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【改悪あり】三菱UFJニコスに付帯するプライオリティパスでレストラン利用不可に。

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三菱UFJニコス(MUFG)のクレジットカードに付帯するプライオリティパスで2024/10/1からレストランやリフレッシュメント施設は利用不可(有料)に。空港ラウンジのみが利用可能。「三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カード」「JAL アメリカン・エキスプレス®・カード プラチナ」等に改悪。

すけすけ
どうも、陸マイラーを始めて約20年、このブログを2016年から運営している「すけすけ」です。マイル・ポイント・クレジットの情報を日々提供しているのが当サイト「すけすけのマイル乞食」です。

この流れは今後まだまだ来そうですね。プライオリティパスの改悪情報です。

ここ数年で国内でも利用できるラウンジ・レストランがめちゃくちゃ増えてきたプライオリティパスですが、

  • 2019年にアメリカン・エキスプレス付帯のプライオリティパスでレストラン利用不可
  • 2025年から楽天プレミアムカード付帯のプライオリティパスが年間5回までの利用制限(6回目以降は1回35ドル)

というようにカード会社がコストを抑えるために制限をかける例が増えてきました。そして、その流れが一気に加速しそうなニュースです。

では、三菱UFJニコス付帯のプライオリティパスの改悪情報まとめです。

なお、JCBのプライオリティパスも改悪が同時に発表されています。「【改悪あり】JCBに付帯するプライオリティパスでレストラン利用不可に。」にて確認ください。

 

プライオリティパスが改悪となるここ数年の国内での流れ。

まず、ここ数年間のプライオリティパスの凄まじい国内での利用状況の改善の話をしておきましょう。10年ほど前はプライオリティパスは日本国内では対象のラウンジすらほとんどないような状況で、海外旅行好きの一部の人のみが所有するようなカードでした。が、ここ数年で国内のレストランやリフレッシュメント施設でプライオリティパスの導入がめちゃくちゃ進みました。代表例だと、

などです。国内で利用する機会がほとんどなかったプライオリティパスですが、利用店舗がめちゃくちゃ増えたんですよね。しかも羽田空港の「All Day Dining Grande Aile」や中部空港の「ぼてぢゅう」なんかは国際線搭乗時だけではなく、国際線到着時・国内線搭乗時・国内線到着時でも利用ができる(制限区域外にあるので)ために1日で複数回利用することも可能な状況にまでなっています。めちゃくちゃ国内のプライオリティパス状況がよくなったのは事実です。

が、状況がよくなりすぎたいうことでしょう。この状況を一番敏感に感じていたのは「ぼてぢゅうグループ」でしょう。関空空港から始まり、成田・中部と広がり、プライオリティパスを持った人が毎日行列を作っており、店舗側は相当な利益を上げていたことは間違いないです。個人的には、「ビジネス上手いな~」と感心しておりました。が、これは言い方を変えると、プライオリティパス発行のカード会社としては負担が増えまくるわけですよね。

今回の改悪は状況がめちゃくちゃよくなりすぎたことによる改悪なので、改悪には間違いないのですが、崩壊に伴う是正という感覚が個人的にはあります。正常化とでも言いましょうかね。まあ、我々利用者以上に「ぼてぢゅうグループ」の中の人が、一番血の気が引いていると思います・・・・。

 

では、今回の三菱UFJニコスのクレジットカードに付帯するプライオリティパスに関する改悪まとめです。

2024/10/1より三菱UFJニコスのクレジットカードに付帯するプライオリティパスでレストランやリフレッシュメント施設は利用不可(有料)に。空港ラウンジのみが利用可能。

三菱UFJニコスのホームページに記載が出ておりまして、

三菱UFJニコスでは、プラチナ会員さまにフライト前のひとときを空港ラウンジでお過ごしいただくため、プライオリティ・パスを無料でご利用いただいておりますが、昨今、空港における飲食店舗やリフレッシュ施設等でのプライオリティ・パスのご利用が大変増加しております。
それに伴い、本サービスに関連するコストが増加しており、本サービス自体のご提供を続けることができなくなるおそれがございます。

そのため、三菱UFJニコスおよびフランチャイジー各社のプラチナ会員さまがお持ちのプライオリティ・パスは、2024年10月1日より、無料でのサービスのご提供を空港ラウンジのみといたします。

飲食店舗やリフレッシュ施設等でご利用された場合、ご利用料金を負担いただく場合がございますので、あらかじめご留意ください。
何卒、ご理解賜りますようお願い申しあげます。

