ANAカードの決済額が多いとANAのステイタスが取りやすくなる「ライフソリューションサービス」とは。少ない搭乗回数でダイヤモンドメンバーやプラチナメンバーやSFCになれる??その条件などを総整理まとめ。
コロナ禍の中導入された、ANAのステイタスを獲得するための新プログラムである「ライフソリューションサービス」の紹介です!
コロナ禍の中、これまでのように飛行機に搭乗することが難しくなってしまった人も多いでしょうし、飛行機離れも進んでしまい、航空会社も本当に苦しい時間を過ごしていると思います。徐々に?かなり?コロナ前に近い状況に戻ってきてはいるのですが、完全回復には至っていない状況です。
そんな中、ANAは搭乗回数が多い人に提供しているANAのステイタスを、飛行機への搭乗が少なくてもANAカードでの決済額などが多い方にはステイタス付与を行うと新サービス「ライフソリューションサービス」というものが登場しています。
では、ANAステイタス獲得の新制度「ライフソリューションサービス」の詳細です。なかなか興味深い内容になっています。スーパーフライヤーズカード(SFC)の取得がかなり容易になる人も多いんじゃないでしょうかね。
ANAプレミアムメンバーのステイタス獲得条件は以前からの条件も継続
まず先に言っておきますが、以前からのANAステイタスの獲得条件もそのまま残ります。
以前からあるANAのステイタス獲得はこちらの条件ですね。1年間(1/1~12/31)において、
- 10万プレミアムポイント:ダイヤモンドステイタス
- 5万プレミアムポイント:プラチナステイタス
- 3万プレミアムポイント:ブロンズステイタス
という条件を達成すると、ANAのステイタスを獲得できるという以前からの方法も現在も存続しています。それとは別の制度も登場し、2つの制度の中から自分の好きな方法でANAのステイタスを目指すことが新制度として導入されており、それが「ライフソリューションサービス」というものです。
ANAの「ライフソリューションサービス」なら搭乗回数以外の条件と併用でもステイタスが獲得できる!
ANAのライフソリューションサービスというのは、これまでのANAへの搭乗回数(正確にはプレミアムポイント)の数だけでステイタスを決めるというものではなく、3つの条件の達成度に応じてステイタスを決定する制度で、その3つの条件というのが、
- ANAへの搭乗回数(プレミアムポイント)
- 対象サービスの利用回数
- ANAカード・ANA Payの決済額
というものになります。①はこれまで通りのフライトによるものですが、②と③がフライトではなく、「陸」での活動が評価されるというのが非常に面白いところで、各ステイタスを獲得するための条件は、
ブロンズ | プラチナ | ダイヤモンド | ダイヤモンドMORE | ||
---|---|---|---|---|---|
条件1 プレミアムポイント数 (ANAグループ運航便ご利用分) | 15,000 | 30,000 | 50,000 | 80,000 | 150,000 |
条件2 対象サービスのご利用数 | 4サービス以上 | 7サービス以上 | 7サービス以上 | 7サービス以上 | 7サービス以上 |
条件3 ANAカード・ANA Payの決済額 | 300万円 | 400万円 | 500万円 | 400万円 | 600万円 |
となっています。これを見ると、スーパーフライヤーズカード(SFC)を取得するための条件であるプラチナステイタスになるための条件が、フライトに関しては30,000プレミアムポイントでOKとなっておるので、少ないフライトでスーパーフライヤーズカードを手に入れたい人には非常にいい条件になっています。
(注)ライフソリューションサービスの場合には、ANA便で獲得したプレミアムポイントのみで条件を達成する必要があります。スターアライアンス便は対象外となります。
さて、②の対象サービスというのは、こちらのページに一覧が出ているのですが、
上記の12のサービスがあります。プラチナステイタス獲得なら、この中から7つのサービスを利用する必要があります。狙い目になるのは、
- ANAのふるさと納税
- 空港内店舗(ANA FESTAなど)
- ANA Mall・A-styleでのネットショッピング
- ANAマイレージモールでのネットショッピング
