ANA VISA/Master一般カードは、年会費が安いのに最高還元率1.3%と高い!!!そして、毎年継続ボーナスマイルも1,000マイルもらえるし、フライトボーナスマイルも加算!これは魅力満載。
この記事では、ANAカードで発行枚数ナンバーワンと言われているANA VISA/Master一般カードを年会費から還元率などのスペックを超詳しく解説します!1枚目に持つANAカードに超オススメですよ!!!
ANA VISA/Master一般カードを所有していますかね???
ANA VISA/Masterカードと一言で言っても、5種類のカードがあります。
- ANA VISA一般カード
- ANA Master一般カード
- ANA VISA Suicaカード
- ANA VISA nimocaカード
- ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(ANA TOKYUカード)
の5種類です。全て、三井住友VISAが発行するカードで、年会費や還元率は非常に似たようなものなのですが、微妙な違いもあります。
これらのカードは、実は魅力満載のメリットの非常に大きいカードなんです。
- 年会費が安い
- 還元率が高い
- 継続ボーナスマイルが毎年もらえる
- フライトボーナスマイルがもらえる
- 陸マイラーのポイント中継地点になる
などのメリットがあるので、1枚は所有しておかないと損かもしれません。自分の場合は、メインのANAカードは年会費が1万円強の「ANA VISAワイドゴールドカード」なのですが、そのカードを持っているにも関わらず、ANA VISA Suicaカード・ANA VISA nimocaカード・ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードの3枚は所有もしているんです。
ANAカードの入門編としては、超オススメなので、是非1枚所有してみませんか?メリット・魅力を総整理したいと思います。
では、しっかり読んでどんなカードなのか理解してくださいね!
ANA VISA/Master一般カードの年会費・還元率等の基本スペック
ANA VISA一般カード | ANA Master一般カード | ANA VISA Suicaカード | ANA VISA nimocaカード | ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード | |
---|---|---|---|---|---|
国際ブランド | VISA | Master | VISA | VISA | Master |
年会費(税抜き) | 2,000円(初年度無料) | 2,000円(初年度無料) | 2,000円(初年度無料) | 2,000円(初年度無料) | 2,000円(初年度無料) |
年会費割引後 | 1,025円 | 1,025円 | 751円 | 751円 | 751円 |
家族カード年会費 | 1,000円 | 1,000円 | 1,000円 | 1,000円 | 1,000円 |
家族カード年会費割引後 | 475円 | 475円 | 家族カードなし | 475円 | 475円 |
ポイント制度 | 200円=1ポイントのVポイント | 200円=1ポイントのVポイント | 200円=1ポイントのVポイント | 200円=1ポイントのVポイント | 200円=1ポイントのVポイント |
Vポイントの有効期限 | 2年 | 2年 | 2年 | 2年 | 2年 |
ANAマイル移行レート | 1ポイント=1 or 2マイル | 1ポイント=1 or 2マイル | 1ポイント=1 or 2マイル | 1ポイント=1 or 2マイル | 1ポイント=1 or 2マイル |
2倍コース登録料 | 6,000円 | 6,000円 | 6,000円 | 6,000円 | 6,000円 |
最大マイル還元率 | 1.3% | 1.3% | 1.3% | 1.3% | 1.3% |
フライトボーナスマイル | 10%UP | 10%UP | 10%UP | 10%UP | 10%UP |
継続ボーナスマイル | 1,000マイル | 1,000マイル | 1,000マイル | 1,000マイル | 1,000マイル |
交通系IC | なし | なし | Suica | nimoca | PASMO |
空港内ANA FESTA | 5%オフ | 5%オフ | 5%オフ | 5%オフ | 5%オフ |
機内販売 | 10%オフ | 10%オフ | 10%オフ | 10%オフ | 10%オフ |
上記が基本スペックになります。赤で書いているものが、カードの微妙な違いです。年会費が少し異なる点や、家族カードが存在しないものがあったりするんです。
これから内容を詳しく説明していきますが、
- 年会費が1,000円以下
- 毎年継続ボーナスマイルが1,000マイルもらえる
- 還元率は最大1.3%
- フライトボーナスマイルが10%加算
- ANA FESTAや機内販売が5~10%オフ
これだけの内容でも、十分に年会費以上のメリットがあると思います。楽天カードなんかは、年会費無料で還元率1%のクレジットカードですが、ANAマイルに交換するとポイントが半分になるのでANAマイル還元率は0.5%です。1.3%と比べるとかなり少ないです。しかも、継続ボーナスマイルももらえないし、フライトボーナスマイルもないんです。
ANA VISA/Masterカードは、メインのクレジットカードにする価値も十二分にあるカードです。
では、年会費や還元率などの詳細の説明です。特にANAマイルの還元率が、最大で1.3%になるというのは、是非知っておいてください。年会費1,000円以下のカードで、これだけの還元率のカードはないですからね。ここは最後にじっくり説明します。
ANA VISA/Master一般カードの中で交通系ICカードは年会費が安い!!!
