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キャセイパシフィック航空B777-300ERファーストクラス搭乗記。

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キャセイパシフィック航空B777-300ERのファーストクラスに搭乗してみた!ラウンジ豪華、シート豪華、機内食豪華、WIFI無料。アジアマイル50,000マイルで羽田=香港の特典航空券が発券できる!

すけすけ
どうも、陸マイラーを始めて約20年、このブログを2016年から運営している「すけすけ」です。マイル・ポイント・クレジットの情報を日々提供しているのが当サイト「すけすけのマイル乞食」です。

この記事では日本からの最短距離ファーストクラスになるキャセイパシフィック航空の羽田=香港の4時間フライトを紹介します!

マイルという存在がなかったら、人生で実現することがまずないもののトップに来るのがファーストクラスへの搭乗ではないでしょうか。特に長距離路線のファーストクラスなんて、車が購入できるような値段になっているので、自分の人生の中で搭乗する機会なんて0だったと思います。が、マイルで取る特典航空券のおかげでファーストクラスに搭乗するという貴重な体験ができています。読者のみなさんの中にもマイルでファーストクラス搭乗を実現させた方もおられるんじゃないでしょうかね。

今回は、日本からの最短距離の国際線ファーストクラスとなるキャセイパシフィック航空の香港-羽田の4時間フライトを紹介します。これもマイルによる特典航空券なので、まずはキャセイパシフィック航空のファーストクラス特典航空券の情報を紹介しながら、記事の後半で搭乗レビュ―です。

では、キャセイパシフィック航空B777-300ERのファーストクラスをじっくりと紹介しましょう!

キャセイパシフィック航空の搭乗レビュ―はこちら
  • キャセイパシフィック航空のA350-900&1000ビジネスクラス搭乗レビュ―はこちら
  • キャセイパシフィック航空のA350-900プレミアムエコノミー搭乗レビュ―はこちら
  • キャセイパシフィック航空のA350-900エコノミークラス搭乗レビュ―はこちら

 

 

キャセイパシフィック航空とは。香港を本拠地とした航空会社で、JALと同じワンワールド所属なので、JALマイルでも特典航空券が取れる!?

少しキャセイパシフィック航空について紹介したいと思います。キャセイパシフィック航空は香港を本拠地とした航空会社で、JALと同じワンワールド所属です。個人的には非常に馴染みのある航空会社で、というのはおそらくANAとJALの次に自分が搭乗したことがある航空会社がキャセイパシフィック航空だからです。学生時代から、香港・マカオに遊びに行くのが好きで、まだJALがワンワールドに加盟していない時期からキャセイパシフィック航空は利用していました。

ワンワールドの加盟航空会社一覧は下記で、

航空会社 ハブ空港
JAL 羽田・成田
アメリカン航空 ダラス・マイアミ・ロサンゼルスなど
アラスカ航空 シアトル・ロサンゼルスなど
ブリティッシュエアウェイズ ロンドン
キャセイパシフィック航空 香港
フィンエアー ヘルシンキ
イベリア航空 マドリード
マレーシア航空 クアラルンプール
カタール航空 ドーハ
スリランカ航空 コロンボ
カンタス航空 シドニー
ロイヤルエアモロッコ カサブランカ
ロイヤルヨルダン航空 アンマン

これらの航空会社なら、JALマイルで特典航空券を取ることも可能です。つまり、

  • JALマイルでキャセイパシフィック航空の特典航空券を取る
  • キャセイパシフィック航空に搭乗したフライトマイルをJALマイルに加算する

といったことも可能なので、キャセイパシフィック航空を含むワンワールドに搭乗する機会がある方はJALマイルは貯めておきましょう。

【2024年最新版】陸マイラーが教える!JALマイルの貯め方を完全公開「年間20万JALマイルの貯め方」を徹底解説。

2022-03-18

 

