JALのフルフラットビジネスクラス「JAL SKY SUITE Ⅲ」搭乗記。JALマイルなら、一般会員でもハワイ行きの特典航空券ビジネスクラスが家族4席分取れる!!!搭乗レビュー。
実は、遅めの夏休みで家族でホノルルに行ってきました。
贅沢にも、JALのビジネスクラス4席を確保して!!!
JALのホノルル行きビジネスクラスは、ほとんどがフルフラットシートが採用されており、超快適にハワイに行くことができました。
- JALのビジネスクラスってどんなシート・機内食なの??
- JALマイルなら家族4人分を特典航空券で発券できるの??
その当たりを中心に記事で紹介します。
やはり、マイルを貯めるのは、庶民である自分にとって、ビジネスクラスに搭乗する唯一の方法なのかなと再実感しました。では、快適なJALのビジネスクラスを紹介します。
ホノルル行きのJALビジネスクラスはフルフラットで、運賃は往復で一人20万円相当。
ホノルル行きのJAL便は、
- 成田=ホノルルが1日4便
- 関空=ホノルルが1日2便
- 中部=ホノルルが1日1便
運航しています。すべて、18時~22時ころに日本を出発する便です。
JALビジネスクラスの運賃ですが、
往復で20万円が目安になります。高いわ・・・。家族4人だと80万円・・・。
自分は、これはさすがに支払い困難なので、今回はJALマイルで特典航空券ビジネスクラスを4席発券してハワイまで行ってきました。
シートですが、基本的にフルフラットシートが採用されています。
成田発の2便には、「JAL SKY SUITE Ⅱ」というタイプの座席が、成田発の残りの2便・中部発・関空発の1便は「JAL SKY SUITE Ⅲ」というタイプの座席が採用されています。
自分が今回搭乗したのは、「JAL SKY SUITE Ⅲ」というタイプのシートです。のちほど中身はじっくり紹介します。
ただし、関空の1便だけは例外的にビジネスクラスでもフルフラットシートがまだ採用されていないんですよね。。。。
JALホームページより
JL8792(関空発20:30 ホノルル着9:00)は、機材がB787-8で、上記のような「JAL SHELL FLAT NEO」と呼ばれるシートが採用されています。リクライニングはかなりできますが、フルフラットにはなりません。そのうちフルフラットに変更されるとは思うのですが・・・。
JALのビジネスクラスでホノルル行きを考えている方は、数種類の座席があるので、十分に注意しておきましょう。
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JALマイルなら往復で70,000~80,000マイル。4席確保も可能。
JALのビジネスクラス特典航空券の必要マイル数は、
- 往復80,000マイル、片道40,000マイル
- 曜日限定特典なら往復70,000マイル(片道発券は不可)
になっています。
今回は、JALマイルで特典航空券を発券して、家族4席のビジネスクラスを確保しました。しかも自分は、JALの上級会員ステータスは保有していません。一般会員です。
マイルで、ビジネスクラスが4席も取れるの???
