国内に4か所しかないJAL国際線のビジネスクラス「サクララウンジ」。関西空港のサクララウンジでも名物JALオリジナルカレーも用意されている。
ビジネスクラスラウンジ。
響きがいいですよね。
航空会社は、自社のビジネスクラス搭乗客や上級会員のステータスを所持している人のみが利用できるラウンジを空港内に用意しています。
内部は、快適なソファー、食事、アルコールを含む飲料が用意されており、シャワールームやパソコンが利用できるビジネスコーナーまで用意されているラウンジまであります。
JALが空港に用意している国際線ビジネスクラス搭乗客向けのビジネスクラスラウンジは「サクララウンジ」という名称がつけられています。
JAL国際線サクララウンジは、日本国内には4か所しかありません。
- 羽田空港(ファーストクラスラウンジもあり)
- 成田空港(ファーストクラスラウンジもあり)
- 関西空港
- 中部空港
以上の4つの空港にしかありません(国内線サクララウンジは多数の空港にあります)。今回は、関西空港のサクララウンジを利用してきたので、利用条件や内部の詳細を紹介したいと思います。今後、利用する際の参考にしてください。
関西空港JAL国際線サクララウンジの場所・営業時間
- 場所:第1ターミナル南ウイング
- 営業時間:7:00~0:40
関西空港のJAL国際線の便は、すべて第1ターミナルの南ウイングからの搭乗になります。ANAは第1ターミナルの北ウイングです。また、第2ターミナルは、LCCピーチ空港の専用ターミナルになっています。
出国審査を通ったあとは、本館の免税店街に出ます。そこから搭乗ゲートには、ウイングシャトルで向かいます。ウイングシャトルは、南ウイング行きと北ウイング行きの2つがあります。
- JAL:南ウイング
- ANA:北ウイング
となっており、その南ウイング内に「JALサクララウンジ」はあります。
JAL国際線サクララウンジの利用条件・対象者
国際線サクララウンジの利用条件ですが、
- JAL上級会員(ダイヤモンド、サファイア、JGC)本人および同伴者1名(2~3人目はラウンジクーポンがあれば利用可能)
- JALファーストクラス・ビジネスクラス・プレミアムエコノミー搭乗客
- JALエコノミークラス(Flex Y運賃)搭乗客(韓国・グアム行き除く)
- ワンワールドの上級会員(エメラルド、サファイア)本人および同伴者1名
- 他、サクララウンジ提携航空会社の利用条件満たすもの
となっています。
サクララウンジは基本的にJALのラウンジですが、海外に航空会社のビジネスクラス搭乗客や上級会員にも場所を提供しており、関西空港では上記の航空会社向けのラウンジにもなっています。
- アメリカン航空
- エミレーツ航空
- シンガポール航空
などなどがあります。
関西空港でちょっと面白いのは、シンガポール航空はANAと同じスターアライアンスに所属しているので、シンガポール航空のビジネスクラス搭乗客は、本来ならANAと同じ北ターミナル発着でANAラウンジを利用するような気がするのですが、発着枠の影響で常にJAL側の南ターミナルからの出発なんです。自分は、今回はJALではなく、シンガポール航空ビジネスクラス搭乗の際にサクララウンジを利用というレアケースの体験でした。
実は、関西空港でシンガポール航空に搭乗するビジネスクラス搭乗客やスターアライアンスゴールドメンバーは、通常のルール通りスターアライアンス系のビジネスクラスラウンジも利用可能です。つまり、関西空港だとANAラウンジとタイ航空ラウンジも利用可能なんです。ただし、この2つは北ウイングにあるので、ウイングシャトルを2本乗継する必要があります・・・・。梯子したい人にはいいかもしれませんが・・・。
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関西空港国際線JALサクララウンジの全貌
では、サクララウンジの紹介です。これから紹介するのは、国際線のサクララウンジで、国内線のサクララウンジとはまったくの別物です。国内線のサクララウンジは数種類程度のドリンクしかありません。
が、国際線のサクララウンジは一歩上を行きます。
こちらが関西空港南ウイングのサクララウンジの入り口です。ウッド調で落ち着いた雰囲気です。
しっかりと、サクラのマークがありますね。
入口には、JALの上級会員向けのラウンジであることがデカデカと書かれています。
受付には「心夢翔」の文字が。みなさんは意味知ってますか???
いちよ、ググってみました。
特に意味のある言葉ではないようです笑。
ここで、ラウンジの利用対象者であることを示すものを渡します。
自分の場合は、チェックイン時のもらったこちらのサクララウンジ利用券。なかなかレアでしょ?
