2022/5/1発券分よりJAL国内線特典航空券でも国内線旅客施設使用料の支払いがさらにアップ!!!!しかも、支払いはJALマイルで。つまりJAL国内線特典航空券の必要マイル数がUPする。羽田=伊丹なら片道6,000マイル→6,550→6,710マイルに。
えーーと、、、2021/10に突如、突如としてJAL国内線特典航空券の必要マイル数がUPしたのですが、、、、2022/5より再度アップすることになりました・・・ちょっとびっくりです・・・。
JALマイルを利用して特典航空券を発券した場合には、
- 国内線特典航空券:JALマイルのみ
- 国際線特典航空券:JALマイルに追加してサーチャージや諸税の支払いが必要
ということはご存じな方も多いと思います。
が、実はANAに関しては、2021/10/31よりANA国内線特典航空券でも、マイルに追加して別途国内線旅客施設使用料の支払いが必要になっています(詳細こちら)。
そして、JALでも同様にJALマイルを利用したJAL国内線特典航空券に関して、2021/10/31より国内線旅客施設使用料の支払いも別途必要になっていました。
しかも衝撃的なのが、、、国内線旅客施設使用料の支払いはJALマイルでの支払いという点だったのですが、、、2022/5よりその額がアップすることになり、JAL国内線特典航空券に必要なマイル数がさらにアップします。詳細の解説です。
JAL国内線特典航空券を利用して2021/10/31以降に申込する場合には国内線旅客施設使用料の支払いが必要になる。
こっそりとJALより下記の内容がリリースされたのはご存じでしょうか(公式リリースは国内線特典航空券における国内線旅客施設使用料(PFC)対象空港発着路線の必要マイル数改定について(2021年10月31日お申し込み分より) – JALマイレージバンク)???
平素よりJALグループをご利用いただき、誠にありがとうございます。
以下の航空券を対象に、国内線旅客施設使用料(Passenger Facility Charge)の対象空港を発着する路線の必要マイル数を改定いたします。
何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。対象航空券
- JALグループ国内線特典航空券
(JAL Webサイト限定 国内線特典航空券 JALカード navi会員 減額マイルキャンペーンを含む)- JALグループ国内線JMBダイヤモンド特典航空券
下記航空券は対象外です。
- どこかにマイル
- おともdeマイル割引のマイルを利用した航空券
- JAL国際線特典航空券およびワンワールド特典航空券に含まれる日本国内区間
対象路線
以下の空港を発着する路線
新千歳空港*
仙台空港
羽田空港
成田空港
中部空港
伊丹空港
関西空港
福岡空港
北九州空港
那覇空港
- 新千歳-女満別線は対象外です。
必要マイル数
上記空港を発着する路線は、出発・到着空港それぞれに所定のマイル数*を追加した必要マイル数に改定いたします。
- 追加マイル数は100~440マイルの間で空港によって異なります。
詳細はマイル早見表をご確認ください。
適用開始日
2021年10月31日お申し込み分より
2021年10月30日以前にお申し込みされた航空券の取り扱い
お申し込み後、2021年10月31日以降に日付や便を変更した場合、追加のマイル数は発生いたしません。
今後ともJALマイレージバンクをご愛顧くださいますようお願い申し上げます。
2021/10/31発券分よりANA国内線特典航空券と同様に、JALでもJAL国内線特典航空券の発券の際に国内線旅客施設使用料が徴収されることが決定となりました。
しかも、強烈なのが、国内線旅客施設使用料はJALマイルでの支払いとなります。これってけっこう厳しい内容ですよね??マイルは一定数貯めないと利用ができないという点において、非常に貴重なものです。50,000マイルで日本=北米の片道ビジネスクラス特典航空券を発券することが可能なわけですが、49,000マイルしかない場合には諦めるしかないわけです(どうにか、どうにかしてマイルを仕入れる必要があるわけです)。最後のちょっとしたマイル数が、非常に重要になってくることも多々あるわけです。そういう意味で、基本的には国内線旅客施設使用料はJALマイルではなく、現金で支払いをしたいという人が多いでしょうね・・・。
さて、どれだけのJALマイルを国内線旅客施設使用料として支払う必要があるのかみておきましょう。
発着空港別の追加マイル数は何マイル?
