【陸マイラー必須!ANA東急カード!!】年会費が安いのに還元率1.3%と高い!!!そして、毎年継続ボーナスマイルも1,000マイルもらえるし、ポイントをANAマイルに交換レート75%で移行する「TOKYUルート」も利用できる。これは魅力満載というか、陸マイラー必須。
この記事では、ANAマイルを貯めるために陸マイラーとして絶対に保有しておいてほしいANAカードの紹介をします。このカードの最大のメリットは、カード利用時の還元率ではなく、このカードを所有している人だけが技を使えるからなんですよ。めちゃくちゃ重要ですからね!!
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードを所有していますかね???通称「ANA東急カード」と呼ばれるクレジットカードです。
三井住友カード株式会社が発行する、ANAカードの1枚なのですが、注目度が急激に上昇しており、ANAマイルを貯める陸マイラーがメインのクレジットカードにしてもいいようなスペックのクレジットカードです。
- 陸マイラーのポイント最重要マイル交換方法「TOKYUルート」が使える
- 年会費が安い
- 還元率が高い
- 継続ボーナスマイルが毎年もらえる
- フライトボーナスマイルがもらえる
- TOKYU POINTがかなり貯まる
などのメリットがあるので、所有しておかないと損というか、所有しておかないとTOKYUルートが使えない、つまりANAマイルが全然貯まらないというレベルのマジで重要なクレジットカードなんです。
ANAカードの入門編としても、超オススメなので、是非「ANA東急カード」を所有してみませんか?メリット・魅力を総整理したいと思います。
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードの年会費・還元率等の基本スペック
まず、年会費やポイント還元率などの基本事項を一覧表にしておきます。
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード | |
---|---|
国際ブランド | Master |
発行会社 | 三井住友カード |
年会費(税抜き) | 2,000円(初年度無料) |
年会費割引後 | 751円(マイ・ペイすリボに登録し、年に1回以上のリボ払いの手数料の支払いがある場合) |
家族カード年会費 | 1,000円 |
家族カード年会費割引後 | 475円 |
ポイント制度 | 200円=1ポイントのVポイント(旧ワールドプレゼント) |
Vポイント有効期限 | 2年 |
ANAマイル移行レート | 1ポイント=1 or 2マイル |
10マイルコース登録料 | 6,000円 |
最大マイル還元率 | 1.3% |
フライトボーナスマイル | 10%UP |
入会ボーナスマイル | 1,000マイル |
継続ボーナスマイル | 1,000マイル |
交通系IC | PASMO |
TOKYU POINT | TOKYU POINT加盟店でVポイントントとは別に3~10%相当のTOKYU POINTが加算 |
空港内ANA FESTA | 5%オフ |
機内販売 | 10%オフ |
これから内容を詳しく説明していきますが、
- 年会費が1,000円以下
- 毎年継続ボーナスマイルが1,000マイルもらえる
- 還元率は最大1.3%
- フライトボーナスマイルが10%加算
- ANA FESTAや機内販売が5~10%オフ
これだけの内容でも、十分に年会費以上のメリットがあると思います。楽天カードなんかは、年会費無料で還元率1%のクレジットカードですが、ANAマイルに交換するとポイントが半分になるのでANAマイル還元率は0.5%です。1.3%の1/3程度です。しかも、継続ボーナスマイルももらえないし、フライトボーナスマイルもないんです。
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードは、メインのクレジットカードにする価値も十二分にあるカードです。
では、年会費や還元率などの詳細の説明です。特にANAマイルの還元率が、最大で1.3%になるというのは、是非知っておいてください。年会費1,000円以下のカードで、これだけの還元率のカードはないですからね。ここは最後にじっくり説明します。
まず、ポイント還元率以外のメリットをしっかり説明しておきます。なかなか魅力あると思いますよ。
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードは年会費が安い!!!
