ANA VISA/Master一般カードは10マイルコース?5マイルコース?自動方式?応募方式?どちらがいいの??10マイルコースの年間登録料6,000円+税を毎年支払っていませんか???必見のお得技。
ANA VISA/Master一般カード(ANA VISA Suicaカード、ANA VISA nimocaカード、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード含む)をメインカードとして、所有している方。
あなたは
- 10マイルコース
- 5マイルコース
どちらに登録していますか???
これらのANAカードは、ショッピング1,000円=1ポイントのワールドプレゼントが付与されます。そのワールドプレゼントは、
- 1ポイント=5マイル
- 1ポイント=10マイル
のどちらかで、ANAマイルに移行できるので、当然レートが高い10マイルコースを選ぶこと人が多いと思いますが、10マイルコースは登録料が年度毎(4/1~3/31)に6,000円+税も必要になります。
年会費とは別途必要になる経費なので、年会費とあわせるとけっこうな金額になりますよね。
これ、1/3の2,000円で済ませる方法は知っていますか????
この記事では、そこを整理しておきます。手間は多少かかっても、とにかく安くお得にしたい人向けの記事です。
登録コースは応募方式にしておけ
ANA VISA/Master一般カード系には、ポイントコースが4つあります。
- 自動方式5マイルコース
- 応募方式5マイルコース
- 自動移行10マイルコース(年度毎に6,000円+税)
- 応募方式10マイルコース(年度毎に6,000円+税、ただしマイル移行しない年度は請求なし)
の4つがあります。
自動移行にしておくと、クレジットカード利用で貯まったポイント(1,000円=1ポイントのワールドプレゼント)は、勝手にANAマイルに移行してくれます。便利といえば、便利なのですが、この方法はお得ではないことを説明しておきます。
応募方式にしておくと、自動ではANAマイルに移行してくれなく、自分で手動で移行することになります。これの最大のデメリットは、自分で移行しないとポイント有効期限が切れてしまう点です。ワールドプレゼントの有効期限は2年です。なので、最悪2年以上放置しておくと、有効期限が来てポイントが消失します。
(注)ワールドプレゼントの有効期限はゴールドカードなら3年、プラチナカードなら4年になります。
が、個人的には応募方式を圧倒的におススメします。
自動方式でも、プレミアム・ボーナスポイントは有効期限2年以内に手動で移行が必要
まず、そもそもですが、自動移行でもすべてを自動で移行してもらえるわけではないんです。
これは、自分のワールドプレゼントの残高ですが、
- 獲得・調整ポイント(通常ポイント)
- プレミアム・ボーナスポイント
の2種類のポイントが付与されるんですよね。
1つ目の通常ポイントは、1,000円=1ポイント付与されるカードをショッピング利用した際に付与されるもので、これは1ポイント=5マイル or 10マイルでANAマイルに移行できます。自動方式なら、勝手に移行してくれます。
問題は2つ目。
三井住友VISAの発行するクレジットカードは、プレミアム・ボーナスポイントというものも付与してくれます。
- 年間の利用額によるプレミアム・ボーナスポイント
- マイ・ペイすリボによるプレミアム・ボーナスポイント(詳細こちら)
の2つが付与される代表例なのですが、1つ目の年間利用額によるプレミアム・ボーナスポイントなんかは、利用金額が増えると誰でも勝手に付与されていくんですよね。一度、アカウントにログインしてみてください。付与されていたりしますので。
年間の利用額が50万円以上なら、ステージV1で10万円利用ごとに10ポイントが付与されていたりします。
問題になるのは、このプレミアム・ボーナスポイントに関しては、自動方式コースの人でも自動ではANAマイルに移行してくれないんです。なので、自動方式コースの人でも、どうせ2年に1回は手動での移行が必要になるわけですよ。つまり、応募方式も自動方式も実は手間は大して変わらないと。なら、メリットのある方にしたら?ということになるわけです。
知らずに、プレミアム・ボーナスポイントの有効期限がどんどん切れている人もたくさんいると思います。注意しましょうね。
通常ポイントは1ポイント=5マイル or 10マイルでANAマイルに移行できますが、プレミアム・ボーナスポイントは、
1ポイント=3マイルでしか移行できないことも知っておきましょう。
ただし、裏技を利用すると1ポイント=4.05マイルで移行も可能なので、興味ある人は時間あるときに下記記事も読んでみてください。
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応募方式のメリット①は有効期限の延長
自動方式ではなく、応募方式のほうがいい理由は2つあるので、順に説明します。
まず1つ目は、有効期限です。