キャセイパシフィック航空ファーストクラス特典航空券はアジアマイルが優遇されている。

ここで、JALマイルでキャセイパシフィック航空の特典航空券を取る際の注意点というか、重要ポイントに少し触れておきます。それは、キャセイパシフィック航空の特典航空券の枠数の話です。キャセイパシフィック航空は以前は特典航空券の枠がかなり多い航空会社で、コロナ以前はビジネスクラスでも特典航空券の枠が予約開始時(360日前)には4席もあるようなことが普通でしたが、コロナ以降で特典航空券の枠の状況がかなり大きく変わっています。どう変わったのかというと、アジアマイル(キャセイパシフィック航空のマイレージ)とワンワールド他社のマイル(JALマイルなど)ではキャセイパシフィック航空の特典航空券の空席状況が全然違うんですよ。自社マイルを圧倒的に優遇しているのがキャセイパシフィック航空です。

JALマイルで少し検索をしてみると、

上記のように空席なしという状況です。これはビジネスクラスだけではなく、エコノミークラスにも空席がありません。上位クラスで検索をかけると、下位クラスに空席があれば、その枠が表示されるのがJALのサイトです。

 

同じ日程をキャセイパシフィック航空のアジアマイルで検索してみましょう。

ビジネスクラス特典でも、プレミアムエコノミー特典でも(ちなみにキャセイパシフィック航空のプレミアムエコノミーはJALマイルでは発券できません)、エコノミークラス特典でも、どのクラスでも4人で検索しても空席が表示されるんですよ。JALマイルだと全クラス空席なしですが、アジアマイルだと全クラス4席でも空席が出たりするんです。こんな感じの明らかな自社マイル優遇があるのがキャセイパシフィック航空です。JALマイルを含む他社マイルで取るよりはかなり取りやすいのが現状です。

ただ、JALマイルでも空席がないわけではなく、

搭乗直前の時期になると、特典枠が一気にJALマイル(他社マイル)にも開放されたりします。予約開始時の360日前だと、他社マイルへの開放はほぼなしですが、搭乗2ヶ月ほど前から徐々に開放があります。

 

さて、キャセイパシフィック航空のファーストクラス特典航空券の状況もチェックしておくと、アジアマイルを利用して検索すると、

ファーストクラス特典航空券はさすがに空席は少ない状況ですが、それでも0ではなく、ぽろぽろと特典枠が空いていることがわかります。カレンダーのシートマークがあるところが空席ありです。数日だけですが、ファーストクラス特典航空券に空席があったりします。が、この空席がある日程をJALマイルやアメリカン航空マイレージ、アラスカ航空マイレージで検索しても空席なしとなります。つまり、キャセイパシフィック航空のファーストクラス特典航空券もアジアマイルが優遇されているということになります。これもコロナ禍前までは、他社マイルにもファーストクラス特典航空券の開放がありましたが、現状ではキャセイパシフィック航空は自社マイルであるアジアマイルが優遇されています。

 

ということで、アジアマイルにはアジアマイルのよさがあったりします。このアジアマイルは、マリオットポイントからのマイル交換も可能ですし、またアメックスリワードポイントからのマイル交換も可能です。アメックスゴールドプリファードやアメックスビジネスゴールドは入会キャンペーンで、とんでもないポイントがもらえるので、アメックスリワードポイントはめちゃくちゃ手に入りやすいので、アジアマイルを検討してみても面白いです。

【2024/11版】アメックスビジネスゴールドの新規入会キャンペーンを紹介。

2024-05-28

【2024/11版】アメックスゴールドプリファードの新規入会キャンペーンが激熱なので徹底紹介!

2024-04-21

ちなみにですが、アジアマイルでの必要マイル数は、日本=香港で、

  • エコノミークラス:片道12,500マイル
  • プレミアムエコノミー:片道23,000マイル
  • ビジネスクラス:片道32,000マイル
  • ファーストクラス:片道50,000マイル

となっています(日本から香港経由の欧米へのファーストクラスで125,000マイルとか)。50,000マイルくらいなら、アメックスゴールドプリファードやアメックスビジネスゴールドは入会キャンペーンで一撃で手に入るので、ファーストクラスに搭乗するために入会ボーナスを狙うのもありですよ!

