【2024年最新版】超人気ステータスクレジットカード「スーパーフライヤーズカード(SFC)」のメリット・特典・年会費を完全解説。陸マイラーが生涯ANAの上級会員を継続するには、SFCしかない。だから「SFC修行」が人気になる。
この記事では、憧れのANAのステータスクレジットカード「SFC(スーパーフライヤーズカード)」の内容を徹底紹介します!
このクレジットカード、普通のANA JCB ワイドゴールドと少し券面が違いますよね?
- 「SUPER FLYERS」の文字
- 「STAR ALLIANCE GOLD」の文字
が黒塗りで目立つように印字されています。これはANAカードの中でも特殊なクレジットカードで「スーパーフライヤーズカード(SFC)」と呼ばれています。普通に申込をすることはできないという特徴があり、申込をできるにはANAの飛行機に乗りまくったことがあるANAの上級会員いわゆるステータス会員のみが申込できるクレジットカードなんです。そういう意味においては、世の中にある多くのプラチナカードなんかは年会費は高いにしても、誰でも申込ができるので、SFCの方がよっぽどステータス性の高いクレジットカードかもしれません。
実はこのANAのスーパーフライヤーズというものが、陸マイラー・旅行好き・クレジットカード好きの中では、かなりの人気を誇っており、欲しい!!!という人がめちゃくちゃ多いんですよ。きっと、この記事を読んでいるあなたもそうなのではないでしょうか。
このSFCは基本的に、一度手に入れると年会費さえ払えば、生涯持つことができるので、半永久資格的にANAの上級会員になることができてしまうのです。
- ANAラウンジが生涯利用できる
- 毎回専用チェックインカウンターが利用できる
- 毎回優先搭乗がある
- 手荷物もいつも早く出てくる
- なんと特典航空券も取りやすくなる
- フライトマイルもボーナス加算がある
そんなメリット盛りだくさんなんですよ。
この記事では、SFC(スーパーフライヤーズ)の全貌を完全公開します。あなたもきっと憧れるカードです。
どうすればスーパーフライヤーズカード(SFC)に申し込みできるのか?取得条件まとめ。
まず、ANAのスーパーフライヤーズカード(SFC)を取得する厳しい厳しい条件から整理しておきましょう。スーパーフライヤーズカード(SFC)の取得できる条件・方法は2つです。
- ANAのプラチナ会員になる
- ミリオンマイラーになる
このどちらかを達成すると申し込みをする権利が発生します。
まず、2つ目のミリオンマイラーの方をわざわざ狙うというのは現実的ではありません。ミリオンマイラーは、スターアライアンスでの総飛行距離が100万マイルを超えたANAマイレージクラブ会員に与えられる資格です。羽田ホノルルが片道で4000マイル弱、往復で8,000マイル弱ですからね。100往復以上必要という途方ない道のりです。
なので、自分も含めて多くのスーパーフライヤーズカード(SFC)保有者は、ANAプラチナ会員になってスーパーフライヤーズカード(SFC)を取得しています。プラチナメンバーになる条件ですが、年間(1月〜12月)にプレミアムポイント”PP”を50,000以上(内ANAで25,000以上、残りはスターアライアンス便でもOK)貯める必要があります。
プレミアムポイントというものを聞きなれない人も多いかもしれませんが、ANAのサイトにログインをすると、通常は、
- マイル(これは特典航空券に交換できるもの)
- ANA SKYコイン(これはANAの航空券を購入できるWEBマネー、ANAマイルから交換ができる)
- プレミアムポイント
という3つのポイントが表示されていると思います。上の2つは、特典航空券に交換、航空券の購入に利用ができるもので、金銭的な価値のあるものになります。それに対して3つ目のプレミアムポイントというものは、何かに交換できるような金銭的な価値のあるものではなく、このプレミアムポイントを貯めるとANAのステータスが上がっていくという完全にステータス取得のための経験値のようなものになります。
ステータスは基本3つに分かれており、1年間で、
- ブロンズ:30,000プレミアムポイント
- プラチナ:50,000プレミアムポイント
- ダイヤモンド:100,000プレミアムポイント
の取得が必要となります(別途80,000、150,000プレミアムポイントを達成するとプレゼントもあります)。このステータスは1年更新なので、ある年に100,000プレミアムポイントを獲得してダイヤモンド会員になっても、翌年まったく飛行機に搭乗しないとステータスは一般会員に戻ってしまうという非常に厳しいものです。
ちなみに、羽田那覇のプレミアムクラスに搭乗した場合の片道でもらえるマイルとプレミアムポイントは下記です。
