ANAと同じスターアライアンス所属のアビアンカ航空のマイルがスーパーセール中。なんと45%ではなく、145%のボーナスマイル加算。ANAファーストクラスにも搭乗可能。2019/12/3まで。
アビアンカ航空って聞いたことありますかね?
ないですよね。南米のコロンビアの航空会社で、ANAと同じスターアライアンスに所属しています。なぜ、日本への就航もないようなアビアンカ航空の話をしているのかと言うと、このアビアンカ航空のマイレージ「ライフマイル」が割と使えるからです。
バイマイルも可能で、大型セールも行われるのですが、ANAファーストクラス片道特典航空券を135,000円で発券できてしまうというのが大きな魅力になります。
アビアンカ航空のマイレージ「ライフマイル」の大型セールが開催されているので、紹介しておきます。
アビアンカ航空ライフマイルのバイマイルスーパーセール。2019/12/3まで。
まず、セール内容の紹介です。
- 通常時より145%増量(1,000マイルから購入可能)
- セール期間:2019/12/3まで
- 上限購入可能マイル:1アカウントにつき年間20万マイル(ボーナスマイル加算前)
- マイル加算:購入後即時付与
- 公式サイトでの購入ページ:こちら
今回はアビアンカ航空のマイレージ「ライフマイル」のバイマイルセールになります。年に何度かセールが行われていますが、今回の2019/12/3までのサイバーウィークでの145%のボーナスマイル加算は最高レベルです。
1,000マイルを購入すると、45%加算の1,450マイルになるのではありません。なんと、145%のボーナスマイルが加算され、2,450マイルになるんです。通常時に購入するのがアホらしくなりますね。
しかも、他社のバイマイルの制度とは異なる特色として、
- アカウント作成後すぐにバイマイル可能
- 最低購入数が1,000マイルから、1,000マイルの購入でも145%ボーナスマイル加算
というのが非常に嬉しいです。バイマイルを行うには、アカウント作成後1ヶ月経過が必要なこともありますが、ライフマイルではアカウント作成後に即時購入可能です。また、ライフマイルのセールもいつもならボーナスマイルが加算されるのは、10万マイル以上の購入が必要だったりするのですが、サイバーウィークのセールではなんと1,000マイルの購入でも145%ボーナスマイル加算なので、最低限の必要なマイル購入だけでもOKです。
ライフマイルのバイマイル単価ですが、通常時は、
1,000マイル=33ドルなので、1マイル=3.3セントです。大量に購入しても、1,000マイルだけの購入でもマイル単価は変わりません。これが145%のボーナスマイル加算があると、2.45マイル=3.3セント、つまり1マイル=1.347セントで購入が可能です。1ドル=110円で、1マイル=1.4817円ですね。
仮に50,000マイルを購入する場合には、
122,500マイルを1,650ドル(=181,500円ほど)で購入するということになります。さて、この122,500マイルで何ができるのかというと、ANAの北米・欧州へのファーストクラス片道特典航空券が発券可能なんです。
海外のマイレージサイト「One Mile at a Time」のこちらのページで、アビアンカ航空ライフマイルとの共同プロモーションが行われており、特別ボーナスとして通常ページからのバイマイルに更に5%ボーナスマイル加算されます。購入する際には利用しましょう。
では、アビアンカ航空のライフマイルのお得な使い方を何点か紹介しておきます。
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アビアンカ航空「ライフマイル」のお得な使い方
アビアンカ航空はスターアライアンス所属なので、下記の航空会社の特典航空券が発券可能です。
ANA | アドリア航空(2019年に脱退済) | エーゲ航空 | エアカナダ |
中国国際航空 | エアインディア | ニュージーランド航空 | アシアナ航空 |
オーストリア航空 | アビアンカ航空 | アビアンカ・ブラジル航空 | ブリュッセル航空 |
コパ航空 | クロアチア航空 | エジプト航空 | エチオピア航空 |
エバー航空 | LTOポーランド航空 | ルフトハンザドイツ航空 | スカンジナビア航空 |
シンセン航空 | シンガポール航空 | 南アフリカ航空 | スイスインターナショナルエアラインズ |
TAPポルトガル航空 | タイ国際航空 | ターキッシュエアラインズ | ユナイテッド航空 |
特典航空券の必要マイル数ですが、チャートは下記になります(片道必要マイル数)。こちらのページで確認できます。
日本はノースアジアに所属します。赤の四角囲みが日本路線の必要マイル数ですが、わかりにくいので、日本発着分の片道特典航空券の必要マイル数を整理しておきます。
エコノミー | ビジネス | ファースト | |
北アジア(日本・韓国・中国など) | 15,000 | 22,500 | 30,000 |
東南アジア(タイ・シンガポールなど) | 20,000 | 36,000 | 50,000 |
