羽田空港第1ターミナル内の「ファーストキャビン」に宿泊してみた。早朝出発、深夜到着時にかなり便利。1泊6,000円は安い。今時のカプセルホテルとは、どうなっているのか紹介。
羽田空港から早朝出発の際や、羽田に深夜に到着した場合や、乗り継ぎ便が翌日の場合にはどこで時間を過ごすか悩みますよね。都心部まで行くと時間もかかるし、料金も高いですし。
自分も、朝6:25発の羽田便だったので、ホテルはどこにしようかなと考えていたのですが、今回は空港の中にある格安カプセルホテルに宿泊してみました。
「ファーストキャビン」
です。
こちらのロゴ見たことありますかね?ファーストキャビンのロゴなのですが、全国に25か所(2019/3時点)あるカプセルホテルなんです。
料金も非常に安く、羽田空港内になるファーストキャビンは最上級の部屋でも6,000円で宿泊が可能です。しかも、24時間の大浴場もあるし、寝具や歯ブラシなどのアメニティーもありますし、テレビやWIFIも完備されています。
羽田空港第1ターミナル内のファーストキャビンに宿泊してきたので紹介します。
羽田空港第1ターミナル「ファーストキャビン」の場所・アクセス
羽田空港内のファーストキャビンの場所ですが、羽田空港第1ターミナル内にあります。第1ターミナルはJAL国内線の離発着が行われているターミナルです。
場所は第1ターミナル1階の、ど真ん中。郵便局の隣です。
第1ターミナル到着階からは、そのまま行けます。第2ターミナルなら徒歩でも行けますが、国際線ターミナル(第3ターミナル)からは1駅電車で移動が必要です。
〒144-0041 東京都大田区羽田空港3-3-2 羽田空港第1旅客ターミナル1階 (羽田空港第1旅客ターミナル内1F到着フロア)
ファーストキャビン羽田ターミナル1の宿泊料金
都内のホテルに宿泊すると、安くても1万円、ちょっとしたビジネスホテルで2万円、いいホテルなら5万円という感じですよね。
が、ファーストキャビンは安いです。
料金(税込) | ショートステイ | |
---|---|---|
ファーストクラスキャビン | 6,000円 | 1時間1,000円 |
ビジネスクラスキャビン | 5,000円 | 1時間800円 |
部屋は2種類用意されており、広い方がファーストクラスキャビンで一泊(チェックイン19時、チェックアウト10時)で6,000円、狭い方のビジネスクラスキャビンなら5,000円で宿泊可能です。東京都内とは思えないような価格です。都心部まで移動して宿泊するとなると、その分の交通費もいりますからね。
また、日中はショートステイで1時間単位での利用も可能になっています。
予約開始は、2か月前の1日からになります。例えば、5/10に宿泊したい場合は、3/1から予約ができます。
ファーストキャビン羽田ターミナル1の宿泊体験記「便利でコスパは高い!」
では、ファーストキャビン羽田ターミナル1ってどんなところなのか、宿泊体験記の紹介です。自分は、1,000円奮発してファーストクラスキャビンに宿泊してきました。
こちらが、第1ターミナル内のファーストキャビンへの入口です。自分は、深夜0時すぎに空港に到着したので、奥のシャッターは閉めているところでした。
本当に羽田空港直結なので、かなり便利なアクセスであることは間違いないです。朝も起きて、数分後には空港ですからね。
では、人生初のファーストキャビンに行ってみます。初めてのところはワクワクしますね。
こちらでチェックインを行います。
説明の中で一番印象に残っているのが、電話なんかの扱いです。ファーストキャビンはカプセルホテルなので、隣の人の音なんかはどうしても多少耳に入ってきます。なので、電話は禁止です。音が鳴らないように設定してくれと。アラームもです。アラームを鳴らせないと、不便ですよね。早朝便で、朝が心配だから空港直結ホテルに宿泊するのに、バイブレーションのアラームで大丈夫かなと思うわけです。
が、心配は無用です。