プレミアムポイントは往復で6704。5万プレミアムポイントには、8往復が必要な計算になります。なんか狙えそうな雰囲気を感じませんか???プレミアムポイントは搭乗クラス、運賃種別、国内線か国際線か、搭乗距離により異なり、下記のページで詳しくシュミレーションすることが可能となっています。
そして、1年間がんばって飛行機に乗り、どうにか50,000プレミアムポイントを貯めて、ANAの上級会員「プラチナ会員」になると、晴れて「スーパーフライヤーズカード(SFC)」に申し込みをする権利が発生するというわけです。
(注)一度プラチナ会員から一般会員に落ちてしまうと、申し込みをすることはできません。再度、プラチナメンバーにならないと申し込みできません。プラチナ会員中に申込をするのを忘れないようにしましょう。
実は、プラチナ会員になる方法というのがも1つ存在しており、ANAはコロナ以降飛行機に搭乗することが減り、ステータスの維持が難しくなったということもあったために、「ライフソリューションサービス利用」という制度の導入も開始しております。
こちらは飛行機の搭乗だけではなく、ANAカードの利用額等も加味してステータスを判断するという制度になっており、
- ブロンズ:15,000プレミアムポイントかつ対象サービス利用4つ以上かつANAカード利用300万円以上
- プラチナ:30,000プレミアムポイントかつ対象サービス利用7つ以上かつANAカード利用400万円以上
- ダイヤモンド:50,000プレミアムポイかつ対象サービス利用7つ以上かつANAカード利用500万円以上(もしくは、80,000プレミアムポイかつサービス利用7つ以上かつANAカード利用400万円以上)
というもので、人によっては30,000プレミアムポイントでプラチナ会員ならANAカードもよく利用するしこっちの方が狙いやすい!!!ということもあるでしょう。
(注)こちらのライフソリューションサービスでのプレミアムポイントはANA便のみで貯める必要があります。
まとめると、ANAのプラチナ会員になる条件は、1年間(1月~12月)の間に、
- 50,000プレミアムポイント
- 30,000プレミアムポイントかつサービス利用7つ以上かつANAカード利用400万円以上
のどちらかを目標にして、それを達成することがスーパーフライヤーズカードを取得するための第1歩ということになります!!!自分がスーパーフライヤーズカード(SFC)を取得したときは、まだ条件②がない時代だったので、今は選択肢が増えているのがいいですね(いつか1つ目だけに戻るかもしれませんが)!
維持費はどうなる?スーパーフライヤーズカード(SFC)の年会費まとめ。
さて、スーパーフライヤーズカード(SFC)の取得のための50,000プレミアムポイントを貯めるには、いくらくらい費用がかかるのか気になるところでしょうが、そこはあとで解説するとして、まずはスーパーフライヤーズカード(SFC)の維持費つまり年会費も確認しておきましょう。年会費が毎年数十万円もするようだと、維持できないですもんね。実は年会費はかなり安くなっています(個人の感覚によりますが)。
まず、スーパーフライヤーズカード(SFC)は現在下記の種類があります。
ANAスーパーフライヤーズカード | ANAスーパーフライヤーズゴールドカード | ANAスーパーフライヤーズプレミアムカード | ||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
国際ブランド | VISA、マスター | JCB | VISA、マスター | JCB | アメックス | ダイナース | VISA | JCB | アメックス | ダイナース |
年会費(税込) | 11,725 | 11,725 | 16,500 | 16,500 | 34,100 | 30,800 | 88,000 | 77,000 | 165,000 | 170,500 |
家族カード年会費(税込) | 5,610 | 5,610 | 8,250 | 8,250 | 17,050 | 11,550 | 4,400 | 4,400 | 4枚まで無料 | 無料 |
フライトボーナスマイル | 35% | 35% | 40% | 40% | 40% | 40% | 50% | 50% | 50% | 50% |
ANAカード継続ボーナスマイル | 2,000マイル | 2,000マイル | 2,000マイル | 2,000マイル | 2,000マイル | 2,000マイル | 10,000マイル | 10,000マイル | 10,000マイル | 10,000マイル |