まず、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードですが、三井住友カードの発行するクレジットカードには年会費の割引というものがあります。
- マイ・ペイすリボに登録し、年に1回以上のリボ払いの手数料の支払いがある
- カードご利用代金WEB明細書サービスの利用で年会費割引
という2つの割引があります(公式ページはこちら)。
ただし、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードは、この2つの割引を重複して受けることができずに、割引の大きい方のみ適用になります。割引が大きいのは、「マイ・ペイすリボに登録し、年に1回以上のリボ払いの手数料の支払いがある」の方で、これを適用した後の割引後年会費は、
- ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードは751円+税
となります。
実は、通常のANA VISA一般カード/ANA Master一般カードより交通系ICのついているカード(ANA TOKYU、ANA Suica、ANA nimoca)の方が、年会費が安くなるので、お得度は高いと思います。年会費は最安値で、なんと751円+税!!!これは安い。
では、次にこのクレジットカード「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード」で貯まる3つのポイント
- ANAマイル
- Vポイント
- TOKYU POINT
についてもう少し詳しく解説しておきます。
ANAマイル、ワールドプレゼント、TOKYU POINTの3つのポイントが貯まり、すべてANAマイルに交換可能!!!
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードは、3つのポイントが貯まるのが特徴のクレジットカードで、そのどのポイントもANAマイルに交換し、ポイントをANAマイルに集約することが可能です。
3つのポイントというのが、上記の
- ANAマイル
- Vポイント(旧ワールドプレゼント)
- TOKYU POINT
になります。ワールドプレゼントはVポイントに名称が変更になっています。
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①ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードでフライトボーナスマイルが10%加算&毎年継続ボーナスマイルが1,000マイルもらえる
まず、ANAマイルに関してです。
ANAマイルを貯めるためには、ANAマイレージクラブにアカウントを作成する必要があります。アカウントだけなら、ANAカードを発行しなくても、無料で作成することができ、誰でもANAやANAの提携航空会社(スターアライアンス系や、独自提携している航空会社)に搭乗した際には、ANAマイルを貯めることが可能です。
貯めたANAマイルの使い方としては、「特典航空券」に交換するのが圧倒的な人気です。
さて、実はANAカードを保有していると、ANAに搭乗した際にはボーナスマイルが加算され、通常時より10%~50%アップするというのが特色です。
- 一般カード:10%アップ
- ゴールドカード:25%アップ
- プレミアムカード:50%アップ
となっており、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードは一般カードの分類なので、10%フライトボーナスマイルが加算されます。
また、このANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードは保有しているだけで毎年継続ボーナスマイルが1,000マイルもらえます。年会費最安値で751円+税なのに・・・。
そして、「ANAカードマイルプラス」という制度があり、ANA提携店(ANA、高島屋、ENEOS、セブンイレブンなど)では、カード利用とは別に100円=1マイル or 200円=1マイルが加算されるというサービスもあります。
10万円分のANA航空券購入なら、カードのショッピングマイルとは別に1,000マイルも加算されることになります。
つまり、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードを所有することによるANAマイルの関するメリットは、
- フライトボーナスマイルが10%アップ
- 継続ボーナスマイルが毎年1,000マイル
- ANA提携店で100円=1マイル or 200円=1マイル加算
という3点になります。年会費が最安値で751円+税なので、一瞬にして元は取れるという感じですね。
②カードのショッピング利用で、三井住友のVポイントが貯まる。200=1ポイント=1 or 2ANAマイル獲得できる。
さて、次はクレジットカードを利用してショッピング利用をした場合に貯まるポイントの解説です。クレジットカードを所有するにあたり、1番気になるのが、このカード利用時のショッピングで貯まるポイント還元率だと思います。
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードを利用して貯まるポイントは「Vポイント(旧ワールドプレゼント)」という名称のポイントです。
基本的に、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードをショッピング利用すると、200円=1ポイントのVポイントが貯まります。Vポイントは、1ポイント=1 or 2マイル(2倍コース登録時)でANAマイルに移行することが可能です。200円=1ポイント=2マイルなら、100円=1マイルで還元率は1%ということを意味しますね。