 

キャセイパシフィック航空B777-300ERファーストクラス搭乗レビュー。

では、香港から羽田までキャセイパシフィック航空のB777-300ERファーストクラスに搭乗したので紹介します。

キャセイファースト

香港国際空港でのファーストクラスチェックインカウンターです。シンプルながらも、Firstと書かれている空間が贅沢ですね。ちなみにですが、香港発羽田行きのファーストクラスつきB777-300ERが導入されているのは、CX548便で香港発が8:45となっており早朝発で、このチェックインは朝の5:30です笑。ファーストクラスラウンジも満喫したかったので、3時間前にチェックインしています。

 

キャセイファースト

チェックイン時には、搭乗券の他にファーストクラスラウンジ利用券、優先出国ゲート利用券、そしてバギー利用券がもらえます。

 

キャセイファースト

こちらが実際に利用したバギーです。香港空港はけっこう広いので、出国審査後から搭乗口までの移動や、2つのファーストクラスラウンジ間の移動には徒歩10分以上時間がかかるんですよね。その時に、出国審査後のエスカレーター降りてすぐのところにあるバギー受付のところで、バギー券を渡すと好きなところに連れて行ってくれるんですよ。自分は搭乗ゲートではなく、ファーストクラスラウンジ「The Pier」までバギーで連れて行ってもらいました。このあたりのサービスはさすがファーストクラスですね。

 

キャセイパシフィック航空は香港空港に2つのファーストクラスラウンジ「The Wing」「The Pier」を抱えているのですが、この2つのラウンジがまた素晴らしいんですよ。豪華な空間だけではなく、ガバナルームがあったり、マッサージルームがあったり、ダイニングルームがあったりとまさにファーストクラスラウンジというような贅沢すぎる空間が広がっています。2つのファーストクラスラウンジは下記でじっくり紹介しているので、ぜひこちらも読んでみてくださいね!!ファーストクラス搭乗以上に、ファーストクラスラウンジが素晴らしいです。

キャセイパシフィック航空ファーストクラスラウンジ「ザ・ウイング」「ザ・ピア」の全貌レビュ―。

2024-10-12

 

キャセイ77wファースト

こちらが今回搭乗したキャセイパシフィック航空のB777-300ER。ワンワールド特別塗装機です。羽田まで4時間という短時間フライトのファーストクラスが贅沢そのものです!

ちなみにですが、キャセイパシフィック航空のB777-300ERはビジネスクラスが新型に改装され、2024年中には順次導入が開始になります。そのタイミングで、B777-300ERからファーストクラスはなくなるようで、次にキャセイパシフィック航空がファーストクラスを導入するのは2025年以降に導入されるB777-9という新型機の予定で、そこではファーストクラスも新型にアップデートされます。ということで、キャセイパシフィック航空のB777-300ERはもう数年ほどで消えていくことになるファーストクラスで、搭乗機会も少なくなってきそうです。

 

では、搭乗しましょう!!

キャセイ77wファースト

こちらがキャセイパシフィック航空B777-300ERのファーストクラスです。さすがにシートというが個人スペースがデカい・・・。

 

キャセイパシフィック航空のB777-300ERのファーストクラスをシートマップで見ると、ファーストクラスは1-1-1の横3席であることがわかります。ANAやJALなどなどもB777-300ERにファーストクラスがありますが、1-2-1の横4席の設定になっており、横3席というのが非常に贅沢な配置であることがわかります。

 

キャセイ77wファースト

真ん中の席はこんな感じで宙に浮いている?ような座席になります。ちなみに、自分はたまたま直前になりファーストクラス特典の空きが出て発券した状況で、すでに他の席は埋まっておりました。香港=東京という短距離でもファーストクラスが埋まっていたので、やはりとんでもない裕福層がいるものですね・・・。2組は中華系のご夫婦で搭乗されておりました。

