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評判抜群。エバー航空ビジネスクラス「ロイヤルローレルクラス」搭乗記。

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エバー航空のフラッグシップB777-300ERのビジネスクラス「ROYAL LAUREL CLASS」に搭乗。ファーストクラスにも近いと言わて定評あるエバー航空の最高峰をレビュ―。ANAマイルで特典航空券も取れる。

北米に行ってきたのですが、

という超豪華な旅をしてくることができました。

さて、この記事ではエバー航空のビジネスクラス「ROYAL LAUREL CLASS(ロイヤルローレルクラス)」という最高峰のビジネスクラスを紹介したいと思います。

エバー航空はスターアライアンスに所属しており、ANAマイルで特典航空券を取ることも可能なために陸マイラーの方も狙う候補の一つになります。

エバー航空のビジネスクラスって搭乗する価値あるの??そんな疑問を搭乗体験レビュ―をもとにこたえたいと思います。かなり価値ありますよ。

 

エバー航空とは。ANAと同じスターアライアンス所属。

エバー航空と聞くと、どの国の航空会社で、どのアライアンスに所属しているのか知らない方もいるかもしれませんが、

  • 本拠地:台北
  • アライアンス:スターアライアンス

という台湾の航空会社で、日本各地にも台北からの直行便を飛ばしている航空会社になります。

そして、エバー航空は世界に10社しかないスカイトラックスの5つ星を獲得している航空会社です。5つ星はANA・JAL・キャセイパシフィック航空・シンガポール航空・カタール航空など本当に評判がいい航空会社ばかりで、エバー航空もその1つなんです。

 

スターアライアンス加盟航空会社は、ANAやユナイテッド航空、シンガポール航空をはじめとする下記28社。

ANA アドリア航空 エーゲ航空 エアカナダ
中国国際航空 エアインディア ニュージーランド航空 アシアナ航空
オーストリア航空 アビアンカ航空 アビアンカ・ブラジル航空 ブリュッセル航空
コパ航空 クロアチア航空 エジプト航空 エチオピア航空
エバー航空 LTOポーランド航空 ルフトハンザドイツ航空 スカンジナビア航空
シンセン航空 シンガポール航空 南アフリカ航空 スイスインターナショナルエアラインズ
TAPポルトガル航空 タイ国際航空 ターキッシュエアラインズ ユナイテッド航空

このスターアライアンスの航空会社なら、どの航空会社に搭乗して、どの航空会社にマイルを付与するのかは完全に自由です。

なので、

  • エバー航空に搭乗してANAマイルを加算する
  • ANAマイルでエバー航空の特典航空券を発券する

なんてことももちろん可能です。つまりANAマイルを貯めている陸マイラーにも大チャンスなわけですね。

陸マイラーがANAマイルを貯める方法

是非、陸マイラーとしてANAマイルを貯めてみて下さい!!!

【徹底解説】陸マイラーのANAマイルの貯め方を大公開!陸マイラーを始めたい人はこれを読め!!

2022-03-29



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エバー航空のビジネスクラスはランクがある。ファーストクラスが存在しないのでロイヤルローレルクラスが最上級。

エバー航空は、ファーストクラスというものを導入していない航空会社で、ビジネスクラス・プレミアムエコノミー・エコノミークラスの3ランクになっています。

ただし、実はビジネスクラスにもランクつけをしており、

  • ロイヤルローレルクラス
  • プレミアムローレルクラス
  • ビジネスクラス

という3ランクのビジネスクラスを導入しています。ロイヤルローレルクラスはエバー航空の最上級クラスという位置づけです。

 

ビジネスクラスは、短距離路線に導入されているもので、

Two passengers discussing business

エバー航空公式サイトより

ちょっと足元が広いという程度のビジネスクラスです。個人的には短距離のこのビジネスクラスなら、わざわざ出費を増やさずにエコノミークラスでいいかなという印象です。

 

プレミアムローレルクラスは、

Passengers sitting in airplane chair

エバー航空公式サイトより

上記のようなかなりリクライニングができるようなシートが配置されているタイプでA330-300なんかの機材に導入されています。基本的に中距離路線向きです。座席配置も2-2-2で全席がダイレクト通路アクセスというわけではありませんが、このレベルになるとビジネスクラスという感じがしますね。

