ロサンゼルス国際空港の第4ターミナルにあるアメリカン航空フラッグシップラウンジがなかなかいい。JGCでも利用可能。
米系の航空会社は、アメリカン航空・デルタ航空・ユナイテッド航空ともに国際線のファーストクラスを廃止しており、ビジネスクラスが最上級という制度になっており、米国という国の姿とは正反対というか、もしくはファーストクラスのようなものは不要と判断して削除できるところが米国たる所以なのかわかりませんが、ラウンジに関しては2ランクのラウンジが用意されていることが多いです。ロサンゼルス国際空港にはアメリカン航空やユナイテッド航空は、通常のビジネスクラスラウンジと区別する形で、長距離路線ビジネスクラス対象者向けの豪華なラウンジも用意されていたりします。
ここでは、ロサンゼルス空港の第4ターミナルにある、アメリカン航空のフラッグシップラウンジを紹介したいと思います。
では、ロサンゼルス国際空港のアメリカン航空フラッグシップラウンジのレビュ―です。米系の航空会社のラウンジなんてショボいでしょ?と思うかもしれませんが、ここはそんなことないですよ。
ロサンゼルス国際空港のアメリカン航空アドミラルズクラブ&フラッグシップラウンジは第4ターミナルにある。
アメリカン航空はロサンゼルス空港の第4および第5ターミナルの離発着となります。ロサンゼルス空港では、基本的には国際線はトムブラッドリーターミナル(通称ターミナルB)発着なのですが、アメリカン航空の羽田行き等は、第4ターミナルでチェックインをして、第4ターミナル発着となっています。
今回、自分はロサンゼルスから日本までアメリカン航空で帰国したので、第4ターミナルを利用したわけですが、JALなどを利用する場合にはトムブラッドリーターミナルになります。この2つは隣接しており、制限区域内でも徒歩で移動が可能になっています。
こちらがロサンゼルス国際空港のアメリカン航空のラウンジで、43番ゲートのすぐ隣にあり、ここにはアドミラルズクラブとフラッグシップラウンジの2つのラウンジがあります。
アドミラルズクラブというのは、アメリカン航空のいわゆるビジネスクラスラウンジで、米国内の多くの空港にあるラウンジですが(以前は成田空港にもあったりしました)、こちらは有料での利用も可能なラウンジになっています。
それに対して、フラッグシップラウンジというは、シカゴ・マイアミ・ダラスフォートワース・ロサンゼルスにしかないアメリカン航空が誇る最高水準のラウンジになっています。フラッグシップラウンジの主な利用対象者はこちらに出ていますが、、
- アメリカン航空大陸横断国内ファーストクラス利用者
- ワンワールドの長距離ビジネスクラス搭乗者
- ワンワールドのサファイア会員以上のステータス保有者(同伴者1名も可)
等々になっています。ワンワールドのサファイアでも利用できるので、JALのJGCでも利用可能となっており、やはりJGCは効果抜群だなと思いますね。
なお、先ほどもちらっと書きましたが、JALを利用する場合にはトムブラッドリーターミナル発着なので、トムブラッドリーターミナルにあるカンタスラウンジがJAL指定ラウンジになってはいるのですが、ターミナル4まで来ればアメリカン航空のラウンジも利用が可能です。また、東京からロサンゼルスにJALで到着し、その後アメリカン航空の国内線に乗り継ぎをする方もいると思うのですが、ロサンゼルスまでがJALのビジネスクラスなら、その後の乗継がエコノミーだとしてもフラッグシップラウンジが利用できます。
入口を入ると、搭乗券を出しますが、そこでフラッグシップラウンジの対象者にはこの黒のインビテーションが渡されます。
そして、エレベーターを上がると2階がラウンジになっていますが、右の白がアドミラルズクラブ、左の黒がフラッグシップラウンジとなります。入口からして、米系とは思えないような清楚な感じがありませんか?
では、今回は黒のフラッグシップラウンジに行きましょう。
中に入るとソファーが置かれた豪華な空間が広がっています。
この奥がかなり広くて、ダイニングエリアがあるのですが、ここのビュッフェが本当に米系?と思うくらい充実しているんですよね。
ビュッフェだけではなく、目の前にはアメリカン航空の機体がずらっと並んでいる景色もなかなか見ごたえがあります。
では、ビュッフェエリアもチェックしておきましょう。米系って、ゆで卵とソーセージとパンとヨーグルトって印象でしょ?
ここは絶対に米系のラウンジじゃない笑。なんか、内容が充実しているんですよ。パンケーキを見てもわかると思うのですが、ただパンケーキが置いてるだけじゃなくて、イチゴとベリーとミントがあるって、自分の知る米系のラウンジとはちょっと違いますね。チーズもクラッカーとドライフルーツが添えてあるし、ソーセージもほうれん草といっしょに炒めているし。
一番奥にはエッグステーションまであり、ホテルの朝食レストランのようなラウンジなんですよ。ちなみにSNS用に写真撮っていいと聞くと、笑顔でポーズまでしてくれました笑。
ドリンクもソフトドリンク・ビール・カクテル・ワインとなんでも揃っています。
ということで、搭乗までの2時間を食事をしながら、ゆっくりゆっくりと過ごさせていただきました。ちなみにですが、Wifiも当然ありますし、シャワールームも10室も完備されており、ハード面は本当に充実していますね。
なお、、、、実はこのフラッグシップラウンジの中には、「フラッグシップファーストダイニング」といいエリアがあり、ここはビュッフェ形式ではなく、レストランのスタイルのメニューからオーダーするタイプの本格的なレストランがあります。が、ここはフラッグシップラウンジの利用条件よりもさらに条件が厳しくなっており、アメリカン航空の有償の長距離ビジネスクラス搭乗などが条件になっており、JALのビジネスクラスに搭乗する場合などでは利用不可となっているので、中はどうなっているのか知る事もできないような空間がひっそりと存在しています。
以上、ロサンゼルス国際空港の第4ターミナルにあるアメリカン航空のフラッグシップラウンジの紹介でした。本当に何度も言いますが、ここは米系のラウンジなの??ってくらい中身が充実していますね。このラウンジの利用は2度目なのですが、また利用したいなと思わせてくれるラウンジですね。
ロサンゼルス空港のアメリカン航空フラッグシップラウンジレビュ―です!