったのか記事にする予定です!
また、往復ともにANA便を選ぶときに限り「空席待ち」も可能です。
上記のように「空席待ち」と出ている便を選んで、空席が出たらANAからメールが来るという制度も、往復ともにANA便の時に限り利用できます。往路でANA以外のユナイテッド航空の便などを選ぶと、空席待ちはできないことに注意しましょう。空席待ちをするだけなら、マイルは減らないので、空席待ちをしても損することは一切ないので、どんどん利用してもOKです。
なお、空席待ちは、特典航空券の必要マイル数を所有している場合のみ利用できる制度です。マイルが足りない場合には、空席待ちは不可です。
ちなみに、空席待ちが落ちてくるかどうかは、こればっかりは時期も可否も、とにかく待たないとわかりません。が、ゴールデンウイークや年末年始なんかは、空席待ちしても回ってくることはまずないでしょうし、そもそも空席待ちすら枠がなくなっているようなケースもあります。
年末年始だと上記のようにエコノミークラスとビジネスクラスは空席待ちの表示すらありません・・・。ANAに電話をすると待ち人数は教えてくれる(順番は教えてくれません)のですが、100人以上のこともあり、絶望的です。
空席待ちが有効なのは、あくまで閑散期の予約だと思っておいた方がいいかなと思います。
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ANAマイルで行くホノルルはANA以外にもユナイテッド航空がある。
次にANA以外に日本からホノルルまで、ANAマイルで利用できる航空会社としてはユナイテッド航空があります。ホノルル行きの特典航空券を検索している時に見かけたことがある人もいるのではないでしょうかね。
ユナイテッド航空のホノルル行きは成田発の1便。
ユナイテッド航空のホノルル行きのスケジュールと機材ですが、
出発地 | 機材 | 往路便名 | 往路スケジュール | 復路便名 | 復路スケジュール |
---|---|---|---|---|---|
成田 | B777 | UA902 | 19:00発、6:50着 | UA903 | 10:50発、翌14:55着 |
上記の1便です。往路はANAの便より少し早く成田を出発しますが、ホノルルには早朝に到着するので、1日目の午前からホノルルを満喫できるというメリットも大きいです。
機材は、B777という機材で、新仕様の最新型ユナイテッド・ポラリスというビジネスクラスが導入されています。
こちらがユナイテッド航空の新ビジネスクラスです。全席ダイレクト通路アクセスで、かなり豪華なフルフラットシートです。自分もいつか搭乗してみたいと思っています。
ユナイテッド航空で行くホノルル。特典航空券の必要マイル数は?最大の注意点は予約開始がわからない?!
では、ANAマイルを利用してユナイテッド航空でホノルルに行く場合の特典航空券の必要マイル数です。こちらも往復です。
必要マイル数 | |
エコノミークラス | 40,000 |
ビジネスクラス | 65,000 |
となっています。ANA便に搭乗する場合には、L/R/Hと3つのシーズンで若干ですが、必要マイル数に差がありましたが、提携航空会社に搭乗する場合には、シーズンによるマイル数の変動はありません。往路がANA、復路がユナイテッド航空のような予約ももちろん可能ですが、その場合にはどちらのマイル数が適用になるかはご存じですかね?1便でもANA以外の便が混ざっている場合には、提携航空会社利用時のマイレージチャートが適用になります。
また、ファーストクラスとプレミアムエコノミーが表に出ていないことに気づいたかもしれませんが、ユナイテッド航空にはすでに国際線ファーストクラスというものが存在していません。最高クラスがビジネスクラスです。じゃ、プレミアムエコノミーはどうなっているの?と思う方もいるでしょうが、ANAマイルを利用したプレミアムエコノミー特典航空券は往復ともANA便に搭乗する場合しか利用ができません。なので、往路がANAのプレミアムエコノミー、復路はユナイテッド航空のエコノミークラスというような特典航空券の予約は不可なんです。せっかく空席があっても残念ですよね・・・。
それから、ユナイテッド航空の便は空席待ちもできません。ANAマイルを利用した特典航空券で空席待ちができるのは、全便がANA便の場合のみです。1便でも他社便が混ざっている場合には、空席待ちは不可です。
