キャセイパシフィック航空の本拠地である香港国際空港で、キャセイパシフィック航空のビジネスクラスラウンジ4つ全てをハシゴ。豪華キャセイのラウンジの全貌を公開。
2019年の自分の初フライトは、キャセイパシフィック航空で家族で香港に行ってきました。香港は、自分が行った海外の都市で訪問回数ナンバーワンで20回以上の訪問歴がある超お気に入りの都市です。キャセイパシフィック航空も、ANA・JALの次に搭乗した回数が多い航空会社で、自分には非常に馴染みがあります。
今回は、人生初のキャセイパシフィック航空のビジネスクラスに搭乗してきました。
家族分の購入となると、なかなかの値段になりますが、年末年始はどこにも行けなかったので、妻にも機内でゆっくりする時間も持ってもらおうと思い奮発です。
この記事では、キャセイパシフィック航空の本拠地である香港国際空港のキャセイパシフィック航空のビジネスクラスラウンジの全貌を公開したいと思います。
香港国際空港には、現在なんと4つのキャセイパシフィック航空ビジネスクラスラウンジがあります。今回は、4つ全てのラウンジを訪問してきたので、全ラウンジの紹介になります。
さすがキャセイの本拠地。ラウンジは豪華です。
キャセイパシフィック航空ビジネスクラスラウンジの利用対象者
まず、キャセイのビジネスクラスラウンジを利用できる条件を整理しておきます。
- キャセイパシフィック航空およびキャセイドラゴン航空のファーストクラス搭乗客および同伴者1名
- ワンワールド加盟航空会社のファーストクラス搭乗客および同伴者1名
- キャセイパシフィック航空およびキャセイドラゴン航空のビジネスクラス搭乗客
- ワンワールド加盟航空会社のビジネスクラス搭乗客
- マルコポールクラブ会員のシルバー・ゴールド・ダイヤモンド会員でワンワールド便への搭乗客および同伴者1名(シルバー会員は本人のみ)
- ワンワールド会員のサファイア・エメラルド会員でワンワールド便への搭乗客および同伴者1名
となっています。
ファーストクラス搭乗客およびワンワールドのエメラルド会員は、もう一つランクが上の「ファーストクラスラウンジ」も利用できるので、そちらを利用する人が大半でしょう。
日本在住者が、キャセイパシフィック航空のビジネスクラスラウンジを利用するには、
- キャセイ or JALなどワンワールド便のビジネスクラスに搭乗
- ワンワールドのサファイア会員を取得(JALのサファイアおよびJGC会員に付与)
が代表例になるのかなと思います。
JGCは一度取得すると、生涯継続できるので、キャセイの豪華ビジネスクラスラウンジをエコノミークラス搭乗時でも一生利用ができることになるので、ステータスとして非常に人気があります。
自分は、JGCを本年取得予定ですが、まだ所有していないので、今回はキャセイパシフィック航空のビジネスクラスに搭乗して利用してきました。
香港国際空港にあるキャセイパシフィック航空のビジネスクラスラウンジは4つ
香港国際空港は、さすがキャセイパシフィック航空の本拠地です。
なんと、豪華巨大ビジネスクラスラウンジが4つも用意されています。
- ザ・ウィング
- ザ・ピア
- ザ・デッキ
- ザ・ブリッジ
と4つのラウンジがあるんです。
ラウンジ内では、バーでお酒を楽しんだり、リラクゼーションルームで仮眠を取る、ヌードルバーで麺類を楽しむなど贅沢な時間を搭乗まで過ごすことができます。自分は、せっかくなので4つのラウンジを制覇しようと思い、搭乗の4時間前に空港に行き、贅沢な時間を過ごしてきました。
4つのラウンジ全てを紹介したいと思います。
ワンワールドの上級会員がラウンジを利用する場合はステータスカードを見せると、ラウンジを利用することができます。ビジネスクラス搭乗客が、ラウンジを利用する場合には、チェックインの際にもらえる「ラウンジインビテーション」をラウンジで渡して利用することになります。
が、このインビテーションは最初のラウンジで回収されてしまうので、2つ目・3つ目とハシゴをする予定の人は注意が必要です。
ラウンジの受付で、別のラウンジ行きたいと告げると、搭乗券に上記のスタンプがもらえます。これをもらうと次にラウンジも利用が可能になります。スタンプ貰ってくださいね。
地図でいうと下記の4つです。
パスポートコントロールを通過後に、近い順から訪問していきました。地図で見ると近そうに見えますが、香港国際空港はバカでかい空港です。ザ・ウィングからザ・ピアは歩くと20分くらいかかる気はします。空港内にシャトルが走っているので、利用するといいと思います。
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キャセイビジネスラウンジ「THE WING」の全貌
場所:ターミナル1の1番ゲート付近
