大韓航空でソウルに行ってきた。大韓航空最新機材B787-9エコノミークラス搭乗記。空港での当日追加料金でのエコノミークラスからビジネスクラスへのアップグレードも可能??
ちょびっと、昔からの友人とソウルに遊びに行きました。以前、妻に誕生日プレゼント買いにシンガポールまで連れて行ったタイミングで、「友達と旅行行っていい?」と聞いたら、「よし」という返事が出て、久々に友人との旅行です。子供が小さいと、そういう機会も非常に減りますね・・・。
今回は、1泊と短い旅程だったので、友人と相談してお隣の韓国ソウルに行ってきました。食事もおいしいですし、カジノがあるのが魅力です。
韓国までは、LCCも含めて日本からは10社以上の便が出ています。今回は、たまたま希望の日時の料金が一番安いのが、LCCではなくレガシーキャリアの大韓航空でした。約10年ぶりの搭乗だと思います。
では、大韓航空エコノミークラス搭乗記の紹介です。
大韓航空とは?スカイチーム所属だが、JALマイルも貯まる
韓国にはレガシーキャリア、つまりLCCではない航空会社が2社あります。
- アシアナ航空(スターアライアンス所属)
- 大韓航空(スカイチーム所属)
です。
アシアナ航空は、ANAと同じスターアライアンスに所属しているので、陸マイラーにも非常に関係が深いですよね。ヨーロッパ方面に行く際には、東京経由のANA便の特典航空券は満席だが、ソウルの仁川空港を経由するアシアナ航空の便なら空席が見つかることも非常に多いですし。
大韓航空(KOREAN AIR)は、スカイチームに所属しています。スカイチームは、日系の航空会社が所属していないので、少し馴染みが少ない航空会社かもしれませんが、実は、スカイチーム所属の航空会社は独自にANAやJALと提携しており、ANAマイル/JALマイルが貯まったり、特典航空券が発券できたりします。
- ベトナム航空:ANAと提携
- ガルーダインドネシア航空:ANAと提携
- エールフランス:JALと提携
- 大韓航空:日本=韓国路線のみJALと提携
などが代表例です。
ということで、実は大韓航空の日本路線に関しては、大韓航空への搭乗でJALマイルを貯めることも可能ですし、JALマイルを貯めて大韓航空の特典航空券に利用することも可能です。
なので、日本=韓国を大韓航空便で搭乗する人は、JALマイルの加算を忘れないようにしてくださいね。残念ながら、日本=韓国以外の大韓航空の路線(韓国=ホノルル、韓国=ヨーロッパリーグなど)は、JALマイルの加算対象外です。
JALマイルは、飛行機に搭乗しなくても、陸マイラーとして貯めることも可能です。年間10万マイルを貯めることも全然難しいことではないので、是非JALマイルを貯めてみてください。
今回、自分は大韓航空に搭乗し、ソウルに遊びにいってきたのですが、残念ながらJALマイルでの特典航空券では空席がなく、有償航空券での旅行です。正確に言うと、特典航空券に空席があっても、有償航空券が非常に安いので、JALマイルは利用しなかったと思いますが・・・。
大韓航空も、アシアナ航空もLCCではなくレガシーキャリアですが、日本=韓国間の便に関しては、LCCと比べても値段が大差ないことも多いです。今回も、スカイスキャナーで安い航空券を探していたら、往路は大韓航空、復路はピーチ航空が一番安かったので、それを購入して搭乗してきました。
全航空会社の中なら、一番安い運賃を検索したいなら「Google Flight」「スカイスキャナー」が2台巨頭だと思います。今回もスカイスキャナーで検索して一番安い便が大韓航空便だったので、そちらを利用しました。
大韓航空はスカイチームなので、スカイチームのマイルでも特典航空券が取れる。実はデルタマイルのスイートスポット。
あとは、デルタマイルを利用すると、片道7,500マイルかつサーチャージ無料となっており、大韓航空の特典航空券を取るにはかなりおすすめのマイルでもあります。
ソウルから帰国便は大韓航空でした。
お得に搭乗するためには✅デルタ航空のマイルを貯める
