永久不滅ポイント(セゾンカード・UCカードの共通ポイント)は直接ANAマイルに交換・移行すると、交換レートが60%だが、裏技的ポイント交換方法で交換レート70%でANAマイルに移行できるようになっているというウソのような本当の話。
永久不滅ポイント(セゾンカード・UCカードの共通ポイント)をお持ちの方も多いかもしれません。最近はテレビCMも少ないですが、永久不滅ポイントは名前の通り有効期限がないポイントなので、そこに魅力を感じてセゾンカードを発行し、利用している人も多数いるでしょう。
この記事では、その永久不滅ポイントをANAマイルに交換する方法として、一番お得に交換する方法を紹介しておきます!!
永久不滅ポイントをANAマイルに交換するには「みずほルート」を利用すべき
永久不滅ポイントもANAマイルに直接交換することも可能で、その際には1ポイント(=5円相当)=3マイルでANAマイルに交換が可能です。
この5円=3マイルという交換は、交換レート60%になっており、ANAマイルに交換するポイントとしては実はかなり優秀です。通常だと、
- Tポイント⇒ANAマイルは2:1の交換レート50%
- 楽天ポイント⇒ANAマイルは2:1の交換レート50%
というように各種ポイントからANAマイルへの交換レートは50%が一般的です(もっと低いものも多数あります)。そういう意味で、永久不滅ポイントはANAマイルに交換レート60%で交換できるので非常に優秀なわけです。
そして、それ以上にANAマイルへの交換レートが高くなる代表的なものが2つで、
- TOKYUルート:TOKYUポイントを経由して交換レート75%
- みすほルート:永久不滅ポイントを交換レート70%
というものです。
この2つの交換レートは、ANAと提携したクレジットカードを保有した人がマイルへの交換レートを優遇されるという特殊なものになっています。
自分の保有しているANAマイルも、
ほとんどフライトマイルは含まれておらず、陸マイラーとして「ポイントサイト&TOKYUルート」を利用して貯めたANAマイルです。基本的には、交換レートが75%となるTOKYUルートが利用できるようなポイントを貯めるのが陸マイラーの最重要ポイントです。
さて、永久不滅ポイントの話でしたよね。ポイントをANAマイルに交換する際には、直接交換せずに、交換レートが75%のTOKYUルートか、交換レートが70%のみずほルートのどちらかが利用できないか知っておくことが非常に重要になります。
永久不滅ポイントも、もしTOKYUルートかみずほルートが利用できるなら、交換レート60%で直接ANAマイルに交換するよりも圧倒的に有利になりますからね。
先に結論を言っておくと、永久不滅ポイントはみずほルートを利用してANAマイルに交換することが可能で、交換レート60%から交換レート70%にまでUPすることが可能です!!
では、順に解説しておきましょう。まずは、みずほマイレージクラブカード/ANAとみずほルートというものについて解説させてください。その後に、これが永久不滅ポイントとどう関係があるのか解説します。
みずほマイレージクラブカード/ANAとは。
このカードお持ちですかね?もしくはご存じですかね?持っている方や、そのメリットを活用している方は、かなりのマイル通・ポイント通だと思います。これは「みずほマイレージクラブカード/ANA」という名称のクレジットカードです。
ANAのクレジットカードには大きく分けると2種類あり、
- ANAカード(三井住友やJCBが発行するもので、フライトボーナスマイルや継続ボーナスマイルが貯まるなどの特典あり)
- ANA提携カード(楽天ANAマイレージクラブカードやJCBカード/プラスANAマイレージクラブなどなどがあり、ただ楽天カードやJCBカードの券面にANAマイレージクラブ番号が書かれているだけで、ANAマイルの特別な優待はなし)
というものがあります。ANAマイルを貯めている方の多くの方が所有しているのはANAカードだと思います。
今回、紹介する「みずほマイレージクラブカード/ANA」もANAカードではなく、ただのANA提携カードです。年会費や還元率などのスペックを一覧にして整理しておくと、
カード名称 | みずほマイレージクラブカード/ANA |
---|---|
発行会社 | UCカード |
国際ブランド | Master |
年会費 | 無料 |
ポイント制度 | 永久不滅ポイント |
ポイント還元率 | 1,000円=1ポイント=5円相当の0.5% |
特色 | ANAマイレージ番号つき、みずほ銀行キャッシュカードつき |