これがANAカードの大きな特徴で、三井住友カードなら、ANAカードでなくても、カード利用でVポイントが200円=1ポイント貯まるのですが、ANAカード以外のカードだと、ANAマイルに移行する際には1ポイント=0.5マイルにしかならないんですよ。
それが、ANAカードなら、1ポイント=2マイルにもなるんです。
ANAへのポイント移行が高レートになるという特色があります。
ちなみに、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードをうまく活用すると最高還元率は1.3%つまり100円で1.3マイル相当が貯まります。この話は、非常に重要ですし、還元率を高くする方法を知りたい人も多いと思うので、この記事の後半でじっくり解説します。
③TOKYU加盟店でTOKYU POINTも加算される。TOKYU POINTもANAマイルに移行可能。
実は、このANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードは、東急系列(東急百貨店など)を利用する人には、更なるボーナスがあります。
カード利用時には、200円=1ポイントのVポイント(=2マイル)のポイントが貯まることを先ほど説明しましたが、実は東急系列店でカード利用をすると、追加でTOKYU POINTも加算されるんですよね。
- 渋谷・本店
- 渋谷駅・東横店
- 渋谷ヒカリエ ShinQs〈シンクス〉
- HINKA RINKA 〈ヒンカリンカ〉 銀座
- 吉祥寺店
- たまプラーザ店
- さっぽろ店
- 町田東急ツインズ イースト1階(レ・シ・ピ町田)
- 日吉東急アベニュー 本館1階 食品売場
- 二子玉川 東急フードショー
- レ・シ・ピ青葉台
- 武蔵小杉 東急フードショースライス
- 東急フードショースライス 目黒駅店
- 東急フードショースライス 自由が丘駅店
- mikke〈ミッケ〉東急プラザ蒲田店
- 東急百貨店ネットショッピング(クレジットでのご利用に限る)
この付与されるTOKYU POINTがなかなか大きくて、なんと最大10%もTOKYU POINTが付与されます。
付与されるTOKYU POINTは、東急百貨店での年間のショッピング額により変動し、
最低でも3%加算、50万円以上のカード利用なら5%、100万円以上になると10%とランク分けされています。東急百貨店をはじめとする系列店を利用している人には、めちゃくちゃ大きなポイントだと思います。
このTOKYU POINTですが、1ポイント=1円で東急系列店で利用したり、PASMOにチャージして利用も可能ですが、このTOKYU POINTもANAマイルに交換することも可能です。
交換は、1,000 TOKYU POINT = 750 ANAマイルです。
実は、これはかなりすごいことで、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード以外のTOKYUカードを保有している人も、TOKYU POINTをANAマイルに交換することが可能なのですが、交換は1,000ポイント=500マイルの交換レート50%なんです。ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードを所有している人だけが、ANAマイルへの交換レート75%と優遇されているんですよね。
東急圏で生活している人がかなり羨ましいです。
④【最重要】TOKYU POINTは陸マイラーの生命線。ポイントサイトから移行する際にレートが75%になる「TOKYUルート」が活用できる。
ということで、このANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードは、TOKYU POINT圏内で生活している人には相当強みがあるクレジットカードなのですが、TOKYU POINT圏内に住んでいない自分にも、実は陸マイラー活動をする上で最重要のクレジットカードになっています。
それが、「TOKYUルート」と呼ばれるものです。
陸マイラーは、「ハピタス」「モッピー」といったポイントサイトをフル活用して、貯めたポイントをANAマイルに交換しているわけですが、そこで重要になるのが、「TOKYUルート」になるんです。なぜなら、ポイントサイトからの交換レートが「TOKYUルート」が75%と最もレートが高いからなんです。
- 楽天ポイント:ANAマイルへの交換は1ポイント=0.5マイルの50%
- Tポイント:ANAマイルへの交換は1ポイント=0.5マイルの50%
- nanaco:ANAマイルへの交換は1ポイント=0.5マイルの50%
ですよね。が、TOKYUルートは別次元の75%なんです。
そして、この「TOKYUルート」を利用するには、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードを保有していることが必須なんですよね。
これを利用すると、超効率よくANAマイルが貯まるので、TOKYUルートは陸マイラーが絶対に確保しておくべきルートなんです。
2019/6に陸マイラーの世界に登場した、注目のANAマイルへの交換方法です。詳細は下記でじっくり解説していますので、知らない人は是非読んでください。
この「TOKYUルート」が利用できるのは、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードを保有している人だけというのが大きなポイントです。持っていないと、TOKYUルートは使えないという点で非常にエッジの効いたクレジットカードですね。なので、保有するしかないと思っておきましょう!!
