ミュンヘン空港からルフトハンザ航空のファーストクラスに搭乗。ファーストクラスのラウンジは超絶豪華だった。世界最高峰のラウンジとは。
最近、やたらとブルジョア的な記事を連発中の当ブログです。ブログタイトル「乞食」なのに・・・。
別に自分が金持ちのブルジョアになったわけでも何でもありません。ただ。陸マイラーとしての活動で貯めたANAマイルでファーストクラスの特典航空券が発券できたおかげで、実費負担が燃油税等の諸税で3万円程度でファーストクラスに搭乗できてしまっただけなんです。
今後、ファーストクラスに搭乗したい人もいると思うのですが、実際にファーストクラスに搭乗したことがある人は非常に少ないようで、しかも、その人がブログで体験記を記事にして残しているということは超レアです。
しかも、それが海外の航空会社の、海外のラウンジの情報をなると非常に情報が少ないのが現状です。
- ミュンヘン空港
- ルフトハンザ
- ファーストクラスラウンジ
こんなキーワードをGoogleで検索して、自分は搭乗前に相当予習をしました。
が、情報が少ない!!!!
情報が少ないと、現地で初めて知ることばかりで、それはそれで楽しいかもしれませんが、重要なことが抜け落ちたまま終わってしまったら悲しいので、できる限り予習をしておきたいわけですよ。が、情報がないんです。
そんなレアな情報を、自分がせっかく体験してきたら誰かのためになると信じて情報を残さないわけにいきません。ということで、誰の役にたつのかわかりませんが、超レアなルフトハンザ航空のミュンヘン空港のファーストクラスラウンジの全貌を公開します。
世界最強の豪華ラウンジといっても過言ではないです。
読者の皆さんも、是非楽しく読んで見てください!!
ルフトハンザ航空のファーストクラスラウンジのある空港・利用対象者
ルフトハンザ航空のファーストクラスラウンジは世界中で3つの空港にしかありません。
- フランクフルト空港
- ミュンヘン空港
- ジョン・F・ケネディー
の3箇所しかルフトハンザ航空のファーストクラスラウンジはありません。
ただし、ルフトハンザ航空はスイス航空・オーストリア航空とも提携しており、それも含めるとチューリヒ(スイス航空)、ジュネーブ(スイス航空)、シカゴのオヘア空港(スイス空港)にもあります。
こちらのファーストクラスラウンジですが、利用条件は相当厳しいです。
- ルフトハンザ航空およびスイス航空のファーストクラス搭乗客および同伴者
- ルフトハンザのマイレージクラブMiles&Moreの上級会員HON Circle会員および同伴者
となっています。
Miles&Moreのことはあまり詳しくはないのですが(一応会員にはなっており200マイルくらい所有しています笑)、上級会員のHON Circle会員というのは超距離路線のファーストクラスおよびビジネスクラスで2年間に60万マイル搭乗した人だけが与えられる会員資格なようです・・・・。これはえげつないですね・・・。
ANAのダイヤモンドメンバー、JALのダイヤモンドメンバーよりも数ランク獲得の難しい会員資格です。
ということで、日本在住の人がルフトハンザのファーストクラスラウンジを利用するには、実質ルフトハンザもしくはスイス航空のファーストクラスに搭乗するしかありません。
ルフトハンザのラウンジは3ランクになっています。
- ファーストクラスラウンジ
- セネターラウンジ(ANAで言うと、ANAスイートラウンジに相当)
- ビジネスラウンジ(ANAで言うと、ANAラウンジに相当)
となっています。
フランクフルト空港から、ANAやアシアナ航空・タイ航空などのファーストクラスに搭乗する場合は、ファーストクラスラウンジは利用できず、セネターラウンジの利用になります。またスターアライアンスゴールドメンバーもこのラウンジが利用可能です。
また、ANAやアシアナ航空・タイ航空などのビジネスクラスに搭乗する場合は、ビジネスクラスラウンジの利用になります。
ファーストクラスラウンジに相当するものは、日本の航空会社は現状では所有していません。
