シンガポールで日本帰国のためのPCR検査&陰性証明を都心部のサンテックで受けてきた。土日も対応しており、日本人スタッフもいる、料金も150ドルと非常に良心的で、結果は24時間以内にメールで送られてくる。日本への再入国にも当然問題なく利用できた。
さて、前回の記事に続いて、シンガポールから日本への再入国に必要なPCR検査を受けてきたのでレビュ―です!!
前回のブログ記事では、「コロナ後初の海外旅行でシンガポールへ。日本からの出国~シンガポール入国状況。」をお届けしました。そして、帰国に向けては出国以上のかなりかなりハードルが高くなっており、その第1弾となるのが帰国便搭乗前72時間以内に受けたPCR検査にて陰性証明書を取得するという点です。
実際にシンガポールでPCR検査を受けて、帰国のための陰性証明書を取得してきました。シンガポールに旅行をする予定の方の参考になれば幸いです。
2022/5/5時点での日本への再入国の条件には、出国前72時間以内のPCR検査での陰性が必須。
日本に入国後、隔離なしで日常生活に戻るための条件は、2022/5/5時点では、
- 指定国・地域以外からの帰国
- ワクチンを3回接種済(要ワクチン接種証明書)
- 帰国時の検疫検査で陰性
という3つの条件が必要になります(18歳未満の子供は親と同伴で、親がワクチン接種証明書があれば、ワクチン接種証明書は不要だが、検疫検査は必要)。
そして、隔離の有無とは別に帰国(つまり日本行きの便に搭乗する)のためには
日本人も含め全ての入国者・再入国者・帰国者は入国にあたり、出国前72時間以内に実施したCOVID-19に関する検査による「陰性」であることの検査証明の提出が求められています。
というPCR検査の陰性証明書が必須となっています。
この陰性証明書は、多くの国の検査センタ―でPCR後、発行までに24時間ほどかかるという現状もあり、超弾丸旅行(1泊2日でタイ旅行のようなやつ)は現状では難しくなっています。
ということで、今回の記事ではシンガポールではPCR検査&陰性証明書を手に入れて来たという話になります。
シンガポールでのPCR検査はサンテックシティにある検査センターが日本再入国向けの陰性証明書に対応しており、土日も検査可能で、お値段も150ドルとお手頃でおすすめ。
さて、諸外国で日本に帰国するためにはPCR検査を受けて、陰性証明を手に入れる必要があるわけですが、気になる点は陰性証明書が日本のフォーマットに対応しているものなのかどうかです。
厚生労働省のホームページには、
検疫所へ「出国前72時間以内の検査証明書」の提出が必要です。「出国前72時間以内の検査証明書」が提出できない場合、検疫法に基づき、日本への上陸が認められないことになります。
●検査証明書の様式は所定のフォーマットを使用して下さい。
●所定のフォーマットを使用することが困難な場合には、任意のフォーマットの提出も妨げられませんが、「検査証明書へ記載すべき内容」が満たされている必要があります。
●また、有効な検体、検査方法等が記載された検査証明書のみ有効と取り扱います。
・有効と認められる検体及び検査方法等の所定の事項を十分にご確認願います。
・検査証明書の記載内容に記入漏れ等の不備がないか十分にご確認願います。
と書かれており、所定のフォーマットを利用しろと書かれています。もしくは、記載すべき内容が満たされている必要があるとのことです。となると、街中の検査センターでただPCR検査の陰性結果をもらうだけではダメで、不備があると日本に入国できないわけですね。
なので、とにかく安心なのは、すでに多くの人が利用して実際に日本に再入国できたという情報がある検査センター・クリニックを利用するのがベストです。
が、そんな検査センターやクリニックを各国で見つけるのは簡単ではないかもしれません。WEBサイトやSNSで検索すると、情報は出てくるのですが、その真偽がわかりにくいこともありますしね・・・。
ということで、自分が利用したのは、旅行代理店です。現地に店舗を構えている、日本の大型代理店に代行予約をお願いすれば確実なのではないと思ったんです。そして、HISが各国の支店で、帰国のためのPCR検査&陰性証明の検査センターやクリニックの代行予約をやっているではないですか!こちらがHISシンガポール支店で行っているPCR検査の代行予約のページです。各国でどの検査センターで帰国のための確実な陰性証明が手に入るのか、困っている人は上記のような旅行代理店にお願いするのは、けっこうオススメできます。
とはいうものの、上記のような代理店経由での予約の場合には、当然ですが、代理店が手数料を加算しております。なので、自分で直接予約をするともっと安くなることは間違いありません。
ということで、ここでは自分がシンガポールでPCR検査を行って、実際に日本に入国ができたという検査センターを紹介します。