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードの入会キャンペーンの紹介
「お!!!こりゃ、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードを発行せなあかんわ!!!」
と、あまり急いで発行する前に必ず知っておいて欲しい情報があります。どうやって入会するのが一番お得なのかという点です。
実は、うまく入会すると、入会時に大量のANAマイルが獲得できます。その方法を、下記の記事に総整理しているので、入会前には必ず読んで、お得に入会してください。
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ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードの還元率を1.3%にする方法を徹底解説
では、一番気になるであろう、クレジットカードの還元率の話です。この記事で紹介しているANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードは実は最高還元率は1%ではなく、1.3%です。
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードは、100円=0.5マイル or 1マイルと思っている人はカードの基本中の基本は理解していると思うのですが、重要なところまでいきついていません。
ここでは、還元率を最大の1.3%にする方法を紹介&徹底解説しておきます。なかなか、公式サイトの中には、ここを詳しく書いてくれていません。公式サイトは、こういった技的なものはあまり書かない傾向にあります笑。
けっこう長い記事ですが、カードを発行したあとでもいいのでじっくり読んでみてください。
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードのポイント有効期限とマイル移行レート
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードのポイント制度を少し詳しく解説しておきます。
本来、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードを利用するときに付与されるポイントは、三井住友カードのVポイント(旧ワールドプレゼント)というものが200円につき1ポイント付与されます。このVポイントは1ポイント=1円の価値があり、カードの支払い額などに充当できるのですが、ANAカードのメリットはVポイントをANAマイルに交換した際の交換レートが非常に優遇されているという点です。
そのVポイントをANAマイルに移行する際のレートですが、
- 1ポイント=1マイルの1倍コース
- 1ポイント=2マイルの2倍コース
- 1ポイント=3マイルの3倍コース
の3つのコースが基本となります。
ANA VISA/Masterの一般カードは、もともと1倍コースに設定されており、2倍コースするには別途年間6,000円+税の2倍コース登録料が必要です。2倍コースで、200円=1ポイント=2マイル、つまり100円=1マイル相当なので、還元率は1%、1倍コースは0.5%になるということを意味します。
なお、一つランクが上のANA VISA/Masterワイドゴールドカードは、もともと2倍コースに自動登録されていますし、3倍コースは年会費80,000円+税のANA VISAプラチナプレミアムカードのみ対象となります。このあたりが年会費の高いカードの強みではあります。
また、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードの場合はVポイントの有効期限が2年です(ゴールドカードは3年、プラチナカードは4年)。ANAマイルに移行してからの有効期限が3年なので、合わせると最長5年までポイントの期限を伸ばすことができるため、長期間にわたりポイントを貯めることが可能です。
また、VポイントをANAマイルにするには、自動移行方式と、応募移行方式があります。自動移行コースにすると、自分で移行する手間は省けますが最初からANAマイルになるので、有効期限は3年になってしまいます。応募移行方式(サイト上で自分でマイルに移行する方法)にしておくと自分で移行する手間が生じますが、最大5年まで有効期限を伸ばすことが可能になります。
なので、個人的には応募移行方式コースをオススメしています。
以上が、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードのド基礎になります。まずはここまでを確実に理解しておきましょう。ここまでの内容だけでも、悪くないカードだなと感じる人もいるでしょうね。
あれ??最高還元率は1.3%って言ってなかった?あとの0.3%はどこから出てくるのという方。ここからが還元率1.3%にする方法を徹底解説です。
Vポイントには通常ポイントとANAカード専用ポイントあり
下記が自分のANA VISAカード(自分の場合には、ANA VISAワイドゴールドカードですが、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードと思って記事を読んでもらって問題ありません)に保有しているVポイントです。
実はVポイントには、2種類あり
- 通常ポイント
- ANAカード専用ポイント(ANAマイル移行可能ポイント)
まず、この2つの違いを理解しないといけません。上記でいうと、
- ANAカード専用ポイント:2,094ポイント
- 通常ポイント:残りの全ポイント、つまり152,409ー2,094=150,315ポイント
です。
ANAカード専用ポイントとは?何マイルになるの??
ANAカード専用ポイントは、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードの利用200円につき1ポイント付与されるVポイントで、これは先ほども解説しましたが、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードの2倍コースなら、1ポイント=2マイルに交換できます。
1ポイント=2マイルにできます。
自分のケースだと、
2,094ポイントは2倍の4,188マイルになるということですね。
通常ポイントとは?何マイルになるの??