- マイルが貯まるその他加盟店の利用
- ANAカードマイルプラスの利用
- ANA Pocketの利用
この7つなら無理なく達成ができるのではないでしょうか。
また、ANAカードおよびANA Payの決済額に関しては、
とにかく決済をするしかないのですが、カードの決済額を増やす方法としては、
- Amazonギフト券を購入する(Amazonギフト券の有効期限は10年)
- au PAYへチャージ(マスター・アメックスなら可能)
- アメックス百貨店ギフトカードの購入
- 三井住友VJAギフトカードの購入(VISA・マスターなら可能)
なども利用して決済額をとりあえず無理やり増やすのもありかもしれませんね。アメックスの百貨店ギフトカードやVJAギフトカードは、原価割れはしますが、チケットショップで買い取りもしてもらえますからね。とりあえず400万円を達成したい!!!というに人には非常にありがたい制度ではないでしょうか。
なお、下記はANAカード利用額に含まれない点はご注意ください。
下記ご利用分は対象外となります。
- 払い戻した金額のデータが、対象期間中にカード会社からANAに到着した場合
- 対象期間中に対象加盟店から各カード会社あてに決済データが到着しなかった場合
- ANAカード〈法人用〉でのご利用分
- カードに付帯している電子マネー(電子マネー「楽天Edy」、PASMO、Suica、nimocaなど)のご利用分
- 海外発行カード(ANAカード U.S.A.、CTBC ANAカード、Dah Sing ANAカード、中国民生銀行ANAカードなど)ご利用分
- ANA銀聯カードのご利用分
- 年会費、各種手数料(付帯カード発行、マイル移行、ショッピングリボ払い、分割払い、スキップ払い等)、キャッシングサービスご利用分
- ショッピングリボ払い・分割払い・ボーナス一括払いは、ご利用日が対象期間中に含まれていれば、そのご利用金額は対象に含まれます。
- ANAカードからANA Payへのチャージ金額
- 対象のANAカードを紛失、お切り替え、再発行等によりANAマイレージクラブお客様番号、クレジットカード番号が変更となった場合には対象外になることがあります。
- カードブランドを変更した場合、変更前のカードご利用分は原則対象外となります。
ちなみに、複数枚ANAカードを保有している方は、マイル口座を統合していれば利用金額を合算して計算してくれます。ANA VISAとANAアメックスの利用額を合算というようなことも可能ということですね。合算してもらえるので、まだ所有していないANAカードを発行して、入会キャンペーンで大量マイルを獲得しておくのもオススメですよ!
さて、ANAのプラチナメンバー(スーパーフライヤーズカード発行のために必要なステイタス)を獲得するには、
- 5万プレミアムポイントの獲得(以前からの条件)
- 3万プレミアムポイントの獲得 かつ ANAカードで400万円のカード決済 かつ 7つの条件のクリア
のどちらか好きな方を達成すればOKということになります。ビジネスで搭乗回数が多いような人なら、5万プレミアムポイントでステイタス獲得の方が簡単でしょう。また、毎年カード利用額が400万円ほどあるような人なら3万プレミアムポイントで済む後者の方が簡単でしょうね。
みなさんはいかがですか?ステイタスの維持や取得を検討している方は、旧制度の方が利用しやすいですか?新制度の方が個人的には楽だったりしますか?
コロナ禍において導入された新制度なので、いずれこの新制度が消滅するなんてこともあるかもしれませんし、逆にANAがフライト以外にも力を入れることになり、この新制度のみが存続し続けることになる可能性も0でないかもしれません。
ANAのステイタス、ANAのマイル、どちらも楽しんでくださいね!
上級ステータス獲得のために、クレジットカードを作るとか保険に入るとか不動産を買うとか、血迷ったのかな?という印象です。
ステータス延長もキャンペーンに応募しなければ延長されなくて、会員を減らそうとしているみたいですし。
かなり経営が苦しいのではないでしょうか。
統合してもおかしくはなさそうですね。
コロナで大変な状況ですが、ANAにはこれで踏ん張ってもらいたい物です。
リーマン旅ちゃんねるさん
本当にそう思います。航空会社が統合するなどという噂も耳にすることもありますが、こればかりは噂であってほしいですね。