まず、この5種類のカードの年会費は2,000円+税なのですが、三井住友VISAの発行するクレジットカードには年会費の割引というものがあります。
- マイ・ペイすリボに登録し、年に1回以上のリボ払いの手数料の支払いがある
- カードご利用代金WEB明細書サービスの利用で年会費割引
という2つの割引があります(公式ページはこちら)。
ただし、ANA VISA/Master一般カードは、この2つの割引を重複して受けることができずに、割引の大きい方のみ適用になります。割引が大きいのは、「マイ・ペイすリボに登録し、年に1回以上のリボ払いの手数料の支払いがある」の方で、これを適用した後の割引後年会費は、
- ANA VISA/Master一般カードは1,025円+税
- ANA VISA Suicaカード等の交通系ICのついたカードは751円+税
となります。
交通系ICのついているカードの方が、年会費が安くなるので、お得度は高いと思います。年会費は最安値で、なんと751円+税!!!これは安い。
なので、「マイ・ペイすリボに登録し、年に1回以上のリボ払いの手数料の支払いがある」という条件はクリアしておきましょう!!
ANA VISA Suicaカードには家族カードが存在しない点は要注意
交通系ICカードのついているカードが年会費が安くてオススメなのですが、一つ注意点があります。おそらく1番利用されている率が高いと思われるANA VISA Suicaカードは要注意なんです。
実は、ANA VISA Suicaカードには家族カードが存在しないんです。
カードを選ぶ際には、ここは注意しておきましょうね。
なので対応としては、
- どうしても家族もANA VISA Suicaカードを利用したいなら、家族にも本人カードを発行してもらう
- ANA VISA Suicaではなく、ANA VISA nimocaかANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードを発行する
が対応策になると思います。ここ発行前に検討してください。ANA VISA Suicaに家族カードがあればもっと人気も出ると思うのですが・・・仕方ないですね・・・。
まあ、我が家は夫婦で3枚とも保有しているのですが笑。
実は最大のメリットがあるカードは「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード」で決定!陸マイラーは必須「TOKYUルート」が利用できる!!
色々と話をしてきて何でうが、ANAマイルを貯める陸マイラーの方なら、実はこの中で最も発行しておくべきクレジットカードがどれなのか、ご存じですよね?
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード
このカードで決定なんです。
陸マイラーは、クレジットカード決済でマイルを貯めることは当然するのですが、ポイントサイトを利用して貯めたポイントをANAマイルに交換することで年間10万マイル以上貯めている人がごろごろいます。
自分も現在、25万マイル(家族分も合算してファミリーマイルなら32万マイル)を保有しています。自分の場合は、仕事で有償航空券でフライトすることはほとんどないので、フライトマイルはほとんどありません。
貯めたANAマイルの多くが、ポイントサイトを利用して、ANAマイルに移行したものなんです。これは陸マイラーの定番中の定番になっています。
さて、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードがなぜ、この話と関係があるのかというと、ポイントサイトで貯めたポイントをANAマイルに移行するためには、TOKYUルートというポイントを高レートでANAマイルに交換する技をマスターしておく必要があるからなんです。
通常はTポイントでも、楽天ポイントでも、nanacoポイントでも、ANAマイルに交換すると2ポイント=1マイルの交換レート50%となります。が、TOKYUルートの凄さは、交換レートが75%という異次元の高レートでANAマイルに交換できる点です。
陸マイラー初心者向けにTOKYUルートとは何なのか解説しました。是非、陸マイラー初心者の方は読んでおきましょう!!