って思う方もいるかもしれませんが、JALは割りと取れます。
- ANAに比べて便数が多い
- ANAに比べて特典航空券の開放数が多い
- ANAマイルに比べてJALマイルは貯めにくいので競争が少ない
あたりが理由だと思うのですが、割りと取れます。
JALマイルの特典航空券の狙い目は、
- 330日前の予約開始直後
- 14日前からの開放増加分
だと思います。
JALの特典航空券は、14日前くらい前から販売で余っている有償航空券を一気に特典航空券に回します。
これ記事を書いている日の1週間先の空席状況なのですが、4席のビジネスクラスの空席がある便が出ていますよね。販売状況を見て、残り8席というような状況なら4席ほど特典航空券に回ってくるようです。最後の出発2日前なんかには、残りの座席すべてが特典航空券に回されたりします。
なので、ビジネスクラス特典航空券を発券したい人は、
- 可能なら330日前に抑える
- ビジネスクラスが満席なら、とりあえずエコノミークラス・プレミアムエコノミーで席を押さえておく
- 14日前からの直前は毎日販売座席数を見て、残っている座席が特典航空券になるチャンスを確保する
というのが有効だと思います。
また、東京在住の人でも、東京にこだわらずに、関空・中部の便も視野に入れると取れる確率は一気に増えると思います。
自分は、今回の4席は半年ほど前に発券しましたが、その時は簡単に4席確保できました。ただ、直前になり、変更することになり、4席の空席が出たタイミングで変更ができました。直前期の開放数増加は、実はかなり使えます。
自分は、JALのフライトには普段搭乗する機会が非常に少ないです。JALマイルは、陸で貯めたものばかりです。陸マイラーが家族4人分のビジネスクラス特典航空券を発券するまでにJALマイルを貯めた方法は下記参照ください。
ただし、JALの特典航空券は、まもなく2018/12より制度が変更になります。
「JAL国際線特典航空券PLUS」という制度が導入され、今までだと空席がないような状況でも、マイルさえ多く払えば、特典航空券が取れるようになるようです。蓋を開けてみないと、どうなるのかわからない制度なので、じっくり注目したいと思います。
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JALビジネスクラス「JAL SKY SUITE Ⅲ」搭乗記
前置きが非常に長くなりましたが、家族4人で搭乗したJALビジネスクラス「JAL SKY SUITE Ⅲ」の紹介です。
搭乗前は非常に楽しみであると同時に、2歳の次男が席でじっとできるのかが気になります。。。。おそらく深夜便なので、寝て過ごすとは思うのですが、少しドキドキでした。
ビジネスクラスに子供を乗せることは賛否両論あるとは思います。そのあたりの判断は、各家庭ですると思うのですが、ハワイ路線は家族連れのビジネスクラス客も多いので、比較的搭乗しやすいとは思います。さらに、個人的な感想ですが、日本人は子供が泣いているのは親のせいって意見も根強い気がしますが、海外では子供は泣くものという感覚が強い国も多い印象があります。なので、外資系の航空会社の方が乳幼児に寛容なイメージを勝手に持っています笑。勝手にですよ。
今回は関西空港からの出発です。
ハワイ路線の便はJTBやHISなんかのツアー客がドカッと流れ込んでくるタイミングがあります。そのタイミングと、自分のチェックインが重なると、けっこう並びます。
が、ビジネスクラスは専用チェックインカウンターが用意されているので、並ばずにチェックインが可能う。これは快適です。ビジネスクラス搭乗客以外にも、JALのJGC会員を含むステータス会員なら、専用チェックインカウンターが利用可能です。
こちらが、搭乗券。家族4人分の「C」。ビジネスクラスですね。
先ほども言いましたが、自分はJALの上級会員ではありません。が、往復のビジネスクラス特典航空券を家族4分発券できました。ANAの場合は、一般会員には基本的に2席しかビジネスクラス特典航空券は開放していないので、JALは非常にありがたいですね。ANAも直前になれば、一気に開放することもあったりしますが・・・。
搭乗券と同時に関西空港でビジネスクラスに搭乗する場合には、「FASTチケット」がもらえます。手荷物検査を並ばずにスルーできる優先レーンです。夜間の時間帯は、関西空港はそれほど混雑していないでのすが、ありがたいことに変わりはありません。
搭乗時間まではJALサクララウンジへ
ラウンジに入ると、ダイニングエリアは多数の人が談笑しながら、食事を楽しんでいます。ゆっくり過ごしたい人は奥のソファースペースで寛いで搭乗を待ちます。