さて、あとユナイテッド航空の特典航空券を取る際に重要になるのが、予約開始日です。ANAの特典航空券の予約開始日は、国際線の場合には搭乗の355日前です。
が、ユナイテッド航空は355日前には予約開始になりません。実は、全航空会社が予約開始は355日前というわけではないんですよね。
ユナイテッド航空の予約開始日は337日前です。355日前に検索しても、ユナイテッド航空のホノルル行きの便なんて見たことないぞって人は、正しいんです。実は、337日前にならないと出現しないんですよね。さらに337日前になると必ず特典航空券の空席が出現するのかという、それがまた違うのがユナイテッド航空のややこしいところです。ユナイテッド航空は、自社の特典航空券の枠を、販売の残席数に応じて提供しており、いくら337日前に検索しても空席が出てこないことが多々あります。
いつ出現するかわからないが、ちょこちょこ検索していると、ある日突如として空席が見つかる可能性があるというのが、ユナイテッド航空の特典航空券の特徴です笑。非常に対策の立てにくいところですが、逆に穴場になっていることもあります。
上記のようにANAの便はすべて特典航空券の枠が埋まっているのに、ユナイテッド航空の便なら特典航空券が取れるというような日程も、ある日突如として出てくることがあるので、あきらめずに検索することはけっこう重要です。
ただし、ユナイテッド航空の最新型ビジネスクラスは特典航空券に枠を基本的に開放していないと思われます・・・。エコノミークラスのみが特典航空券で取れます。
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ANAマイルで行くホノルルはソウルの仁川空港発のアシアナ航空もある。
日本(東京)からホノルルに、ANAマイルを利用して直行便で行くことができるのは、ANA3便とユナイテッド航空1便の4便になります。
が、他の方法でもANAマイルを利用してホノルルに行くことは可能です。ひそかな人気が、仁川発のアシアナ航空です。
アシアナ航空の仁川発ホノルル行きは1便で、ビジネスクラスはハイレベル!
アシアナ航空のホノルル行きのスケジュールと機材です。
出発地 | 機材 | 往路便名 | 往路スケジュール | 復路便名 | 復路スケジュール |
---|---|---|---|---|---|
仁川 | B777 | OZ232 | 20:20発、9:30着 | OZ231 | 11:10発、翌17:30着 |
こちらも深夜発なので、日本からの同日乗り継ぎも可能です。復路は、夕方にソウル着なので、日本まで戻れる地域と戻れない地域がありそうです。自分は大阪在住ですが、関西空港なら戻れます。
機材は、B777-200LRという機材になっていますが、このビジネスクラスはなかなかハイレベルです。
ANAの長距離向けビジネスクラスと同等のフルフラットシートのスタッガードシートが採用されており、快適な時間を過ごせます。また、機内食も定評があります。
アシアナ航空で行くホノルル。特典航空券の必要マイル数は?最大の注意点はソウルまでの便は別途用意が必要!
では、ANAマイルを利用して仁川発のアシアナ航空でホノルルに行く場合の特典航空券の必要マイル数です。こちらも往復です。
必要マイル数 | |
エコノミークラス | 55000 |
ビジネスクラス | 85,000 |
となっています。日本発ではなく、仁川発の特典航空券なので、必要マイル数は増えます。そこは残念ではありますが、日本がゴールデンウイークでも、韓国はゴールデンウイークではなかったりするので、ANA便に比べると圧倒的に空席が見つかりやすいというメリットもあるので、1つの選択肢としてはありだと個人的には思っています。
ビジネスクラスはやはり人気なので、エコノミークラスに比べると空席は少ないかもしれませんが、エコノミークラスはそこそこ空席があります。
ただし、日本→ソウル→ホノルルという特典航空券は、ANAマイルでは発券することはできません。ANAマイルでの特典航空券は、基本的に遠回りルートは不可になっているので、
- 日本→ソウル→ヨーロッパは可
- 日本→ソウル→北米は不可
となっています。
なので、仁川発のアシアナ航空を利用して、ホノルルに行く際には、日本から仁川までの航空券は別に用意する必要があります。LCCの格安便でもいいと思いますが、とにかくソウルまでの便は自分で用意が必要です。まあ、ソウルでも1泊して遊ぶというような前向きな姿勢の人向けかもしれませんね。
ANAマイルで行くホノルルの台湾や中国経由は??