このTOKYUルートが利用できるのは、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードを保有している人だけとなっているので、ポイントの還元率は継続ボーナスマイル・フライトボーナスマイルが同じなら、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードを保有しておけば間違いないんです。極端な話、他のカードは無視しても全然OKなくらいです。
ポイントサイトからANAマイルへの交換方法は、やや複雑なので、利用したい人は是非上記「TOKYUルート」の記事をブックマークして、実際に交換する際には毎回チェックしてください。慣れるまでは複雑化かもしれませんが、この方法をマスターすることで、毎年特典航空券で海外に行けると思うと手間も楽しくなってくると思います。
ANA VISAカードの入会キャンペーンの紹介
「お!!!こりゃ、ANA VISA一般カードを1枚発行せなあかんわ!!!」
と、あまり急いで発行する前に必ず知っておいて欲しい情報があります。どうやって入会するのが一番お得なのかという点です。
実は、うまく入会すると、入会時に大量のANAマイルが獲得できます。その方法を、下記の記事に総整理しているので、入会前には必ず読んで、お得に入会してください。
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ANA VISA/Masterカードの還元率を1.3%にする方法を徹底解説
では、一番気になるであろう、クレジットカードの還元率の話です。この記事で紹介しているANA VISA/Masterカードはすべて最高還元率は同じ1.3%です。
先ほども書いた通り、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードを発行しておけば問題ありません。というか、発行しておいてください。
ここからは、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードを発行した前提で話を進めますが、ANA VISA Suicaカード等でも内容は同じです。
さて、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードは、100円=0.5マイル or 1マイルと思っている人はカードの基本中の基本は理解していると思うのですが、重要なところまでいきついていません。
ここでは、還元率を最大の1.3%にする方法を紹介&徹底解説しておきます。なかなか、公式サイトの中には、ここを詳しく書いてくれていません。公式サイトは、こういった技的なものはあまり書かない傾向にあります笑。
けっこう長い記事ですが、カードを発行したあとでもいいのでじっくり読んでみてください。
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードのポイント有効期限とマイル移行レート
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードのポイント制度を少し詳しく解説しておきます。
本来、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードを利用するときに付与されるポイントは、三井住友カードのVポイント(旧ワールドプレゼント)というものが200円につき1ポイント付与されます。このVポイントは1ポイント=1円の価値があり、カードの支払い額などに充当できるのですが、ANAカードのメリットはVポイントをANAマイルに交換した際の交換レートが非常に優遇されているという点です。
そのVポイントをANAマイルに移行する際のレートですが、
- 1ポイント=1マイルの1倍コース
- 1ポイント=2マイルの2倍コース
- 1ポイント=3マイルの3倍コース
の3つのコースが基本となります。
ANA VISA/Masterの一般カードは、もともと1倍コースに設定されており、2倍コースするには別途年間6,000円+税の2倍コース登録料が必要です。2倍コースで、200円=1ポイント=2マイル、つまり100円=1マイル相当なので、還元率は1%、1倍コースは0.5%になるということを意味します。
なお、一つランクが上のANA VISA/Masterワイドゴールドカードは、もともと2倍コースに自動登録されていますし、3倍コースは年会費80,000円+税のANA VISAプラチナプレミアムカードのみ対象となります。このあたりが年会費の高いカードの強みではあります。