となっています。還元率は0.5%なので、特別なメリットはあまりなさそうなカードに見えるかもしれません。
が、実は、このみずほマイレージクラブカード/ANAは、なんと超特別な機能を持っているんです。それが「みずほルート」とよばれるものです。
みずほルートとは。永久不滅ポイントからANAマイルへの交換レートが優遇されて70%になる。
先ほども書きましたが、永久不滅ポイントからANAマイルへの交換は、5円=3マイルの交換レート60%での交換です。
が、みずほマイレージクラブカード/ANAには、さらに強い特典として「みずほルート」があるんです。内容を公式サイトで確認すると、
優遇レートでポイントからマイルに交換できます
永久不滅ポイントからANAマイレージクラブのマイルへ交換する場合、本カード固有の 優遇レートにて交換いただけます
と書かれており、なんと優遇レートでANAマイルに交換ができるんです。その優遇レートがこちら。
- 通常:永久不滅ポイント200ポイント=600マイル
- みずほマイレージクラブカード/ANA保有者のみ:永久不滅ポイント100ポイント=350マイル
となっており、1ポイント(=5円相当)=3マイルではなく、なんと3.5マイルになるんです。ANAマイル交換レートが60%ではなく、みずほマイレージクラブカード/ANAを保有している人だけがANAマイル交換レート70%になるということです。
これがみずほマイレージクラブカード/ANAを保有する最大のメリットです。このポイント交換のルートを「みずほルート」と呼ぶことにします。
もちろん陸マイラーのみなさんなら、TOKYUルートはご存じだと思います。
ポイントサイト(モッピーやハピタスなど)で貯めたポイントは、TOKYUルートが利用できるので交換レート75%でANAマイルに交換するのが最善かつ最強のルートになりますが、永久不滅ポイントはTOKYUルートが利用できない(正確には利用できるが永久不滅ポイント→ドットマネーが交換レート90%なので、0.9×0.75=0.675で67.5%で交換はできる)ので、みずほルートで70%交換ができることには大きなメリットがあります。まあ、2.5%の差だけなら、みずほマイレージクラブカード/ANAを発行せずにTOKYUルートをすでに利用している人は、TOKYUルートを利用してもいいかもしれませんが。
永久不滅ポイントは、他のカードの永久不滅ポイントと合算できるので、他のカードで貯めたものも交換レート70%になる。
そして、永久不滅ポイントをお持ちの方が知っておいて欲しいことは、永久不滅ポイント(セゾンカード・UCカードのポイント)は、何枚かカードを保有している場合には、すべて合算されるということです。これ、ご存じですかね?これ、めちゃくちゃ都合いい話じゃないですか?
だって、みなさんがこれまで貯めてきた保有済みの永久不滅ポイントも、そのままANAマイルに移行すると交換レート60%(200ポイント=600マイル)ですが、みずほマイレージクラブカード/ANAを発行して、そちらと永久不滅ポイントを合算し、みずほマイレージクラブカード/ANAのカードでログインをしてANAマイルに移行すると、交換レート70%になるんですよ???
嘘みたいな話でしょ?
しかも、
このみずほマイレージクラブカード/ANAは、なんと年会費永久無料。年会費無料なのに、所有するだけで永久不滅ポイントからANAマイルへの交換レートが有利になるという魔法のようなカードなので、所有しない意味はないというような本当に奇跡のカードだと思います。永久不滅ポイントをANAマイルに移行する人は、必ずこのカードを発行してから移行しましょうね!!!
ちなみにですが、みずほマイレージクラブカード/ANAがポイントサイトなどに出ているところを見たことがないので、公式サイトから発行すればOKです。
ということで、永久不滅ポイントをANAマイルに交換するお得な方法を紹介しました。
- 直接ANAマイルに交換すると交換レートは60%
- みずほマイレージクラブカード/ANAを発行して、他の永久不滅ポイントと合算してから交換すると交換レートは70%
というのが、この記事のまとめになります。少しでもお得にANAマイルを貯めましょうね!!
その他、永久不滅ポイントのお得な使い方は下記に整理しています!!
みなさん、永久不滅ポイントをANAマイルに交換したことはないですかね?その時はどうやって交換しましたか?きっと直接ANAマイルに交換レート60%で交換した人も多いですよね。そんな方に超朗報ですよ!!