SFC継続特別ボーナスマイル | なし | なし | 2,000マイル | 2,000マイル | 2,000マイル | 2,000マイル | 2,000マイル | 2,000マイル | 2,000マイル | 2,000マイル |
- ANAスーパーフライヤーズカード(VISA、マスター、JCB)
- ANAスーパーフライヤーズゴールドカード(VISA、マスター、JCB、アメックス、ダイナース)
- ANAスーパーフライヤーズプレミアムカード(VISA、JCB、アメックス、ダイナース)
の全12種類から1つ選ぶ必要があります。
年会費は一番安いANAスーパーフライヤーズカード(VISA、マスター、JCB)で11,275円(税込)、家族カードの年会費が5,610円です。自分の保有しているANAスーパーフライヤーズゴールドカード(VISA)は、年会費16,500円、家族カードの年会費が8,250円です。元々のスーパーフライヤーズカードを取得する前のANA VISAワイドゴールドカードでも年会費は15,400円(家族カードは4,450円)なので、年間数千円しか変わらないんですよ!これがSFC欲しい!!!と思わせる要因の1つですよね。維持費がお手頃!!!!ここマジで重要ですからね。
ちなみにですが、スーパーフライヤーズカード(SFC)が欲しい!!という方は、飛行機に搭乗してプレミアムポイントを貯め始める前に絶対にやっておいて欲しいことがあります。それは、スーパーフライヤーズカードの元となるANAカードの発行です。というのは、スーパーフライヤーズカード(SFC)はクレジットカードなので、審査があります。万が一審査落ちすると、せっかくプラチナメンバーになったのに、スーパーフライヤーズカード(SFC)が手に入らないということも可能性としてあり得ます。
なので、プレミアムポイントを貯め始める前に元となるANAカードを必ず発行しておきましょう!!!!そうすると、50,000プレミアムポイントを貯めたあとのは、ANA VISAワイドゴールドカードから、ANA VISAワイドゴールドカードのスーパーフライヤーズカード(SFC)に切り替えするだけという感じで、無条件でスーパーフライヤーズカードを発行できると考えていいでしょう。
また、スーパーフライヤーズカードを発行する際には入会キャンペーンのようなものはありませんが、元となるANAカードを発行する際には大量マイルがもらえる入会キャンペーンがあるので、そちらを活用して発行しましょうね!!
スーパーフライヤーズカード(SFC)の10個の絶大な特典・メリットを総整理
では、次にスーパーフライヤーズカードを保有していると、どんな特典メリットがあるのか、じっくりを紹介していきます。
先ほどから記事で説明してきましたが、ANAのステータス会員の基本は、
- 一年更新のダイヤモンドメンバー、プラチナメンバー。ブロンズメンバー
- 生涯継続のスーパーフライヤーズ(SFC)
があります。この4つのステータスの特典・メリットを一覧にしてみましょう。
ダイヤモンド | プラチナ | ブロンズ | SFC | |
---|---|---|---|---|
必要PP(フライトのみ) | 10万 | 5万 | 3万 | プラチナ以上で申し込み |
ANAラウンジ | ANA SUITE LOUNGE | ANA LOUNGE | マイルでの利用可 | ANA LOUNGE |
国内線予約優先 | あり | あり | – | – |
空席待ち優先 | あり | あり | あり | あり |
特典航空券優先 | あり | あり | – | あり |
優先チェックイン | あり | あり | – | あり |
手荷物優先受け取り | あり | あり | – | あり |
専用保安検査場 | あり | あり | – | あり |
優先搭乗 | あり | あり | – | あり |
アップグレードポイント | あり | あり | あり | あり |
フライトボーナスマイル | 115-130% | 90-105% | 40-55% | 35-50% |
マイルの期限延長 | あり | – | – | – |
SKYコインへの倍率 | 1.7倍 | 1.7倍 | 1.7倍 | 1.6倍 |
スターアライアンスステータス | ゴールド | ゴールド | シルバー | ゴールド |
SFC申し込み | 可 | 可 | – | – |
こう見ると、スーパーフライヤーズカード(SFC)を保有しているというのは、非常にメリットが大きく、スーパーフライヤーズカードは内容的にはプラチナ会員とほぼ同等のサービスを受けることができますよね。毎年30,000プレミアムポイントを貯めないと更新できないブロンズ会員よりも圧倒的にメリットがあるのが特色です。
では、スーパーフライヤーズカードの特典・メリットを詳しく10個見ておきましょう!!