✅日本からソウルはエコノミークラスで片道7500マイル
✅サーチャージも無料
✅デルタマイルは有効期限も無期限ということで、デルタマイルのスイートスポットの1つです。 pic.twitter.com/m1v1ygV4zd
— すけすけ@次はHND。 (@bmwtatsu) October 16, 2022
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大韓航空エコノミークラス関空=仁川の搭乗記~シート~機内食まで
では、関西空港(KIX)~仁川空港(ICN)までの往路の大韓航空の搭乗記です。
まず、機材が非常に楽しみでした。予約した時点で、関空=仁川の金曜日(仕事は珍しく有給が取れました!!)に不定期に導入されている大韓航空の最新機材ドリームライナーB787-9です。
大韓航空ホームページより。
これに搭乗できるのが非常に楽しみでした。
さて、自分の搭乗した機材が、普段はどの路線を飛んでいるのか、「Flightradar24」というアプリで調べたところ、
こんな感じで、チューリヒやブリスベンといった長距離路線に導入されている機材なんです。長距離路線に導入されている機材だと何がいいのかというと、
- シートが最新版(ビジネスクラスならフルフラット)
- モニターも最新版で映画等が充実
というメリットがあります。同じ料金を払うなら、いい機材に搭乗できるのは非常にラッキーです。
こちらが、大韓航空のB787-9に導入されているビジネスクラス(大韓航空ではプレステージクラスと呼びます)。完全に個室スタイルの、フルフラットで、まさに長距離路線向けの豪華な仕様です。
エコノミークラスも、長距離向けの機材には、ニューエコノミーシートという名称で、モニターやコンセントまで完備された薄型シートが導入されています。
2時間弱の搭乗なので、もちろんビジネスクラスではなく、エコノミークラスの航空券を購入しています・・・。このビジネスクラス乗りたいという誘惑はあるのですが・・・。
では、チェックインです。
チェックインカウンターに行きましたが、本当に誰も並んでいない状況でした。韓国路線なので、預ける荷物のない人が多いのか、自動チェックイン機でチェックインを済ませている人が非常に多かったです。
自分も預ける荷物は特になかったのですが、チェックインカウンターで重要なことを聞きたかったので、カウンターに行きました。
聞きたかったのは、
- 当日、追加料金でビジネスクラスへのアップグレードが可能なのか
- 可能ならいくらなのか
という点です。
関空=仁川という非常に短い90分程度のフライトですが、たまたまB787-9という最新機材が導入されており、個室タイプの豪華なビジネスクラスが導入されているので、是非搭乗してみたかったんです。
結論は、
- 追加料金でビジネスクラスへのアップグレードは可能です
- 料金は40,300円です
うご・・・・。高い・・・・。1万円台なら利用しよう!!と思っていたが・・・3倍の値段・・・。残念ながら、またの機会にします・・・・。
今回は、エコノミークラスを楽しみたいと思います!!!
搭乗がビジネスクラスなら、大韓航空の「KALラウンジ」が利用できます。
関西空港のKALラウンジは、大韓航空搭乗時以外にも、スカイチームの上級会員はもちろんですが、プライオリティパスを保有している人も利用可能です。しかも、制限区域外にあるので、関西空港から国内線に搭乗する場合にも利用が可能です。どんなところなのかチェックしたい人は、下記も読んでみてください。
では、搭乗です。機内に入る手前では、イヤホンと多数の日系と韓国系の新聞が置いてあります。
まず、こちらが乗りたかったビジネスクラスです・・・。
完全に個室タイプで、ファーストクラス???って思ってしまうような贅沢な空間です。JALのビジネスクラス「JAL SKY SUITE」と似ているタイプのビジネスクラスですね。
東京在住の人は、わからないかもしれませんが、関西空港にこのタイプの豪華なビジネスクラスの機材が来るのはなかなかレアなんですよ!!