それから、ANAカード専用ポイント以外に通常ポイントというものもあり、この通常ポイントのANAマイルへの移行レートと貯め方をしっかり理解する必要があります。
まず、通常ポイントがANAマイルに移行すると何マイルになるのか説明します。
通常ポイントは、ANAカード専用ポイントとは異なり、残念ですが、1ポイント=2マイルにならないんですよね。
小さな字ですが、1ポイント=0.6マイルと書かれているんです。
通常ポイントは、1ポイント=0.6マイルというレートでANAマイルに交換になります。
どうやっても2マイルにはならないので注意して下さい。ここまではいいですかね?通常ポイントとANAカード専用ポイントでは、同じVポイントでもマイルに交換するレートが異なります。
さて、自分の所有ポイントだと、150,315通常ポイントは×0.6で90,189マイルになるということです。けっこうなポイント数を保有しているわけですが、この通常ポイントをうまく貯めていくと、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードの還元率がUPし、1%から1.3%になるんです。
通常ポイントは「マイ・ペイすリボの利用」で獲得しろ!!前年度カード利用額のボーナスは廃止。
さて、次は通常ポイントの貯め方の解説です。自分は、150,315ポイントの通常ポイントを保有していますが、この通常ポイントの獲得方法は、
- マイ・ペイすリボの金利発生時のボーナスポイント
- 前年度のカード利用額によるボーナスポイント
という、2つの方法で獲得ができていたのですが、こちらの記事で書いたとおり、2つ目の「前年度のカード利用額によるボーナスポイント」は2021/1で廃止になりました。
ということで、ここからは1つ目の「マイ・ペイすリボの金利発生時のボーナスポイント」というものに関して詳しく解説します。
こちらの公式のリンクにマイ・ペイすリボのことが詳しく出ているのですが、このマイ・ペイすリボという制度を利用すると2つのメリットがあります。
リボ払いとは、一言で言うと、クレジットカードの請求を自動的に分割払い(月々の支払額が3万円になるように設定したりする)にしていく制度です。分割にすると金利が発生してクレジットカード会社の利益になるので、最近はどのクレジットカード会社もリボ払いという制度を導入して積極的に勧めてきます。
ただし、金利が発生してしまうので、我々クレジットカード利用者側としては本来は嬉しい話ではないです。
マイ・ペイすリボには
- 年会費が安くなる
- ボーナスポイントがもらえる。
という2つのめちゃくち大きいメリットがあります。
1)マイ・ペイすリボの年会費割引制度に関して
最初にも書きましたが、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードは年会費は2,000円+税ですが、こちらの三井住友カードのホームページに安くする方法が書いています。2,000円の年会費を安くすることが可能で、751円+税になるんでしたよね。
2)マイ・ペイすリボのボーナスポイント「Vポイント2倍」に関して
こちらが年会費の割引以上に重要になる、マイ・ペイすリボのメリットなのですが、ホームページ上だと少しわかりにくいかもしれませんので解説します。
上記のように、三井住友カードのサイト内に書いています。
わかりにくい表現ですが、カードをリボ払いにして、金利が発生したら、その月のVポイントが+0.5%になりますよって書いてあります。
+0.5%ということは、元々カード利用時には200円=1ポイントの0.5%だったので、そこに+0.5%が加算されるといことはVポイントが2倍になるということなんです。
さて、自分のVポイントの獲得明細を詳しく見ておくと、
上記のようになっており、174,400円を利用しているので200円=1ポイントで、下段にある872ポイントをANAカード専用ポイント(ANAマイル移行可能ポイント)として獲得していますよね。
それと同時に、上段に同じ872ポイントを同じ日付で獲得しています。これは明細を見ると、「マイ・ペイすリボ特典」と書かれていますよね??こちらが、マイ・ペイすリボで獲得したボーナスポイントなんです。やはり、マイ・ペイすリボを活用すると、ポイントは2倍になるんですよ!!!