営業時間:5:30~最終便出発まで
シャワールームあり、ロングバーあり、ヌードルバーあり、WIFIあり
まずは、パスポートコントールを出てから一番近くにあったザ・ウイングに行きました。
キャセイのラウンジで一番混雑しているのがこのザ・ウイングです。このフロアと、中の階段からもう一つ上のフロアに行くこともできます。上のフロアがメインフロアと案内されたので、上に行きます。
ちょっと人多くない???と思いました。。。
どうもこのザ・ウイングはパスポートコントロールを出てから最初にあるキャセイラウンジなので、混雑するようです。
が、中身はいい。
こちらはビュッフェの一部です。サラダ、ハムを中心としたコールドミールから、パスタやサンドウィッチもあります。
デザートも数種類あり。全部食べるのは不可能です。
ドリンクサーバーが大理石調でオシャレ。
まず、こちらがザ・ウイングの名物「ザ・ロング・バー」です。
20人は横に座れそうなバーで、アルコールを含むドリンクを楽しむことができます。
バーには、お酒のおつまみになりそうなものもありますし、しっかりドリンクメニューも用意してくれています。
自分がオーダーしたのは、ノンアルコールのキャセイオリジナルドリンク「Cathay delight」です。キウイべースのミント入りドリンクです。名物なので、是非オーダーしてみて下さい。メニューにもしっかり出ています。
大理石の豪華な廊下を進むと、奥はさらに広がっています。ここを左に曲がると、楽しみにしていたスポットに行けます。
それがここ。ウッド調のテーブル&チェアで、床が大理石の部屋があります。豪華な雰囲気ですね。
実は、この部屋はキャセイ名物の「ヌードルバー」なんです。
今回は家族での旅行だったので、全麺類をオーダーしてみんなで食べてみました。
- 担々麺
- ワンタン麺
- 野菜ラーメン
という3品でしたが、野菜ラーメンというものがザーサイの入った麺で、個人的には非常に気に入りました。また、ヌードルバーでは、飲茶類のオーダーも可能です。さすが、キャセイの本拠地だけあって、ラウンジが充実しています。
上の階がメインフロアだから上にどうぞと受付で言われたのですが、実は下の階の方が空いているし、豪華なんでは???と思いました。ロングバーも、ヌードルバーも下にはないですが、いい空間です。
下の階に何をしに来たのかというと、この一番奥のこれです。
シャワールームです。キャセイのビジネスクラスラウンジは4つありますが、どこのラウンジにもシャワーがあります。超キレイなシャワールームです。
香港って、1月でもけっこう暑いんですよね。半袖の人もいるくらいで、日中は20度を超えます。そんな中、帰国前に空港でシャワーを浴びるというのは至福の時間です。
自分は、どののラウンジに行ってもシャワーを利用しますが、キャセイのシャワールームはビジネスクラスラウンジの中ではトップレベルにキレイだと思います。備品も完備されているので、手ぶらでOKです。
キャセイビジネスラウンジ「THE DECK」の全貌
場所:ターミナル1の16番ゲート付近
営業時間:5:30~0:30
シャワーあり、ヌードルバーあり、WIFIあり
次は、ザ・ウイングの反対サイドにあるザ・デッキです。名前の通り、デッキスタイルになっており、カフェにいるような感覚になります。
では、入場しましょう。
中はシックな落ち着いた感じのラウンジで、高級感があります。
ビュッフェも充実です。
こちらにもヌードルバーはあります。薬味が充実しているのも非常に嬉しいですね。
そして、外に出るとデッキスタイルのカフェスペースが広がっているんですよ。名称にマッチしたラウンジです。
キャセイビジネスラウンジ「THE BRIDGE」の全貌
場所:ターミナル1の35番ゲートおよびターミナル内シャトルの乗車口付近
営業時間:5:30~0:30
シャワールームあり、ロングバーあり、ヌードルバーなし、コーヒールームあり、WIFIあり
次はザ・ブリッジ。名前の通り「橋」のイメージのある場所にラウンジがあります。40番台のゲートと、60番台のゲートの橋渡しをするような形の場所にラウンジが位置しています。ザ・デッキからは徒歩だと遠すぎるので、シャトルを利用するとちょうどラウンジの目の前あたりに到着します。
ここからエスカレーターで下に降ります。
内部は長細い感じのラウンジで、やはり橋という印象が強いです。
ここにもバーカウンターがあります。お酒を飲みながら飛行機を楽しむことができるのが魅力です。バーには、ハムなんかも置かれているのもいいですね。
こちらがダイニングルーム。
ビュッフェの内容が一番充実していたのは、ザ・ブリッジな感じでした。飲茶やピザもありますし、アフリカ料理のクスクスなんかもありました。スープは4種類も用意されており、食が充実したラウンジという感じです。