また、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードの場合はVポイントの有効期限が2年です(ゴールドカードは3年、プラチナカードは4年)。ANAマイルに移行してからの有効期限が3年なので、合わせると最長5年までポイントの期限を伸ばすことができるため、長期間にわたりポイントを貯めることが可能です。
また、VポイントをANAマイルにするには、自動移行方式と、応募移行方式があります。自動移行コースにすると、自分で移行する手間は省けますが最初からANAマイルになるので、有効期限は3年になってしまいます。応募移行方式(サイト上で自分でマイルに移行する方法)にしておくと自分で移行する手間が生じますが、最大5年まで有効期限を伸ばすことが可能になります。
なので、個人的には応募移行方式コースをオススメしています。
以上が、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードのド基礎になります。まずはここまでを確実に理解しておきましょう。ここまでの内容だけでも、悪くないカードだなと感じる人もいるでしょうね。
あれ??最高還元率は1.3%って言ってなかった?あとの0.3%はどこから出てくるのという方。ここからが還元率1.3%にする方法を徹底解説です。
Vポイントには通常ポイントとANAカード専用ポイントあり
下記が自分のANA VISAカード(自分の場合には、ANA VISAワイドゴールドカードですが、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードと思って記事を読んでもらって問題ありません)に保有しているVポイントです。
実はVポイントには、2種類あり
- 通常ポイント
- ANAカード専用ポイント(ANAマイル移行可能ポイント)
まず、この2つの違いを理解しないといけません。上記でいうと、
- ANAカード専用ポイント:2,094ポイント
- 通常ポイント:残りの全ポイント、つまり152,409ー2,094=150,315ポイント
です。
ANAカード専用ポイントとは?何マイルになるの??
ANAカード専用ポイントは、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードの利用200円につき1ポイント付与されるVポイントで、これは先ほども解説しましたが、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードの2倍コースなら、1ポイント=2マイルに交換できます。
1ポイント=2マイルにできます。
自分のケースだと、
2,094ポイントは2倍の4,188マイルになるということですね。
通常ポイントとは?何マイルになるの??
それから、ANAカード専用ポイント以外に通常ポイントというものもあり、この通常ポイントのANAマイルへの移行レートと貯め方をしっかり理解する必要があります。
まず、通常ポイントがANAマイルに移行すると何マイルになるのか説明します。
通常ポイントは、ANAカード専用ポイントとは異なり、残念ですが、1ポイント=2マイルにならないんですよね。
小さな字ですが、1ポイント=0.6マイルと書かれているんです。
通常ポイントは、1ポイント=0.6マイルというレートでANAマイルに交換になります。
どうやっても2マイルにはならないので注意して下さい。ここまではいいですかね?通常ポイントとANAカード専用ポイントでは、同じVポイントでもマイルに交換するレートが異なります。
さて、自分の所有ポイントだと、150,315通常ポイントは×0.6で90,189マイルになるということです。けっこうなポイント数を保有しているわけですが、この通常ポイントをうまく貯めていくと、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードの還元率がUPし、1%から1.3%になるんです。
通常ポイントは「マイ・ペイすリボの利用」で獲得しろ!!前年度カード利用額のボーナスは廃止。
さて、次は通常ポイントの貯め方の解説です。自分は、150,315ポイントの通常ポイントを保有していますが、この通常ポイントの獲得方法は、
- マイ・ペイすリボの金利発生時のボーナスポイント
- 前年度のカード利用額によるボーナスポイント
という、2つの方法で獲得ができていたのですが、こちらの記事で書いたとおり、2つ目の「前年度のカード利用額によるボーナスポイント」は2021/1で廃止になりました。
