「ANA VISA nimocaカード」ならANAマイルもnimocaポイントも貯まり、ポイントの相互交換も可能。陸マイラー注目のnimocaルートはANAマイル交換レート70%だが、ポイント交換機のある場所が限定されすぎ!?
nimocaルートってご存じですかね?ANAマイルを貯める上で、このルートが最善という人もいると思うので、紹介しておきます!!
この記事で紹介するカードとマイル交換の技は、かなりエッジはあるのですが、かなり癖があります。ANA VISA nimoca カードというカードを利用した技になります。
2017年に通称「ANA nimoca」が三井住友VISAカードからデビューしたのですが、
- ANAの飛行機搭乗でANAマイルが貯まる「ANAカード」の機能。
- 電車・バスでnimocaポイントが貯まる「ICカード nimoca」の機能。
- 買い物でVISAポイントが貯まる「VISA クレジットカード」の機能。
3つの機能が集約されたクレジットカード、それが【ANA VISA nimocaカード】です。一体、ANA VISA nimocaカードにはどんなメリットがあるのか、nimocaルートというものを紹介しておきます。
ANA VISA nimocaカードとは。年会費・還元率まとめ。
先ほども書きましたが、ANA VISA nimocaカードは3つの機能を併せもつクレジットカードです。
- ANAの飛行機搭乗でANAマイルが貯まる「ANAカード」の機能。
- 電車・バスでnimocaポイントが貯まる「ICカード nimoca」の機能。
- 買い物でVISAポイントが貯まる「VISA クレジットカード」の機能。
これが基本です。
nimocaって知らない人もいますよね。nimocaは、九州の西鉄の発行する交通系ICカードです。
西鉄グループをはじめ、九州地方での電車・バスでnimocaを利用するとnimocaポイントが貯まります。九州地方で、すでにnimocaを利用している人には、ANA VISA nimocaカードはすごくうれしいカードなんじゃないですかね。
では、このカードのスペックや注目点を見ておきましょう。
年会費、ポイント還元率等の基本スペック
基本的には、カードのスペック的(年会費、年会費割引制度、ポイント還元率)には同じく三井住友VISAの発行する交通系ICカード内蔵のANAカードである、
- ANA VISA Suicaカード
- ANA TOKYU POINTClubQ PASMO マスターカード
と同じものです。
ANA nimocaの基本スペックを一覧表にしたものが下記。
発行会社 | 三井住友VISA |
ブランド | VISA |
年会費(税抜き) | 2,000円(初年度無料) |
年会費割引後 | 751円 |
家族カード年会費 | 1,000円 |
家族カード年会費割引後 | 475円 |
ETCカード | 1度でも利用あれば翌年無料 |
Vポイント | 200円につき1ポイント |
1倍コース(1ポイント=1マイル移行) | 自動加入 |
2倍コース(1ポイント=2マイル移行) | 年間6,480円 |
Vポイント有効期限 | 最長2年 |
最大マイル還元率 | 1.3% |
フライトボーナスマイル | 10%UP |
継続ボーナスマイル | 1,000マイル |
三井住友VISAカードなので、
- マイ・ペイすリボの登録で年会費の割引
- リボ払いでボーナスポイント
の2点があります。年会費は最安値で751円。最大マイル還元率は、100円で1.3マイルの1.3%のクレジットカードですね。
え??年会費の割引??ボーナスポイント??って方は、下記記事で詳しく解説しているので、内容確認下さい。
年会費751円で、毎年1,000マイルが継続ボーナスマイルとしてもらえるので、それだけでも非常にお得なカードですね。持っているだけでもお得です。
ANA VISAやANA VISA Suicaとの併用・2枚持ちは可能??
