【搭乗記】ガルーダインドネシア航空A330-900neoビジネスクラスのブログレビュー。ガルーダインドネシア航空はスカイチームだが、実はANAマイルで特典航空券が発券できる。ビジネスクラス4席も可。
三連休!!ということで、有給をつけて、海外ビーチに到着⛱️ pic.twitter.com/KqKNctpiwF
— すけすけ@世界一周 (@bmwtatsu) November 1, 2024
インドネシアのバリ島に10数年ぶりに行ってきたのですが、この時に活躍したのがANAマイルです。マイルを利用した特典航空券のおかげで、かなりお得に旅行ができることを知って、すっかりマイルの虜になってしまっていたりしませんか笑????自分ももちろんそうなのですが、今回はANAマイルを利用して、ガルーダインドネシア航空のビジネスクラスに搭乗してきました。
では、ガルーダインドネシア航空のビジネスクラス搭乗レビュ―ですが、記事の前半はマイルを利用した特典航空券情報になります。
ガルーダインドネシア航空はスカイチームなのに、ANAマイルで特典航空券が発券できる
まずはガルーダインドネシア航空について紹介しておきましょう。ガルーダインドネシア航空は、デルタ航空や大韓航空が所属するスカイチームに所属する航空会社です。が、実はガルーダインドネシア航空はANAマイルで特典航空券が発券できる航空会社になっています。え?ANAマイルでスターアライアンスの特典航空券じゃなくても発券できるの???って思う方もいるかもしれませんが、ANAは一部の航空会社とマイレージの独自提携を行っています。ANAマイルの提携航空会社一覧のページを見ると、
- エティハド航空
- ガルーダインドネシア航空は
- ベトナム航空
などが含まれていることがわかります。ということで、ガルーダインドネシア航空の特典航空券はANAマイルでも発券可能です。ただし、スターアライアンスの便と異なる点として、上記の独自提携の航空会社の特典航空券は、他社と混合して発券することは不可となっており、単一の航空会社のみ特典航空券が発券できる点は注意しておきましょう。
さて、このANAマイルを利用したガルーダインドネシア航空の特典航空券ですが、エコノミークラス・ビジネスクラスともに特典枠が非常に多いという点において、ある種のスイートスポットになっています。
ほら、なんとビジネスクラスでも4名分の特典航空券の枠があるんですよ(ちなみに5名でもありました)。エコノミークラスでは6名分の特典航空券の枠がありました。こんな感じで、家族全員分の特典航空券をANAマイルで発券して、海外旅行に行きたいと考えている人には、ガルーダインドネシア航空はかなり狙い目になってきます。
なお、ガルーダインドネシア航空は、
- 東京羽田=ジャカルタ
- 東京成田=デンパサール
- ソウル仁川=ジャカルタ
- ソウル仁川=デンパサール
に就航しているので、このあたりを検索してみてください。自分の場合だと、大阪(関空)発でのガルーダインドネシア航空は就航しておらず、東京かソウルまで別切りで航空券を購入して、ガルーダインドネシア航空の特典航空券を利用することになります(ガルーダインドネシア航空は、スターアライアンスではないので、ANAなどの他社便と混合した特典航空券は発券不可で、ガルーダインドネシア航空のみで完結する必要あり)。ということで、自分は希望日程の空席状況から、ソウル仁川発の便を選択しております。ソウル仁川=デンパサールの区間のガルーダインドネシア航空に搭乗してきました。
ANAマイルをガンガン貯めて、ANAマイルで特典航空券を発券してくださいね!!!
ガルーダインドネシア航空A330-900neoビジネスクラス搭乗レビュー
では、ガルーダインドネシア航空のビジネスクラス搭乗レビュ―です。
搭乗は仁川空港の第2ターミナルからです。利用したことある方もいるかもしれませんが、仁川空港の第2ターミナルは大韓航空の本拠地であり、めちゃくちゃ最新の豪華なターミナルになっております。ここからガルーダインドネシア航空に搭乗です!