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①スーパーフライヤーズカードならANAラウンジが利用できる!
スーパーフライヤーズ会員になると、「ANA LOUNGE」が利用できます(ダイヤモンド会員なら「ANA SUITE LOUNGE」が利用できます)。
- ANA LOUNGE:ビジネスクラスラウンジ
- ANA SUITE LOUNGE:ファーストクラスラウンジ
のことで、本来ならビジネスクラスに搭乗する際に利用できるのがANA LOUNGEなのですが、なんとANA LOUNGEをビジネスクラス搭乗時でなくても利用可能なんです(利用できるのはANAおよびスターアライアンス加盟航空会社など提携航空会社利用時)。
ANA LOUNGEは国内線搭乗時、国際線搭乗時どちらもあり、
- 国内線のANA LOUNGE:ソフトドリンクとビールあり
- 国際線のANA LOUNGE:ドリンクはもちろんビュッフェスタイルの食事やシャワーまであり
という内容で、搭乗までの待ち時間が長い国際線のANA LOUNGEはかなり豪華になっています。
こんな空間と食事を毎回毎回楽しむことができるわけです。海外旅行前の幸せなひと時ですね。空港での待ち時間がますます楽しくなります。ANA LOUNGEの利用体験談は下記もどうぞ。シャワーもあり快適です。
②スーパーフライヤーズカードなら国際線特典航空券の優先予約枠あり!
これが個人的に一番欲しい特典かもしれません。
実はANAマイルでANA国際線特典航空券を検索すると、空席の状況が会員のステータスにより異なるんです。つまり、優先予約枠というものが存在します。
実際に特典航空券の空席を検索をする際にも、「ログイン会員本人は搭乗しない」の箇所に☑を入れて検索をすると、
「メンバーご本人が搭乗されない場合は、ANAプレミアムメンバー優先お取り扱いの対象となりません。」という文言がばっちり出てくるんですよね・・・。
さて、実際にスーパーフライヤーズカード会員になると特典航空券の枠が何席増えるのか知りたいところですが(自分もめちゃくちゃ知りたいです)、中身の詳細はANAは公開しておりません。そして、公開していない以上、中身はコロコロと変わっていたりします。以前は一般会員のビジネスクラス特典航空券の枠が2席のところ、スーパーフライヤーズカード会員は4席だったりすることも容易に確認できたのですが、コロナ禍もあり、変動が非常に大きいような状況で全貌を把握するのは非常に難しいです。
実際に検索をしてみた1例の紹介です。まずは一般会員のケースです。
さすが、人気のホノルル路線だけあり特典航空券の枠がビジネスクラスでは1席もありません。
が、スーパーフライヤーズカード会員が検索をすると同じ日程でも、
なんとビジネスクラスに空席が見つかるじゃないですか!しかも人数を1人から2人に増やしてみたのですが、それでも、
ビジネスクラスに空席がある・・・・。これがスーパーフライヤーズカード会員の優先枠なんですよ。
せっかくマイルが貯まってて、日程を確保しても特典航空券に空きがないとマイルを貯める意味がないです。一般会員に解放されている特典航空券の枠と、SFC会員に解放されている枠の数は全然違う(ダイヤモンドメンバーはさらに解放枠が広い様子)という点が魅力なんですよね。
(注)ANAマイルで国際線特典航空券の優先枠があるのはANA便のみとなります。他社便にはありません。
③スーパーフライヤーズカードなら国際線特典航空券のキャンセル待ちの優先もあり!
さて、ANAマイルで国際線特典航空券を検索すると、よく空席待ちという表示が出ると思います。
この空席待ちをした場合に空席が落ちてくる優先順位は、
- ステータス順
- 申し込み順
となっており、最優先はステータスなんです。なので、自分がいつ空席待ちを入れたとしても、後から自分よりステータスが高い人が空席待ちをしてきた場合には、その人の方が優先順位が高くなるんです。実際に、空席待ちを入れたあとにANAのコールセンターに電話をして「自分は何番目ですか?」と聞くと、面白いことがわかります。絶対に順番は教えてくれないないんです。これは、あとから空席待ちを入れた人が優先になることがあるから順番はわからないということなんですよね。が、何人待ちですか?と聞くとこれは答えてくれるんです。面白いですよね。
空席待ちは、あくまで空席待ちなので、スーパーフライヤーズカード会員であっても、もちろん落ちてこないこともあります。が、優先順位があることは強い味方であることは間違いないです。自分がロンドン路線の「THE ROOM」に搭乗した際も空席待ちが落ちてきて搭乗できましたからね!!