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キャセイビジネスラウンジ「THE PIER」の全貌
場所:ターミナル1の65番ゲート付近
営業時間:5:30~0:30
シャワールームあり、仮眠室あり、ヌードルバーあり、ティールームあり、WIFIあり
では、最後に訪問したザ・ピアの紹介です。ザ・ブリッジからは近いところにあります。事前の予習だと、ここが一番充実したラウンジのようだったので、時間を一番取りました。
ここが香港国際空港のキャセイパシフィック航空ビジネスクラスラウンジの中で、一番大きいラウンジになります。写真も多めに紹介です。
受付から広いんですよね。
このザ・ピアですが、とにかく広いです。
広すぎて、席を全部埋めるのが困難なくらいなので、空席が簡単に見つかるのも非常に魅力的です。そして、席の種類もソファースタイルから、ダイニングスタイル、バースタイルと非常に豊富です。
目の前には、飛行機の姿が見える席も多数あります。
ビジネススペースにはMacとプリンターも完備されています。また、このビジネススペースがバースタイルでカッコいい。
こちらがビュッフェスタイルのダイニングルーム。テーブルも超豪華。
ダイニングルームのビュッフェ類も他のラウンジと遜色のないレベルでコールドミール・ホットミール・デザートと揃っています。
ダイニングルームにある、謎の屋台。特に屋台として稼働しているわけではなさそうでしたが、非常に雰囲気がいいです。
ダイニングルームから一つ置くの部屋にすすむと、ここには巨大ヌードルバーがあります。
カウンターでオーダーして、テーブルで食べるのですが、席は100席くらいあるのではないでしょうかね。広いですが、フードコート感はまったくなくオシャレな空間です。
こちらがヌードルバーからもう一つ奥の部屋です。
何なのかわかりますかね??この容器すべて茶葉が入っているんですよね。この部屋はキャセイ名物の「ティー・ハウス」という名称のTEA ROOMなんです。お茶専用の部屋です。
さすが、キャセイパシフィック航空の本拠地ですね。まじで豪華です。
お茶を入れてくれるスタッフがいて、お茶専門のメニューがあり、専用の茶器まで用意されている。ここは、マジで至福の空間です。
この無駄な感じの家具が、本当に豪華さを一層引き立てますね。家にあったら、間違いなく邪魔ですからね笑。
自分もせっかくなので、一杯お茶をいただきました。日本のお茶を飲みたかったので、メニューにあった「Japanese Sencha」をオーダーです。
ここのTEA ROOMも50人以上の席があります。
こちらはラウンジの一番奥にある、仮眠室です。簡易なベッドが20台ほど用意されており、乗り換えなどで待ち時間の長い乗客が寝て時間を過ごしてるようです。しかし、仮眠室もオシャレで高級感ありますね。
もちろんシャワールームもあります。子供と妻はここでシャワーを浴びて帰国です。シャワールームも十分な数が用意されており、ほとんど待ち時間なく利用できる様子でした。タオルやシャンプー・ボディソープ・歯ブラシなんかも完備されているので完全に手ぶらで行くことができますよ。
個人的には、このザ・ピアが一番魅力的なラウンジでした。おすすめラウンジ一つと言われたら、ザ・ピアですかね。ヌードルバーあり、仮眠室・シャワーもあり、そしてTEA ROOMがある。何より広さも抜群で、空席も十分にある。キャセイパシフィック航空のビジネスクラスラウンジの中で一番魅力を感じたのは、ザ・ピアでした。弱点は、パスポートコントロールからは一番遠いところにあるので、搭乗ゲート1~20番台の人が利用するには、不便な場所ではあります。
以上、香港国際空港のキャセイパシフィック航空ビジネスクラスラウンジの豪華中身を紹介です。
- バーを楽しむ
- ヌードルを楽しむ
- ビュッフェを楽しみ
- 本格的なお茶を満喫する
- シャワーでリフレッシュする
- 仮眠を取る
本当に贅沢な時間の使い方ができます。個人的には、次回からは、ザ・ピアに行くと思います。広くて、すべてが揃っているラウンジで、非常に満足度が高かったです。自分はアルコールは飲まないのですが、お茶がかなり好きなので、TEA ROOMの存在は非常に魅力的でした。
今年は、ここに来る予定が、実はあと4回ほどあるので、また満喫したいと思います。
キャセイパシフィック航空ビジネスクラスの機内のシート・機内食は下記の搭乗記も参照してください。
■香港国際空港の他のラウンジも紹介しています
BRIDGEって左右あって、確か向かって左はシャワールームが充実していて、右側は食事が充実していたと思いますが?左右行きました?
つびいさん
はい、左はシャワー、右はダイニング&バーでした。
時間の関係で滞在時間はあまりなかったですが。。。