プライオリティパスが使える羽田空港のラウンジ・レストランを総整理。プライオリティパス付帯のオススメのクレジットカードも紹介!
プライオリティ・パスという空港ラウンジカードをあなたは持っていますかね???
これがあると世界中の空港で、ビジネスクラス搭乗時でなくても、航空会社のステータスがなくても、空港内のラウンジが利用できるので、快適な空の旅を満喫するために所有者は世界中にいます。このプライオリティ・パスで利用できるラウンジはシャワーがあったり、無料ドリンクや軽食があったりします。またラウンジではなく、レストランやバーやエステがプライオリティパスと提携しており、ラウンジの代わりに利用できるケースもあります。
記事では、そのプライオリティパスを所有していると、羽田空港ではどのラウンジが利用可能になるのか総整理しておきます。
羽田空港でもプライオリティ・パスが利用できるラウンジ・レストランが急速に増えております!!!なお、国内のプライオリティ・パスが利用できる空港ラウンジ一覧は下記にまとめています。
プライオリティパス基本事項まとめ
まず、プライオリティパスの基本事項をまとめておきます。
プライオリティパスを発行するには、プライオリティパスの公式サイトから申込をすればいいのですが、会員には3ランクあり、
- スタンダード(年会費99ドル):ラウンジ利用毎に35ドル
- スタンダードプラス(年会費329ドル):ラウンジ利用10回まで無料、以降35ドル
- プレステージ(年会費469ドル):ラウンジ利用何度でも無料
という3ランクがあります(同伴者はどのランクでもラウンジ利用毎に35ドル必要)。
が、実はクレジットカードを発行すると、プライオリティパスが特典としてついていることがあり、そのプライオリティパスのランクがプレステージ(ラウンジ利用何度でも無料)なのに、クレジットカードの年会費が20,000円台となっており、公式サイトから469ドルも払ってプレステージに加入するよりも圧倒的にお得だったりします。なので、どんなクレジットカードがオススメなのか、のちほど詳しく整理します。
先に1つ紹介しておくと、年会費22,000円(税込)のセゾンプラチナビジネスアメックスですね。
このカードは年会費も初年度無料のキャンペーンも行われており、年会費22,000円なのにプライオリティパスのプレステージがついているということで、超オススメです。後程、他にも紹介しますが、これは1年間無料でプライオリティパスをお試しで利用できるという意味も兼ねてめちゃくちゃオススメですね。
羽田空港のプライオリティパスが使えるラウンジ一覧表
まず、2024/6現在の羽田空港のプライオリティパスラウンジの一覧表です。以前は羽田空港ではプライオリティパスは役に立たないと言われていました、ここ数年でかなり活用できる状況になってきています。
空港 | 名称 | ターミナル | 制限区域内・外 | レビュ― |
---|---|---|---|---|
羽田空港 | Power Lounge North | 1 | 内 | |
Power Lounge South | 1 | 内 | ||
Power Lounge Central | 1 | 内 | ||
Foot Bath Cafe & Body Care LUCK | 1 | 外 | こちら | |
Power Lounge North | 2 | 内 | ||
Power Lounge Central | 2 | 内 | ||
Airport Lounge South | 2 | 内 | ||
TIAT Lounge | 3 | 内 | ||
Sky Lounge South | 3 | 内 | ||
All Day Dining Grande Aile | エアポートガーデン内 | 外 | こちら |
プライオリティパスラウンジは基本的には、手荷物検査が終わったあとの制限区域内にあるので、国際線搭乗時しか利用できないイメージがあるかもしれませんが、実は一部ラウンジは制限区域外にあり、ここは非常に重要なポイントになります。というのも制限区域外にあれば、国内線搭乗時でも国際線搭乗時でも、またまた国内線到着時でも国際線到着時でも、またまた別ターミナル利用時でも、どんな状況でも利用可能というのが、密かなポイントです。上記の中で言うと、「外」となっているのものが該当し、「All Day Dining Grande Aile」、「Foot Bath Cafe & Body Care LUCK」は国内線・国際線を問わずに利用できるのが人気になっています。
プライオリティパスってカードを持ってると羽田空港から飛行機利用するときに毎回ホテルでランチブュッフェが無料になるって聞いて来た、、、、
本当だった、、、、
海鮮丼、鰻丼、カレー、ハンバーガー、デザート、ドリンクなどなど、、、、全部無料だった、、、 pic.twitter.com/qjUlUhwvqq
— すけすけ@世界一周 (@bmwtatsu) June 15, 2024
注意点としては、保有しているプライオリティ・パスの発行元のカード会社により若干利用できるラウンジ・レストランに制限がある点です。代表的なところだと、アメリカン・エキスプレス社・三菱UFJニコス・JCBの発行するクレジットカードに付帯するプライオリティ・パスはいわゆるラウンジは利用できますが、レストラン(国内だとぼてぢゅうグループなどが該当)・エステ系は利用不可となっていたりします。
なので、
- アメックスプラチナ
- アメックスゴールドプリファード
- ANAアメックスプレミアム
- ANAアメックスゴールド
- JCB THE CLASS
- MUFGプラチナアメックス
などなどに付帯するプライオリティ・パスを利用する方は十分に注意が必要になります。実際に自分の保有しているプライオリティ・パスで利用できるかどうか確認するにはプライオリティ・パスのホームページにログインしてから検索すれば自分が利用できるラウンジしか表示されないようになっているので、ぜひログインして検索してみてくださいね!!!