では、実際に追加で何マイルが必要になるのか整理しておきましょう。
発着空港 | 追加マイル数 |
---|---|
新千歳空港 | 270 |
仙台空港 | 230 |
羽田空港 | 290 |
成田空港 | 290 |
中部空港 | 440 |
伊丹空港 | 260 |
関西空港 | 260 |
福岡空港 | 100 |
北九州空港 | 100 |
那覇空港 | 120 |
- 新千歳-女満別はシステム上の都合により追加マイル数の対象外です。
2021年10月31日以降のお申し込み分から、国内線旅客施設使用料(PFC)対象空港発着路線をご利用の場合は、出発・到着空港それぞれに対し、以下のマイル数を追加します。
例)羽田-伊丹の必要マイル数(1区間)
- 2021年10月30日お申し込み分まで:6,000マイル(A区間)
- 2021年10月31日お申し込み分から:6,550マイル(A区間+羽田290マイル+伊丹260マイル)
となっています。
この数字を見ると、JAL有償航空券の購入時に徴収されているしている国内線旅客施設使用料は、羽田空港で290円なので、290マイルの追加ということは1マイル=1円相当で徴収されることになります。これなら、290マイルではなく、290円を現金で支払いたいという人が多いと思いますが、支払いはJALマイルのみです。。。。
ということで、結果的にJAL国内線特典航空券を発券する際に必要なJALマイル数がアップすることになりました・・・という話です。ANAが変更になった時点で、JALも変更になるとは思っていましたが。。。。まさかのJALマイル払いとは。。。。
2022/5/1発券分より国内線旅客施設使用料がさらにアップ!!!
そして、、、JALのサイトにこんな表記が追加になりました、、、、。
2022年5月1日お申し込み分より、国内線旅客施設使用料(PFC)の改定に伴い、以下発着空港の追加マイル数を変更いたします。
詳しくは、発着空港別の追加マイル数をご確認ください。変更となる対象空港:羽田空港、成田空港、伊丹空港、関西空港、那覇空港
上記の5つの空港に関して、さらに必要マイル数がアップするとのことです・・・。
- 羽田空港:290→370マイル
- 成田空港:290→370マイル
- 伊丹空港:260→340マイル
- 関西空港:260→340マイル
- 那覇空港:120→240マイル
つまり、羽田=伊丹の片道特典航空券は、本来なら6,000マイルだったのが、PFC導入で2021年に6,550マイルとなり、2022/5には6,710マイルとなります・・・・。往復だと2年間で1,420マイルもアップしてきましたね・・・・。
JALマイラーの方は、非常に残念なニュースにはなりますが、めげずにJALマイルを貯めるしかないですね!!!
私は札幌↔️羽田路線をよく利用するんですが、Aviosも改悪されたとは言え、こうなるとAviosの方がお得になるのでしょうか?
りっちゃさん
Aviosでも空港使用料はキャッシュで払う必要もあるので、マイル数とトータルで考えると、まぁ、AVIOSも選択肢として悪くはないかなという印象はあります。
これは酷い話です。
1マイルの価値が最低でも2円以上あるのは周知の常識なのに、一般客は現金で払うところをマイル客からはマイルで取るなんて考えられません。
私はANAマイラーですが、JALマイルはどこかにマイル1回使ったらなくなるので、もうJALはおさらばです。
fin112358さん
おそらくJAL側にも問い合わせがあると思うので、なんかしらの対応が今後あるといいなとは思いますが、残念な決定ではありますね。
私も、今回のルール改定、少し驚きました。
とはいえ、現状仕方ない面もあります。
さて、私が考える対処法は、今のところ
3つの方向性です。
1 10月30日までに発券してしまう。
国内線特典航空券は、日付、便変更が
現状可能なことを考慮しています。
2 航空券以外のものに交換する。
マイル単価が下がるので、eJALポイント
以外には交換しないかも。
3 おともdeマイル、どこかにマイルで交換する
今回の制度対象外です。
今のところ、私は3を選択しそうです(笑)
番外編
同制度が見直され、クレジットカード払い
又はマイル払いの選択となる。
これは、かつて国内線特典航空券の当日便
繰り上げ変更不可に改正したところ、
お客さまの声(推測)を受けて、
再見直しをした経緯があるからです。
おがさん
コメントありがとうございます!
自分もそのうち現金で払えるようになる可能性はあるかもしれないなと思っております。是非、そうなって欲しいですね。