ということで、ここからは1つ目の「マイ・ペイすリボの金利発生時のボーナスポイント」というものに関して詳しく解説します。
こちらの公式のリンクにマイ・ペイすリボのことが詳しく出ているのですが、このマイ・ペイすリボという制度を利用すると2つのメリットがあります。
リボ払いとは、一言で言うと、クレジットカードの請求を自動的に分割払い(月々の支払額が3万円になるように設定したりする)にしていく制度です。分割にすると金利が発生してクレジットカード会社の利益になるので、最近はどのクレジットカード会社もリボ払いという制度を導入して積極的に勧めてきます。
ただし、金利が発生してしまうので、我々クレジットカード利用者側としては本来は嬉しい話ではないです。
マイ・ペイすリボには
- 年会費が安くなる
- ボーナスポイントがもらえる。
という2つのめちゃくち大きいメリットがあります。
1)マイ・ペイすリボの年会費割引制度に関して
最初にも書きましたが、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードは年会費は2,000円+税ですが、こちらの三井住友カードのホームページに安くする方法が書いています。2,000円の年会費を安くすることが可能で、751円+税になるんでしたよね。
2)マイ・ペイすリボのボーナスポイント「Vポイント2倍」に関して
こちらが年会費の割引以上に重要になる、マイ・ペイすリボのメリットなのですが、ホームページ上だと少しわかりにくいかもしれませんので解説します。
上記のように、三井住友カードのサイト内に書いています。
わかりにくい表現ですが、カードをリボ払いにして、金利が発生したら、その月のVポイントが+0.5%になりますよって書いてあります。
+0.5%ということは、元々カード利用時には200円=1ポイントの0.5%だったので、そこに+0.5%が加算されるといことはVポイントが2倍になるということなんです。
さて、自分のVポイントの獲得明細を詳しく見ておくと、
上記のようになっており、174,400円を利用しているので200円=1ポイントで、下段にある872ポイントをANAカード専用ポイント(ANAマイル移行可能ポイント)として獲得していますよね。
それと同時に、上段に同じ872ポイントを同じ日付で獲得しています。これは明細を見ると、「マイ・ペイすリボ特典」と書かれていますよね??こちらが、マイ・ペイすリボで獲得したボーナスポイントなんです。やはり、マイ・ペイすリボを活用すると、ポイントは2倍になるんですよ!!!
ただし、要注意なのは、この上段のマイ・ペイすリボで獲得したボーナスポイントは、ANAカード専用ポイントではなく「通常ポイント」となっていますよね?通常ポイントは、残念ですが1ポイント=2マイルではなく、1ポイント=0.6マイルでしかANAマイルに移行ができないので、Vポイントは2倍になっても、残念ですがANAマイルが2倍になるわけではないんですよ。
ANAマイル換算で計算するとどうなるのかというと、10,000円のカード利用時には、
- 200円=1ポイントのANAカード専用Vポイント:50ポイント=100マイル(1ポイント=2マイル)
- 200円=1ポイントのマイ・ペイすリボのボーナス通常ポイント:50ポイント=30マイル(1ポイント=0.6マイル)
の合わせて、100マイル+30マイル=130マイル獲得です。つまり、100マイルから130マイルにアップするので、ANAマイル還元率は1%から1.3%になるということなんです。
これが還元率が1%から1.3%になるとこれまで記事の中で書いていた話になります。ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードの最高還元率は1.3%なんです。
さて、あとはマイ・ペイすリボでVポイント2倍、ANAマイルを1.3%分もらう具体的な方法を知りたいですよ。
マイ・ペイすリボでボーナスポイントを獲得するための条件は、
「カードをリボ払いにして、金利が発生したら、その月のVポイントが+0.5%」
です。つまり、1円でも金利が発生すればいいですよという解釈が可能です。1円でも金利が発生すればいいというのがポイントです。
マイ・ペイすリボの金利は年利15%、月あたり15÷12で約1.25%です。リボの残金が1,000円あれば、金利は12円ほど発生しますということです。これでもボーナスポイントがもらえるんです。リボの残金が10万円で金利が1,200円でも、はもらえるボーナスポイントは同じです。
なら、リボの残金を減らして、金利をできる限り少なくしておくといいですよね。
では、具合的なマイ・ペイすリボを利用する手順を紹介しておきましょう!!