 

ロイヤルローレルクラスは、エバー航空のファーストクラスと言ってもいいような最高峰の中身になっており、

Headphones

エバー航空公式サイトより

座席がプライベート感抜群で、もちろんフルフラットシートになり、豪華な機内食やアメニティーが配られます。ロイヤルローレルクラスは、北米路線(ロサンゼルス、シカゴ、ヒューストン、サンフランシスコ、シアトル、ニューヨーク、バンクーバー、トロント)と欧州路線(ロンドン、パリ、アムステルダム、ウィーン)という長距離路線にのみ導入されているエバー航空の最高峰のビジネスクラスです。

機材は、B777-300ERとB787(B787-9とB787-10)の2種類がロイヤルローレルクラスを搭載されており、B777-300ERは上記の写真のヘリンボーンシートが導入されています。

 

B787-9とB787-10は最近導入が始まったばかりの新機材で、こちらのビジネスクラスにはスタッガードシートタイプが導入されています。

こちらのシートで、全席ダイレクト通路アクセスでフルフラットシートになる、トップレベルのビジネスクラスが導入されています。

すけすけ
B787タイプの機材は、実は成田空港・関西空港・中部空港にも導入されており、機内食やアメニティーは長距離路線と同じものというわけには行きませんが、シートは最高峰のシートが導入されているので、狙って搭乗するのはオススメです!!

 

エバー航空の特典航空券はANAマイルで取れる!?

少し、特典航空券の話をしておきます。エバー航空の特典航空券はANAマイルで取ることが可能です。

上記はヒューストンから台北へのエバー航空の特典航空券の空席検索の結果ですが、しっかりと空席が表示されます。

が、エバー航空の特典航空券は少しクセがあり、路線や機材によりエコノミークラスを特典航空券として開放していなかったり、ビジネスクラスを開放していなかったり、まちまちなんです。

日本への直行便だと、成田空港や関西空港に就航している最新機材のB787に関してはビジネスクラスの特典航空券の開放枠がないくせに、中部空港のB787ならビジネスクラスでも特典航空券が発券可能になっているなど、状況は非常に複雑になっています。

ANAマイルでエバー航空の特典航空券を発券することは可能なのですが、しっかりと自分の搭乗したい路線・機材は特典航空券の枠があるのか検索して検証しておく必要があると思います。



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エバー航空B777-300ER「ロイヤルローレルクラス」搭乗レビュ―

ではエバー航空の最高峰ビジネスクラス「ロイヤルローレルクラス」の搭乗レビュ―です。

  • バンクーバー⇒台北
  • 機材はB777-300ER

という内容で、フライト時間は約12時間という半日飛行機に乗りっぱなしのロングフライトです。こういったロングフライトになればなるほど、シートがフラットになるのは効果が大きいです。しかもこの便は、現地時間を深夜2時発で、台北に早朝の4時に到着するというフライトなので、寝ておかないとフラフラになること間違いなしという便です。

深夜の0時にバンクーバー空港に到着すると、チェックインの行列が・・・・。

 

ただし、ロイヤルローレルクラスはチェックインがもちろん別!!!誰も並んでいない列で快適にチェックインです。もちろん、SFC修行をしてスターアライアンスゴールドのステータスを獲得していれば、エコノミークラス搭乗時でも優先チェックインカウンターが利用できます。

このあとは搭乗まではエバー航空指定のラウンジ「プラザプレミアムラウンジ」を利用することができました。台北発の便の場合にはエバー航空の本拠地の豪華ラウンジも利用できるので、もし片道のみをビジネスクラスにするような場合には本拠地発を選んでおくとお得度は高いかもしれません。

 

では、深夜の1時半ころに搭乗開始です。今回は写真も撮りたかったので、1番に搭乗です。すでにフラフラでしたが。。。

 

エバー航空ロイヤルローレルクラスのシートレビュ―

こちらがエバー航空のフラッグシップB777-300ERのビジネスクラス「ロイヤルローレルクラス」です。

席は斜めに配置されてヘリンボーン式で、当然のように全席通路へのダイレクトアクセス。1-2-1の横4席の配置ですね。色合いはグリーンなのですが、グリーンって高級感出すのが難しいと思うのですが、ダークグリーンな感じで見事に高級感が出ています。