(注)国際ブランドがアメックスでも、発行会社がアメリカンエキスプレス社でないようなセゾンプラチナアメックス(セゾン発行)などなどはレストランも利用可能です。
なお、ラウンジ利用の際は、プライオリティパスカード(もしくはアプリ画面)と搭乗券が必要です。搭乗する予定もないのに、空港に行ってプライオリティ・パスを提示してタダメシ!!!みたいなことはできませんからね笑。
以上、この記事ではプライオリティ・パスが利用できるな羽田空港のラウンジ・レストランを紹介しましたが、プライオリティ・パスは海外旅行時でも世界中の空港で利用できます。ぜひともプライオリティ・パスで海外旅行も楽しんでくださいね!!
では、最後にプライオリティパス付帯のおすすめのクレジットカードを紹介します!
プライオリティパス付帯のおすすめクレジットカード4選。年会費が一番安いのはどれ?家族カードにもプライオリティパスが付帯するのはどれ?同伴者まで無料で利用できるのはどれ?
では、ここからは、プライオリティパス付帯のおすすめクレジットカードを紹介しておきます。
①年会費が一番安くなるのは「楽天プレミアムカード」
プライオリティパスの定番と言えば、楽天プレミアムカードですね。
この楽天プレミアムカードは年会費11,000円で保有することができ、プライオリティパスを保有するためのクレジットカードとしては一番年会費が安く、そういう意味では人気があります。すでに保有している方も非常に多いかもしれませんね。ただし、非常に重要な点として改悪があります。「楽天プレミアムカードの改悪。プライオリティパスに利用回数制限!」でも詳細を記載しましたが、2025/1以降は無料でラウンジが利用できるのは年間5回までになります・・・・。そこだけはご注意ください。それでも年会費11,000円で5回無料になるのはオススメです。
楽天プレミアムカードの申込ですが、ポイントサイトには出ていないクレジットカードになるので、一旦ポイントサイトからは「楽天カード(通常)」の申込をしてください。
すると、
- ポイントサイト:最高で1万円以上
- 楽天キャンペーン:タイミングがいいと8千円相当
がもらえるので、めちゃくちゃお得になっています。そして、カード発行後にポイントをもらってから楽天プレミアムカードに切替をするのが圧倒的にお得なので、少し手間ですが、この方法をおすすめします。
上記はポイントサイト「モッピー」からの楽天カードの申込です。まだモッピーのアカウントのない方は、下記バナーよりご登録ください。現在、モッピーは入会キャンペーンも開催中ですよ!詳細は下記バナー内にて!
モッピーは登録料や年会費がかかることは一切ありません。
モッピーのポイントは1P=1円で複数のポイントに交換も可能です
- 1P=1円で銀行振込、Amazonギフト券、楽天ポイント、dポイントなど
- ANAマイルへの交換は、nimocaルート・みずほルート・nanacoルートで交換レートが最大70%~75%。1,000ポイント=700~750マイル相当。通常の交換レートはVポイント(旧Tポイント)経由で50%。
- JALマイルへの交換は、モッピーのドリームキャンペーンで交換レートが最大80%。通常の交換レートは50%。
ポイントの使い方が超魅力的なのが、モッピーの強みです。現金で受け取りもOK、ANAマイルやJALマイルにも交換可能です。JALマイルにも高レートで交換できるポイントサイトはモッピーしかありません。
カード名 | 楽天プレミアムカード |
---|---|
カード会社 | 楽天 |
国際ブランド | VISA、Master、JCB |
利用限度額 | 最大300万円 |
年会費(税込) | 11,000円 |
家族カード | 550円 |
ETCカード | 無料 |
ポイントプログラム | 楽天ポイント |
ポイント還元率 | 100円=1ポイント(1円相当)の1% |
楽天市場での還元率 | 5%にアップ |
空港カードラウンジ | 国内28空港で利用可 |
プライオリティ・パス | 国内外の1,000以上のラウンジ利用可 |
海外旅行傷害保険 | 最大5千万円 |
国内旅行傷害保険 | 最大5千万円 |
「セゾンプラチナビジネスアメックス」なら初年度年会費無料なのでプライオリティパスを試してみるのもおすすめ!
