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【改悪あり】ついにダイナースクラブカードのプライオリティパスでも国内レストラン&リフレッシュメントは利用不可に。

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ダイナースクラブカードにも改悪。ダイナースクラブカードおよび付帯プライオリティパスで2025/4/1から国内ではレストランやリフレッシュメント施設は利用不可(有料)に。国内では空港ラウンジのみが利用可能。「ダイナースクラブカード」「ダイナースクラブカードプレミアム」「ANAダイナースカード」等に改悪。

すけすけ
どうも、陸マイラーを始めて約20年、このブログを2016年から運営している「すけすけ」です。マイル・ポイント・クレジットの情報を日々提供しているのが当サイト「すけすけのマイル乞食」です。

ついにダイナースクラブカードのプライオリティパスも改悪です!

クレジットカードに付帯するプライオリティパスの制限が徐々に厳しくなるという対応が始まっており、アメリカンエキスプレス・JCB・三菱UFJニコス・楽天・三井住友のクレジットカードに付帯するプライオリティパスに改悪を行いました。改悪の内容は、レストラン施設・リフレッシュメント施設は利用不可というもので、プライオリティパスで利用できるのはいわゆるラウンジだけという制限を課すクレジットカード会社が大半になってきました。

そして、ついにダイナースでも改悪です。

では、ダイナースクラブカード付帯のプライオリティパスの改悪情報まとめです。

 

プライオリティパスが改悪となるここ数年の国内での流れ。

まず、ここ数年間のプライオリティパスの凄まじい国内での利用状況の改善の話をしておきましょう。10年ほど前はプライオリティパスは日本国内では対象のラウンジすらほとんどないような状況で、海外旅行好きの一部の人のみが所有するようなカードでした。が、ここ数年で国内のレストランやリフレッシュメント施設でプライオリティパスの導入がめちゃくちゃ進みました。代表例だと、

などです。国内で利用する機会がほとんどなかったプライオリティパスですが、利用店舗がめちゃくちゃ増えたんですよね。しかも羽田空港の「All Day Dining Grande Aile」や中部空港の「ぼてぢゅう」なんかは国際線搭乗時だけではなく、国際線到着時・国内線搭乗時・国内線到着時でも利用ができる(制限区域外にあるので)ために1日で複数回利用することも可能な状況にまでなっています。めちゃくちゃ国内のプライオリティパス状況がよくなったのは事実です。

が、状況がよくなりすぎたいうことでしょう。この状況を一番敏感に感じていたのは「ぼてぢゅうグループ」でしょう。関西空港から始まり、成田・中部と広がり、プライオリティパスを持った人が毎日行列を作っており、店舗側は相当な利益を上げていたことは間違いないです。個人的には、「ビジネス上手いな~」を感心しておりました。が、これは言い方を変えると、プライオリティパス発行のカード会社としては負担が増えまくるわけですよね。

状況がめちゃくちゃよくなりすぎたことによる改悪なので、改悪には間違いないのですが、崩壊に伴う是正という感覚が個人的にはあります。正常化とでも言いましょうかね。まあ、我々利用者以上に「ぼてぢゅうグループ」の中の人が、一番血の気が引いていると思います・・・・。

 

では、今回のダイナースクラブカードのクレジットカードに付帯するプライオリティパスに関する改悪まとめです。

2025/4/1よりダイナースクラブカードおよびダイナースクラブカード付帯のプライオリティパスでは国内ではレストランやリフレッシュメント施設は利用不可に。空港ラウンジのみが利用可能。

ダイナースのホームページに記載が出ておりまして、

ダイナースクラブ会員の皆様(※1)にご利用いただいている空港ラウンジサービスは、2025年4月1日(火)から国内対象施設のサービス改定を実施します。

  • 企業との提携カード、各種プレミアムカードの会員様を含みます。

<改定内容>
「ダイナースクラブカードの提示」または「ダイナースクラブ会員様に提供されるプライオリティ・パス」でご利用いただける施設は、2025年4月1日(火)午前2時以降、国内の「お食事」「リフレッシュ」「休憩」等に該当する施設は利用対象外となります。国内の「ラウンジ」施設および、海外のすべての提携施設は引き続きご利用いただけます。

<経緯>
昨今、国内ラウンジにおける「お食事」「リフレッシュ」「休憩」施設のご利用、また一度に複数施設をご利用になるケース等が増加し、本来の「ラウンジ」サービスの運営にも支障をきたす状況となり、サービスの見直しを実施するに至りました。
今後、国内ラウンジにおける「お食事」「リフレッシュ」「休憩」等に該当する施設は、「ダイナースクラブカードの提示」および「プライオリティ・パス」での利用対象外となりますので、あらかじめご了承ください。

皆様にはご不便をおかけいたしますが、ご理解賜りますようお願い申しあげます。

2025年1月6日
三井住友トラストクラブ株式会社

ということが告知されております。つまり、2025/4/1からダイナースクラブカードおよびダイナースクラブカード付帯のプライオリティパスでは国内ではレストランやリフレッシュメント施設は利用ができないということになり、利用ができるのは空港ラウンジのみとなります。「ぼてぢゅうグループ」などは利用できなくなります。海外の空港での対象レストランは利用可のようです。ダイナースは、プライオリティパスを発行し提示しなくても、ダイナースそのものがラウンジカードになっていますが、ダイナースの提示も、プライオリティパスの提示もどちらも同様に改悪です。