 

自分の席は窓側に選択です。完全に個室に近いシートですね。

 

やや後方からの画像です。足元は伸ばしても、オットマンに届くことはなく、十分な空間があります。

ちなみに斜めのシートでもフライト時には違和感はまったくありません。

 

真ん中の2席は、家族や夫婦・カップルで利用すれば会話も可能ですし、他人と隣り合わせになったとしても乗り出さないと顔は見えないので、プライベート感は抜群です。

隣の人と肘がぶつかるなんてことは絶対にないです笑。

 

サイドテーブルにはアメニティーらしきものと、足元のオットマンの上には布団が用意されています。モニターは収納されているタイプで、弱点としては離着陸時には収納しておく必要があるので非常に見えにくいのすが、収納しておけば大きなスペースができるので空間の広さを演出にはいいですね。

 

こちらがモニターとテーブルを出した状態です。しっかりと、自分から見て正面に来るように設計されています。

 

窓際の座席横には、ライト、ユニバーサルタイプとUSBのコンセント、液晶型モニター、座席シートモニター、収納があります。

 

通路側は上げ下げできるタイプのアームレスト。

 

足元にはオットマンがありますが、座っている状態では届かずに、シートをフルフラットにした状態でベッドの一部になります。足元はやや細くなっていく構造です。

また、足元にも収納が2つあります。

 

シートを少しリクライニングした状態です。

スマホの充電をしながら、ヘッドホンをつけて快適な空の旅がいよいよ始まります。

 

シートをフルフラットの状態にして、布団も引いてみました。

実は、見えていないですが、シートの上にはまずシートパットが引いてあります。しかも、このベッドは機内食のあとに客室乗務員さんが用意してくれるんです。ちょっとしたサービスかもしれませんが、ファーストクラスに導入されているようなサービスですね。さすがエバー航空の最高峰です。

また、布団が超快適です。ただの毛布ではなく、ふかふかの布団で快適に7時間寝ることができました。これはレベル高いです。

 

 

自分の席から周囲を見ても誰の顔も見えないようなシート配置になっているのがいいですね。

 

そして、ライトが消されると、天井には星空が出現します。

深夜2時発のフライトで、ふらふらだったこともあり、超ぐっすりと睡眠を取ることができました。

 

エバー航空ロイヤルローレルクラスのアメニティーレビュ―

次にロイヤルローレルクラスのアメニティーを紹介していきましょう。これがまた豪華なんです。

この2つが何かわかりますかね?

 

右はスリッパです。

 

左はなんとパジャマなんです。パジャマはファーストクラスでは提供されることもありますが、ビジネスクラスで提供されることがあるのは自分の知る限りではエバー航空のみです。ロイヤルローレルクラスが、エバー航空のファーストクラスと言われる所以ですね。もちろん持ち帰りOKです。

 

そして、こちらがアメニティー。なんとサルバトーレ・フェラガモ。豪華すぎです。

 

フェラガモのポーチの中には、フェラガモのハンドクリームなんかが入っているのですが、勿体ない感じがして使えないのは僕だけでしょうか笑。

 

また、実は台北発の長距離路線の場合には、アメニティーは別のものが用意されています。

それがRIMOWAです。

「お前、なんで持っているの?」と言われそうですが、こちらも欲しくて実はメルカリで購入しました笑。

  • 台北着:サルバトーレ・フェラガモ
  • 台北発:RIMOWA

という豪華なアメニティーがエバー航空のロイヤルローレルクラスでは用意されており、往復で被ることがないのも嬉しい点です。アメニティーのレベル高いです。

 

ヘッドホンもThunderのノイズキャンセリング。

 

パジャマを着て、ヘッドホンで映画を楽しむ。最高に快適な時間です。



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エバー航空ロイヤルローレルクラスのWIFIレビュ―

エバー航空のB777-300ERには有料ですが、機内Wifiもあり、機内でネットも楽しめます。

Data plan Price
Lite Messaging Plan 30MB USD 4.95
Standard Plan 100MB USD 14.95
Business Plan 300MB USD 29.95