ただし、要注意なのは、この上段のマイ・ペイすリボで獲得したボーナスポイントは、ANAカード専用ポイントではなく「通常ポイント」となっていますよね?通常ポイントは、残念ですが1ポイント=2マイルではなく、1ポイント=0.6マイルでしかANAマイルに移行ができないので、Vポイントは2倍になっても、残念ですがANAマイルが2倍になるわけではないんですよ。
ANAマイル換算で計算するとどうなるのかというと、10,000円のカード利用時には、
- 200円=1ポイントのANAカード専用Vポイント:50ポイント=100マイル(1ポイント=2マイル)
- 200円=1ポイントのマイ・ペイすリボのボーナス通常ポイント:50ポイント=30マイル(1ポイント=0.6マイル)
の合わせて、100マイル+30マイル=130マイル獲得です。つまり、100マイルから130マイルにアップするので、ANAマイル還元率は1%から1.3%になるということなんです。
これが還元率が1%から1.3%になるとこれまで記事の中で書いていた話になります。ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードの最高還元率は1.3%なんです。
さて、あとはマイ・ペイすリボでVポイント2倍、ANAマイルを1.3%分もらう具体的な方法を知りたいですよ。
マイ・ペイすリボでボーナスポイントを獲得するための条件は、
「カードをリボ払いにして、金利が発生したら、その月のVポイントが+0.5%」
です。つまり、1円でも金利が発生すればいいですよという解釈が可能です。1円でも金利が発生すればいいというのがポイントです。
マイ・ペイすリボの金利は年利15%、月あたり15÷12で約1.25%です。リボの残金が1,000円あれば、金利は12円ほど発生しますということです。これでもボーナスポイントがもらえるんです。リボの残金が10万円で金利が1,200円でも、はもらえるボーナスポイントは同じです。
なら、リボの残金を減らして、金利をできる限り少なくしておくといいですよね。
では、具合的なマイ・ペイすリボを利用する手順を紹介しておきましょう!!
マイ・ペイすリボで支払額の変更を行い、金利をトコトン下げる具体的手順
マイ・ペイすリボのボーナスポイントを、できる限り金利の支払いを低くして獲得しましょう。とにかく1円に近い金利で済ませたいところですよね。
その際に、やるべき実際の手順の説明です。
1)まず三井住友カードのホームページからVpassにログイン
https://www.smbc-card.com/memx/revo/revo_link_index.html
2)マイ・ペイすリボの月々の支払いを最低額の1万円にしておく
こんな感じで元金定額コース1万円にでも設定しておきましょう。これは1回やれば、以後行う必要はありません。変更しない限り、最低額1万の設定が継続されます。そうすると、月に30万円使っても、支払いは1万円で、翌月に残額29万円が回されます。
ただ、そんなことすると29万円に金利1.25%ほどかかるので3,000円以上の金利の支払いが必要になります。これは損ですよね。なので、毎月、支払い額を臨時増額をして、金利を減らす必要があります。
先ほど書いた通り、金利は1円でもいいのがポイントです。
3)毎月25日頃のメールが来た後に臨時増額する
臨時増額の方法ですが、毎月25日頃にメールで支払い額の決定が届くので、その後に変更しましょう。Vpassにログイン後、
→「お支払い金額変更」を行う。
→次回お支払い「増額」申込を行う。
→「次回」のみの支払い増額を行う。
→「一部追加して支払う」を選ぶ。
全額は支払わないでください!金利発生しません!ボーナスポイントがもらえないですからね・・・。
追加支払いは1,000円単位で選べます。追加支払い可能額が267,280円あるので、仮に266,000円追加で支払います。すると残金は1,280円なので、金利は15円程度で済むのです。これだけで、毎月通常ポイントと同等のプレミアム・ボーナスポイントがもらえます。
毎月1回の作業です!!!
少し面倒かもですが、マイルを貯めるために自分は必ずやります。慣れれば簡単です。そして、まじでお得です。
はい。上記の方法で、ボーナスポイントを毎月獲得するのは、はっきりいうと面倒です。
が、年間300万円のカード決済の場合は、15,000ボーナスポイントが付与されます。これは、1ポイント=0.6マイルなので、9,000マイルに相当します。
このマイル、あなたはほしくないですか???
【注意】 自分のやったミス。ボーナスポイントがもらえない???