自社のファーストクラスに搭乗する人には、それ相当の豪華ラウンジを提供する。
そんな航空会社が世界的には複数あります。ルフトハンザ航空や、ブリティッシュエアウェイズ、シンガポール航空、タイ航空なんかが代表的なところですね。
ミュンヘン空港のルフトハンザ航空ファーストクラスラウンジは2箇所ある
ちなみに、自分は今回はフランクフルト空港・ミュンヘン空港の2つのファーストクラスラウンジを満喫してきました。この記事では、ミュンヘン空港のファーストクラスラウンジの紹介をします。フランクフルト空港の方は下記の記事で紹介しています。
ミュンヘン空港には2箇所のファーストクラスラウンジがあります。
- ターミナル2
- ターミナル2サテライト
にあります。
ターミナル2サテライトは、ターミナル2から空港内電車での移動になります。
今回、自分は出発ゲートがターミナル2サテライトだったこともあり、そちらのファーストクラスラウンジを選利用しています。
また、自分の予習によると、こちらのターミナル2サテライトの方は、
- 2017世界ベスト空港ターミナル受賞
- ラウンジ内に専用ルーフテラスあり
- 離着陸する航空機が見える
とのことで、こちらのラウンジに行きました。では、内部を紹介していきます。
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これが世界最高水準のルフトハンザ航空のファーストクラスラウンジの全貌
では、ファーストクラスラウンジに向かいます。
通路に「First Class Lounge」の文字が出ているので、その誘導にしたがって進みます。
入り口につくと、営業時間が書いています。5:00~22:00の営業で深夜は営業していません。
自分は14:30頃に到着し、18:30に搭乗なので、4時間ほど時間があります。その間、この空間を満喫するつもりで来ました。完全に観光地の一つみたいになってますね笑。
では、エレベーターで上に上がります。
エレベーターを降りると、なんとパスポートコントロールがあります。
実は、ここは国内線(EU圏内、シェンゲン圏内)でミュンヘンに到着して、そのままこのラウンジに来た人はラウンジを出る際に、ここでパスポートを提示して国際線に乗り換えることが可能です。
つまり、ここはファーストクラス搭乗客専用に用意されたパスポートコントロールなんです。
すごいですね・・・・。ラウンジから出国できるって・・・。一体ルフトハンザ航空はどんな権力を持っているんでしょうか笑。
ちなみに、ラウンジに入場する際は、全員ここでパスポートを預かってもらいます。どこから来た人でも、必ずパスポートを預けます。つまり、ラウンジの中にいる乗客は全員パスポートは所有していないことになります。
では、受付に行きます。ここでファーストクラスの搭乗券を提示します。
しかし、受付なんか豪華だわ・・・・。
広いし、綺麗だし、花も飾られているし。
ゴージャスに見せる方法は2つあると思うのですが、光を取り入れて明るくするか、シックな落ち着いた感じにするのか。このラウンジは画面の右から光も入ってきているのはわかりますかね???
とにかく全開で光を取り込む方向のコンセプトのようです。
この受付から後ろをみると、「リムジンサービス」があります。
なんと、飛行機の搭乗ゲートまでドイツ車のポルシェやメルセデスベンツで送ってくれるサービスまであるんですよね。
が、このサービスは搭乗ゲートが遠い人のみのサービスです(フランクフルト空港のファーストクラスラウンジは、どれだけ搭乗ゲートが近い人でもリムジンサービスがあります)。
残念ですが、自分はここでは利用できませんでした・・・・。
では、ラウンジに入ります。
半端ない。
何、この豪華な感じ。
巨大高級ソファーが十二分なスペースを取りながら、大きな窓の外には飛行機の姿が見える。
各テーブルには、フルーツやナッツがこれでもか!!!と置いてある。
この空間だけでも豪華すぎません・・・か???