すぐに寝てしまったので、着陸直前に30MBのプランを使ってみましたが、LINEやTwitter・メールなら問題なく使えます。動画は無理でした。

 

エバー航空ロイヤルローレルクラスの機内食&ドリンクレビュ―

あと、機内食もビジネスクラスの楽しみですよね。

メニューは食事のものと、ワイン&ビバレッジの2冊が用意されています。

 

こちらは台北発便の機内食。鼎泰豊の文字が見えますかね?台湾の超有名な小籠包のレストランがエバー航空ビジネスクラス機内食を監修しているんですよね。これはかなり嬉しいですよね。

 

台北着の便は残念ながら、鼎泰豊はないのですが、それでも通常の洋食コースと中華スタイルの麺類から選ぶことができます。

また、着陸前の2回目の機内食も洋食スタイルとチャイニーズスタイルから選べます。

 

こちらはドリンクリスト。

シャンパン、ワイン、ビール、カクテル、ソフトドリンクと揃っているのですが、個人的には中国茶が5種類、日本茶が2種類用意されている点が超高評価です。

 

では、深夜の3時前ですが機内食を楽しみましょう。テーブルクロスを引いてくれるあたりもビジネスクラスという感じがしますね。

 

1品目の前菜。

  • Amusette with Gelery Crab Salad
  • Pesto Bocconcini Skewer with Roasted Tomato and Basil Leaf

という2品がお皿に乗っていたのですが、気が付くと食べてしまった自分がいまして・・・。1品しか写真には残っていません。。。。カニのサラダですが、美味です。

 

そしてメインは、台湾スタイルの牛肉麺です。

機内で麺類は伸びてしまいそうで、また温い麺類ができあがりそうですが、全然そんなことなく、機内でもこんな麺類がしっかり提供できるんだなと感心します。

また、よだれどり???のような一品が非常に美味しいですね。

夜間に洋食は腹がもたれそうなので、麺類のチョイスができるのは嬉しい選択でした。

 

そしてフルーツとケーキ。どちらも定番のデザートですが、ハズレなし。紅茶とともにいただきます。

 

あとは着陸の90分ほど前に2回目の食事が提供されます。こちらは搭乗してすぐに「2回目の食事どうされますか??寝ていたら起こしてもいいですか??」と聞かれます。疲れて寝ている場合にはスキップも可能ですし、起こしてもらいたい場合には起こしてくれます。いいサービスですね。

自分は、2回目は洋食スタイルにしました。寝起きのフルート&ヨーグルトはうまい。

 

そして、フルーツを食べ終えると、プレートを交換してくれて、メインのハム&卵料理です。

朝から非常に贅沢な食事です。このハムなんか美味しいし。

 

そして食後のコーヒーで締めます。

食事が終わったら、パジャマを着替えて、アメニティーの歯磨きでお口掃除をして、あとは着陸です。

 

9時間を経過し、フライトは大阪の直上を通過。このまま降ろしてほしい気もしますが、楽しいフライトなので、あとわずかな時間を満喫します。

 

バンクーバーから台北まで、エバー航空のロイヤルローレルクラスは一瞬で終わりました。

  • シート:レベル高い(特に布団)
  • 機内食:美味
  • アメニティー:ビジネスクラスとして最高峰

というような評判通りのハイレベルなビジネスクラスでした。みなさんもANAマイルで是非ともエバー航空の特典航空券を狙ってみてください。今回はB777-300ERというヘリンボーン式のシートだったので、自分も次回はB787のスタッガード式のシートを狙ってみたいなと思います。

エバー航空ビジネスクラス「ロイヤルローレルクラス」は搭乗の価値ありです。

【徹底解説】陸マイラーのANAマイルの貯め方を大公開!陸マイラーを始めたい人はこれを読め!!

2022-03-29
すけすけ
なお、今回のフライトに関しては、ANAマイルではなく特典航空券の片道発券が可能な「ユナイテッド航空」のマイレージを利用しています。バイマイルも可能で、他人にも発券できるので、必要マイ数はANAマイルより多くなりましたが、活用させてもらいました。

スターアライアンスの片道特典航空券について興味のある方は下記も参照にしてください。

スターアライアンス片道特典航空券が発券可能なおすすめマイレージ4選

2019-04-26

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