注意点を一つ。
上記にて、残額が262,927円あるので、262,000円追加で支払い、残金927円じゃダメなのという声が聞こえてきそうなので、注意点を。
自分のポイントの明細です。右の欄がボーナスポイントなんですが、毎月リボの増額支払いしていたのに、1月は0なんです。。。。つまりマイ・ペイすリボのポイントがついていない涙。
実はリボの金利を発生させるには、残額が少なすぎると金利がつかないことがあるので要注意です。自分は残額を1,000~1,999円になるように毎月増額することにしました。金利は月10~20円程度で済むので、確実にプレミアム・ボーナスポイントもらうために残金を1,000円強にしています。
あと、臨時増額をし忘れて、1,000円以上の金利を払ったこともあります涙。
まとめ「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード」の魅力とは
このANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードは、ANAマイラー初心者には超いいカードだと思っています。
- 最高還元率1.3%(ANA VISA/Masterワイドゴールドカードと同じ)
- 年会費最安値751円(別途10マイルコース登録料も最低3年で6,000円)
- 継続ボーナスマイルが毎年1,000マイル
とこれだけでも超魅力的です。ただ、これは他のANAカードにもある魅力です。
ここに追加して、
- TOKYU POINTが追加で貯まる
- TOKYUルートを利用してポイントサイトからANAマイルに交換レート75%で交換できる
という2つの魅力を追加したものが、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードです。
最も価値があるのは、最後のTOKYUルートが利用できるという点です。TOKYUルートが利用できるのは、ANA東急カードを所有している人だけなんです。なので、もう所有しないと陸マイラーが始まらないんです。
すぐに発行しましょうね!!!!タイトルにメリット・デメリットなんて書きましたが、デメリットなんて特にないような万能カードではないですかね??あえて言うなら、ゴールドカードに比べると限度額が少ないとかあるかもしれませんが、陸マイラー初心者はこのカードからスタートが基本中の基本であることは間違いないでしょう。
また、クレジットカードの決済だけで貯まるマイルは、めちゃくちゃ多くないとは思います。マジでビジネスクラス特典航空券なんかを狙いたい陸マイラーは、ポイントサイトの利用も必須ですよ。詳しくは下記どうぞ。
すけすけさん、いつも有益な情報をありがとうございます。
ANA Amexカードを持っています。
そして昨年ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードを作り、還元率を考えるとこれをメインカードにしました。
主人と旅行するのに、このカードの家族カードを作るか本人が本会員で作るか悩んでいます。
どちらがマイルが使うのに有利でしょうか?
教えて下さい よろしくお願いします
えくぼさん
どちらにしても家族マイル合算が可能なので、どちらでもいいと思いますが、本カードだと毎年1,000マイルもらえるのが有利かもしれません。
はじめまして、いつも楽しく読ませていただいています。
地域限定情報ですが、TOKYU POINTの取得について東急沿線に住んでいる方は東急ストアで日常の買い物をすると通常の買い物ポイントの他に特別ポイントが付きます。たとえば2000円買い物するとプラス100ポイントクーポン、ポイント5倍付けの3日間有効クーポンが月に数枚。月間3万円以上買い物すると自動的に250ポイントなど月3万円程度の買い物で毎月1000ポイント程度貯まります。
コロナの影響で巣ごもり用の食料品の買い物が増えた分百貨店系カードでのポイント化は結構効率上がっています。
NabeRunさん
色々と情報いただきありがとうございます!
かなりのTOKYUポイントが貯まりそうですね。ANAマイルへの交換も効率がいいですし、非常に羨ましく思います。
返信ありがとうございます。
ANAマイルとVポイントが付いたうえで貯まるのがうれしいですね。実はこのほかにLINEフレンド登録をすると時々キャンペーン商品があって500円くらいのチョコを買うとボーナス50ポイントとか買い物時には楽天スーパーポイントも別に200円で1ポイントがついて3重、4重にポイントが取れます。SFCをもっているのですが東急系はこちらのカードが完全にメインになっており、時々SFCのリボ払いが届かなくてボーナスをもらいそびれる時も。日常の買い物を半年くらいすると国内線に乗れてしまうくらい貯められます。感謝
唯一のデメリットはSFC目指すならもう一枚ANAカードが必要ってことですかね
タピオさん
そうですね、SFCにはできないので、その時は検討必要ですね。
いつかゴールドカードとSFC出たらいいですね!
はじめまして!
陸マイラーデビューしたばかりで、勉強させていただいております。
そこで質問ですが、こちらの記事には、
基本は5マイルコースの応募方式にしながら、3年に1度だけ10マイルコースにする。お得度を追い求めるなら、これがベストになりますので、上記記事で方法を確認しておきましょう。
と記載されております。しかし、ANA VISA一般カードの10マイルコースの登録料の支払いを1/3の2,000円にする方法。の記事を読ませていただくと、
10マイルコース応募方式にしておいて、マイルに移行するのを3年に1年度のみとすれば、マイルへ移行しないその他2年は10マイル応募方式であっても¥6,000(税別)はかからないとの解釈ができます。
手間を省くため、10マイルコース応募方式にしておきたいのですが、どちらの記事が正しいですか?