すごすぎます。ルフトハンザ航空のファーストクラスラウンジ。
シートの種類も豊富です。
ずらーっと、窓際に席が並びます。開放感がすごい。
こんなオットマンつきのおしゃれな席もあります。サイドテーブルには、ここにもチョコレートらしくものが・・・。このソファーでのんびりと飛行機の姿を眺める。贅沢すぎました・・・。
コンセントもテーブルや壁など、そこらじゅうにあります。USBタイプもばっちりです。
奥に座っている若者は、ドイツの大富豪でしょうか・・・。まあ、自分と年齢は変わらないくらいかもしれませんが・・・。普通に、このラウンジに来てる人々の人生はどんな感じなんでしょうかね。想像もつきません。
ビジネスデスクも十分に用意されていますし、雑誌も豊富です。
奥には、豪華なバーカウンターらしき場所が・・・。行きましょう。
なんだ、、、、このバーカウンターは・・・。
お酒が、百種類くらいありそうです。
そして、「デトックスウォーター」っていうんですかね、豪快にフルーツなんかを入れて美容にいいなんていわれる水。これ、見た目の超お洒落感でますね。
チョコレートも自由に取って下さいねって感じで置いてあるのですが、高級感抜群。実際に高級な味もするのは気のせいでしょうか・・・・。ここで食べたら100円のチョコレートも高級な味がする気さえします。
バーの隣には「Cigar Lounge」。名称はかっこよすぎる。
日本では、喫煙室ってやつですね。
が、違いすぎるぞ!!!!中にはまた豪快にアルコールが並んでる・・・・。
さて、ルーフテラスとやらにも行きましょう。
ちょっと写真がうまく撮れず、全体像がわかりにくかもしれませんが、ラウンジの一部が屋外に作られています。
ルーフテラスです。
飛行機は本当によく見える。
しかも、氷でキンキンに冷えた飲み物や、フルーツがここにも贅沢に。
そして、テーブルにはまた豪快にナッツ類が。
このラウンジ、全部で100席くらいだと思うんですが、利用者は10人ほどでした。
そして、全テーブルにこんな感じでナッツやフルーツ、チョコレートが豪快に置いてあるんですよね・・・。非日常感が半端ないです。
中に戻ります。
全部のテーブルこんな感じなんですよ・・・・。
そして、通路にはそこらじゅうにワインとか置いてあるんです。。。。
すごいな。ルフトハンザのファーストクラスラウンジ。
こんなチープなワードしか出てこない自分・・・・。
自分は、こんな高級ラウンジを利用したのは人生初なので、よくわかりませんが、おそらく世界最高水準の空港ラウンジになると思います。
ANAやJALにもこんな空間ができる日は来るのでしょうか。
仮眠室、シャワールームも超豪華
さて、豪華な空間はまだまだ続きます。
こちらは仮眠室。時間が十分にあったので、1時間ほど利用してみました。
仮眠室のベッドサイドにまで水がちゃんと用意されている徹底ぶりです。航空会社がいかにファーストクラスに搭乗する人と特別視しているのは実感しますね・・・。
次はシャワルームです。が、これがとんでもない。
何これ。。バスタブつき・・・。
シャワースペースもあるし、トイレもあるんですよ。
アメニティもばっちりだし、バスタブにはドライフルーツのようなドライフラワーのようなオブジェ的なものまで・・・。
なんか、この記事「・・・」ばっかりになってきましたね笑。
搭乗前に30分ほどたっぷりとバスタブを満喫させてもらいました。最高です。この空間。
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ダイニングは高級レストランそのもの
そして、まだ重要なものを紹介していません。
ラウンジと言えば食事も楽しみですよね。食事の紹介をしておきましょう。
ラウンジの一番奥には、豪華ダイニングスペースがあります。
ファーストクラス搭乗客は、搭乗前にここで豪華な食事を取れるわけです。
超高級レストランの雰囲気抜群です。
壁際にはビュッフェスタイルで食事が並んでいます。
まず、前菜系のコールドミール。
ローストビーフや、魚介類のマリネ、生ハムや寿司が並んでいます。
どれも、超旨そう!
というか、このラウンジ、ぜったいにこれを全部食べるだけの人数いない。。。毎日廃棄処分されているんだろうか・・・。
パンの種類も豊富なだけでなく、ドイツ名物のプレッツェルがオブジェに。。。
デザート類も豪華そのもの。
ケーキ、ヨーグルト、フルーツ、チーズ。なんでも揃っていました。
自分の人生で一番豪華ビュッフェであることは間違いありません。
少し、前菜をいただきましょう。
そして、こちらのメニューから、11時以降はメインの食事はオーダーすることが可能です。
自分は、ここで洋食をオーダーすると旅行前から決めていたので、往路のANAの機内食も和食を選んできました。ここは洋食です!!というか、洋食しかない気がします・・・。
これですよこれ。
牛フィレのステーキ
日本で言う、A5ランクの肉ってやつでしょうね。めちゃくちゃ柔らかいフィレステーキでした。
なんでしょうかね、この非日常的な空間。搭乗前にバスタブに入り、ステーキを食べて、バーでのんびり過ごす。まさにファーストクラス搭乗前という感じですね。
ここ空港のラウンジですよ??高級ホテル以上の空間が広がっています。
今回のファーストクラスの搭乗では、往路ANA、復路ルフトハンザ航空を利用したのですが、ラウンジに関しては、ANAもルフトハンザには適わない印象を受けました。やはり、世界的には自社のファーストクラス搭乗客には、超豪華なファーストクラス専用ラウンジを用意して、一歩も二歩も上のサービスを提供するというのう航空会社が増えており、そこを用意していないANAはラウンジに関しては少し弱いのかなということが世界に出て初めてわかりました。ちなみに、個人的には機内食に関してはANAの圧勝だったんですけどね。
まとめ「往路ANA、復路別航空会社」もおすすめ
今回はANAマイルを貯めて、特典航空券としてファーストクラスに搭乗しました。
- 往路:ANA
- 復路:ルフトハンザ
に搭乗しています。
ANAのファーストクラスは機内食も最高で、本当に文句ありませんでした。
が、人生に1度しかないかもしれないファーストクラスの搭乗するなら、行きと帰りは別々の航空会社を利用すれば2倍楽しめますよね。もちろん、ANA2回搭乗も楽しいですが。
ヨーロッパにANAマイルで行く場合は、
- ANA
- ルフトハンザ航空
- スイス航空
- オーストリア航空
- アシアナ航空
- エバー航空
- タイ航空
- シンガポール航空
- 中国国際航空
あたりが利用可能です。往路と復路別々の航空会社を利用すれば2社を満喫することもできます。往路をバンコクまでANA、バンコクからルフトハンザ、復路をアシアナなんて利用をすれば3つの航空会社を満喫することも可能です。
ルフトハンザのファーストクラスに搭乗できたのは非常に運がよかったのですが、往路と復路を別の航空会社で予約して発券するというのは、ファーストクラスに限らずビジネスクラスの特典航空券を発券する際も個人的にはオススメです。「行きのANAの方がよかったわ!!二度とあんな航空会社のビジネスクラスは乗らへんわ!!!」なんて思うこともあるかもしれませんが、個人的には色々経験してみたいタイプの人間です。
今回は、2つの航空会社を選んだからこそ、このラウンジを満喫することができたわけです。
ANAマイルを貯めたら、ANAにこだわらずに、スターアライアンスの各航空会社を是非利用してみて下さい。失敗もあるかもしれませんが、今回の自分のように大当たりの経験を引くこともあると思います。
是非、外れも当たりも満喫してみて下さいね!!!
ミュンヘン空港のファーストクラスラウンジという誰が利用するのかわからないようなラウンジの紹介ですが、誰かがいつかGoogleで検索して、この記事に辿り着いて、役に立つといいなと思っていますが、そんな日は来るのでしょうか。。。。。
ルフトハンザ航空は、売上高ランキングで世界3位の年間約400億ドルです。ちなみに、ANAで世界9位の160億ドルで、ANAとJALを足してもルフトハンザのほうが売り上げは上です。