クレジットカードで高額決済できるものといえば何???ランキング形式で発表。
現金を利用せずに、クレジットカードを利用している人の中にはクレジットカードはポイントが付くからお得!って人が多いですよね。
ポイント目的にカード決済を利用している人が絶対に逃すことができないのが高額決済です。一回の支払額が数10万〜数100万円になるような支払いをクレジットカードでできるなら、絶対に見逃したくないですよね。
人生においてクレジットカードで高額決済できるものをランキング形式で5位まで発表してみます。このランキングは自分が勝手にランク付けしたものです笑。
ただ、クレジットカードで高額決済するには準備も必要です。そのあたりも合わせて記事にしておきます。
準備編「限度額の引き上げ」
まず、クレジットカードで高額決済する場合は自分のカードの利用限度額をチェックしておきましょう。限度額が100万のカードで、300万円の支払いをしたいときは事前にカードの利用枠を上げる必要があります。
利用枠の増額は、継続的に引き上げる方法と一時的に引き上げる方法があります。
下記は三井住友VISAのアカウントにログインした後の画面です。ホームページ上から、申し込みができます。
電話で増額を申し込みすることもできます。
一般的に、継続的なカードの限度額の引き上げは難しいことも多いですが、一時的な引き上げには対応してもらえることが多いです。カード会社がこのような対応をするのは当然で、決済額の数%がカード会社の利益になるので、高額決済してくれる客は是非とも利用してもらいたいですからね。
一時的な限度額の引き上げをお願いした場合は、どこで・何に・いつ・いくら利用するのか聞かれるのですが、しっかりと説明すれば限度額を一時的に引き上げてもらえる可能性は十分にあるので事前にカード会社に連絡をして引き上げてもらいましょう。
限度額の引き上げには数日要することもあるので、早い目に連絡しておきましょう。
疑問編「複数枚のカードでの支払いは?」
というか、クレジットカードで高額決済をする際に限度額の引き上げではなく、複数のクレジットカードを利用して支払いするのはダメなの?という疑問が出てくると思います。
100万円の支払いに対して、50万円ずつ2枚のカードで。というような感じで。
これは実は原則として、できないケースも多いんです。
自分も以前に断られたことがあります。理由を聞いたら、カード会社の規約により「ショッピングで購入したものは支払いが終わるまでは、商品の所有権がカード会社にある」というルールがあるみたいです(規約を探しましたが確認までできませんでした。)。複数枚のカードを利用すると、どのカード会社に所有権があるのかわからなくなるのが問題なようです。
おそらく、クレジットカードには盗難保険等の様々な保険がついていますが、その保険との兼ね合いなんかでこんなルールがあるのかなと思います。
ただし、複数人で食事に行った場合なんかは、商品ではなくサービスを購入していることになります。サービスなら、分割することも可能です。なので、複数枚のカードでの支払いも可能性だったりします。お店の判断による部分もあるというのが現実です。
ネット上の買い物で複数枚のカードで一つの商品を購入できるサイトって見たことないですよね?実は規約に違反しているから、存在しないんだと思います。
複数枚の利用をしたい場合は、お店に一回聞きましょう。判断はお店によります。
1位「結婚式」
結婚式の費用って、一回で数100万円にもなることが多いですよね。そんな結婚式もクレジットカードで支払いをしてしまいましょう。
あまり知られていないかもしれませんが、結婚式場の中にはクレジットカード決済ができるところが実は多いです。
自分が結婚する際に結婚式場を5つほど回ったときには、そのうち3つがカード払い可と言われました。もう5年ほど前の話なので、いまかならもっと増えているかもしれません。
ただし、カード払いできるかできないかで結婚式場を決めて奥さんに怒られないようにして下さいね。奥さんが1番気に入ったところで結婚式をするのが1番大切なポイントです笑。
ちなみに、自分のときはたまたま嫁が1番気に入ったところがカード払い可だったので、カードで支払いをして、一気に数万マイル獲得してそのマイルですぐに嫁と香港に遊びに行きました。高額支払いをクレジットカード決済すると、一撃で大量ポイント・マイルが獲得できるいい例だと思います。
基本的に人生で一回しかないチャンスだと思うので、逃さないようにして下さい。
2位「車」
これも知られていないことが多いかもしれませんが、自動車の購入時にもクレジットカードが利用できることがあります。
これも、すべてのディラーで可能というわけではありませんが、対応してくれるところがかなり多くなっています。ただし、金額に上限が設けられるケースも多いです。「50万円までカード払い可で、残りは現金でお願いします。」というようなパターンです。
車は、人生で何回も乗り換えます。一回のカード決済では100万円でも、人生で10回乗り換えをすれば1000万円の支払いです。1%ポイント還元なら、10万円のキャッシュバックです。バカにできないポイントになってきます。自動車の購入時には、事前にカードが利用できるのかどうか聞くようにしましょう。
自分はカードで一括で自動車を購入したことがあります。このマイルでも妻と旅行にいきました。自動車を購入したらサービスで航空券までもらってしまいましたといっているようなものです。利用できたらかなりお得です。
3位「家賃」
まだまだ少ないですが、家賃もクレジットカードで支払いできてしまうところが増えてきています。
例えば、レオパレス21のホームページには下記のように出ています。
賃貸契約でご入居しているお客様につきましては、「JALカード」でのお支払いのみ、毎月の利用料(家賃)口座振替をカード決済にすることが可能です。
これは、JALマイラーにはかなり嬉しいですよね。JALマイルを貯めているような人は、マンションをレオパレスから探すのもマイルを貯めるいい方法かもしれません。月に10万円、年に120万円の支払いをカードですれば、1%のマイル還元率でも12000マイルが毎年貯まります。2年に一度は香港往復の特典航空券がマイルで取れてしまうということになります。 これもバカにできません。