チョコ子さん
三井住友側のルールが変更になったりすることもあり、古い記事の修正ができていないのですが、
https://www.smbc-card.com/mem/wp/ana_auto.jsp
こちらの内容が現在の内容になります。
10マイルコース(現2倍コース)の応募方式にしておけば、マイル移行しない年には手数料はかかりません。一度移行すると、その年に追加で手数料を取られることはないので、2021年度はポイントを貯める、2022年度にマイル移行するという流れにすれば2年に1度の手数料で済みます。Vポイントの有効期限が2年なので、2年以内にマイル移行する必要があることだけご注意ください。
ご丁寧なご回答、ありがとうございました。自分が申し込み時にどのコースを選んだのか記憶がないですし、vpassにも記載がないので、念のため自動以降コースの解除申請をしておきました。
陸マイラー初心者ですので、とりあえずこちらのカードをメインカードにすることにしました。
貴重な情報を教えていただき、ありがとうございました。
すけすけ様
質問です!Gポイント矢印キューポにポイント交換しようとすると、SUGOCAポイントの初回登録をします、と言われ、SUGOCA番号17桁を求められます。SuicaのようなSUGOCAのチャージカードの作成が必要ですか?
華麗南蛮さん
表示されますかね?自分の場合は、初回登録としてJQ会員番号の16桁ですね。。。
はじめまして、福岡在住で、これからキャッシュレス、マイルを貯める、を考えているところなのですが、
噂の、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードかニモカにするかで悩んでいます。
九州在住でもTOKYUカードの方がよいですか?
ポイントサイト→TOKYUルートを今後どのくらい活用していくかわからないのですが、nimicaは生活圏内のお店、ポイント10倍のときなどにも使っているし、
デメリットのひとつである交換機の問題はクリアできますので、、あと悩むのは75%と70%の交換率なのですが、、75%を選んでおくべきでしょうか。
他にJQエポスゴールドなどもインビ修行中なので
すがまわりはTOKYUカード推し一択で、、。
2枚とも死蔵カードとしてもつことなども、この先あるかもしれませんができるだけシンプルにしておきたくて、
相談できるような人が身近にいないため、アドバイスいただければ幸いです。
えるさん
自分の生活範囲では、ニモカの重要性がわからず、TOKYU一択になってしまうんですよね・・・
最終的には2枚持ちも検討しながら、今の時点ではTOKYUを保有するというのが大半の陸マイラーの選択にはなるとは思います。
こんにちは。素晴らしいブログをありがとうございます。私は経済に疎く、でもマイルをためて旅行に行きたいため、夫にこのブログを紹介し、2人で技を検討しておりました。そこでスケスケさんに質問させていただきたくメールいたしました。我が家は年に300万のクレジットを使えば7万円の還元があるカード(年会費2万)だから、それを使い、航空券は安いものを購入する形がよいのかと考えましたが、これについてスケスケ様の率直なご意見を教えていただければ幸いです☆宜しくお願い致します。
あきままさん
還元率2%超えはいいカードだと思いますよ!具体的には何のカードになりますかね??
あと、カード還元額とは別に
・カードの入会キャンペーン
・ポイントサイト
の2点は自分の中ではかなり重要度は高くなっています。
いつも楽しく勉強させて頂いてます。私は陸マイラー初心者ですがとりあえずANA スーパーフライヤーズVISAワイドゴールドカードを所持しております。このカードを持っていればANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードの機能の多くをカバーしているので、東急カードは東急ルートの為のサブカードとして考えてますがこの考え方で宜しいでしょうか?因みにスケスケさんと同じ様な位置付けとして東急カードを利用されているのでしょうか?
フーミンさん
はい、自分もワイドゴールドカードのSFCがメインで、TOKYUカードは、TOKYUルート用に保有している感じです!
私はこれがメインカードですが、75%移行が可能な現在、プレミアム/ボーナスポイントを
60%でANAマイルに替えるのは損だと思っています。
200WP(千円分)をANAマイルにすると600Mマイルにしかなりません。
それをせずに、その分を千円分の楽天Sポイント等に替えれば、現金千円分として使えます。
その千円分を、ドットマネー(常時10万Pくらいは保有しているべき)から
Tokyuルートで移せば、75%である750マイルになりますね。
実際はもっとまとめてやってますが、この方が明らかに得だと思います。
fin112358さん
バイマイル的に考えて、そのように流すのはありですよね。