当サイトでは運営上、記事内に各種広告を含んでおります。

上海リニアモーターカーがすごい。時速431㎞/hの子供も大人も大興奮の世界とは。

スポンサーリンク

上海リニアモーターカー「マグレブ(Maglev、磁浮)」に乗ってきた。最高時速なんと431km/h。料金たったの850円で、子供も大満足で、大人も楽しめる上海のオススメ。

ついに乗ってきました。上海のリニアモーターカーに。

世界中のリニアモーターの中で、超高速運転で一般営業が行われているのは2018/1現在、この上海リニアモーターカーのみ。ちなみにリニアモーターカーというのは和製英語で、正式な英語では「Maglev(マグレブ)」と言います。

その最高時速、なんと431km/h

実際に431km/hを体験してきました。子供も、大人も大興奮間違いなしの上海リニアモーターカーの搭乗体験記です。間違いなく、上海のおすすめ観光の一つです。乗り物好きの人は、上海に行ったら、是非乗りましょう!!!

上海浦東国際空港から龍陽路駅までの29.863kmを、最高時速431km/hわずか7分20秒で結ぶ

上海リニアモーターカーが運行しているのは、上海浦東(プードン)国際空港から龍陽路駅までの29.863kmです。だいたい、東京から横浜、大阪から神戸の距離と似たようなものです。

上海には虹橋国際空港もあります。こちらにも日本からの一部の便が発着していますが、リニアモーターカーはありませんので、間違わないようにしましょう。

最高時速は431km/hで、29.863kmをわずか7分20秒で走りぬけます。ちなみに、同区間の地下鉄は45分かかります。

なお、龍陽路駅は上海の市街地からは少し離れています。龍陽路駅からホテルまでは、地下鉄もしくはタクシーの利用が必要になります。龍陽路駅から市街地まで、タクシーで50元程度(850円)でした。ちなみに、空港から直接タクシーで市街地まで行くと、150元(2550円)程度のようです。

(注意)龍陽路の駅には、タクシーの客引きが多数います。通常の10倍程度の料金が取られるので、タクシー乗り場から乗るようにしましょう。

リニアモーターカーは、観光の一種と割り切って乗りましょう。空港から市街地へは、乗り換え時間や、待ち時間を考えると、タクシーで直接移動するのも、リニア→タクシーと乗り継ぐのも、それほど大きな差はありません。料金も大きな差はありません。

それでも自分がリニアモーターカーに乗ったのは、世界最速を味わいたいという大人の遊び心。そして、子供の満足する笑顔が見たい。それが全てです。

浦東空港でのリニアモーターカーの乗り方。目印は「磁浮(Maglev)」

では、実際にリニアモーターカーに乗る方法や、料金等をみていきます。

まず、上海浦東国際空港を出たら、リニアモーターカー乗り場に向かいます。ターミナル1とターミナル2の間に、駅があります。徒歩で10分弱といったところです。

目印は、こちら。

Maglevという英語以上に、漢字表記の「磁浮」が日本人にはすごくわかりやすいですね。

石でく。そのまんまです笑。わかりやすい。間違いなくリニアモーターカーです。

では表記に沿って、どんどん進みましょう。10分弱歩くと、リニアモーターカー乗り場に到着します。

ここの改札のすぐ隣にチケット販売所があるので、チケットを購入します。

こちらが改札。手荷物の検査もしっかりあります。

リニアモーターカーの料金は片道50元=850円

実は、リニアモーターカーの料金は格安です。日本の新幹線と比べると、まじで安い。

片道、たったの50元。850程度なんです(2018/1で1元=約17円)。しかも、航空券の半券を見せると、40元に割引されるんです。知っておきましょうね。

運賃の一覧表はこちら。

チケット種類 Economy(元) Vip(元) 有効期間
片道(Single-trip) 50 100 当日
往復(Round-trip) 80 160 7日間