ということが告知されております。つまり、2024/10/1から三菱UFJニコス発行のクレジットカードに付帯するプライオリティパスではレストランやリフレッシュメント施設は利用ができない(正確には利用すると料金が発生する)ということになり、無料で利用ができるのは空港ラウンジのみとなります。「ぼてぢゅうグループ」などは利用できなくなります。

さて、三菱UFJニコス発行のクレジットカードでプライオリティパスが付帯するクレジットカードはどのようなものがあるのかというと、

  • 三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カード
  • JAL アメリカン・エキスプレス®・カード プラチナ
  • Cathay Pacific MUFG CARD Platinum American Express® Card

などのプラチナカードにはプライオリティパスが無料で付帯します。中でも人気なのが「三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カード」で年会費22,000円(税込)ですが、家族カードも1枚目は年会費無料で、しかもその家族カードにもプライオリティパスが無料で付帯するんです。つまり、プライオリティパスを夫婦で2枚保有して、年会費は22,000円という超コスパのいいカードでしたので、プライオリティパス目的での保有者もかなりいると思います。これが今回、改悪となり、年会費無料でプライオリティパスが付帯はするものの、レストランやリフレッシュメント施設では利用不可となります(正確には利用すると料金が発生します)。

三菱UFJニコスの文面からもわかるように、年会費を上げたり、回数制限をしたり、そういうことはしないけど、利用制限を行ったということですね。サービスがよくなりすぎてコスト増えるというのも考え物ですね・・・。

 

レストランが利用できるプライオリティパス付帯のオススメのクレジットカードは?

さて、三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カードを持っている人なんかは、プライオリティパスでレストランやリフレッシュメント施設が今後も利用できるクレジットカードでオススメはどれなの?ということが気になる方も多いでしょう。

先に言っておきますが、この改悪の流れは、

  • 2019年にアメリカン・エキスプレス付帯のプライオリティパスでレストラン利用不可
  • 2025年から楽天プレミアムカード付帯のプライオリティパスが年間5回までの利用制限(6回目以降は1回35ドル)
  • 2024/10/1から三菱UFJニコス付帯のプライオリティパスがレストラン利用不可
  • 2024/10/31からJCB付帯のプライオリティパスがレストラン利用不可

という方向に進んでいるので、他のカード会社のプライオリティパスにも客が集まって利用者増えれば増えるほど同じこと流れとなることは用意に想像ができるので、長期的な視点でオススメできるものはないという感じです。ただ、短期的な視点で言うと「セゾンプラチナビジネスアメックス」はめちゃくちゃオススメです。

というのは、このクレジットカード、なんとプラチナカードなのに初年度年会費無料なんですよね。つまり、少なくとも1年間は所有するリスクがないということなんです。ビジネスという名称がついていますが、個人での発行も可能な点も非常に嬉しいですね。このセゾンプラチナビジネスアメックスにもプライオリティパスがついており、現状ではレストランも利用可能です。

ちなみに、メインカードとしてもなかなか優秀で、JALマイルの還元率は1.125%ということでJALカードよりも還元が高く、しかもプラチナカードなのに年会費が22,000円という激安の驚異のプラチナカードです。JALマイルを貯めたい方の中にはメインカードをこのセゾンプラチナビジネスアメックスにしている人も非常に多いです。ビジネスという名称がついていますが、個人での発行も可能な点も非常に嬉しいですね。このセゾンプラチナビジネスアメックスにもプライオリティパスがついております。

入会キャンペーンで初年度年会費を無料で保有できるというのがとにかく魅力なので(さらにアマギフももらえる)、1年間保有してプライオリティパスを試したい人はまずこのカードですね!!

カード名 セゾンプラチナビジネスアメリカンエキスプレスカード
発行会社 クレディセゾン
申込対象者 ビジネスカードだが個人与信で審査可能
年会費(税込) 22,000円
家族カード年会費(税込) 3,300円
ポイント還元 1,000円=1ポイント=5円相当の永久不滅ポイント(海外では2倍)
SAISON MILE CLUBコース 年間5,500円で加入可能、JALマイル還元率1.125%~(詳細こちら
ポイント還元有効期限 永久不滅ポイントは無期限、JALマイルは3年
国内空港ラウンジ 利用可能
プライオリティパス 無料で発行可能
海外旅行傷害保険 最高1億円(利用付帯)
国内旅行傷害保険 最高5千万円(自動付帯)
手荷物宅配サービス 海外旅行の際に往復とも空港から自宅までスーツケース無料宅配
招待日和 レストランでコース料理1名無料

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