  • ダイナースクラブカード
  • ダイナースクラブカードプレミアム
  • ANAダイナースカード
  • ANAダイナースカードプレミアム
  • JALダイナースカード

などなどが改悪対象ということですね・・・。

しかし、ダイナースはサイトで経緯も示していますね。とにかくレストランの利用が多すぎる、そして、複数のレストランなどをハシゴするケースが多すぎると。そりゃ、利用できるならするのが、ユーザーのスタンスだと思うので、ユーザーに自粛を求めるのもスジが違うでしょうし、本当にプライオリティパスの国内レストランの数が増えすぎて、増えすぎて、プライオリティパスの価値が高くなりすぎたことで、一気に制限がかかってきていますね。

 

なお、ダイナースのラウンジサービス記載のページにも、

<お知らせ>

  • 国内の「お食事」「リフレッシュ」「休憩」等に該当する施設は、2025年4月1日(火)以降、利用対象外です。
  • 利用対象外施設:(成田空港)鉄板焼 道頓堀 くり田、9h nine hours Narita Airport、ぼてぢゅう屋台、肉料理 やきすき やんま、Japanese Grill & Craft Beer TATSU(羽田空港)All Day Dining Grande Aile、Foot Bath Cafe & Body Care LUCK(中部空港)海膳空膳、ぼてぢゅう、くつろぎ処、The Pike Brewing Restaurant & Craft Beer Bar(関西空港)Botejyu 1946、Japan Travelling Restaurant by BOTEJYU(伊丹空港)大阪エアポートワイナリー(鹿児島空港)Body Care LUCK ※2025年1月時点
  • 海外空港ラウンジは、利用回数が年間10回までは無料、11回目以降は有料となり、1回につき3,500円(税込)を申し受けます。ダイナースクラブ コーポレートカードも利用回数制限の対象です。
  • 本会員、家族会員のカードごとに、それぞれ年間10回まで無料でご利用いただけます。
  • 利用回数は4月1日~翌年3月31日の間で10回です。
  • 国内にあるすべてのラウンジは、利用回数制限の対象外です。
  • プレミアムカード会員は利用回数制限の対象外です。

国内/海外あわせて1,600ヵ所以上ある空港ラウンジを、ダイナースクラブ会員ご本人様は無料でご利用いただけます。

フライトまでのひとときをお過ごしいただく際に、ぜひお立ち寄りください。

と詳しく記載がされております。

 

レストランが利用できるプライオリティパス付帯のオススメのクレジットカードは?

さて、プライオリティパスでレストランやリフレッシュメント施設が今後も利用できるクレジットカードでオススメはどれなの?ということが気になる方も多いでしょう。先に言っておきますが、この改悪の流れはもう止まらないでしょう。他のカード会社のプライオリティパスにも客が集まって利用者増えれば増えるほど同じこと流れとなることは用意に想像ができるので、長期的な視点でオススメできるものはない(レストラン利用が可能という保証はない)という感じです。

ただ、短期的な視点で言うと「セゾンプラチナビジネスアメックス」はオススメです。

というのは、このクレジットカード、なんとプラチナカードなのに初年度年会費無料なんですよね。つまり、少なくとも1年間は所有するリスクがないということなんです。ビジネスという名称がついていますが、個人での発行も可能な点も非常に嬉しいですね。このセゾンプラチナビジネスアメックスにもプライオリティパスがついており、現状ではレストランも利用可能です。改悪でレストラン不可にも近々なるような気がしますが、年会費無料で1年保有できるので、ノーリスクですからね。

ちなみに、メインカードとしてもなかなか優秀で、JALマイルの還元率は1.125%ということでJALカードよりも還元率が高く、しかもプラチナカードなのに年会費が22,000円という激安の驚異のプラチナカードです。JALマイルを貯めたい方の中にはメインカードをこのセゾンプラチナビジネスアメックスにしている人も非常に多いです。ビジネスという名称がついていますが、個人での発行も可能な点も非常に嬉しいですね。このセゾンプラチナビジネスアメックスにもプライオリティパスがついております。

入会キャンペーンで初年度年会費を無料で保有できるというのがとにかく魅力なので(さらにアマギフももらえる)、1年間保有してプライオリティパスを試したい人はまずこのカードですね!!

カード名 セゾンプラチナビジネスアメリカンエキスプレスカード
発行会社 クレディセゾン
申込対象者 ビジネスカードだが個人与信で審査可能
年会費(税込) 22,000円
家族カード年会費(税込) 3,300円
ポイント還元 1,000円=1ポイント=5円相当の永久不滅ポイント(海外では2倍)
SAISON MILE CLUBコース 年間5,500円で加入可能、JALマイル還元率1.125%~(詳細こちら
ポイント還元有効期限 永久不滅ポイントは無期限、JALマイルは3年
国内空港ラウンジ 利用可能
プライオリティパス 無料で発行可能
海外旅行傷害保険 最高1億円(利用付帯)
国内旅行傷害保険 最高5千万円(自動付帯)
手荷物宅配サービス 海外旅行の際に往復とも空港から自宅までスーツケース無料宅配
招待日和 レストランでコース料理1名無料

 

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2 件のコメント

  • いつも有益な情報をありがとうございます。さて、三井住友カード発行の SUPER FLYERS ANA CARD VISA PLATINUM も国内レストラン 使えないのでしょうか? 年会費¥88000の黒いカードです。セントレアでぼてじゅう、風の湯、等を利用しています。

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