ANAマイルが利用できる航空会社としては、アシアナ航空以外にも東アジア圏には、
- エバー航空(本拠地は台北)
- エアチャイナ(本拠地は北京)
もあります。が、この2社は残念ながら、ホノルル行きの便はありません。
また、大穴ですが、スターアライアンスではないものの、ANAと独自提携しているフィリピン航空がマニラ=ホノルルに就航していることはしています。特典航空券が電話でのみの予約なので、どれだけ取れるのか不明ですし、わざわざマニラ経由でハワイに行くというマニアを見たことがなく、情報が少なく詳細はとにかく不明です。
ANAマイルで行くホノルルは北米経由のユナイテッド航空やエアカナダの利用もある。
最後に紹介するのは、エアカナダとユナイテッド航空を利用したかなり贅沢なプランで、時間がある人向けの特典航空券です。
勘の鋭い人はわかりますかね?下記のような特典航空券の発券でホノルルに行くことも可能なんですよね。
まず、ホノルルを無視してアメリカもしくはカナダまで遊びに行ってしまいます。上記の例だとエアカナダでバンクーバーに遊びに行っています。そして、バンクーバーからエアカナダでホノルルに向かうという北米+ホノルルという、かなり贅沢な旅程になります。ひそかに、この方法が頭から抜けてしまっていることも多いと思います。時間がないと利用しにくい方法ですが、いつか利用してみたい方法ではあります。
- バンクーバー経由でエアカナダでホノルル
- シカゴ・サンフランシスコ等経由でユナイテッド航空でホノルル
なんかも検討しても面白いと思います。
必要マイル数ですが、
必要マイル数 | |
エコノミークラス | 55,000 |
ビジネスクラス | 90,000 |
となっており、北米までのマイルが必要なので、増えることは増えますが、価値はあると思います。仁川発のアシアナ航空と似たようなマイルだと思うと、北米に行く方が夢が広がる感じはするかもしれませんね。
なお、上記のようなルートを検索するときは、
単純往復ではなく、上記のように「複数都市・クラス混在」の方で検索してください。
以上、ANAマイルでホノルルまでの特典航空券を取るための基本である、航空会社と経路、そして必要マイル数に関して整理してみました。
今後当ブログでは、ANAマイルで行くホノルルというのをテーマにした記事を連投する予定です。A380のファーストクラス・ビジネスクラス・プレミアムエコノミーの搭乗レビュ―、成田空港とホノルル空港のラウンジレビュ―、実際にどうやって特典航空券を発券したのか、などなどを紹介したいと思っております。
また、ホノルルまでのANAビジネスクラス特典航空券の必要マイル数は、60,000~68,000マイルですが、このマイルは簡単に貯まります。特に今なら、ANAアメックスとANAダイナースの入会キャンペーンがかなり強烈でおススメです。一撃で7万マイル以上獲得できますよ!!
あとは、定番中の定番ですが、ポイントサイトを継続的に利用していくと、マイルの貯まり方が格段に変わりますよ。楽しんでマイルを貯めてみて下さい。
ローシーズンでホヌのビジネスの空席待ちしています。2名分の空席待ちをしましたが、行きは6名、帰りは2名、私たちより前におられるみたいです。
電話で問い合わせたらプラチナ会員は優先がありますよ!と言ってましたが、落ちてくる望みはありますでしょうか?
きよぴーさん
可能性は0ではないですが、何とも言えないですね・・・。あとは、すでに予約をしている人がキャンセルするかどうかの運次第なので・・・。
ひたすら毎日行けるように祈ります。ありがとうございました!
ACだと諸費用安く済むんですよね。燃油は奥が深いです
ハルジさん
そうなんですよね~SQなんかも安いですよね。マイルが増えても、諸経費が安くなり、お得な可能性もあったりしますよね。奥が深いです。