シンガポール航空での対象者は、サクララウンジの代わりに空港内のがんこ寿司・プロント・タリーズコーヒーで2,000円以内の食事を楽しんでもOKです。
受付のすぐ隣には、ロッカーが並んでおり荷物は預けておくことも可能です。
では、ラウンジに入りましょう。
午前中だったのですが、なかなか混雑しています。
ここはメインのダイニングルーム。ビュッフェ形式で飲食が楽しめるテーブルスタイルの部屋になります。大半の人は、この部屋で飲食を楽しんでいました。
奥にいくと、オレンジ調のソファールームがあり。こちらは空いています。
ソファー席のサイドテーブルには、しっかりコンセントもあるのがポイントですね。USBコンセントも欲しいところですが・・・。
この部屋の奥には、マッサージチェアも2台あります。1台は調整中でした。。。。
もう一台には、外国の方が熟睡されていました・・・。
喫煙ルームも用意されているので、愛煙家には嬉しいかもしれませんね。
では、自分はダイニングテーブルのセンターテーブルに陣取り食事にします。
サクララウンジは内には、Wifiも完備されており、無料で利用可能です。
が、関西空港のサクララウンジには・・・シャワーはないんですよ・・・。残念過ぎる・・・。ANAラウンジもシャワーないんですよね・・・・関空・・・。やはり日本の中心は羽田と成田で、関空は地方空港なんだなと実感する瞬間です。。。。最近は外国人利用客も増えて、関空利用者も増えているので、いつかラウンジのレベルアップに期待したいですね。
サクララウンジの名物はJALカレー
では、飲食の内容の紹介です。
まずはドリンクから。
ラウンジ定番のこの機械。
しかし、コカ・コーラもすっかりゼロが主流になりましたね。
アイスティー・アイスコーヒー・トマトジュースもあります。
下の段にある黄色のドリンクがJALオリジナルドリンク「スカイタイム(キウイ)」です。サクララウンジ来たら、とりあえずこれ。
ビールもサーバーで、
- プレミアムモルツ
- アサヒスーパードライ
- キリンラガー
と揃っています。
日本酒、ワイン、カクテルも豊富。
気のせいか、東京でラウンジを利用した際にはトマトジュースを飲んでいる人が多いイメージがありますが、大阪だとアルコールの人が多いような・・・・。気のせいかな・・・。
食事は、時間帯で中身は変わる様です。午前中の利用だったので、朝食らしいメニューでした。
こちらは和食系の総菜。
洋食系のウインナーソーセージとスクランブルエッグもありますし、奥には肉じゃがも見えています。
サラダバーもばっちり???
あれ、メインのレタスがない・・・・。記事を書いている時に気づきました・・・。
スープも、
- 味噌汁
- とうもろこしのスープ
と洋食と和食があります。
ひそかなオススメはこのサンドウィッチ。
実は、関西空港は泉佐野市というところにあるのですが、泉佐野には犬鳴豚というブランド豚がいます。その、犬鳴豚で作られた「犬鳴豚のメンチカツサンド」があります。
機会があれば、名物なので、是非どうぞ。
そして、サクララウンジの一番の人気メニューといえば、「JALオリジナルカレー」。
これが謎の人気でして、JALもホームページ上で、「関空でもJALカレーあるで!」って感じで紹介しているんですよね。ANAもカレー全面に押し出しているイメージありますし、日本人カレーが好きなんですね。
こちらが、今回の朝食。
朝からカレーは、すこし重たい気もしますが、カレーには外れがないってことを自分の人生で学んでいるので、カレーを選ぶことにしましょう!
こそっと、犬鳴豚のメンチカツをサンドウィッチから取り出して、カレーに入れてメンチカツカレーにする裏技もオススメです。裏技ですよ・・・。
このあとは、今回はシンガポール航空のビジネスクラス機内食が待っているので、今回のラウンジでの食事はこれくらいにしておきました。
ビジネスクラスの搭乗したり、航空会社の上級会員の楽しみの一つに、空港のビジネスクラスラウンジが利用できるというものがあります。ラウンジの規模や、豪華さは空港によりそれぞれで、関西空港のビジネスクラスラウンジはラウンジの規模で言うと大きいものではありませんが、是非世界中の空港のラウンジも満喫してください。
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スケスケさんクラスで年間何万マイルぐらいたまるんですか?
大家さん
自分は家族のアカウントと統合して、年間60万マイルくらい貯まっている感じですかね。最近は自分の親も貯めてくれるので助かります。
ポイントサイトを利用するまでは年間10万マイル以下だった気がします。
今後も同じマイルが貯まるのか、まったく不透明ですが、こんな感じです。