行先はバリ島のデンパサール国際空港と思っていたら、実は空港名がデンパサール国際空港からングラ・ライ国際空港に2014年に変更になっているんですね。前回のバリ島旅行から10年以上が経過・・・時間が過ぎるのが早い・・・。
今回搭乗した機材はガルーダインドネシア航空のA330-900neoという2019年から導入されている非常に新しい機材で、日本路線にも導入されています。
ガルーダインドネシア航空A330-900neoビジネスクラスシートレビュー
では、ガルーダインドネシア航空のビジネスクラスのシートを紹介していきます。
ガルーダインドネシア航空のA330-900neoのシートマップはビジネスクラスが1-2-1のスタッガードシートで全24席。エコノミークラスが2-4-2の全277席となっています。24席しかないビジネスクラスなのに、4席以上も特典航空券として開放してくれるのは、めちゃくちゃありがたいですね。今後も継続して、特典枠を開放してくれる航空会社であって欲しいです。
こちらがガルーダインドネシア航空A330-900neoのビジネスクラス。1-2-1の全席ダイレクト通路アクセスで、前後の席が交互になっているスタッガードシートです。1人1人の空間がかなり広く、7時間フライトが快適になりそうですね。
中央2席の一部の席はカップルシートと呼ばれる、隣り合わせのタイプのシートなので、夫婦や子連れ、カップルの人には評判がいいと思います。
そして、窓際の席を選ぶと完全に個別シートになっており、1人でゆっくりゆったりとした時間が待っています。可能なら、窓側に席があるシートを選ぶ方がより快適な時間になるでしょうね。
シートはフルフラットのベッド上になり、モニターの下のスペースと合わせると全長180センチオーバーになるという仕様なので、深夜便で睡眠を取りたいときにも超快適です。基本的にはジャカルタ発・デンパサール発の日本行き・ソウル行きのガルーダインドネシア航空の便は深夜発の早朝着の便なので、フルフラットのビジネスクラスは効果絶大ですよ。
サイドテーブルは小物入れあり、USBコンセントあり(ペットボトルウォーターの準備もあり)という内容で、さすがに新しい機材だけあり機能ばっちりですね。ANAやJALが長距離路線に導入している最新の豪華ビジネスクラスほどではないですが、中距離のビジネスクラスとしては、なかなかいいですよ。ガルーダインドネシア航空のA330-900neo。
ガルーダインドネシア航空A330-900neoビジネスクラスアメニティレビュー
こちらがガルーダインドネシア航空のビジネスクラスで提供されるアメニティポーチ&中身です。アメニティーポーチはポルシェデザインのものですね。東南アジア行きの中距離路線としては、かなり豪華な中身です。こういったポーチつきのアメニティはANAやJALだと欧米などの長距離路線対象となっており、ガルーダインドネシア航空のビジネスクラスは実はけっこう頑張っているんだなという印象です。高評価。
ガルーダインドネシア航空A330-900neoビジネスクラス機内食レビュー
あとは機内食のレビュ―ですね。ガルーダインドネシア航空のビジネスクラスの機内食は、中距離路線でも洋食系が肉料理と魚料理、そして韓国路線ということもあり韓国料理と3種類も用意されているのが素晴らしいですね。日本路線だと、韓国料理の代わりに和食という感じなんでしょうね。
まずはドリンクとナッツ。
そして、前菜からスタートです。キノコとホタテの前菜で、韓国テイストのナムルような味付けがされており、これは日本の方でもかなりおいしく感じると思います。あとは、冷麺ですね。
そして、メインはプルコギと豆ごはんとみそ汁にキムチ。前菜も含めて、盛り付けも非常にいいですし、箸置きなんかも陶器のもので、ビジネスクラスにはコストをかけていることがよくわかり、けっこう印象がいいんですよ。ガルーダインドネシア航空のビジネスクラス。
こちらは洋食の前菜とメインのサーモンになります。ガルーダインドネシア航空のビジネスクラス機内食、想像していたよりははるかにいいです。日系と比べても全然負けていないですよ。
そして、中距離にも関わらずライトミールとして、いつでもオーダーできるアラカルトメニューがけっこう充実しているんですよ。サテー、チキンパニーニ、ヌードル、カットフルーツ、ナチョスなどが用意されており、自分が仮眠を取って起きたタイミングで客室乗務員が向こうから「何か食べますか?」と聞いてきてくれるサービス精神が見られたところもいいですね。カットフルーツを美味しく頂きました。
そして、7時間ほどのフライトを終えて、バリ島のデンパサール国際空港に到着です。ワイドボディ機のA330-900neoという機材でも沖止めだったので、最後に写真です。
そうそう、それからいわゆる入国時にファストレーンが利用できるのがビジネスクラスの嬉しいところです。ほぼ並ばずに入国が可能でした。ただ、インドネシアは入国時にアライバルVISAが必要で、到着時に空港で購入できますが、そこそこ人が並んでいたので、事前にWEBからE-VISAを購入しておくことをオススメします。購入しておけば、アライバルVISA購入の列に並ばなくてOKです。
以上、ガルーダインドネシア航空のA330-900neoのビジネスクラス搭乗レビュ―でした。
インドネシアは、東南アジアの中でも最長距離であり、東京からだと飛行時間は7時間を超えます。この距離になってくると、フルフラットのビジネスクラスは効果絶大ですね。シートそのものは、最近の世界トップレベルのビジネスクラスは、ドア付きの個室型が導入されていたりするので、世界トップレベルとは言い難いかもしれませんが、中距離でもアメニティポーチがあり、機内食もけっこう美味で、客室乗務員のサービスもよく、想像以上に満足できる旅になりましたね。何よりも、ANAマイルでビジネスクラス特典航空券が4席取れて、家族でバリ島までANAマイルを利用して行くことができるというのが最高ですね。是非、ANAマイルに使い道の1つとして候補にいれてみてくださいね!!!
ガルーダインドネシア航空のビジネスクラスにANAマイルで搭乗してきました!!!