ウェイクアップコールを、チェックインの際にお願いしておくと、人が直接起こしに来てくれると説明されました。これは人生初体験ですね。
また、耳栓も用意してくれています。
受付のすぐ隣にはラウンジもあり、デスクワークをしている人や、会話をしている人がいました。キャビンルームでは、会話禁止ですからね。
ラウンジの隣には喫煙ルームもありました。
では、ここでカードキーをかざして、キャビンルームに入ります。キーを利用するのは、キャビンルームの入口だけで、個々のベッドルームにはカギはありません。ここは、不安になる人もいるかもしれませんが、安い宿泊とはそういう面もあるでしょう。簡易宿泊所ですからね。
飛行機のゲートに向かうような表示なっているのがいいですね。
こちらがキャビンルーム。このアコーディオンカーテンで区切られた一つ一つがカプセルホテルになっており、中には誰かがいます。
まず、こちらが5,000円で宿泊できるビジネスクラスキャビンです。広さは2.5平米。100㎝幅のベッドが用意されています。
ここをアコーディオンカーテンを上から降ろしてくるだけで、鍵はありません。
また、ご覧の通り、スーツケースなんかを置くスペースはなく、ベッドのみです。スーツケースのある人は、入口のところにスーツケースを置いて、そこまでアコーディオンを閉めておく。そんな感じで寝ていました。外からは、中の人も見えますし、スーツケースも外にはみ出ている状態です。ちょっと自分だと不安かなと感じがしますが、5,000円という安さで非常に人気があるようです。
こちらが、自分の宿泊した最高ランクのファーストクラスキャビンです笑。1,000円アップの一泊6,000円です。
個人的には、ビジネスクラスキャビンよりこちらがオススメです。4.4平米の広さで、ベッド以外にもスペースが十分にあるので、スーツケースなんかも部屋の中に入れておくことができるので安心度は高いでしょう。ベッド幅も120㎝です。
小型テーブルあり、ハンガーあり、WIFIあり、コンセントありです。そして、ベッドの下には鍵付きの収納ボックスもあります。
アメニティーも6,000円の宿泊にしては、結構充実しています。
- スリッパ
- 寝具
- 歯磨きセット
- ボディータオル
- ハンドタオル
- バスタオル
が完備されています。
ファーストクラスキャビンだと、32インチのテレビもあります。ビジネスクラスキャビンだと26インチのものがあるようです。どちらでもテレビもあるのは、割としっかりしていますね。
ただ、ご覧のとおりアコーディオンカーテンはこれ1枚なので、外の音はある程度聞こえます。なので、キャビン内では静かにしておく必要があるでしょう。スマホもマナーモードが基本です。が、就寝前の深夜1時ころに・・・すぐ近くのやつのスマホが鳴っていました・・・2回も・・・。これは勘弁してほしいですね・・・。安いカプセルホテルの最大の弱点ではあります。
こちらが24時間営業の大浴場。羽田空港内のカプセルホテルに大浴場まであるのは、想像もしていなかったですね。風呂が非常に好きなので、いいサービスだと思います。
シャンプー、コンディショナー、ボディソープももちろん完備されています。
シャワールームも別途用意されています。
以上、羽田空港直結の簡易ホテル「ファーストキャビン」の紹介です。空港直結なので、深夜到着時や、早朝便の人には非常に便利です。鍵がかからないこと、周りの音はどうしても聞こえてしまうこと、この2点が許容できるのであれば5,000円・6,000円での宿泊はコストパフォーマンスは高い気がします。本当に空港で寝るだけの時間を過ごすだけであれば、金銭的な節約もできるので個人的にはまた利用する機会がありそうです。自分のオススメはファーストクラスキャビンです。1,000円で広い空間は安心感がありますしね。
そして、6時台の飛行機に乗り、自分はマイル修行に向かっていきました。修行僧にも使えると思います。羽田空港直結ホテルですので。