身長130㎝未満の子供は無料です。

料金が倍のVIP席というものもあるようです。たったの7分の乗車なので、自分は普通席に乗車しました。往復運賃で80元というものもありますが、帰りはタクシーの方が便利な可能性もあるので、片道で購入。航空券の半券で40元になるので、往復運賃と同じ値段ですしね。

最高時速431㎞/hが体験できる時間帯は決まっている

さて、リニアモーターカーに乗る前に知っておきたい事実が一つあります。

どうせ乗るなら、最高時速431㎞/hを味わいたいですよね。実は、最高時速は時間帯により異なります!ここ重要ですよ。最高時速が430km/hの時間帯と、最高時速が300km/hの時間帯があります。

浦東空港発のリニアモーターカーの最高時速がこちら。

最高速度 7:02〜8:42 300km/h
9:02〜10:47 430km/h
11:02〜14:47 300km/h
15:02〜15:47 430km/h
16:02〜21:42 300km/h

この時間帯を狙える人は狙いましょう。なお、運行間隔は15~20分間隔です。満席になることもないようなので、予約等も必要ありません。

ちなみに、逆の龍陽路駅発の空港行きの最高時速はこちら。

最高速度 6:45〜8:40 300km/h
9:00〜10:45 430km/h
11:00〜14:45 300km/h
15:00〜15:45 430km/h
16:00〜21:40 300km/h




スポンサーリンク

上海リニアモーターカーで最高時速431㎞/hを体感

では、チケットも購入したので、リニアモーターカーに乗りましょう。

子供もすごく楽しみにしている(うちの息子はやたら乗り物が好きです)のですが、自分もかなり楽しみです。空中に浮いている感覚はあるのでしょうか。時速400キロの車窓はどんなものなのでしょうか。そして、車内にはメーターが付いていて、時速430km/hの瞬間を撮影することは可能なのか。妄想が膨らみます。

往復ともリニアモーターカーを利用したので、写真は空港でのものと、龍陽路駅のものが混ざっています。

来ました!!!!リニアモーターカー!!!車高が低い。

いわゆる線路ではないですね。溝???

停車後に、ドアップで記念撮影。近未来的な車両です。

息子も「パパ、カッコいいねーーーー。」と何度も言ってました。

さて、社内に乗り込みます。

中はこんな感じ。席は2-2のところもあれば、3-3のところもあります。自由席なので、どこに座ってもOKです。

日本の新幹線に比べると、座席は簡易な印象。

リニアモーターカーに乗車したら、必ず見ておきたいのが、この電光掲示板。

時速の表示が出ているんです。431㎞/hを記念撮影しないといけませんからね。

出発から3分。

すでに時速300キロ。すでに浮いているはずですが、全然わかりません。ここからは、新幹線でも体感したことのない領域に突入です。

その1分後。ついに来ました。

世界最高速の431km/h

一言で言うと、ガチで早いです。車体もプルプルしている気がするのは、、、、気のせいでしょうか。完全に体感したことがない速度です。

これは、上海に来たら乗らないわけにはいかないですね。世界最高速度の列車があるのに、乗らないのは勿体無い。しかも、料金たったの850円。7分少々の時間ですが、最高の観光だと思います。

3歳の長男は、よほどリニアモーターカーが嬉しかったのか、帰国後1週間が経過しましたが、「上海でリニアモーターカー乗ってん!!!新幹線より速いんやで!!!こまちより!はやぶさより!」と毎日のように言っています笑。

大人の自分も、新しい経験ができ、非常に楽しみましたが、子供のこういった無邪気な姿を見ると、連れて行ってよかったなーとしみじみ思います。

ちなみに、乗車券はお土産に一枚余分に購入。再利用されるタイプのチケットなので、すでにボロボロです笑。

上海には家族でマイルを貯めて、ビジネスクラスで行ってきました

今回の上海旅行は、2018年の初フライトでした。妻と、息子2人を連れての家族旅行です。

飛行機代金は、いつも通り無料(諸税のみ支払いしています)。すべて、マイルを貯めて発券した特典航空券です。しかも、調子に乗ってビジネスクラス(ちなみに今回搭乗したのはANAのB767-300という機材です。こちらの記事で搭乗体験があります。)。贅沢な時間を味わうことができました。