(注)ANAマイルで国際線特典航空券の空席待ちができるのはANA便のみとなります。他社便は不可です。
④スーパーフライヤーズカードなら国内線特典航空券も予約開始日が早い!
実は国際線特典航空券だけではなく、ANA国内線特典航空券でもスーパーフライヤーズカードを保有していると優先があるんです。こちらは枠の優先ではなく、予約開始日時の優先です。国内線特典航空券は、年に2回に分けてまとめて一斉に販売されるのですが、2023年1月に3月~10月の搭乗分が販売されたときのケースでは、
- 一般販売は1/26
- ANAカード会員は1/25
- スーパーフライヤーズカード会員は1/24
- ダイヤモンド会員は1/24のさらに1時間半早い時間
に予約が開始になるんですよね。ダイヤモンド会員が最優先にはなりますが、それでもスーパーフライヤーズカード会員もかなり優位なところからスタートできる状況で、この時間差のおかげで3連休の沖縄行きの特典航空券が取れたり、取れなかったりという差になりますからね!!これもデカい。
⑤スーパーフライヤーズカードなら優先チェックイン&専用保安検査場で待ち時間短縮!
空港に着くと、チェックインカウンターで荷物を預ける際や、その後の手荷物検査で大行列ができている時がないですか????スーパーフライヤーズカード会員は、実はANAプレミアムチェックインという特別な場所でチェックインして、特別な場所から保安検査場を通過することが可能になっています。大行列をスルーできるというのは、本当にありがたいですね!!!
⑥スーパーフライヤーズカードなら手荷物受け取りの優先サービスもある!
スーツケースにこんなタグをつけられます。このタグが付いてる荷物は、なんと空港で優先的に早く荷物出てきます。旅行の行き先に着いたら、少しでも早く活動したい自分のようなセッカチな人間には非常に嬉しいです。また、帰国時も、「すぐに荷物出てきたら10分後の特急に乗れる!これ逃すと40分待ちや!」みたいなときないですか?笑。時間的なメリットまで生み出してくれるのはめちゃくちゃ嬉しいですね。
⑦スーパーフライヤーズカードならアップグレードポイントがもらえる!
スーパーフライヤーズカード会員になると、実は毎年アップグレードポイントというものをもらえます。
何ポイントもらうことができるのかは、その年にどれだけANAの便でプレミアムポイントを貯めたのによりますが、最低でも1回有償航空券で搭乗してプレミアムポイントがあれば、なんと4ポイントのアップグレードポイントが獲得できます。さて、このポイントの使い道ですが、多岐にわたります。
- 国内線普通席→プレミアムクラス:4ポイント
- 国際線エコノミー→ビジネス:10ポイント
- ANA SKYコインに交換:1ポイント=1,000コイン
等々があります。最低でも、1ポイント=1,000円相当のANA SKYコインに交換できるので、4ポイントもらえば4,000円の価値になります。こうなってくると、スーパーフライヤーズカードの維持費は、通常のANA VISAワイドゴールドカードを保有するよりも、スーパーフライヤーズカードの方が費用もお得になってきますよね。
⑧スーパーフライヤーズカードならフライトボーナスマイルもある!
ANAのフライト時にはANAマイルが付与されますが、スーパーフライヤーズカードならフライトマイルが35%~50%UPします。出張が多い人で、スーパーフライヤーズカードを保有することができたら、フライトだけでもどんどんANAマイルが貯まりますよ!!
⑨スーパーフライヤーズカードならSFC特別ボーナスマイルが毎年2,000マイルもらえる!