こちらが大韓航空B787-9のエコノミークラスです。シートピッチ88㎝が、幅が44cmです。エコノミークラスとしては標準的ですね。
今回ラッキーだったのは、大型の機材だったので満席にはならずに3人席に2人で座れたことです。かなり快適になりますよね。
こちらは10.6インチの液晶型モニターで、タッチパネルになっています。また覗き見防止で、隣の人の画面が見えないように工夫されています。スマホとかでも最近多いですよね。
短距離路線で、このモニターは超充実ですが、映画を見るほどのフライト時間がないのが残念ですね・・。
モニターの下には、イヤホンの差し込み口と、USBタイプのコンセントがあります。これは本当にありがたいですよね。スマホ社会なので、充電なんてすぐに減るし、機内で満タンにしておけるのは非常にありがたいです。
テーブルを倒した状態がこちら。
モニターがタッチパネルになっているので、リモコンもついておらず、席を倒すボタンのみひじ掛けについています。非常にシンプルです。余計なものがないと空間が広く見えるので(実際に多少でも広いですしね)、こういうのはどんどん採用してほしいですね。
B787は窓も非常に特徴的ですね。シェードを下げて、暗くするのではなく、窓の下にあるボタンを押して、窓の色を調節することが可能なんですよね。エレクトロクロミミズムとかいう技術らしいですが、電流で色を変える技術が採用されています。友人がいい歳して、楽しそうに触っていました笑。
短距離路線ですが、機内食も出てきます。
ただ、時間が短いので、ドリンクと同時に提供されて、一瞬で引き上げていきます。
- サーモンのサンドウィッチ
- マリネ
- パイナップル
- 水
- ナッツ
- ドリンク
が提供されました。味は、味わう間もないくらいの一瞬の時間で機内食は過ぎ去ります。
エコノミークラスも後方に行くと、シートの色が変わる様で、ブルーではなく、後方は茶色系の色で統一されていました。
そして、実は非常に嬉しいというか、おすすめなのが、客室乗務員さんがめちゃくちゃキレイです・・・。写真にできないのが残念ですが、大韓航空でも、アシアナ航空でも韓国系の航空会社の客室乗務員さんは、本当にキレイだと思います。しかも、多くの方が日本語で会話ができるので、非常に楽しいフライトになります笑。
次回は、是非とも大韓航空のロングフライトのビジネスクラスに搭乗したいなと思っています。大韓航空のエコノミークラス、ビジネスクラス、ファーストクラスに搭乗すたことがある方、どんな感想をお持ちですかね??コメントお待ちしております!!!
ちなみに、大韓航空の日本=韓国の路線をJALマイルで特典航空券を取るのはハードルがけっこう高いです。
JALのホームページで大韓航空の特典航空券の空席を検索してみました。JALマイルだと、ビジネスクラス(片道24,000マイル)は1席、エコノミークラス(片道12,000マイル)で2席のみが特典航空券の枠として開放されています。
同じ便を、大韓航空のマイルを貯めた場合にどうなるのか大韓航空のホームページで検索すると、
便により2席~8席も特典航空券として開放しているんですよね。実は、大韓航空は自社のマイルを貯めた人に特典航空券の枠をかなり優遇しています。これは、JALマイルに限らず、大韓航空と同じスカイチームのデルタ航空のマイルなんかを貯めても、大韓航空の特典航空券はビジネスクラス1席、エコノミークラス2席しか枠はないようです。大韓航空のマイルを貯めた人だけの優遇です。
が、大韓航空のマイルを貯めるのはなかなか難しいです。スカイチームに搭乗して貯めるか、JALの日本=韓国路線で貯めるか、SPGアメックスの決済で貯めたポイントを移行するくらいしか方法がありません。
なので、大韓航空搭乗でJALマイルを貯めたら、そのJALマイルは大韓航空以外の特典航空券で利用するのがいいと思います。