もし、マイルがなければ、確実にエコノミークラスに搭乗しています。ビジネスクラスの航空券なんて高すぎますからね・・・・。マイルを利用した旅行に興味のある方は、下記の記事も参照下さい。マイルはすごいですよ・・・。

陸マイラーとしてのANAマイルの貯め方。

「陸マイラー」が「年間30万ANAマイル」をどう貯めたのか。【ANAマイルの貯め方 完全公開】

 

陸マイラーとしてのJALマイルの貯め方。

JALマイルの貯め方を完全公開。陸マイラーの「年間20万JALマイルの貯め方」を徹底解説。

ちなみに、今回の帰りの便での話を少し。着陸前に3歳の息子が耳が痛いと泣いてしまいました。水を飲ませたり、飴を舐めさせたりしたのですが、すぐには泣き止みませんでした。周りの皆さんには、ご迷惑をおかけしたことでしょう。

後ろの席に座っていた大阪弁のおばちゃん二人組に「うるさいわ!!!静かにさせんかい!!ビジネス乗って調子乗るな!!」と怒られてしまいました。ベビーカーを出してもらうために、飛行機から降りるのも最後まで待っていたのですが、そのお二人に「最後までビジネス味わいたいんやろ、あの家族。」と捨て台詞を吐かれてしましました。

乳幼児を連れての旅行には、こういった難しい面も出てしまいます。常に賛否両論のある問題です。最大限、周りの人々への配慮を続けながら、今後も家族旅行を大切にしたいと思っております。

おすすめ関連記事

6 件のコメント

  • こちらでは初めましてですよね。
    ウチは、子供よりも自分が三半規管が弱いようで毎回搭乗時ヘロヘロになります。
    サイレンシアは当然、、というかつけっぱなしにする始末です(笑
    到着時に痛みとぼーっとするのでほぼ最後まで機体に残っていたりします。

    どこかで機体降下時にグミ食べながらだとイイ!と見たことがあります。
    よければお試しを。
    関西のおばちゃん怖いですね。 ウチの相方、関西から来てもらってるので本気出させると
    めちゃ怖いです(笑

    • さたさん
      関西の人は、必ず人に聞こえるように言いますからね。。。慣れているいないと、精神的にもかなりしんどいですよね・・・
      子供も時間の問題で大きくなるでしょうし、こんなことも思い出にしたいなと思います。

  • ちょうど1年に陸マイラーとなってから飛行機に乗る機会が飛躍的に増え、私も妻も5歳の子供もしばしば耳痛に悩まされてきました。最近は離陸時と着陸時に耳栓(サイレンシア)を装着し、今のところ一定の効果はあるのかなと感じています。子供用もありますので、よろしければおためしください。
    うちも気を使いながら子連れビジネスをしており、今回の話は励まされました。これからも更新楽しみにしてます!

    • ikariさん
      子連れで飛行機は、やはり気を使うことが多いですよね。。。。
      それでも、家族との大切な時間を過ごすために飛行機はうまく活用したいと思っております。
      是非、耳栓も利用してみたいと思います!

  • 初めてコメント書かせていただきます。
    私も上海近くの街で生活してた時期があり、リニアモーターカーの記事を懐かしく拝読させていただきました。
    私も四月、上海の友人に会いに、同じくマイルで行く予定です。
    時間があれば、再度リニアに乗ってみようと思います。

    • アキラさん
      海外の在位経験があり、友人に会いに行くっていいですね。
      自分は海外に友人がおらず、そういった経験がないので、非常に楽しそうに聞こえます。

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

    このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください