マリオットのポイントはマイル移行して特典航空券に利用、もしくはポイント宿泊がお得だが現金化して宿泊しお得なケースもある？！マリオットポイントは最高1ポイント＝0.55円で現金化。
新型コロナウイルスの影響もあり、マイルをどう利用するのか悩んでいる方が非常に多いようで、JALマイルの現金化の記事やANAマイルの現金化の記事を非常に多くの読者の方に読んでいただきました。
さて、今回はニーズがあるのかないのかわかりませんが、Marriott Bonvoyのポイントを現金化する方法を考えてみたいと思います。マリオットのポイントは、40以上の航空会社のマイレージにも移行できますし、ホテルの宿泊にポイントを利用することもでき、使い方はANAマイルやJALマイルを超えて無限の世界が広がっているのが特色です。
さて、マリオットのポイントを現金化することは可能なのでしょうか。可能なら1ポイントは何円くらいになるのでしょうか。検討してみましょう。
マリオットポイントの使い方はマイル交換で特典航空券もしくはポイント宿泊がお得
まず、マリオットポイントの代表的な使い方は航空会社のマイレージに移行する方法です。
- ANA
- JAL
- ブリティッシュエアウェイズ
- シンガポール航空
- アメリカン航空
- アラスカ航空
- キャセイパシフィック航空
などなど40社以上に移行することが可能です。マイルの移行レートは、3,000ポイント＝1,000マイル、もしくは60,000ポイント＝25,000マイルです（2.4ポイント＝1マイル相当）。60,000ポイントまとめて移行すると、5,000マイルのボーナスマイルがもらえるので非常にお得です。また年に何度か複数の航空会社にポイント移行で30%のボーナスマイルがさらに加算されるようなキャンペーンが行われるのも見逃せません。
さて、1例として、エミレーツ航空のファーストクラスはマイルでの空席も割と多く、マイラーとしては狙い所ですが、
往復ファーストクラスの運賃は57万円となっていますが、エミレーツ航空はJALと提携しているので、JALマイルを利用して特典航空券を取ることが可能です。JALマイルなら、往復135,000マイルが必要なので、57万円＝135,000マイル、つまり1マイル＝4.2円でマイルを利用できます。
マリオットポイント換算で計算すると、2.4ポイント＝1マイル＝4.2円なので、1ポイント＝1.75円で利用可能になります。
これくらいの水準でマリオットポイントを利用できるとかなり理想的だと思います。
また、マイル移行して特典航空券にする方法ともう1つ人気なポイントの使い方があります。ポイントを宿泊に利用するポイント宿泊です。
例えば、上記の宿泊例だと、
- ザ・リッツ・カールトン京都：117,600円＝85,000ポイント
- ウェスティン都ホテル京都：60,800円＝50,000ポイント
となっており、宿泊時にポイントを利用すると、1ポイント＝1.21～1.38円でマリオットポイントを利用することが可能になっています。
この1ポイント＝1円以上で利用できるという状況ならマリオットポイントを宿泊に利用する価値はかなり高いと思います。SPGアメックスは、100円＝3マリオットポイントが貯まるので、100円＝3円以上の還元率のカードということになってくるので、1ポイント＝1円を目標にポイント利用というのは非常にいい目標だと思います。ポイント宿泊にしても、マイル移行にしても。
ただ、ポイント宿泊に利用する場合には、1ポイント＝1円以上で利用できる状況というのは、めちゃくちゃ多いわけではなく、
こんなケースもあるわけです。1ポイント＝0.375円でのポイント宿泊です。これはポイントの使用は避ける方が無難でしょう。現金での宿泊を圧倒的におススメします。現金での宿泊なら10％相当のマリオットポイントの付与もありますし、圧倒的に現金宿泊がお得です。
ポイントを利用したポイント宿泊をするのは、1ポイント＝1円が目標。0.8円くらいならまずまずと個人的には考えています。1ポイント＝1円以上で利用できる代表例は、
- 繁忙期（ゴールデンウイークや年末年始）の利用
- 京都での利用
などです。京都は非常にホテルの宿泊費が高いので、ポイント宿泊はかなりお得度が高くなっていることは知っておいて損しない情報だと思います。
マリオットポイントを現金化する価値はあるのか？
さて、マリオットポイントをポイント宿泊に利用する際には、1ポイント＝1円が目標といいましたが、
- 自分の宿泊したいホテルは1ポイント＝1円になかなかならない
- ポイント宿泊だとスタンダードルームしか予約できない（朝食付きプランやラウンジ付きプラン、ジュニアスイートに宿泊したいときなどは利用できない）
などなどの制約も出てくると思います。
また、
先ほどの1ポイント＝0.375円になってしまうようなケースでもポイント宿泊はお得ではありません。
そこで検討する価値が出てくるのが、マリオットポイントの現金化です。現金化することができれば、スタンダードルーム以外の部屋にポイントを使うことも可能になりますし、現金化するレート次第では、ポイントを現金に交換してから支払いをする方がお得かもしれません。
実は、1ポイント＝0.55円でマリオットポイントは現金化も可能です。
となると、先ほどのコートヤード・バイ・マリオット東京ステーションに宿泊するような場合には、40,000ポイント＝22,000円に現金化してから宿泊すると、7,000円も余りますし、宿泊時にも宿泊ポイントまでもらえれてかなりお得になったりするんですよね。
ポイント宿泊で損している可能性がある人もいるかもしれないので、現金化の方法は知っておいて損しないと思います。
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【期間限定】マリオットポイントを現金化する方法。1ポイント＝0.55円。
では、マリオットポイントを現金化する方法を紹介しておきます。直接現金には交換できないのですが、マリオットポイントは各種マイルに移行できるという点を徹底活用します。マイルに移行すれば、マイルの交換先に現金があればいいわけです。
例えば、ANAマイルは10,000マイル＝10,000円相当のTポイントに交換が可能です。つまりマリオットポイントは、ANAマイルに移行すれば、現金ではないものの、現金に近い形で受け取りすることも可能になるわけです。
ここまでくると、当ブログの読者の方は、どうするのかわかるかもしれませんが、先日記事にしたJALマイルの現金化が非常に有効になります。
先に図で示しますが、
という方法で、JALマイルはJAL Global WALEETというプリペイドカードに1マイル＝1.2円相当でチャージが可能なキャンペーンを開催しています。プリペイドカードにチャージされているので、ほぼほぼ現金として利用できますよね。
これをマリオットポイントの最終的な移行先にするとどうなるかわかりますか？
マリオットポイントは、60,000ポイント＝25,000マイルで各種マイルに移行できるので、上記のように60,000ポイント＝33,000円相当になるので、1ポイント＝0.55円で現金化に成功したことを意味するわけです。
ただし、この方法は期間限定です。
とどちらもキャンペーン期間が限定されているんです。
キャンペーン期間が終了すると、マリオットポイントはJALマイルには移行できます。が10％増量はありません。また、JALマイルからJGWへのチャージは不可能になります。なので、マリオットポイントが現金化できるのは、本当に期間限定にはなってきます。ただ、今後も定期的に同様のキャンペーンが行われる可能性はあるとは思います。
以上、マリオットポイントを1ポイント＝0.55円で現金化する方法に注目してみました。ただし、0.55円以上で利用する機会のある方は、現金化はしないでくださいね。特典航空券やポイント宿泊で、1円以上の価値にすることも十分に可能ですので。
ただ、40,000ポイント＝15,000円の部屋にポイント宿泊するようなことは絶対に避けた方がいいでしょう。現金化すると、7,000円のおつりと宿泊ポイントがもらえますから。
また、マリオットポイントをマイル交換せずに、とにかくポイント宿泊に利用している人の中には、ポイントでは宿泊できない部屋やプランを利用したいこともあるでしょう。そんな場合には、現金化すればOKなわけです。
SPGアメックスの還元率は、最低でも100円＝3ポイント＝1.65円にはなるということを意味しています。現金化で1.65円の還元率と考えるとこれまた悪くない気もします。
今回紹介した方法は、期間限定の方法ですが、今後また利用できるタイミングがあるかもしれませんし、キャンペーンの内容次第では、1ポイント=0.55円以上になることもあるかもしれないので、知っておいて損しないかもしれません。
マリオットポイントは奥が深いです。
この記事では、マリオットポイントの使い方として現金化するような方法を紹介したいと思います。