飛行機内で空席があれば座席移動は可能？

飛行機に搭乗中に別の座席に移動したいと思ったことはないですか？？？

飛行機に搭乗してから、「この便空席けっこうあるな。あの窓際の席隣も空いてるし、移動したいなー。」とか思ったことはないですか？自分はよくそんな風に思うことがあります。

飛行機内での座席移動についてまとめておきます。少し恥ずかしい体験談も交えて。

座席移動は事実上可能

結論を先に書きますが、空席への座席移動は可能なことが大半です。

移動したい人気のシートは

①隣の席が空席のシート

そりゃ、そうですよね。隣が空席だとすごく広々としています。横になって寝ることも可能になるので、長距離の国際線エコノミー等では効果抜群です。3席連続でシートが空いてるところが、もしあれば、真ん中のシートを確保すれば左右も使えてしまいます。お得感満点です。

②前に座席のないシート

ここです。足を前に伸ばせるシート。こちらのシートは航空会社によっては、座席指定をする際にプラス料金が必要だったりするシートです。「プリファードシート」という名称で知られています。

この2つのシートに空席があれば座席移動したいですよね。基本的に座席移動は可能です。

座席移動は勝手にしない方がいいです。ワザと空けている場合もありますので。客室乗務員(CA)さんに一言「あそこの座席空いてますか？移動していいですか？」と声をかけましょう。多くのケースは、快く移動を許可してくれます。遠慮せずにCAさんに席の移動をお願いしましょう。非常にお得に搭乗できます。

ただし、離陸直後なんかは「重心がずれるので、上空で安定するまでお待ちください。」なんてこともよく言われるようです。

座席移動は早い者勝ちなので、移動したい席があれば、早い目に客室乗務員さんに伝えましょう。

機内でのアップグレードは可能なのか

では、エコノミークラス(普通席)に搭乗している時に、国際線ビジネスクラスや国内線プレミアムクラスの空席に座席移動することは可能なのでしょうか？機内アップグレードというやつです。

これも可能なことが多いです。ただし、追加の料金等が必要になります。

航空会社により規定が異なるのですが、

例えば

アリタリア航空は

機内でビジネスクラス(長距離国際路線)またはプレミアムエコノミークラスへの有料アップグレードをご利用いただける場合がございます。

とホームページに明記しています。機内でのアップグレード料金まで明記されています。しかもアリタリア航空では機内でマイルを利用したアップグレードまで可能なケースもあるようです。

ルフトハンザ航空でも

長距離路線の機内では、路線別の固定料金でプレミアムエコノミークラスにアップグレードできます。客室乗務員までお申し出ください。

とホームページに明記されています。

自分は機内でのアップグレードをしたことはないのですが、ANAやJALも可能なケースがあると聞きます。

ANAのホームページ内には、下記のような文言が記載されています。

機内でのアップグレードポイントによるアップグレードは承ることができません。

こう書いているので、機内でのアップグレードも可能なケースがあると思っていいと思います。

ANAのホームページ上では国内線機内アップグレードの詳細な記載はありませんが、実体験を報告されている方は多数おられます。

プレミアムクラスへの機内アップグレードは9000円で、支払いは現金もしくはANAご利用券のみ利用可能です。クレジットカードは不可ですのでご注意ください。

興味ある方は、搭乗後に機内で客室乗務員さんに聞いてみるといいと思います。

空港での国内線当日アップグレードの方法は下記も参照下さい。

JAL・ANAの国内線当日アップグレードの方法。経験談とともに。 – すけすけのマイル乞食

座席移動ではなく、座席交換は可能？？？

家族で旅行に行った場合に、自分が「3A」、妻が「3B」の座席の時に逆に座っていることもありますよね？これは航空会社もいちいちチェックしたりしていないので、オッケーな範疇です。空席への移動がオッケーなので、お互いが了承すれば、座席交換はオッケーということでしょう。

さて、エコノミークラスの人とプレミアムクラスの人の座席交換は可能でしょうか？

ここで、自分はちょっと恥ずかしい思いをしました。家族でANA国内線に搭乗し、沖縄旅行に行ったときの話です。

自分の座席はプレミアムクラス、妻・子供の座席は普通席(特典航空券)でした。

自分だけいい席にしているのは、SFC修行を行い、スーパーフライヤーズカード(SFC)を取得するためです。

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自分だけ贅沢をするためではありません。また、家族分は大量保有のマイルを利用して特典航空券で予約しました。特典航空券では、プレミアムクラスは予約できないので、普通席しか取れませんでした。

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ただ、自分だけプレミアムクラスに搭乗して、弁当食べながら広い座席でのんびりするのもどうかなーと思って搭乗時に客室乗務員さんに、「家族だから、逆に座ってもいい？」と聞いたんです。割と軽く「はい。どうぞ。」と言われました。おっ、これで妻にも広い座席に座らせてあげることができるぞ。ブログ開始後の初ANAプレミアムクラスなので、弁当の写真はブログの記事に利用するかもしれないので必須。妻に、弁当の写真だけ撮るようにお願いして、座席を交換しました。

1時間後、客室乗務員さんが自分のところに来ます。「お客様、誠に申し訳ありませんが、プレミアムクラスと普通席の交換はできないルールになっております。料金やサービスが異なるので、搭乗名義の方しかプレミアムクラスには搭乗できません。申し訳ありませんが、搭乗名義の方にプレミアムクラスにお座りいただいてよろしいでしようか？」と。

これが本当のルールみたいです。

そりゃ、当然な気がします。もらえるプレミアムポイントなんかも違うので、搭乗クラスが異なる座席の交換はできないんです。おそらく、手違いで初めは交換可能と言われたのでしょう。交換ダメです。

そして、妻と座席を交換。隣の人が不審な目でこっちを見ています。なんか突然人が変わったぞ。そんな目をしています。

そして、客室乗務員さんから「奥様がすでにお食事を半分ほど召し上がってしまわれました。」と言われ、半分だけ残った弁当を食べることに。

隣の人がこっちを見ています。こいつ食べかけの弁当食べ出したぞ。そんな目をしています。

間違って違う席に座ってたのか？そんな目をしています。

違います。家族で席の交換をしていました。それだけです。

ただ、さすがはプレミアムクラス。

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