次は、JALマイラーにも人気のセゾンプラチナビジネスアメックスです。
JALマイルの還元率は1.125%ということでJALカードよりも還元が高く、しかもプラチナカードなのに年会費が22,000円という激安の驚異のプラチナカードです。カードスペック的には楽天プレミアムカードよりも圧倒的に上なので、JALマイルを貯めたい方の中にはメインカードをこのセゾンプラチナビジネスアメックスにしている人も非常に多いです。ビジネスという名称がついていますが、個人での発行も可能な点も非常に嬉しいですね。このセゾンプラチナビジネスアメックスにもプライオリティパスがついております。
こちらのカードはアメリカンエキスプレス社発行のアメックスではなく、セゾンが発行するアメックスなので、プライオリティパスでレストラン系やエステ系の利用も可能となっています。利用回数も制限なく、無料で何度でもラウンジ利用が可能です。
ということで、選択肢の1つ目はセゾンプラチナビジネスアメックスですね。入会キャンペーンで初年度年会費を無料で保有できるというのがとにかく魅力なので、1年間保有してプライオリティパスを試したい人はまずこのカードですね!!
カード名 | セゾンプラチナビジネスアメリカンエキスプレスカード |
---|---|
発行会社 | クレディセゾン |
申込対象者 | ビジネスカードだが個人与信で審査可能 |
年会費(税込) | 22,000円 |
家族カード年会費(税込) | 3,300円 |
ポイント還元 | 1,000円=1ポイント=5円相当の永久不滅ポイント(海外では2倍) |
SAISON MILE CLUBコース | 年間5,500円で加入可能、JALマイル還元率1.125%~(詳細こちら) |
ポイント還元有効期限 | 永久不滅ポイントは無期限、JALマイルは3年 |
国内空港ラウンジ | 利用可能 |
プライオリティパス | 無料で発行可能 |
海外旅行傷害保険 | 最高1億円(利用付帯) |
国内旅行傷害保険 | 最高5千万円(自動付帯) |
手荷物宅配サービス | 海外旅行の際に往復とも空港から自宅までスーツケース無料宅配 |
招待日和 | レストランでコース料理1名無料 |
③家族カードにもプライオリティパスが付帯する「三菱UFJカード・プラチナ・アメリカンエキスプレスカード」
次はこちら。
三菱UFJカード・プラチナ・アメリカンエキスプレスカードです。魅力としては、なんと家族カードも1枚目は年会費が無料で発行でき、その家族カードにもプライオリティパスが付帯するんです!!!!なので、夫婦でラウンジを利用するなら、このカードは最高です。
(注)三菱UFJニコスの発行するクレジットカードに付帯するプライオリティ・パスはプライオリティ・パス提携のレストランでは利用不可となっております。
カード名 | 三菱UFJカード・プラチナ・アメリカンエキスプレスカード |
---|---|
発行会社 | 三菱UFJニコス |
ブランド | アメックス |
年会費(税込) | 22,000円 |
家族カード年会費(税込) | 1枚目無料、2枚目以降3,300円 |
ポイント還元率 | 1,000円につき1ポイント(5円相当)のグローバルポイント |
ポイント有効期限 | 獲得月から24ヶ月 |
ボーナスポイント「グローバルPLUS」 | 1カ月のカード利用3万円以上で20%、10万円以上で50%のポイント加算 |
ポイント優遇 | セブンイレブン・ローソンでポイント5.5%還元 |
特典 | 国内空港カードラウンジ利用、プライオリティパス無料付帯(家族カードにも付帯)、プラチナコンシェルジェサービス、海外旅行時にスーツケースの無料宅配、指定レストランのコース料理1名無料、海外旅行傷害保険最高1億円(自動付帯+利用付帯)、国内旅行傷害保険最高5千万円、航空機遅延保険2万円 |
④家族カードにもプライオリティパスが付帯するし、しかも同伴者も無料になる「アメックスプラチナカード」
年会費はとにかく高いですが、最強の1枚とも言えるのがアメックスプラチナカードです。
年会費はなんと税込165,000円。さすが本家のアメックスのプラチナカードです。このアメックスプラチナカードは、家族カードも4枚まで年会費無料となっており、しかも同居の家族ではなくても家族カードを発行することが可能です。なので、1人発行すれば、配偶者にも1枚、両親にも1枚ずつというように家族カードを保有してもらうことも可能で、それぞれ家族カードにもプライオリティパスが付帯します。その上、プライオリティパスを保有していない同伴者まで1名まで無料でラウンジ利用が可能なんです。つまり、我が家のケースだと自分と妻がプライオリティパスを保有していれば、子供2名もラウンジが無料で利用できるので、家族4名ともが無料になってくるんですよね。