先ほども言いましたが、ワールドプレゼントの有効期限は2年です。また、ANAマイルに移行すると、ANAマイルとしての有効期限も3年あります。
自動方式にしておくと、いきなりANAマイルが付与されるので、最初から3年しか活用できないんですよね。
が、応募方式にしておくとワールドプレゼントのまま2年間保有、有効期限ぎりぎりでANAマイルに移行して3年間保有で、合わせて最大5年間の保有が可能になるわけです。
これは、それなりのメリットがあると思います。
応募方式のメリット②10マイルコースの登録料は、実は3年に1度でOK
さて、自動方式より応募方式のほうがいい理由を説明しているわけですが、
- 10マイルコース(年度毎に6,000円+税)
- 5マイルコース
のどちらにするのかは、10マイルコースの応募方式でいいのかなと思います。ここで、注意してほしいのは、自動方式の10マイルコースは、勝手にANAマイルに移行されて、勝手に年度毎に6,000円+税が請求されます。
が、応募方式は4/1~3/31までの間にANAマイルに移行をしなければ、10マイルコースでも6,000円+税は発生しません。移行した年度のみ発生します。
なので、これをうまく活用していくことになります。
実は、この10マイルコースの登録料は3年に一度支払いをするだけでもいい方法があるんです。
なぜなのか、説明しておきます。
まず、2019/4/1に10マイルコースの応募方式に登録したとします。そして、4月にANAマイルに移行すると、この瞬間に6,000円+税が発生します。そして、2020/3/31までの1年度間は、10マイルで移行が可能になります。4月に付与されたワールドプレゼントから、3月に付与されたワールドプレゼントはANAマイルに10マイルで交換可能です。なので、一度登録したら、1年度間はフルに10マイルコースで移行しまくってください。特に最後の2020/3/31には、所有の全ポイントをANAマイルに移行しておきます。
次の2020/4/1からの4月分の付与されるワールドプレゼントは、応募方式なので、自動的にはANAマイルに移行されずにワールドプレゼントとして貯まっていきます。これ、有効期限2年でしたよね(厳密には2年後の月末の2022/4末)。なので、ANAマイルに移行せずに、2年間はワールドポイントを貯めます。この2年間が10マイルコースの6,000円+税が請求されません。
そして、2年後の2022/3/31まで貯めたら、翌日の2022/4/1からは、再度貯まっていたワールドプレゼントをANAマイルに10マイルで移行します。
何が起こるかわかりますかね?
図式にすると、こんな感じになるんです。
- 1度10マイルコースに登録すると、1年間は10マイルコース。
- 次の2年間は、マイルに移行しないので、登録料の必要なし。
- そして、次の年度には再度10マイルコースで移行。
そうすると、実は、3年のうち1年だけ応募方式の10マイルコースからマイル移行をすれば、全ポイントを10マイルでANAマイルに移行することが可能なんですよ。
2年間の6,000円をスキップさせることができるんですよね。
これは効果が結構大きいです。
6,000円÷3で1年あたり2,000円で済むとも言えますし、毎年6,000円を2年間も支払いを飛ばして節約できるので、12,000円の節約とも言えます。12,000円あれば、けっこういいディナーにもいけますからね。
3年のうち1年だけ、応募方式の10マイルコースからANAマイルに登録するだけでも所有のワールドプレゼント全てを10マイルでANAマイルに移行できるという事実を知っておきましょう。
(注)自分の場合は、ANA VISA Suicaはサブカードなので、応募方式の5マイルコースです。
10マイルコースと5マイルコース、応募方式と自動方式の変更方法
最後にコースの変更方法の説明です。
これ、面倒なのですが、インターネット上では変更ができません。紙面での変更になります。
上記のページから、変更用紙を取り寄せて変更の手続きをしましょう。
また、三井住友VISAのホームページによると、
自動移行方式の登録・変更・解除は郵送でのお手続きとなります。翌年度から登録・変更・解除を希望するお客さまは、3月16日~4月10日弊社必着となるようご返送ください。
と書いているので、上記の期間内に郵送すれば翌年のコース変更が可能になります。必要な人は変更しておきましょう。
以上、ANA VISA/Masterカードをメインカードにしている人向けのお得情報です。ぜひ活用してください。
- 10マイルコースの応募方式を基本にする
- 3年のうち1年度間だけ10マイルコースでどんどんANAマイルに移行する
- 翌年度と翌々年度は、ANAマイルには移行せず、ワールドポイントのまま保有しておく
- これを繰り返す
ということです。10マイルコースの登録料を最大限まで下げる方法の紹介でした。割と、10マイルコースにするか5マイルコースにするか、応募方式か自動方式か悩む人もいると思うので、参考になれば幸いです。
これから、ANA VISA/Master一般カードの発行を検討している人は、必ず入会キャンペーンを活用してくださいね!!!