ワイン、シャンパン、ビール、カクテル、ソフトドリンクはもちろんありますし、食事もサラダ、スープ、パン、ごはんにオカズも多数あり。この日は、水餃子やお好み焼きもありました。
人気は「JALカレー」のようですよ。たっぷりとビーフが詰まっていて、しかもビーフがかなり柔らかい。けっこうオイシイ。
ただ、この後には機内食も待っています。しかも、ハワイ路線は搭乗直後のメイン食と、着陸前の軽食の2回。どちらを食べるのかしっかり検討しておきましょう。せっかくビジネスクラスに搭乗するんだから、全部満喫したい!!!って贅沢な人は、ラウンジには3時間くらい前に行って、早い目に食事をして、次に備えましょう。自分は、機内食を食べたかったので、ここは軽くにしました。子供たちには、ここで食事を取れせて、機内ではすぐに寝かせる予定です。
関西空港のJALサクララウンジの詳しい様子は、下記もどうぞ。
JALビジネスクラス 。機材はB777-200ER。スカイスイートⅢに搭乗。
いよいよ搭乗の時間です。搭乗時には、ビジネスクラスは優先搭乗があります。ただ、それとは関係なく2歳児を連れているので、最初に搭乗させていただきました。
機材はB777-200ER。ビジネスクラスが42席、プレミアムエコノミーが40席、エコノミークラスが154席の合計236席です。
ビジネスクラスのシートは、先ほど紹介したスカイスイートⅢです。席が斜めに配置されるヘリボーン式と呼ばれるタイプです。横に1-2-1の4列。エコノミークラスが2-4-3の横9列なので、かなり広いのが想像できますよね。自分も初の搭乗なので、数か月前から非常に楽しみでした。
ちなみにですが、JALのこのエコノミークラスも世界最強と言われています、B777-200の機材は横に10席までシートを詰めている航空会社が大半です。3-4-3のような感じで。がJALは横に9席です。非常の幅が広いエコノミークラスなんです。しかも前後幅もエコノミークラスでは最強と言われる86センチです。そして、席も3-3-3ではなく、2-4-3なので、2名連れ、3名連れ、4名連れに対応可能です。これは、本当に素晴らしいと思います。
せっかくなので、エコノミークラスの写真も撮らせていただきました。「JAL SKY WIDER」と呼ばれる最強のエコノミークラスです。
こちらが、プレミアムエコノミー。最前列のプレミアムエコノミーは、めちゃくちゃ足元広いですね。
いよいよ、JALのフルフラットビジネスクラス「JAL SKY SUITEⅢ」です。
これがJALの最新ビジネスクラスのシートです。個室感が満点ですね。
自分の席は、真ん中2席の進行方向左側に席です。列で言うと、B列に相当する席ですね。実際はD列という名称になっていますが。
いろんな角度から写真を撮ってみました。通路を挟んだ反対の席とは、席の向きが反対なので顔を合わせることはありません。真ん中の2席も、間には仕切りがあり、基本的には顔は見えません。
家族で搭乗する場合は、どこに座席指定するのか悩むかもしれません。
我が家は、真ん中2席を2列確保したのですが、仕切りを上にズラすことで、子供の姿も確認でき、子供も安心できると思いましたので、家族連れや夫婦・カップルはセンターの2席指定がオススメです。
まあ、息子は親のことなど気にせず、ここぞとばかりにアニメを見まくってましたけどね・・・・。寝るのも、結局、僕の方が早かったし笑。
シートをもう少し詳しく見ておきます。搭乗直後は、ホワイトのライトなのですが、離陸後はすぐにブルーライトに変わるので、写真の色が変わっているのがわかると思います。
シート幅が51センチ、フルフラットにした状態だと198センチのベッド長になり、まずフラットの状態で足が当たってしまう状況は考えにくいです。
完全なベッドになるので、超快適です。特にハワイ便は、夜に日本を出て、ハワイには午前中に到着うので、寝ていけると非常にありがたいんですよね。自分の場合は、今回の旅行は空港からレンタカーを借りていましたし、異国の地で不眠で運転は危険ですからね。復路のビジネスクラスよりも、往路のビジネスクラスの方が、ハワイ便に関しては価値があるのでは?と思っています。
足元は座っている状態で、限界まで腰を滑らせて、足を延ばしてこんな感じです。オットマンにギリギリ足が届きます。
シート周りは、センター寄りのサイドテーブルに収納があり、中には鏡がついています。ヘッドホンもここに収納できます。その下には、コンセントあり。USBタイプも完備です。左側のひじ掛けは、上下に動き、この下にも収納は可能ですが、忘れ物が多そうな場所な気がします・・・。
モニターは17インチで、リモコンもありますが、タッチパネル操作も可能です。映画を見たいところですが、到着後の運転に備えて睡眠です。