マイ・ペイすリボで支払額の変更を行い、金利をトコトン下げる具体的手順
マイ・ペイすリボのボーナスポイントを、できる限り金利の支払いを低くして獲得しましょう。とにかく1円に近い金利で済ませたいところですよね。
その際に、やるべき実際の手順の説明です。
1)まず三井住友カードのホームページからVpassにログイン
https://www.smbc-card.com/memx/revo/revo_link_index.html
2)マイ・ペイすリボの月々の支払いを最低額の1万円にしておく
こんな感じで元金定額コース1万円にでも設定しておきましょう。これは1回やれば、以後行う必要はありません。変更しない限り、最低額1万の設定が継続されます。そうすると、月に30万円使っても、支払いは1万円で、翌月に残額29万円が回されます。
ただ、そんなことすると29万円に金利1.25%ほどかかるので3,000円以上の金利の支払いが必要になります。これは損ですよね。なので、毎月、支払い額を臨時増額をして、金利を減らす必要があります。
先ほど書いた通り、金利は1円でもいいのがポイントです。
3)毎月25日頃のメールが来た後に臨時増額する
臨時増額の方法ですが、毎月25日頃にメールで支払い額の決定が届くので、その後に変更しましょう。Vpassにログイン後、
→「お支払い金額変更」を行う。
→次回お支払い「増額」申込を行う。
→「次回」のみの支払い増額を行う。
→「一部追加して支払う」を選ぶ。
全額は支払わないでください!金利発生しません!ボーナスポイントがもらえないですからね・・・。
追加支払いは1,000円単位で選べます。追加支払い可能額が267,280円あるので、仮に266,000円追加で支払います。すると残金は1,280円なので、金利は15円程度で済むのです。これだけで、毎月通常ポイントと同等のプレミアム・ボーナスポイントがもらえます。
毎月1回の作業です!!!
少し面倒かもですが、マイルを貯めるために自分は必ずやります。慣れれば簡単です。そして、まじでお得です。
はい。上記の方法で、ボーナスポイントを毎月獲得するのは、はっきりいうと面倒です。
が、年間300万円のカード決済の場合は、15,000ボーナスポイントが付与されます。これは、1ポイント=0.6マイルなので、9,000マイルに相当します。
このマイル、あなたはほしくないですか???
【注意】 自分のやったミス。ボーナスポイントがもらえない???
注意点を一つ。
上記にて、残額が262,927円あるので、262,000円追加で支払い、残金927円じゃダメなのという声が聞こえてきそうなので、注意点を。
自分のポイントの明細です。右の欄がボーナスポイントなんですが、毎月リボの増額支払いしていたのに、1月は0なんです。。。。つまりマイ・ペイすリボのポイントがついていない涙。
実はリボの金利を発生させるには、残額が少なすぎると金利がつかないことがあるので要注意です。自分は残額を1,000~1,999円になるように毎月増額することにしました。金利は月10~20円程度で済むので、確実にプレミアム・ボーナスポイントもらうために残金を1,000円強にしています。
あと、臨時増額をし忘れて、1,000円以上の金利を払ったこともあります涙。
まとめ。発行すべきANA VISA/Master一般カードは「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード」にしておけばOK!
このANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードは、ANAマイラー初心者には超いいカードだと思っています。
- 最高還元率1.3%(ANA VISA/Masterワイドゴールドカードと同じ)
- 年会費最安値751円(別途10マイルコース登録料も最低3年で6,000円)
- 継続ボーナスマイルが毎年1,000マイル
とこれだけでも超魅力的です。ただ、これは他のANAカードにもある魅力です。
ここに追加して、
- TOKYUルートを利用してポイントサイトからANAマイルに交換レート75%で交換できる
という最大の魅力を追加したものが、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードです。最も価値があるのは、最後のTOKYUルートが利用できるという点です。TOKYUルートが利用できるのは、ANA東急カードを所有している人だけなんです。なので、もう所有しないと陸マイラーが始まらないんです。
すぐに発行しましょうね!!!!タイトルにメリット・デメリットなんて書きましたが、デメリットなんて特にないような万能カードではないですかね??あえて言うなら、ゴールドカードに比べると限度額が少ないとかあるかもしれませんが、陸マイラー初心者はこのカードからスタートが基本中の基本であることは間違いないでしょう。
また、クレジットカードの決済だけで貯まるマイルは、めちゃくちゃ多くないとは思います。マジでビジネスクラス特典航空券なんかを狙いたい陸マイラーは、ポイントサイトの利用も必須ですよ。詳しくは下記どうぞ。
すけすけ様
マイルを貯める方法わかりやすい説明ありがとうございます!