ANAカードを持っていると毎年継続ボーナスマイルというものがもらえます。
- 一般カード:1,000
- ゴールドカード:2,000マイル
- プレミアムカード:10,000マイル
が毎年もらえるのですが、スーパーフライヤーズカードのゴールドカード以上を保有していると、継続ボーナスマイルが2,000マイル追加になります。
つまり、
- SFCゴールドカード:2,000マイル→4,000マイル
- SFCプレミアムカード:10,000マイル→12,000マイル
がもらえるということになります。先ほどのアップグレードポイントもそうなのですが、それとは別に毎年2,000マイルを追加でもらえるので、実は実はすでにANA VISAワイドゴールドカードやANAアメックスゴールドを保有している人は、そのカードをスーパーフライヤーズに切替をしても、維持費はアップするどころか、むしろお得なんじゃない???ってレベルの内容になっているんですよ。すごいでしょ。
⑩スーパーフライヤーズカードならスターアライアンスゴールドメンバーに!
そして、実はかなり大きなメリットがこれ。SFCを所有していると「スターアライアンスゴールドメンバー」の資格も与えられます。これがかなりかなり強烈で、世界中でもこんな簡単に??永久的にスターアライアンスゴールドのステータスが維持できる点においてANAのスーパーフライヤーズカード(SFC)は超魅力です。
スターアライアンスゴールドの特典・メリットはANA以外のスターアライアンス便の搭乗時にも、
- 専用チェックイン
- 優先搭乗
- ラウンジ利用
- 手荷物優先受け取り
などANAと同等のサービス提供があるんですよ!!!!!
シンガポール空港で利用できる「クリスフライヤー・ゴールドラウンジ」なんかめちゃくちゃ豪華ですからね。スターアライアンスゴールドのおかげで、ユナイテッド航空でも、シンガポール航空でも、ルフトハンザドイツ航空でも上級会員なんです。このステータスも生涯継続です。すごいの一言ですね。
隠れた大きな特典!なんと家族カードもスーパーフライヤーズカードの特典がついてくる!!!
そして、スーパーフライヤーズカードの隠れ巨大特典です。
本人カードがスーパーフライヤーズカードにランクアップすると、家族カードもスーパーフライヤーズカードにランクアップすることが可能です。つまり、二人同時にANAの上級会員になれてしまうというのが隠れ特典です。
- ANAラウンジが生涯利用できる
- 毎回専用チェックインカウンターが利用できる
- 毎回優先搭乗がある
- 手荷物もいつも早く出てくる
- なんと特典航空券も取りやすくなる
- フライトマイルもボーナス加算がある
上記の特典が家族カード保有者にもあるということなんですよね!なので、自分が搭乗せずに家族カードを持ってる妻だけが搭乗する場合でも上記のサービスを受けることができてしまいます。これがあると、家族4人で旅行に行くときとかなんかめちゃくちゃ便利です。カード1枚につき、ANAラウンジは2名が入れます。2枚あれば、4人で入ることができたりします。スターアライアンスゴールドもあるので、ANA以外の海外でのこれは嬉しいですよね。
ただし、家族カードの発行には年会費が追加で必要です。ANA VISAワイドゴールドやANA JCBワイドゴールドなら、8,250円です。これを高いと思うかどうかはあなた次第です。個人的にはこの値段は超激安と思っています。
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SFC修行の費用はいくら?目安は50万円???
陸マイラーは、仕事で飛行機に乗るわけではないので、毎年ANAの上級会員であるダイヤモンドメンバーやプラチナメンバーを継続することは困難です。
なので、年会費は毎年1,000円ほど追加で払う必要がありますが、スーパーフライヤーズカード(SFC)を取得して一生ANAの上級会員になるという方法に大きなメリットが生じてきます。一度取得してしまえば、後は年に2,3回飛行機に乗るだけの人でも、毎回ANAの上級会員としてサービスを受けることが半永久的に可能です。上記のような特典を毎年1,000円で享受することができるというお得すぎるカードなのです。
さて、ではスーパーフライヤーズカードを取得するための費用はいくらくらいなのでしょうか。記事をここまで読んでスーパーフライヤーズカード(SFC)が欲しい!!!という人は費用が非常に気になりますよね。先ほど書きましたがスーパーフライヤーズカード(SFC)を手に入れるには、50,000プレミアムポイントが必要です(もしくは30,000プレミアムポイントでANAカードの利用条件等クリア)。
そのための費用の1例としては、
- 羽田-那覇のプレミアム運賃は片道70,910円で3,352プレミアムポイント