- サンテックシティーPCR検査センター
- 住所:Suntec Singapore Convention & Exhibition Centre (Level 3, Concourse) 1 Raffles Blvd, S039593
- 検査時間:9:30~21:00(土日祝も営業)
- 検査方法:唾液によるPCR(子供は鼻咽頭ぬぐい)
- 料金:150シンガポールドル(18時以降は+50シンガポールドル)
- キャンセル:不可
- 日時変更:可能
- 持参物:パスポート、フライトスケジュール
- 検査結果:24時間以内にメールで送られてくる
- 予約ページ:こちら
- Promo Code:「singalifePDT22」の入力で10ドルOff
自分はHIS経由での予約をしたところ、上記のサンテックシティーの検査センターとなりました(ちなみに料金はHISのサイトでは198ドルとなっていましたが、HISにメールで予約をお願いしたところ提示額は160ドルでした)。そして、予約後にこのサンテックシティー検査センターを色々と検索してみると、シンガポールから日本への帰国時には非常に多くの方が利用している検査センターで、また料金も他の検査センターやクリニックが1人250~300シンガポールドルなので、非常にお手頃な値段にもなっています。
サンテックシティーというのは都心部にある超巨大ショッピングモールで、アクセスも非常によく、マーライオン公園からも徒歩10分の距離で、MRTの駅で言うとエスプラネード駅かシティ ホール駅が最寄になります。ちなみに自分が宿泊したJWマリオットシンガポールサウスビーチのたまたま目の前のビルがサンテックシティーで、超便利でした。
ということで、実際にPCR検査に行ってきました。
こちらがサンテックシティー。このビルの3階がカンファセンターになっているのですが、検査センターはその3階の広場(コンコース)になります。
ただのコンコースにPCR検査センターが臨時で作られています。また、PCRではなくART(抗原検査)も行っているようで米国など抗原検査で入国可能な国への検査も可能なようです。
表記が日本語になっており、日本人がターゲットになった検査場であることがわかりますね。つまり日本への帰国に対応した陰性証明書を発行することを目的とした検査センターです。
検査そのものは、受付でパスポートとフライトスケジュールなどを確認し、あとは容器に唾液を入れるだけなので、所要時間は10分ほどで済みます。日本人の係の方もおり、非常に安心できます。
あとは、24時間以内にメールで来るとのことでした(ほぼ24時間かかると言っていました)。自分の場合には、9:30にPCR検査を受けて、翌日の8:30にメールが来た感じです。この24時間は、これまでの人生でも感じたことがないような独特な感情になります笑。別に体調が悪いわけでも何でもないのに、検査を受けて、万が一陽性なら、、、色々と面倒ですからね、、、。そのリスクを抱えて、行く海外旅行が今の海外旅行です。
こちらが実際にメールで来た陰性証明書です。「Negative」と書かれていますね!!!家族全員ともにNegativeで一安心です。なお、この証明書は日本基準の所定フォーマットとは異なるものですが、必要事項(氏名・パスポート番号・国籍・生年月日・検査方法・結果・採取日時・医療機関・医師など)が記載されているものになるので、帰国に有効な陰性証明書となっています。
これをスクリーンショットして、まずは帰国に向けてのファストトラック(MYSOS)に登録をします。登録すると10分以内には、承認されて、MYSOSのカラーがグリーンになります。
日本への再入国時には、ファストトラックを利用して少しでも短時間で入国をしたい。
そのためにはpcrの陰性証明などなどをアプリ(MY SOS)で登録する必要あり。
登録完了して、無事に申請が通ると色が赤から緑になる。なった。
無事に陰性証明もらって帰国の準備バッチリ👍 pic.twitter.com/w8jeRxE4Yq
— すけすけ@シンガポール (@bmwtatsu) May 3, 2022
これで日本に帰国できることが確定です!!!あとは、念のためにこのPDFをプリントアウトもして持参することにしました。
なお、シンガポールから日本へのフライトのチェックインの際にも陰性証明書を保有しているのかはチェックがあります。保有していない場合には、搭乗不可なので、PCR検査&陰性証明書は帰国のためには確実に必要となります。
ということで、シンガポール旅行に来て、帰国のためのPCR検査を受けて陰性証明書を取得したという話です。近々シンガポールに行く予定の方、また海外に行く予定の方の参考になれば幸いですが、その時にはこういったものが不要な社会になっていることを切に望みます。
次回の記事は、日本に実際に再入国をして、空港でも再度抗原検査を受けたという話になります!!!