そして、ラウンジ関連としてはプライオリティパスだけではなく、世界に数か所のみのアメックスセンチュリオンラウンジが利用できたり、デルタ航空搭乗時にはデルタラウンジが利用できたりと、まあ無双っぷりが半端ないです(年会費が高いのであたりまえかもしれませんが笑)。
(注)アメリカンエキスプレス社の発行するクレジットカードに付帯するプライオリティ・パスはプライオリティ・パス提携のレストランでは利用不可となっております。ANAアメックスゴールドやアメックスプラチナなど保有の方はご注意ください。
カード名 | アメリカンエキスプレス・プラチナカード |
---|---|
発行会社 | アメリカンエキスプレス |
年会費(税込) | 165,000円 |
家族カード年会費(税抜) | 4枚目まで無料、家族カード保有者も本会員と同様の特典あり |
ポイント制度 | 100円=1ポイントのメンバーシップ・リワード |
ポイント移行 | 1,000ポイント=1,000ANAマイル、1,250ポイント=1,000外資系マイル |
ラウンジ関連 | アメックス・センチュリオンラウンジの利用(同伴者1名無料) |
プライオリティパスの無料発行(同伴者1名無料利用可能) | |
デルタ航空ラウンジ利用 | |
空港カードラウンジの利用(同伴者1名無料) | |
エアライン系サービス | 無料ポーターサービス(空港到着時からチェックインカウンターまで手荷物配送) |
無料手荷物宅配サービス(海外旅行時の出発・到着時にスーツケース2つを無料配送) | |
ホテル系サービス | マリオット・ゴールド会員資格(家族会員にも付与あり) |
ヒルトン・ゴールド会員資格(家族会員にも付与あり) | |
ラディソン・ゴールド会員資格(家族会員にも付与あり) | |
プリンスホテル・プラチナ会員資格(家族会員には付与なし) | |
ファインホテルアンドリゾートサービス(高級ホテルでアップグレード・無料朝食などの特典) | |
国内ホテル手荷物無料宅配サービス | |
フリーステイギフト(毎年1泊のホテル宿泊券のプレゼント) | |
トラベル系サービス | 航空券・新幹線・ホテル・レストランの予約代行 |
グルメ系サービス | ダイニングアクセス(指定コースの予約で1名無料) |
ファイン・ダイニング(レストランで一品やデザートのサービス) | |
プロテクションサービス | キャンセル・プロテクション(旅行・コンサート等の不慮のキャンセル時に費用補償) |
ショッピング・プロテクション(破損・盗難で500万円まで補償) | |
リターン・プロテクション(購入商品のキャンセル時に90日以内なら購入金額補償) | |
ホームウェア・プロテクション(所有の電化製品の破損時に費用負担) | |
保険 | 海外旅行傷害保険(傷害死亡時1億円など) |
国内旅行傷害保険(傷害死亡時1億円など) | |
海外航空便遅延補償 | |
個人賠償責任保険 | |
コンシェルジュサービス | 電話にてあらゆる相談可能 |
家族カード保有者特典 | 家族カード保有者も上記の特典すべて利用可能 |
以上、代表的なプライオリティパスが付帯するクレジットカードを4つ紹介しました。他にもプライオリティパスが付帯しているクレジットカードは多数存在しており、+αとして紹介するなら、下記のようなカードもあります。
- エポスプラチナカード
- JCB THE CLASS
- JCBプラチナ
- JCBゴールド ザ・プレミア
- ラグジュアリーカード
- ANAアメックスプレミアム
- ANAアメックスゴールド(無料で利用できるのは年に2回)
- アメックスゴールド(無料で利用できるのは年に2回)
- JALアメックスプラチナカード
- JAL JCBプラチナカード
このあたりのクレジットカードにはプライオリティパスが付帯しております。プライオリティパスがいるのか、価値があるのか、そのあたりはどれだけ海外旅行に行くのかにもよりますし、人それぞれ感じ方は異なるでしょうが、楽天プレミアムカードなんかは年会費1万円ちょいで保有できますし、セゾンプラチナビジネスアメックスは初年度年会費無料で1年保有できるキャンペーンなんかも行われているので、まず1年保有して楽しんでみるのもありだと思います。
マイルと合わせて、海外旅行を楽しむための1つのツールとして、プライオリティパスが付帯するクレジットカードというものを知っておいても損しないですよ!!!では、マイルでの旅行もお愉しみくださいね!!!
この記事ではプライオリティパスが利用できる羽田空港の空港ラウンジをまとめております!