- 羽田-那覇のスーパーバリュープレミアム28は片道35,610円で2,860プレミアムポイント
となっており、全てをプレミアムポイント運賃で搭乗した場合なら、15回の搭乗で5万プレミアムポイントに到達で計106万円。全てがスーパーバリュープレミアム28で搭乗した場合なら、18回の搭乗で5万プレミアムポイントに到達で計64万円。などとなっています。搭乗する日程や路線により、総額・総日数は大きく変わりますが、一般的には1プレミアムポイントを10円で獲得できれば、けっこう効率はいいと言われています。つまり、50,000プレミアムポイントを50万円で達成すれば金額的にはかなり好条件と思ってもいいでしょう。
これを出張でもなく、旅行でもなく、とにかく無理矢理達成するのが「SFC修行」です。ただただ、スーパーフライヤーズカード(SFC)を取得することだけを目的としてひたすら飛行機に乗るという。本当に修行です。マイル修行なんて総称で呼ばれることもあります。費用もそれなりにかかります。羽田から那覇に行き、30分後の同じCAさんたちが乗った便で那覇から羽田に戻る。現地では、空港の外にも出ない。食事を取るわけでも、誰かに会うためでもない。ただ、飛行機に乗ってお金を使って、プレミアムポイントを貯める。そんなことをしてる人々がいます。えらいお金のかかる贅沢な趣味です。
ただ、これが楽しい!!!という人が世の中めちゃくちゃ多いんですよね笑。
飛行機が好き、旅行が好き、ステータスが好き、マイルが好き、特典航空券が好き、こんな趣味最高、そんな人々が1年集中してANAのステータスを目指す、それがSFC修行なんです。50,000プレミアムポイント獲得にはおそらく50万円ほどかかります(30,000プレミアムポイントなら30万円ほどはかかります)。自分のときは、旅費をあまり気にせずに好きなところに行くことを楽しんでいたので、80万円ほど費用がかかりました。それでも楽しい!!!そう思える人には、SFC修行を検討するのもありではないでしょうかね。
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航空会社の楽しみ方は移動手段だけではなく、マイルやステータスがある!
さて、この記事ではANAの人気ステータス・人気クレジットカードである「スーパーフライヤーズカード(SFC)」というものを紹介してきました。飛行機は本来移動手段であり、目的地に到達するためのものですが、飛行機を楽しむ方法としては、
- マイルを貯める
- ステータスを獲得する
という実益を兼ねた楽しみ方も、自分もですが、多くの陸マイラーの方がマイルに夢中になり、そして一部???の方はステータスにも夢中になっているわけです。ステータスは獲得するのに、時間もかかりますし、費用もかかります。が、マイルは誰でも貯めることができるので是非貯めましょう。
そして、マイルにハマったあなた。次はあなたも一生のステータス「SFC」どうですか???
いつも楽しく拝見させてもらっております。ありがとうございます。SFCが気になっておりましたが、たまたま仕事でビジネスクラスに繰り返し乗る機会があり、今後の4月に申し込めるというメールがANAから来ました。すけすけさんは、どのSFCカードをお持ちですか。どれにするべきか悩んでいます。よろしくお願い申し上げます。
すけすけさん大好きさん
自分は年会費を抑える意味も兼ねて、ANA VISAワイドゴールドのSFCにしています。いつも持ち歩くカードなので、VISAだと世界中で利用もでき、キャッシングもあるので、利便性もありVISAにしています。
SFCお愉しみくださいね!!!!
早速のご返信ありがとうございます。ANA VISAワイドゴールドのSFCにしようと思います。今後とも夫婦共々、すけすけさんのブログを楽しみにしています。
こんにちは!いつも楽しく拝見させていただいております。
来年SFCに挑戦する予定なのですが、我が家は3人子どもがおります。
SFC特典の手荷物優先は家族全員適用になるのでしょうか?
また、ラウンジですが家族カード含め最大4名は無料ですが1名は有料ということですよね・・・。
大体どの業界も子ども2名までが無料という特典が多く切ない限りです・・・。
みこさん
手荷物はSFC保有者の名前で預かってくれるので、家族分が優先になります。
ラウンジですが、ANAラウンジは有料でも利用できるものではなく、利用条件は
https://www.ana.co.jp/ja/jp/guide/lounge/search/
こちらに出ているのですが、国内線のANAラウンジでしたらマイルの利用もしくはアップグレードポイントの利用で5人目も可能となります。国際線のANAラウンジは5人目は利用不可となっております。