ハワイ | 27,500 | 48,000 | 66,000 |
北米 | 35,000 | 75,000 | 90,000 |
欧州 | 45,000 | 75,000 | 115,000 |
オセアニア | 25,000 | 50,000 | 62,500 |
では、上記のうちどの路線が非常にお得なマイルの使い方になるのか紹介しておきます。
①ANAで北米ビジネスクラス78,000マイル、ファーストクラス90,000マイル
まず最もお得なのは、北米の片道ファーストクラスでしょう。
なんと、たったの90,000マイルで北米ファーストクラス片道特典航空券が発券可能なんです。上記はシカゴ路線ですね。ビジネスクラスでも、75,000マイルはまずまずお得ですが、たったの15,000マイルを追加するだけでファーストクラスになるなら、ファーストクラスがお得だと思います。1マイル=1.5円での購入だと、90,000マイル=135,000円でファーストクラス片道特典航空券ですからね。
しかも、アビアンカ航空ライフマイルはサーチャージが不要なんです。これはデカい。ANAマイルだと、往復でしか発券できず、サーチャージも必要です。ライフマイルなら、バイマイル可能なうえに片道の発券も可能です。これは使いやすいです。
またANAマイルでは不可の、日本→ソウル・台北→北米という遠回りも検索でヒットしたりします。
エバー航空やアシアナ航空のビジネスクラスも片道75,000マイルです。
ハワイ路線もエコノミークラス27,500マイル、ビジネスクラス48,000マイル、ファーストクラス66,000マイルはなかなかいいと思います。1マイル1.5円なら、往復でもビジネスクラスが144,000円ですからね。ただし、ハワイ路線は特典航空券は人気すぎて取りにくいです。でも、アビアンカ航空のマイレージ「ライフマイル」なら、片道だけでも発券が可能です。ANAマイルは往復とも空席がないと発券できないので、片道だけ空席を見つけて涙涙の経験ないですか??
②ANA・他社で欧州ビジネスクラス75,000マイル、ファーストクラス115,000マイル
欧州もまずまずお得感があります。
- ファーストクラス片道115,000マイル:ANA、ルフトハンザドイツ航空
- ビジネスクラス片道75,000マイル:ANA、エバー航空、アシアナ航空、エアチャイナ、ルフトハンザドイツ航空、オーストリア航空、スイスインターナショナルエアラインズ、ターキッシュエアラインズなど
などが発券可能です。
こちらは、ファーストクラス必要マイル数が北米より少し高いですが、それでもお得度は高いと思います。片道発券可能で、サーチャージ不要ですからね。
ロンドン路線・ニューヨーク路線ならANAの最新ビジネスクラスTHE ROOMに搭乗可能です。フランクフルト路線にも間もなく導入されます。
こちらも下記ような北京経由のエアチャイナなんかもヒットします。
搭乗14日前にならないと開放されませんが、ルフトハンザドイツ航空のファーストクラス片道特典航空券も狙えます。
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アビアンカ航空ライフマイルとは。基本事項を整理。
では、アビアンカ航空ライフマイルの基本事項をANAマイルとどこが違うのか整理しておきます。
アビアンカ航空(ライフマイル) | ANAマイル | |
---|---|---|
有効期限 | 24ヶ月 | 36ヶ月 |
家族合算 | 他人にマイル移行可能(1,000マイルあたり15ドル必要) | 可能(18歳以上はANAカード必須) |
特典航空券利用者 | 誰でもOK | 2親等以内 |
予約開始日 | 360日前? | 360日前(国内線は2か月前) |
日程変更手数料 | 150ドル | 無料 |
キャンセル料 | 200ドル | 3,000マイル |
片道発券 | 可能 | 不可(ANA国内線は可能) |
ストップオーバー | 不可 | 可能(18歳以上はANAカード必須) |
サーチャージ | 無料 | 有料 |
バイマイル | あり | 裏技あり(こちら) |
ANAマイルと比べると、有効期限が短いので、バイマイルで大量のマイルを貯めるのは危ないです。セールは頻繁にあるので、必要な分の購入が理想です。
また、ANAマイルと異なり、2親等以内でなくても特典航空券が発券できるのと、片道発券できるのも大きな魅力です。そして、サーチャージ無料なのが、非常に大きな利点ですが、変更手数料・キャンセル手数料はめちゃくちゃ高いので要注意です。
あと、最大のデメリットになるのは、WEBサイトもコールセンター(アメリカコールセンター電話番号+1-800-284-2622)も日本語はありません。英語はありますので、ある程度の英語が必要とされるので、苦手な人は手を出さない方がいいかもしれません。
それから、外資系マイルによくありますが、事前に何の告知もなくルール変更になるケースがあります。ANAやJALでは考えられないことですが、外資系ではよくあるので、マイルの貯めこみは要注意になります。
うまく利用するとなかなかお得なマイレージです。北米へのANAファーストクラスが一番の狙い所ですかね。