他にも、カード払いできる賃貸マンションは増えています。賃貸マンションにお住まいの方は是非チェックしてみましょう。ホームページなんかで、検索する時にカード払い可という条件で絞ることもできるサイトも多数存在します。
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4位「医療費」
最近は病院の支払いもカードが利用できるところがかなり増えました。都心部では、カードの支払いができない病院は少し遅れているという状況にまでなってきています。
医療費は、ものすごい額になることも多々あります。歯の矯正なんかで、100万円以上の支払いをすることもあるでしょう。我が家でも、出産時には50万円ほどの支払いを病院にしました。この時はもちろんカード払いにしています。
出産時には、出産育児一時金というものがあり42万円が戻ってきます。また、一般の保険医療でも高額療養費制度というものがあり医療費が高額になった場合は、その人の所得に応じて一部の額が戻ってきます。どちらの制度も、請求額と、戻ってくる額の差額のみを支払うということも可能です。が、一度全額自分でカード払いをして、後から戻ってくる金額を受け取った方がカードの決済額は大きくなります。
そのあたりは、下記も参照下さい。
www.sukesuke-mile-kojiki.net
5位「ふるさと納税」
1位から4位は高額なので順位を上にしましたが、5位の「ふるさと納税」は高額ではないかもしれません。ただし、対象となる人数で言うと1位から4位よりも圧倒的に多いでしょう。
そして、カードのポイント還元率どうこうの問題ではなく、ふるさと納税そのものがお得すぎるので5位にランクインとしました。
還元率の高い商品を選べば、支払う額の50%相当の返礼品がもらえます。プラスして、クレジットカードのポイントなんかももらえるので非常にお得です。ポイント・マイルのもらえるふるさと納税については下記の2記事も参照してみて下さい。
①マイル・ポイントの貯まるふるさと納税。 – すけすけのマイル乞食
②【ダブルマイル開催】「ANAのふるさと納税」を利用して、ふるさと納税をしてみた話。 – すけすけのマイル乞食
そして2017年のふるさと納税が始まりました。人気のフルーツなんかはすぐに売り切れます。自分は天童市にふるさと納税を早期に申し込む予定です。スタートダッシュで自分のお気に入り返礼品を確保しましょう。
番外編「税金(所得税等)」
2017年の目玉です。これを1位にしようかなと思ったのですが、まだ未知な部分があるので「番外編」としました。
実は、2017年より所得税等の国税もクレジットカード払いが解禁になります。
以前から地方税の一部はカード払い可能でした。東京都の固定資産税や、大阪府の自動車税等。それの枠が国税に広がります。
対象は下記の30種類の国税です。
- 申告所得税及び復興特別所得税
- 消費税及び地方消費税
- 法人税(連結納税を含む)
- 地方法人税(連結納税を含む)
- 相続税
- 贈与税
- 源泉所得税及び復興特別所得税(告知分のみ)
- 源泉所得税(告知分のみ)
- 申告所得税
- 復興特別法人税(連結納税を含む)
- 消費税
- 酒税
- たばこ税
- たばこ税及びたばこ特別税
- 石油税
- 石油石炭税
- 電源開発促進税
- 揮発油税及び地方道路税
- 揮発油税及び地方揮発油税
- 石油ガス税
- 航空機燃料税
- 登録免許税(告知分のみ)
- 自動車重量税(告知分のみ)
- 印紙税
ほぼすべての国税がクレジットカードで支払いできるような印象です。
ただし、1万円の決済につき82円の手数料が取られるようです。還元率1.5%のカードなら、0.82%減って0.68%分のポイントがもらえます。100万円の納税なら、6800ポイントがまるまる手に入るということになります。
納税額の多い人ほど非常に有効になります。
詳細は2017/1/4に「国税クレジットカードお支払サイト」がオープンするのでそこでチェックできます。自分も利用できるのもがあれば利用して、感想等を記事にしたいと思います。
「源泉所得税及び復興特別所得税(告知分以外)」と「源泉所得税(告知分以外)」の二つは、2017年6月からの開始を予定する。
という記載もあります。
現状、サラリーマンは職場から源泉徴収されているので関係がない話になってしまう可能性は高いです。一部の確定申告をするサラリーマンは関係がある話になるかもしれません。自営業者、個人事業主には強烈なインパクトを与える可能性が非常の大きいです。カード決済でポイント・マイルを貯めるというのが再度ブームを起こすと思います。半端ないポイント・マイルが貯まる人もいるでしょうね。
実際に制度が始まり詳細わかり次第別記事にする予定です。
追記:2016/3 実際に所得税をクレジットカードで支払いしてみました。
■関連記事
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ヒヨンさんid:is-1986-06
ダイナースとか高額決済をしてもらうために存在しているようなカードなのに残念ですねー
アメックスは、事前入金すればかなり高額も使えるみたいですね
こんにちは!
ダイナースに問い合わせをしてみたところ、4/1より税金の高額決済は審査を精査して、、云々。暗にできませんとお断りされてしまいました、、(涙
アメックスさんは高額の場合は事前入金して頂けるなら高額決済オッケーとのことでした。
はちさん
もしかしたらカードによって付かないものがあるのかもしれませんが、自分の利用しているANA VISAワイドゴールドカード、アメックスは東京の固定資産税でも、大阪の自動車税でもポイントが付与されます。一般的に、税金だからポイントが付かないというわけではないと思います。
nanatam (id:mrholiday)さん
あけましておめでとうございます。
個人的には生命保険も使えるところ増えてくれると嬉しいなーと思っています。今後に期待ですね。