疑問ですよね。
ANA VISA/ マスターカード、ANA VISA Suicaカード、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードと重複してお持ちいただくことができます。
と、三井住友VISAのホームページに明記されています。つまり、2枚持ち、3枚持ちと可能です。
最大の注目点は、ポイントサイトからレート70%でANAマイルに移行できる「nimocaルート」。陸マイラー注目。
陸マイラーのみなさんは、もしかしたら、この「ANA VISA nimocaカード」は必須クレジットカードになるかもしれません。
というのも、このカードを所有していると、
注目は、
10nimocaポイント=7ANAマイル
でマイル交換が可能といういう点です。通常はANAマイルへの交換は、
- Tポイント⇒ANAマイルは2:1の交換レート50%
- 楽天ポイント⇒ANAマイルは2:1の交換レート50%
- nanacoポイント⇒ANAマイルは2:1の交換レート50%
というように各種ポイントからANAマイルへの交換レートは50%が一般的ですが、ANA VISA nimocaカードを保有していると、nimocaポイントを交換レート70%でANAマイルにできます。これを「nimocaルート」と呼ぶことにしましょう。
こんなルートが存在していることがわかれば、あとはみなさんの利用しているポイントをnimocaポイントに交換できると非常に嬉しいですよね。実はGポイント(もしくはPeX経由でもOK、ECナビやポイントタウンはPeXのみ利用可能)からnimocaに移行可能なんで、
上記のようにnimocaルートを各種ポイントサイトにも適用可能なんです。つまり、ハピタスやモッピーのポイントを交換レート70%でANAマイルに移行可能ということを意味します。なります。
これだけを見ると、同じく交換レート70%の「みずほルート」よりも圧倒的にポイント交換が簡単に見えるのですが、大きな弱点もあります。なんと、nimocaポイントからANAマイルへの交換が、WEB上で交換不可能になっており、現地の機械での交換申請が必要という原始的な内容になっているんですよ・・・・。
交換機のある場所は、
- 九州各地
- 函館
のみなんですよ・・・・。なぜに函館??という感じはしますが、これが現実です。交換機の場所はポイント交換ができる場所|ポイントをつかう|nimocaとは|nimocaに出ています。ということで、交換機の利用しやすい場所に住んでいる人は、nimocaルートをメインにしても全然OKですが、多くの人はやはり「みずほルート」でしょうね。ポイント交換機がある人にとっては、nimocaルートは非常に優れたANAマイル交換ルートにはなるでしょう。
ということで、エッジはあるが癖もあるnimocaルートの紹介でした。いつか交換機が全国に広がる、WEB交換が可能になるという日が来るといいのですが。。。。来るかな。。。
いつも楽しく拝見しております。
ANA nimocaカードのキャンペーンについて質問です。
三井住友カード主催の最大15000マイル相当のポイントの付与について、既にANAカードを持っている方は対象外のようです。
表現の解釈次第ではあると思うのですが、ご見解を賜りたく、メッセージを送らせていただきました。
まきらさん
こちらはすでに終了しているものになります。。。
はじめまして。
最近になりマイルについて勉強を始めた、全くのマイル初心者なので勘違いや知識足らずでお恥ずかしい点があるかと思うのですが、相談をさせてください。
現在旦那がAmexのANAカードを持っていて、買い物や公共料金等を全てクレジット決済にしてメインカードとしてコツコツと貯めていました。
私もクレジット機能が付いていないANAマイルカードのみ持っています。
ポイントサイト経由でマイルに変換が出来るのは3月に入ってから知り他にもカードを発行しようと考えているのですが、どれを作るかとても悩んでおり、調べれば調べるほど頭が混乱してしまいます。笑
ポイントタウン、モッピー、ハピタス、ECナビは登録をしてそれぞれでポイントを貯めはじめました。
私用に、クレジット払いで日々使用する・都内へ行くことも多いので交通機関にも使用できるカードを発行しようと考えているところなのですが、その場合どれが1番おススメでしょうか(>_<)
WTNKさん
ANAカードの種類が20以上あり、どれも魅力があるので非常に悩ましいですが、
①ソラチカカード
②ANA VISA(ゴールドでもSuicaでもnimocaでも)
の2枚の所有がベストだと思います。
というのも、ポイントサイトからANAマイルに移行する際にも上記の2枚は必須なんです。
http://www.sukesuke-mile-kojiki.net/entry/linepoint
上記に内容整理していますので、是非ご覧ください。
http://www.sukesuke-mile-kojiki.net/entry/allanacard
また、上記にはANAカードの紹介を整理しておりますので、是非一度読んでみてください。
メインの決済にするのはANA VISAが高還元、またポイントサイトのポイントをマイルに交換するために上記の2枚のカードが必要という理解でいいのかなと思います。