【JALマイルに改悪】JAL国際線特典航空券の必要マイル数(基本マイル数)が大半の路線で増加。2025/6/10発券分より最大で北米行きのファーストクラスで40,000マイル増。
JALからメールが来ました・・・。タイトルは「【重要なお知らせ】JAL国内線・国際線特典航空券 必要マイル数の改定について」というもので、これ・・・絶対にいい話じゃないよね・・・・。見たくない・・・・と思いながらも歯を食いしばりながら確認しました。はい、やはり改悪の話でした・・・。
- JAL国内線特典航空券の必要マイル数
- JAL国際線特典航空券の必要マイル数
どちらも改悪です。この記事ではJAL国際線特典航空券の必要マイル数改定について整理しておきます。JAL国内線特典航空券の改悪の話は「【改悪】JAL国内線特典航空券の必要マイル数が500マイルアップ。」の記事でまとめているのでチェックしてください。国内線特典航空券は全区間が500マイルアップとなりました、、。
では、JAL国際線特典航空券の必要マイル数(基本マイル数)が改悪になるという悲しい話です・・・。最大で北米行きのファーストクラスは40,000マイル増となります。
JAL国際線特典航空券の必要マイル数(基本マイル数)が増加。2025/6/10発券分より。
まず、新旧のマイレージチャートを見比べてみてください。
必要マイル数がどう改悪になってのかというと、東南アジア路線だと、
これが旧チャート。
それが、2025/6/10以降に発券する場合の新チャートでは、
となっています。実はここだけを見ると改悪とわけでもなく、たしかにシンガポールのエコノミークラスは12,000→13,000マイル、バンコクのプレミアムエコノミー(JL31/34)は25,000→30,000マイル、ビジネスクラスは40,000マイル→45,000マイルになっていたりもします。が、ハノイ&ホーチミンはビジネスクラスが40,000→30,000マイルと10,000マイルも減額になるなどかなりの改善もあることはあるんです。
が、実際に必要マイル数が減となっている路線はほとんどなく、長距離路線では、ほぼほぼ改悪になっています。旧チャート・新チャートの順にヨーロッパ路線を見てみると、
ヨーロッパ路線では、エコノミークラスはフランクフルト&ヘルシンキはマイル数減となっており、ニーズが比較的少ない路線なんだろうなという感じはありますが、プレミアムエコノミーは3,000~5,000マイル増加、ビジネスクラスは0~2,000マイル増加です。また北米路線では、エコノミークラスが2,000マイル増加、プレミアムエコノミーが7,500マイル増加、ビジネスクラスが5,000マイル増加となっていました。プレミアムエコノミーの必要マイル数がかなり増えていますね・・・・。
ということで、まあ必要マイル数が減っている区間も一部あるものの、長距離路線ではプレミアムエコノミー・ビジネスクラスを中心に必要マイル数がそれなりに増加しているというのが今回の改悪なのですが、圧倒的な改悪になっているのがJAL国際線ファーストクラスです。北米路線のファーストクラス必要マイル数を旧チャート・新チャートの順にチェックしてみると・・・・・
なんと、一律で40,000マイル増加になっているじゃないですか・・・・うげ・・・・。他、ヨーロッパ路線のファーストクラスは30,000マイル増加、オセアニア路線のファーストクラスは40,000マイル増加、東南アジア路線のファーストクラスは17,500マイル増加、、、です。これまでファーストクラスがいかにスイートスポットであったのかということがよくわかりますね・・・。さすがに14万マイルにもなると、往復で28万マイルも必要になってくるので、JALマイルで往復ファーストクラス特典航空券!!!みたいなのはハードルが上がってきていますね・・・。これまでの旧チャートのローシーズンと比較すると、新チャートのハイシーズンは2倍のマイルが必要ですからね。
ということで、JAL国際線特典航空券の必要マイル数がファーストクラスでは4万マイルもアップしてしまいます。これではアップするとなると、JALマイルが貯まっている人は6/9までになんとか発券しておいた方がいいでしょうね・・・。また、今後ファーストクラスに乗る予定でJALマイルを貯めている人は計画が狂いますね・・・。それでもマイルは貯めるのですが、ユーザーには残念な改定になっております・・・。
JALマイルの改悪が来てしまいましたね・・・・。