 

キャセイ77wファースト キャセイ77wファースト

個人スペースはめちゃくちゃ広いです。シートも横幅がビジネスクラスの1.5倍ほどになっているようなタイプですね。レッドカーペットの雰囲気がまたいいですね。

 

キャセイ77wファースト

モニターは横からスライドできるタイプ。キャセイパシフィック航空は日本路線にはかなりの便数が就航している主力路線ということもあり、映画やドラマなどの邦画のストックもめちゃくちゃ豊富で10以上のものが用意されているのも魅力です。

 

キャセイ77wファースト

荷物入れは天井にはなくて、シートの前方がクローゼット兼用の荷物入れになっています。このおかげで天井が高いのも、席が広く感じる1つの要因ですね。

 

キャセイ77wファースト

小物入れやテーブルがサイドにあります。このあたりは機材も徐々に古くなってきていることもあり、使用感がありますね。

 

キャセイ77wファースト

もちろん、シートはフルフラットのベッドになります。今回は4時間ほどのフライトだったので、長時間熟睡することはなかったですが、朝早かったので仮眠が気持ちよかったですね。これが欧米への長距離なら、客室乗務員さんが、シートの上に毛布などを用意してくれて完全なベッド状態にしてくれるので、超快適なロングフライトになるでしょうね。

ちなみに短距離ファーストクラスなので、アメニティーボックスのようなものは提供なしです。機内WIFIは、ファーストクラス&ビジネスクラス搭乗客は無料で利用できます。

 

 

キャセイ77wファースト

あとは機内食ですね。食事とドリンクのメニューが別々になっているだけで中身が充実していることがわかりますね。

 

キャセイ77wファースト キャセイ77wファースト

シャンパン・ワインから中国茶まで非常に充実しています。あなたなら何にしますか?やっぱり、シャンパン飲みまくりますか笑?

 

キャセイ77wファースト

食事メニューも朝食メニューながら、スターターとメインを選べます。個人的には香港の航空会社ということもあり、ここは中華系1択ですね!!!

 

キャセイ77wファースト

まずはオシボリとお茶が提供されます。

 

キャセイ77wファースト

そして、ドリンクはキャセイ名物にしてキャセイオリジナルの「キャセイディライト」。こちらはラウンジでもオーダーができる1品です。

 

キャセイ77wファースト

では、キャセイパシフィック航空のファーストクラス機内食をいただきましょう!白のテーブルクロスが用意されて、プレートが置かれるだけで、食欲が出てきます。やはり、食は見た目も大切。

 

キャセイ77wファースト

まずは、前菜としてフルーツをいただきます。朝食らしい前菜でよし。

 

キャセイ77wファースト

そして、豪華なヨーグルトも。

 

キャセイ77wファースト

メインにいただいのは、飲茶とアワビ入りのお粥。大粒のアワビがゴロゴロと入っているお粥で、贅沢すぎますし、飛行機の上で食べる食事としてはかなり満足できる味。飲茶とともに本格的な中華系朝食がいただけて最高ですね。

 

そして、映画を1本見て、仮眠をしていたら、あっという間に羽田空港に到着しました。到着前に缶に入った香港ビスケットのお土産もいただきました。ファーストクラスは長距離になればなるほど価値があるのは間違いないです。香港までの距離ならエコノミークラスでも全然問題ないです。が、短距離でもファーストクラスを楽しんでみるというこの贅沢さはまたいいですね。日本の国内線でJAL国内線ファーストクラスや、ANA国内線プレミアムクラスに登場するのが楽しみって人もけっこういると思うのですが、それをもうちょっと??贅沢にしたようなところではないでしょうか。なかなかJALマイルだと特典航空券の枠がないキャセイパシフィック航空のファーストクラスですが、アジアマイルなら5万マイルで発券可能なところなので、マイル数的にも長距離路線のような超大量マイルも必要ない点も魅力かもしれませんね。是非、機会があれば狙ってみてくださいね!!

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