【搭乗記】ブリティッシュエアウェイズA380ビジネスクラス搭乗レビュー。ブリティッシュエアウェイズはJALマイルでも特典航空券の発券ができ、家族4人でもビジネスクラスが取れるのがいい!!
では、世界一周中に搭乗したブリティッシュエアウェイズのビジネスクラスをレビュ―です!
世界一周では様々な航空会社のビジネスクラスに搭乗する(可能ならこれまで搭乗したことない航空会社を優先する)という目的を持ちながら搭乗してきたのですが、これまた自分には初の搭乗となるブリティッシュエアウェイズのビジネスクラスの紹介です。ロンドンのヒースロー空港をハブ空港にしながら、世界中の大都市に路線網があるブリティッシュエアウェイズにはいつか搭乗したいと思っていました。
では、ブリティッシュエアウェイズのA380ビジネスクラス搭乗レビューです。いつものことですが、記事の前半ではブリティッシュエアウェイズにマイルを利用した特典航空券で搭乗するために必要な情報や、知っておくべき知識を簡単に整理します。この後に搭乗レビュ―です。
ブリティッシュエアウェイズとは。JALマイルでもビジネスクラスが4席取れるのがめちゃくちゃいい!!
今回はJALマイルを利用した特典航空券での搭乗です。JALマイルというとJALにしか搭乗できないと思っている人もいるのですが、JALはワンワールドという航空会社アライアンスに所属しています。
そして、ワンワールドの加盟航空会社なら、どの航空会社でもJALマイルで特典航空券が発券できるんです。
航空会社 | ハブ空港 |
---|---|
JAL | 羽田・成田 |
アメリカン航空 | ダラス・マイアミ・ロサンゼルスなど |
アラスカ航空 | シアトル・ロサンゼルスなど |
ブリティッシュエアウェイズ | ロンドン |
キャセイパシフィック航空 | 香港 |
フィンエアー | ヘルシンキ |
イベリア航空 | マドリード |
マレーシア航空 | クアラルンプール |
カタール航空 | ドーハ |
スリランカ航空 | コロンボ |
カンタス航空 | シドニー |
ロイヤルエアモロッコ | カサブランカ |
ロイヤルヨルダン航空 | アンマン |
ブリティッシュエアウェイズもワンワールドに所属しているんですよね。なので、JALマイルを利用してブリティッシュエアウェイズの特典航空券を発券することも可能です。
そして、このブリティッシュエアウェイズの特典航空券のめちゃくちゃいい点は、特典航空券の枠が非常に多い点であり、なんとビジネスクラスで4席の特典枠があったりします。英国の巨大航空会社であり、世界中にブリティッシュエアウェイズのマイル(Avios)を貯めている人がいるので、枠はすぐに埋まってしまったりするのですが、予約開始の時点ではロンドン=アジア(含む東京)やロンドン=北米の大陸間長距離ビジネスクラスでも、
- エコノミークラスが8席
- プレミアムエコノミーが2席
- ビジネスクラスが4席
- ファーストクラスはなかなか開放しない
という路線・機材が多く、非常に枠が多いという枠に関してのスイートスポットと言ってもいい航空会社がブリティッシュエアウェイズです。
ロンドン=ニューヨークの特典枠を調べてみると(わかりやすいのでブリティッシュエアウェイズのサイトで検索しています)、
やばいくらい枠があるでしょ?ビジネスクラスなんて8席でも取れますからね。しかも、これ大西洋横断の長距離路線ですからね。北米は就航都市数・便数がめちゃくちゃ多く、かなり特典が取りやすいですが、これに比べると日本路線は羽田にデイリー2便のみとなっており、特典枠の競争も厳しく、すぐに枠が埋まりますが、それでも枠がかなり多い航空会社と言えるでしょう。
実際に日本路線(羽田)を検索すると、
予約開始日時にはめちゃくちゃ枠があることがわかります。なお、ブリティッシュエアウェイズの予約開始日は355日前になっています。航空会社毎に予約開始日時が異なるという事実は実は重要なので要チェックですよ。
また、JALマイルでブリティッシュエアウェイズの特典航空券を取る場合の必要マイル数ですが、羽田=ロンドンで、
- 往復エコノミークラスで5.5万マイル(片道なら4.5万マイル)
- 往復プレミアムエコノミーで7.7万マイル(片道なら5.9万マイル)
- 往復ビジネスクラスで11万マイル(片道なら8万マイル)
となっています。また、サーチャージは非常に高い航空会社ではあります。が、とにかく4席でもビジネスクラスの特典枠があるという航空会社は、コロナ後では非常に少なく希少価値が高いと言えるでしょう。JALマイルを貯めている人はブリティッシュエアウェイズの搭乗もありですよ!!!