こんばんは。記事を拝見させていただきました。
PCRの結果はPDFがメールで送られてくる形になるのでしょうか??
それをスクリーンショットしてMySOSに提出する形でしょうか?
恐れ入りますが参考にさせていただきたく、お教えいただけますと幸いです。
なおやさん
自分の利用したこちらの検査センターですと、その流れになります。
こんばんわ~ 初コメします。5年以上ブログ見てます~
やはり現状海外旅行行く際の1番のネックが海外行ってコロナかかったらすぐ帰ってこれないことで、
私はANAのマイルでファーストとかビジネス取っていて、海外行って陽性になってコロナ治った際、帰りの便に(ほぼ100%)空きがないのが実情です。ホテル代もかかるしそもそも海外でコロナかかってしまったらどうしたらいいかまで調べてないのが現状です。
テレビでGWでハワイに行ってる方や、すけすけさんのみたいに行かれてる方って、実際陽性になったらどう対応するつもりかの情報がほんとになくて困ってのコメント(質問)です。
もし陽性になった場合どのような対応を準備されていたかを教えてください。
そもそもワクチン3回接種したらほぼ大丈夫とかそんな情報とかあるんでしょうか?
よろしくお願いいたします。
ANA陸マイラーさん
3回打っても感染すると思います。現地で隔離のリスクは当然あると思います。そのときは、その指示に従うというリスクを許容して海外に行く人が増えているというだけかなと思います。
ただただ受け入れるしかないと思います。金銭点な面のみ保険でいつらまで、何がカバーできるのかだけは調べて行きました。
正直、この日本での流行度合い(相当数広まっているとの意)で海外からの新たな流入を察知する意味って疫学的調査研究以外にないような気がしますね・・・。
1さん
はい、国内(世界中)で感染があり、国内では自由に動ける以上、海外からの数人の陽性者を見つける意味は事実上皆無だと思います。
私も年末年始に欧州旅行を予定しているのですが、岸田総理も外遊を終えて、日本の水際対策を大幅緩和するとのことですので、個人的には復路(⇒日本)の搭乗前72時間の陰性証明書取得は、早晩無くなるのではないかと密かに期待している次第です。
Uncle-Dさん
本当にそこに期待ですね!!!
はじめまして
シンガポールいいですねー
家も夏にハワイを検討しているので、いくつか教えてください
現地での感染対策はどうされていましたか?
仕事がら、何か特別な対策はあったのですか?
万が一陽性で帰国出来なかったら時はお仕事とかはどうされる予定でしたか?
保険はどのようにしていかれましたか?
よろしくお願いします
やはり、帰国出来ないかもという不安があり、なかなか踏み出せません
スマイルさん
現地では自分の日本の生活と変わりない生活をしていたつもりです。すでに周りの医師も多数海外に渡航しておりますが、特別なことはないかなと思います。イソジン持参で毎日うがいをしているくらいでしょうかね。
万が一陽性の場合には、職場にその事実を伝えて病休ですかね。じっさいにコロナが陽性なわけですし。そのあたりはサバサバした職場です。
保険はクレジットカード付帯のもので十分にカバーできていたと思います。
こんにちは
いつも有意義な情報ありがとうございます。PCR検査情報大変参考になりました。
ありがとうございます。一つ質問ですが、PDFファイルをプリントアウトはどこで行ったのでしょうか?
日本のようにコンビニで可能なのでしょうか?よろしくお願いします。
のぶさん
ホテルにてプリントアウトしております。