今まではよく使う商業施設と提携のANAカードを使用していておまけ程度に
マイルをためていたのですが、コロナ化で収入が減って旅行に行ける余裕がなくなり、普段の生活費でマイルを貯めれたらなと思って6月末までのANAのキャンペーンを最大利用したく、すけすけ様の記事を読ませていただきました。
理解力乏しい私なので、以下の解釈があっていますでしょうか?
・カード作るときはポイントサイトから作れるものはポイントサイト経由で作る。
【メインカード】
ANA VISA ワイルドゴールドカード
→カード支払いできるものはこれで支払う。
→マイ・ペイすリボの限度額1万円ぐらいにして、毎月支払額が1000円ぐらいはみ出てリボ払いするように設定する。
【死蔵カード】
ソラチカカード→スマリボ登録。年に1回は何円でも良いので利用する。
ANA VISA Suicaカード→マイ・ペイすリボ登録。年に1回リボ払いする(5100円ぐらい?)
ANA VISA nimocaカードマイ・ペイすリボ登録。年に1回リボ払いする(5100円ぐらい?)
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マイ・ペイすリボ登録。年に1回リボ払いする(5100円ぐらい?)
お忙しいとは存じますがお返事いただければ幸いです。
よろしくお願い致します。
まるりんさん
その理解で問題ないと思います!
まずは、決済のメインとしてANA VISAゴールドか、ANA TOKYUのどちらかを発行してマイペイすリボの利用方法をマスターしてみてください。ポイントサイトが活用できるTOKYUルートのためにANA TOKYUの方が個人的にはスタートとしてはオススメです。死蔵のカードはその後に、興味があればいいと思います。
まだANAカードをお持ちでない場合には、6月中でした入会キャンペーンが非常にお得なのでぜひご検討ください!
すけすけ様のブログに辿り着いたことがきっかけで陸マイラーを始めて4年が経ちました。
いつも参考にさせていただいています。ありがとうございます。
さて、ソラチカルートが閉鎖しTOKYUルートに変わりましたが、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードを作ってません。
申込途中で躊躇して止めてしまいました笑
ANAユーザーなので所有しているカードは次のものです。
① ANA VISA Suicaカード←死蔵カード
② ソラチカカード←現金チャージして使用するのみ
③ ANA VISA ワイドゴールドカード←メインカード
TOKYUカードの申込を躊躇したのは使用頻度がないことです。
関西在住なので東急線や東急百貨店など東急系の施設の利用もないので…というところが大きな理由でして。
ただマイルのことを考えるとメリットは大きいですよね。
ちなみにTOKYUカードの付帯サービスでPiTaPaとあるのですが、オートチャージできるという意味なんでしょうか?
ソラチカカードも都内に行った時はオートチャージが重宝しましたが、関西に帰ったら現金チャージだったのでそこまで都内で電車に乗る時のみ使用するくらいでほぼ死蔵に近い存在です。
カードの種類が多すぎて混乱気味です汗
TOKYUカード発行するのに迷ってます。
1→①〜③のカードを所有したまま
2→③のメインカード以外を全て切って発行
3→①または②のいずれかと③を残して発行
すけすけ様のお知恵をお貸し頂けますと幸いです。
のりたまさん
カードのショッピング機能としての使用頻度でいうと自分はソラチカもSuicaもゼロですが所有しております。カードの所有は自分の場合は、ショッピング利用額だけで決めることはありません。他の特典に莫大なメリットが隠れている場合もありますので。そういう意味では、ショッピングでは利用しなくても、ANATOKYUカードの使用頻度は半端なく高くです(今後高くなります。TOKYUルートに必須なので。
まずは、ANA TOKYUの発行を検討するといいと思います。その上で、ANAVISAゴールドは必要がなさそうなら、それなりの年会費なので、まずは解約候補になるかもしれません。ソラチカ、suicaは死蔵しても年会費も安いですし、少し様子を見てもいいとは思います。ソラチカ復活なんてこともありえますし。
すけすけ様、お忙しいところ的確なアドバイスありがとうございます!