ブリティッシュエアウェイズA380ビジネスクラス搭乗レビュー。
では、実は人生初となるブリティッシュエアウェイズの搭乗、そして人生初となる大西洋横断フライトです。
ロンドンのヒースロー空港の第5ターミナルから出発です。行先はマイアミです。
世界一周をビジネスクラスでしたい!!!という夢をかなえるために、特典枠が非常に豊富なブリティッシュエアウェイズはめちゃくちゃありがたい存在でした!「CLUB WORLD」と書かれているのが、日本行きや北米行きの長距離路線のビジネスクラスのことですね。
今回の搭乗は、あの2階建ての飛行機エアバスのA380です。コロナでブリティッシュエアウェイズのA380も全機が運休し、もう復活しないという話もありましたが、すでにヒースローには複数のA380が堂々とした姿でたたずんでおりました。
本来なら、「A380に搭乗!!!」ってだけでテンションが上がるところなのですが、実はブリティッシュエアウェイズのA380ビジネスクラスは中身がちょっと古いんですよ。最新のA350-1000なんかは超豪華なビジネスクラスで、元々自分が予約したタイミングではA350-1000での運航予定だったのですが、A380が復活して機材変更になったんですよね。A380に変更になり、少し残念だったというレアな体験です。
では、搭乗です!ちなみに2階席に搭乗となります!
このブリティッシュエアウェイズのA380のビジネスクラスですが、シートがけっこう珍しい形状で、前向きと後ろ向きが交互になっているというタイプなんですよね。
1つ1つのシートはビジネスクラスだけあり、個室のようなプライベート感がありますが、このタイプのビジネスクラスはけっこう古いというのが実際のところですね。十分に快適ですが、他社が次々と素晴らしいビジネスクラスを導入しているので、ブリティッシュエアウェイズも順次新型のドア付き個室型ビジネスクラスを導入していますが、A380は古いタイプです。
席に座ると、前にも席のようなものがあります。これは足置きとなるオットマンですね。
フルフラットにした状態だと、オットマンもベッドの一部として活用できます。
足元に小物入れがあるというのが珍しいですね。コンセントも足元。
窓際の席だとさらに収納があるのがいいですね。
また、隣の席の人は前向きと後ろ向きの形状なので、パーティションを開けた状況だと顔が見えます笑。安定飛行中はパーティションを利用してOKです。
こちらがブリティッシュエアウェイズのアメニティー。定番の中身。
ロングフライトなので機内食は2度出ます。1度目の機内食はメインを肉か魚から選ぶことが可能です。おそらく日本路線なら、和食もありそうな気がしますが、自分が搭乗したのはロンドンからマイアミへの便だったので、洋食オンリーでした。味は平凡な感じで、欧米系の航空会社という感じです。
好印象だったのは2回目の機内食です。イギリスのアフタヌーンティーのようなセットで、紅茶との組み合わせが非常によかったですね。これは美味。
以上、ブリティッシュエアウェイズのA380ビジネスクラス搭乗レビュ―です。いずれ、A380という2階建ての機材は消えていく運命にあるので、今のうちに搭乗しておきたいという気分が半分、ブリティッシュエアウェイズの最新機材の最新ビジネスクラスに搭乗したいという気分が半分の搭乗でしたが、そこはやはりビジネスクラスだけあり、マイアミまでの9時間弱のフライトも、フルフラットシートのおかげで超快適に過ごすことができました。そして何より大陸横断フライトに家族4人分の特典航空券の枠があるというのが素晴らしいですね。また利用する機会がある航空会社だと思います。ぜひ、他の航空会社のビジネスクラス搭乗記も読んでみて下さいね!!!
こんにちは。
スクショではLHR=JFKで8席取れるのはYに見えます。ご確認を。
Xさん
ビジネスに数字が書いてないのがわかると思いますが、これは8席以上の空席があるということになります。エコノミークラスの8席とは意味が異なっております。
コチラを読む限り、Cは4席がGuaranteedで、8席ではなさそうですが。
https://simpleflying.com/british-airways-guaranteed-reward-seats/
Xさん
ギャランティーということは、それ以上のこともあるという意味です。一度、人数を5人にして検索などしてみてください。空席が表示される便がありますので。実際に検索したものが当記事のスクショになり、
ビジネスクラスで人数が表示されない便もあり、それらの便は5名以上でも発券できます。JALのサイトでも検索できますので、空席状況は日々変わりますが、ぜひご自身の手でお確かめください。
ありがとうございます!
こういうUIとは!恥ずかしながら知りませんでした。やってみます。
きのっぴでございます。
無事にご帰国されたようで何よりです。世界一周のブログずっと拝見しておりました。
コタキナバルで、オっと思い、エジプト、ケニア、トルコと渋いチョイスに感嘆しておりました。
参考にさせていただきます。金銭的にはほぼ無理(泣)ですけど。
私も夫と来年2月にマレー鉄道北上ですが、特典航空券の行きと帰りは取りました。60代なので体力温存のため、直近の羽田発 羽田着にいたしました。羽田発香港 一日トランジット 香港泊からKL K4泊Lからバターワースはマレー鉄道、ペナン4日 ペナンからシンガポール シンガポール一泊 ビジネスで羽田着です。10日の旅程にしています。
20年前、KLからシンガポールまで南下しましたので、今度は北上です。
いつも有用な情報ありがとうございます。これからも応援し続けます。
きのっぴさん
ご覧いただきありがとうございます。これまで行ったことがないけども、一度は行って見たいと思っていた場所に行くことができ非常に満足な旅となりました。
マレー鉄道の旅は自分もいつかしてみたいです!!!是非、10日間お愉しみください!!!