テーブルは、壁から出てくるのですが、壁が自分の座席に対して平行ではなく、斜めを向いているんですよね。そのままテーブルを出すと、食事とかしにくいよね??って思っていたのですが、テーブルはスライドできるようになっており、自分の正面に設定可能でした。
アメニティはJALの復路に、アイマスク・耳栓・マスク・歯ブラシのシンプルなセットです。スリッパもあります。
また、日系は子連れにはオムツなんかも用意してくれています。ここ、高ポイントです。
個人的には満足度が非常に高いシートでした。自分は単純な人間なので、常に満足度が高いんですけどね笑。変なハプニングが発生しても、「こんな機会2度とないんちゃうか??」とか思ってしまうんですよね。実は、ハワイでの宿泊予定のホテルの一つがストライキ中だったのですが、謎に少し楽しみでしたし笑。
JALビジネスクラス。機内食を和食・洋食・軽食と完全公開。
続いては、機内食の紹介です。
2018年10月から、JALのビジネスクラスの機内食は、離陸後いつでも自分のタイミングに合わせて出してもらうことが可能です。
- 離陸後すぐに食べて、睡眠を取る
- 離陸後はすぐに寝て、着陸前に朝食として食べる
どちらも可能になったんです。
JALビジネスクラスの機内食は「BEDD」という名称です。
シャンパン・ワインなどの豊富なアルコールを含むドリンクメニュー。
食事も和食の懐石、洋食もフルコールから選べますし、別途軽食もオーダー可能です。軽食は、おつまみ的なものもあれば、デザートもあるし、朝食プレートもあります。メインメニューは、ホームページ上で事前予約も可能です。
我が家は、
- 自分は離陸後に夕食として、和食。着陸前に軽食のモーニングプレート。
- 妻は離陸後は睡眠。着陸前に洋食。
- 子供は、何も食べず。
という感じでした。
ライトがブルーで、なんか変な色に見えますね・・・。
が、超豪華な懐石です。
サーモンの焼き加減とか絶妙ですね。自分は基本的に和食派です。
続いては、JALビジネスクラスの洋食です。
妻は、いつもステーキがいいようです笑。これを早朝の着陸前に食べていました。
やはり、ブルーライトの影響で、少し変な色に見えますが、器も食事も非常に見た目からキレイで食欲が増します。
こちらがモーニングプレート。
小さなサンドウィッチに、フルート&ヨーグルト。ちょうどいい朝食ですね。ドリンクは、JALのオリジナルドリンク「スカイタイムキウイ」です。
自分はアルコールを飲まないので、食事を楽しんだだけですが、やはりビジネスクラスの機内食は非常に充実していると思います。軽食系もいつでも追加オーダーも可能ですしね。
ちなみに、子供はラウンジでお腹いっぱいで、着陸時は寝ていたので、食事は取っていません。チャイルドミールのオーダーはしていたのですが。。。
以上、JALのフルフラットビジネスクラス「JAL SKY SUITEⅢ」の紹介でした。
今回のハワイ旅行は、運よくJALマイルで特典航空券4席を確保することができました。
本来なら、
- JALマイルを貯めるのがハードルが高い
- 特典航空券を4席確保するのが難しい
という2点が難所になるとは思うのですが、2017年に行われていた「モッピーのJALマイルキャンペーン」が超強烈で陸マイラーで20万~30万JALマイルを貯めることが比較的容易でした。
あとは、特典航空券を4席確保するのは、タイミングが重要になります。JALの場合は、直前でもビジネスクラスが一気に開放されるケースが非常に多いので、まずはエコノミークラスでもいいので4席分抑えるのが重要だと思います。あとは直前での変更を狙う。非常に有効な方法だと思っています。
2018年になり、JALマイルは2017年に比べると、少し貯めにくくなっていますが、自分もまたJALマイルを貯めて、家族で搭乗したいと思います。来年は、JALには特典航空券では搭乗せずに、有償の航空券搭乗してJGCを取得する予定なので、個人的にはマイルもけっこう貯まるかなと思っています。
では、またハワイでの旅行の情報を記事にしてアップしたいと思います。
- 復路は別の航空会社のビジネスクラスに搭乗
- 宿泊先のホテルで壮絶豪華なスイートルームにアップグレード
なんて経験もできたので、近々配信させていただきます!!
■復路はハワイン航空ビジネスクラスに搭乗!!!
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JALサクララウンジにはシャンパンはありません。ファーストクラスラウンジにはシャンパンがおいてありますが、サクララウンジのもの普通のスパークリングワインです。
マルさん
ありがとうございます!たしかにその通りですね。