確かにTOKYUルートには必須カードですし、使わない手はありませんよね。
飛行機に乗る頻度も多いのでマイル還元率見るとANAゴールドを手放すのはもう少し考えてみますが、TOKYUカードは早速手続きしようと思います。
これからも参考にさせていただきます、よろしくお願いいたします。
こんにちは。いつも丁寧に教えていただきありがとうございます。
ソラチカルート封鎖に伴い、ワイドゴールドを解約してTOKYUをメインに使用しようと思うのですが、
ソラチカカード(メトロポイントからANAマイルへ)の方が還元率が良いのでしょうか?
ワイドゴールド以外でメインカードをどれにした方が良いのか、、迷っております。
よろしくお願いいたします。
miiさん
TOKYUメインで問題ありません!還元率もTOKYUルートも、どちらもこのカードがベストだと思います。
ご返信ありがとうございました!
ではTOKYUをメインに使っていきたいと思います。
これからも楽しみに読ませていただきます。
福岡在住なのでマイル還元率はやや落ちますがニモカカード使っています。また新しい情報がでましたらニモカカードの記事もお願いします!
ろっしさん
現状ですと、nimocaはTOKYUに負けているため、ちょっと記事にしてピックアップする機会はないかもしれませんが、また何かありましたら記事にさせてもらいます!
はじめまして。 半年ほど前にすけすけさんのブログを見て陸マイラーをはじめたものです。ANAVISA一般カードを所有しており、Web明細やマイペいすリボを活用してます。しかし、ボーナスポイントが通常ポイントの半分しか毎月入ってきません。この記事を読むと通常ポイントと同ポイント入ると書いてあるのですが…。考えられるわたしの間違い等ありますでしょうか?ご回答頂けますと幸いです。宜しくお願い致します。
ぴょんさん
その情報だけだと何が原因なのかはっきりしないですね。。。
https://www.smbc-card.com/mem/revo/mypace.jsp
こちら公式サイトです。是非、三井住友にご確認ください。
すけすけ先生
いつも記事をありがとうございます。
ANA TOKYU PASMO マスターカードに申込みたいのですが、これを扱っているポイントサイトは現在、ありますでしょうか?
自分で探してもどこにも見つからないため、宜しくお願い致します。
oluさん
http://pc.moppy.jp/ad/detail.php?s_id=140911
モッピーのこちらからでしたらポイント付与対象になっております!
御多忙中、調べて頂いて感謝申し上げます。
そこから申し込みさせて頂きます。
どうもありがとうございました。
すけすけ様
今回も有意義な情報、ありがとうございます
現在、交通系以外にも死蔵カードとしてANA VISA一般も持っています
今回の記事の内容だとVISAと MASTER両方の一般カードを作ることができるということですよね?
それとVISAワイドゴールドカードを作ると両方とも返却しなければならないのでしょうか?
またはVISAのみでしょうか?
是非ご教授よろしくお願いいたします
タピオさん
タピオさんがお持ちのカードが、ANA VISAワイドゴールドカードでしたら、それとは別にANA Masterも追加で発行可能です。
VISAで一般カードと、ワイドカード、ワイドゴールドカードなどの保有は無理ですが、別べランドなら追加できます。
すけすけ様
私はANAのソラチカを含む交通系4枚とANA AMEXの平、ANA VISA一般を持っています
あと追加可能なのはANA JCB(一般またはゴールド)ANA MASTER(一般またはゴールド)ANAダイナースですか?
プラチナは‥‥無理っす
タピオさん
その理解で問題ありません。最大で9枚の保有が可能になっております。