ANAマイルをうまく貯めるには、「ANAカード」「ポイントサイト」の2つの活用をしっかり理解する必要があります。下記の2つの記事を是非読んでみて下さい。
三井住友のHPを確認しましたら、応募方式の10マイルコースに、下記の記載があります。
年度ごとが必要のようですので、この方法もう適用できませんでしょうか。
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1ポイント=10マイル
移行手数料として6,600円(税込)/年度ごと(4/1~翌年3/31)が必要です。
しげさん
質問の意味は、今年度は10マイルコースに登録できないのか?という意味ですかね?
途中からでも問題なかったはずなので、三井住友に確認してみてください。
すけすけ様
三井住友カードのANA VISA Suicaを申し込みました。
マイル移行コースの選択肢がなかったのですが、初期設定は自動移行コースになっているのでしょうか?
また途中から5マイルコースから10マイルコースに変更出来るのでしょうか?
YUKIさん
初回の設定がどうなっているのか、記憶にないのですが、コース変更は可能です。
自動移行の5マイルだと、どんどん5マイルで移行されてしますので、手動移行のコースに変更しておいた方がいいと思います。
また、移行時には10マイルコースに登録してください。
すけすけ様
ご回答ありがとうございます。
ちなみに5マイル移行を選択する場合と10マイル移行を選択する場合ではいくらぐらいが損益分岐点になるでしょうか。
年10万円ぐらいなら手数料のかからない5マイルが良いのでしょうか。
YUKIさん
自分の感覚だと2000マイルか4000マイルかだと悩むかもしれません。
それ以下は5マイルコースですかね。
ご返信ありがとうございます。
主にマイルも国内使用がメインの為、毎年交換でもいいのですが経費を抑える所も大切なので、とても勉強になりました。
すけすけさんこんばんは。
自分もANASuica持ちなのですごく為になりました。
一つ確認なのですが、例えば19年4.1に応募10マイルにしたとしたら、20年になってからはまた新たに資料を請求することもなくそのまま10マイル登録のままで交換さえしなかったら、また貯める20年〜21年は手数料が発生しないって解釈であってますか?
しんしんさん
はい、マイルの移行さえしなければ6000円は必要ありません。
いつも記事楽しみにしています。
三点確認なのですが、
1.死蔵カードとしてANA VISA Suicaカードを保有している場合、大してポイントもつかない場合もあるかと思うのですが、すけすけさんの場合、それでも三年に一度6000円を支払って10マイルで移行していますか?
2.ポイントサイトを利用してボーナスポイントが毎月そこそこ貯まっている場合は、2年貯めたりせず毎月移行していっていいんですよね??
3.今回はANA VISAのカードについてでしたが、ソラチカカードについても、同様のことがいえるという解釈でよいですか?
ゆゆゆさん
自分は死蔵になっているので、5マイルコースのままで、10マイルコースにはしていません。
ポイントサイトからのボーナスポイントはどんどん変更してください!
ソラチカもメインカードにする場合は基本的に同じとおもっていいと思います。
自分の中で「?」になっていた事がクリアになりました!ありがとうございました(^^)
ゆゆゆさん
記事に一部間違いがありました(10マイルコースの応募方式でも毎年6000円が必要のような内容がありました)ので、修正しております。
時間あるときに、再度読んでいただけると幸いです。
10マイル応募方式は初回移行時に移行手数料がかかるのであって、年度内に一度も移行しなければ移行手数料はかからないのではないでしょうか?
私はそう解釈して、10マイル応募方式にしています。
カード入会時は間違えて10マイル自動移行方式にしてしまって、速攻で6480円取られでしまいましたが(笑)。
れんたろうさん
確認させていただきました。
ご指摘の通りで間違いありませんでした!10マイルコースの応募方式で問題ありませんので、記事の内容を一部修正させていただきました。
ありがとうございました!!
れんたろうさん
一度確認してみますね。JCBはそうだと思うのですが、VISAもそうなっているのかもしれませんね。