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Marriott Bonvoyのソフトランディングとは。

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Marriott Bonvoyのステータスにおけるソフトランディングとは。ステータスは条件の達成に関わらず最大でも1つしかダウンしない救済措置が毎年のように行われている?

すけすけ
どうも、陸マイラーを始めて約20年、このブログを2016年から運営している「すけすけ」です。マイル・ポイント・クレジットの情報を日々提供しているのが当サイト「すけすけのマイル乞食」です。

この記事では、マリオットのソフトランディングという制度を解説します!!

ホテルでも航空会社でもステータスというのは非常に面白い制度で、一喜一憂しながら、趣味として楽しんでいる方も多いでしょう。基本的には、ホテルや飛行機のステータスは1年更新で、1年間の利用歴に応じて翌年のステータスが決まり、また翌年は0から再スタートというのが一般的です。

が、Marriott Bonvoy(マリオット)にはソフトランディングという制度が毎年のようにあります。

では、マリオットのソフトランディングの詳細を解説です。

 

マリオットのソフトランディングとは。ステータスが1つしか下がらない救済。

まず、マリオットのステータス一覧を再度確認しておきましょう。年間の宿泊数によりステータスが決まるのですが、

一般会員 シルバー ゴールド プラチナ チタン アンバサダー
必要泊数 10泊 25泊 50泊 75泊 100泊+2.3万ドル利用
無料インターネット
会員料金
モバイル チェックイン
完全予約保証
ポイントボーナス 10% 25% 50% 75% 75%
レイトチェックアウト 14時 16時 16時 16時
エリート専用予約ライン
ウェルカムギフト ポイント ポイント or 朝食 or アメニティ
客室アップグレード ○(スイートルーム含む)
ラウンジへのアクセス
無料朝食 選択可能 選択可能 選択可能
ルームタイプの保証
48時間前予約保証
アンバサダーサービス
Your24
Annual Choice Benefit 50泊時 50泊時・75泊時 50泊時・75泊時

上記のようになっています。

さて、「ソフトランディング」という言葉を聞いたことがある人もいれば、聞いたことがない人もいるでしょう。このソフトランディングというのは、ステータスに関する救済措置で、例えばマリオットのチタンエリート(年間75泊必要)の人が1年間で0泊しか実績を積まない場合には、通常なら一般会員に戻るはずですが、一般会員に戻らずに救済措置としてステータスを最大でも1つしかダウンしないという制度です。

つまり、2023年の宿泊数が少なかったとしても、2024年のステータスは、

  • アンバサダーエリート→最低でもチタンエリート
  • チタンエリート→最低でもプラチナエリート
  • プラチナエリート→最低でもゴールドエリート
  • ゴールドエリート→最低でもシルバーエリート

が保証される制度ということになります。最低でも書いたのは、もちろんですが、プラチナエリートの人が2023年に50泊していれば、2024年はプラチナエリートですし、75泊しているようならチタンエリートに上がります。ダウンする場合には、1つしかダウンしないという救済措置がソフトランディングという制度です。

(注)ステータスは、毎年3月上旬に更新されます。2023年のステータスは2024/2末ころまで有効ということになります。2024年のステータスは2024/3~2025/2末ころまで有効です。

この制度の恩恵を受けるのは、どのような人が代表例なのかというと、チタンエリートの人で2023年は25泊しかしなかったから本来ならゴールドエリートまで2ランクダウンしてしまう人ですね。この人は、ソフトランディングのおかげで、ゴールドエリートではなく、プラチナエリートが2024年のステータスとして付与されます。これはめちゃくちゃ大きいですよね。だって、ゴールドエリートとプラチナエリートにはかなりの差があり、

  • プラチナエリートなら朝食2名無料
  • プラチナエリートならクラブラウンジ2名利用可能
  • プラチナエリートならスイートへのアップグレードもありえる

という特典があるので、ソフトランディングの恩恵をかなり受けていることになりますからね。

 

このソフトランディングという制度は、マリオットのQ&Aのページに記載があり、2024年版のソフトランディングの解説を引用しておくと、

What is Elite annual processing and when does it take place?

Each year, Marriott Bonvoy® works to ensure that all Members’ Elite status reflects all previous year’s qualifying activity.
In January 2024, all Members will have their 2023 loyalty activity evaluated as follows:
  • Members who achieved their existing Elite status again in 2023 will have their current status renewed through February 2025.
  • Members who did not re-achieve their existing Elite status in 2023 will be offered one tier below their current status through February 2025. Members will see their new status in March 2024 and can enjoy their existing status through February 2024. 
  • Members who achieved a higher Elite status during 2023 already have a status expiration date of February 2025.

上記の赤字の部分にステータスは1つしか下がりませんと書かれている点がソフトランディングと呼ばれるものになります。ソフトランディングで救済される人は「マジか!!ラッキーすぎる!!」となっているでしょうね笑。

すけすけ
マリオットには昔はバイバックという制度もあり、ステータスが維持できなかった際にポイントを払えばステータスを買い戻せるという面白い内容の救済もあったんだよ!また、ロールオーバーといって、宿泊超過分を翌年に実績持ち越しできる制度もあったんだ!!

なお、このソフトランディングという救済措置はほぼほぼ毎年のように行われるものにはなっていますが、来年もあるとは限らず、翌年のソフトランディングがあるのかないのかは1年後毎に発表されます。そして、その発表されるタイミングが非常に面白くて、

  • 2024年は2024年になった直後
  • 2025年は2024年10月下旬

となっています。もし最初からソフトランディングがあることがわかっていたら、チタンエリートの方が来年もプラチナメエリートが確定しているならもう今年は宿泊しなくてもいいかな?というようなことを考えるかもしれませんよね。そうなるとマリオットとしては経営上にいいわけがありません。ということで、2026年も同様のソフトランディングが行われるかどうかは・・・・不明ということになります・・・・。

 

また、マリオットアメックスプレミアムを保有している人は、年間400万円のカード利用があれば、宿泊数が0泊だろうとプラチナエリートを獲得できるので、「ソフトランディングとか関係ないし!!」という方も多数いると思います。そこは年会費5万円近いクレジットカードならでは豪華特典ですからね。

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2024-06-01

 

以上、マリオットのソフトランディング制度に関する解説でした。

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