関西空港国際線のANA LOUNGEを詳しくレビュ―。国内に3か所しかないラウンジだが、規模は羽田・成田より小さい。食事・ドリンクのメニュー、シャワー、WIFIまで体験談。
自分のホームタウンは大阪なので、利用回数の最も多い空港は関西空港なのですが、関西空港の国際線ANA LOUNGEは自分には非常に身近すぎて、あまりブログで紹介したことがないので、この記事で詳しくレビュ―しておきたいと思います。
関西空港はANAもJALも、決して本拠地の空港ではないのですが、ANAもJALもANA LOUNGE・サクララウンジをそれぞれ用意してくれています。国際線では、国内には羽田・成田と関空の3か所にしかないラウンジなので非常に希少価値は高いです。
さて、関西空港の国際線ANA LOUNGEってどんなものなんでしょうかね?
人気の特製カレーの有無や、シャワーの有無などを中心に整理しておきます。
関西空港国際線ANA LOUNGEの利用条件・場所・営業時間
- ANAおよびスターアライアンス加盟航空会社のビジネスクラス搭乗客本人
- ANAのステータス保有者(プラチナ以上もしくはSFC)および同伴者1名
- スターアライアンスゴールドのステータス保有者および同伴者1名
以上がANA LOUNGEの利用対象者になっています。ANA LOUNGEという名称ですが、ANA便に搭乗する人全員が利用できるものではなく、いわゆるビジネスクラスラウンジに相当するラウンジです。
ANA LOUNGEを利用したい人に人気なのが「SFC修行」です。
SFC(スーパーフライヤーズカード)は、一度獲得してしまえば年会費さえ払えば生涯継続できる制度になっているので、SFCを取得してANA LOUNGEはもちろん世界中のスターアライアンス加盟航空会社のラウンジが利用可能になるので、かなりの人気がありますね。家族カードも発行しておけば、2枚で4名のラウンジ利用も可能ですしね。
また関西空港国際線のANA LOUNGEの場所は、出国審査を終えたあとの北ウイングになります。
- 場所:北ウイング15番ゲート前
- 営業時間:7:00~~最終便出発まで
なお、ANA LOUNGEの利用対象者は、上記のタイ航空のビジネスクラスラウンジ「ロイヤルオーキッドラウンジ」も利用可能になっています。ラウンジホッピングもありです。
関西空港国際線ANA LOUNGEの全貌レビュー
では関西空港の国際線のANA LOUNGEを紹介しておきます。
出国審査が済んだら、北ウイング行きのシャトルに乗ります。先端駅行きと、中間駅行きの2本出ていますが、ANA LOUNGEに近いのは中間駅行きですので、ラウンジを目指す人は搭乗ゲートとは関係なく中間駅行きを利用するといいでしょう。
こちらがANA LOUNGEの入口。ANAカラーでいい感じの雰囲気です。
中に入ると、受付があるので、ここで搭乗券を見せます。たまに、ANAカードを持って、ANA LOUNGEに来てしまう人というのがいるようですが、ANA LOUNGEは基本的にビジネスクラス搭乗客およびANAの上級会員ステータス保有者のラウンジなので、ANAカードでは利用はできませんからね。要注意ですよ。
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関西空港国際線ANA LOUNGEのシートレビュー
では、ラウンジの内部の紹介です。
こちらがラウンジの全体像。片面は大きな窓ガラスになっていますが残念なのは滑走路とは反対側で離着陸は見えないという点です。また、ボーディングブリッジも1本が見えるだけの場所にあるラウンジなので、飛行機の形式を堪能するのは難しいのはちょっと残念ではあります。
シートのタイプは何種類もありません笑。羽田や成田のANA LOUNGEにはソファータイプやらダイニングテーブルタイプやら、ビジネススタイルなど色々ありますが、関西空港のANA LOUNGEは基本がこれです。
また、このサイドテーブルにコンセントがあるように見えますが、これ実は利用できないんです・・・・。何それという感じですが・・・。
数は10席ほどですが、窓際にはパソコンを利用できるテーブル席もあり、ここにはコンセントもあります。人気があるのか、割とよく埋まっています。
他のコンセントは、ラウンジ内には数か所ありますが、明らかに掃除機のためのコンセントという感じのものです笑。
ラウンジの一番奥には1席だけですが、マッサージチェアもあります。
マッサージチェアの隣には喫煙室です。
関西空港国際線ANA LOUNGEのドリンク&食事レビュー
次は食事とドリンク類の紹介です。
こちらがビュッフェコーナー。ここに食事とドリンクがあるので、自由に食べて飲んでOKです。
まずはおにぎりとパン。それぞれ4種類ほど用意されているので、品そろえは悪くないと思います。隣には味噌汁とスープもあります。
そして、ホットミール2品と焼きそばが毎回用意されています。自分が来るときには毎回焼きそばがある気がするのですが気のせいですかね?塩味のときとソース味のときがあるような気もしますが、記憶に定着していないようです笑。
そして、ANA LOUNGEの人気ナンバーといえばANAオリジナルチキンカレー。これは関西空港でもしっかり準備されています。カレーは本当に外れなく満足度が高いです。ANA LOUNGEに来ると、毎回カレーを食べる読者の皆さんもけっこういますよね????
こちらはサラダ・アラレとアルコール類です。ウイスキーやカクテルを中心に10種類ほどは用意されています。
他、ビールはキリン一番搾りをサーバーから注ぐことが可能で、ソフトドリンクもドリンクサーバーがあります。
トマトジュース・野菜ジュースは冷蔵庫の中。
コーヒー・お茶系もしっかり準備されています。
あとは、日本酒ですね。ここは関西空港のANA LOUNGEの中で一番絵になる場所かもしれません。
以上がビュッフェ&ドリンクです。ただ、このビュッフェコーナーも普段、羽田・成田を利用している人だと「え??ヌードルバーは??」と思うかもしれません。ラーメンやうどんがオーダーできるANA LOUNGEの人気コーナーですもんね・・・・関西空港には残念ですが、ヌードルバーはありません。
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関西空港国際線ANA LOUNGEのWIFIレビュー
ラウンジ内は、WIFIは完備されているので、パソコンでメールを送ったりするのも全然問題なしです。
関西空港国際線ANA LOUNGEのシャワーレビュー
国際線の長距離路線に搭乗する前にはシャワーを浴びて、機内ではすぐにリフレッシュして寝ておきたいというニーズもあるでしょう。
が、関西空港国際線ANA LOUNGEにはシャワールームはありません。
普段、首都圏の羽田・成田を利用しているとビジネスクラスラウンジならシャワーはあると思っているかもしれませんが、関西空港は例外です・・・・。そもそも関西空港には長距離のANA便が就航していないんですよね。関空からANA便が就航しているのは、香港や上海などの中国ばかりなんですよね・・・。なので、シャワールームがないのが現状です。共同運航便として、ルフトハンザドイツ航空のミュンヘン行き、ユナイテッド航空のサンフランシスコ行きはあるので、シャワーは是非とも導入して欲しいとは思いますが・・・・仕方ないですね・・・。
ということで、ラウンジ内にはトイレのみです。
以上、関西空港の国際線ANA LOUNGEのレビューになります。
どの航空会社でも言えることですが、やはり各航空会社が力を入れているのは、本拠地の空港のラウンジになります。ANAだと、どうしても羽田空港と成田空港ですね。ただ、メインではない関西空港にもANA LOUNGEを用意してくれていること自体は非常にありがたいです。むしろ、短距離路線しか飛ばしていないにしては食事もドリンクもいい方なのかなという感じもします。
すっかり関西空港の利用歴も長くなり、感動も少なくなってきているのですが、初めて関西空港のANA LOUNGEに入ったときの感動は、今でも覚えています笑。なんか特別な空間に入っている感じがすごく楽しかったです。そして、カレーを食べている瞬間も覚えています。その後、羽田や成田のANA LOUNGEを利用したときには規模の違いで、またビックリしました。そういう意味では、2回も感動を味わえてお得だったかもしれません。関空ユーザーの方は、気持ちのわかる方もいるのではないでしょうかね笑。
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