【改悪】三井住友カード付帯プライオリティパスで2025/4/1から国内ではレストランやリフレッシュメント施設は利用不可(有料)に。国内では空港ラウンジのみが利用可能。「ANA VISAプラチナプレミアムカード」「三井住友カードプラチナ」等に改悪。
つい先日「【改悪あり】ついにダイナースクラブカードのプライオリティパスでも国内レストラン&リフレッシュメントは利用不可に。」でダイナースのプライオリティパスにも改悪があるという告知をさせていただきましたが、実はその少し前に三井住友からも告知がありました。三井住友カード付帯のプライオリティパスでも国内レストラン&リフレッシュメント施設は利用不可になるんです。
では、三井住友カード付帯のプライオリティパスの改悪情報まとめです。
プライオリティパスが改悪となるここ数年の国内での流れ。
まず、ここ数年間のプライオリティパスの凄まじい国内での利用状況の改善の話をしておきましょう。10年ほど前はプライオリティパスは日本国内では対象のラウンジすらほとんどないような状況で、海外旅行好きの一部の人のみが所有するようなカードでした。が、ここ数年で国内のレストランやリフレッシュメント施設でプライオリティパスの導入がめちゃくちゃ進みました。代表例だと、
- 成田空港の「肉料理 やきすき やんま」
- 成田空港の「ぼてぢゅう屋台」
- 羽田空港の「All Day Dining Grande Aile」
- 羽田空港の「足湯カフェ&ボディケア LUCK」
- 関西空港の「ぼてぢゅう」
- 伊丹空港の「大阪エアポートワイナリー」
- 中部空港の「ぼてぢゅう」
などです。国内で利用する機会がほとんどなかったプライオリティパスですが、利用店舗がめちゃくちゃ増えたんですよね。しかも羽田空港の「All Day Dining Grande Aile」や中部空港の「ぼてぢゅう」なんかは国際線搭乗時だけではなく、国際線到着時・国内線搭乗時・国内線到着時でも利用ができる(制限区域外にあるので)ために1日で複数回利用することも可能な状況にまでなっています。めちゃくちゃ国内のプライオリティパス状況がよくなったのは事実です。
が、状況がよくなりすぎたいうことでしょう。この状況を一番敏感に感じていたのは「ぼてぢゅうグループ」でしょう。関空空港から始まり、成田・中部と広がり、プライオリティパスを持った人が毎日行列を作っており、店舗側は相当な利益を上げていたことは間違いないです。個人的には、「ビジネス上手いな~」を感心しておりました。が、これは言い方を変えると、プライオリティパス発行のカード会社としては負担が増えまくるわけですよね。
状況がめちゃくちゃよくなりすぎたことによる改悪なので、改悪には間違いないのですが、崩壊に伴う是正という感覚が個人的にはあります。正常化とでも言いましょうかね。まあ、我々利用者以上に「ぼてぢゅうグループ」の中の人が、一番血の気が引いていると思います・・・・。
では、今回の三井住友カードのクレジットカードに付帯するプライオリティパスに関する改悪まとめです。
2025/4/1より三井住友カード付帯のプライオリティパスでは国内ではレストランやリフレッシュメント施設は利用不可に。空港ラウンジのみが利用可能。
三井住友のホームページに記載が出ておりまして、
(4)ご利用対象施設の変更(2024年12月27日(金)追加記載)
ご利用いただける施設が変更となり、Priority Pass (A.P.) Limited社が提供する国内の「ラウンジ」施設と国外の「ラウンジ」・「お食事」・「リフレッシュ」施設が利用対象となります。
国内の「お食事」・「リフレッシュ」施設につきましてはご利用の対象となりませんのであらかじめご注意ください。
なお、施設詳細につきましては、Priority Pass (A.P.) Limited社のアプリまたはウェブサイトのラウンジ情報にてご確認いただけます。
改定時期
2025年4月1日(火)より(予定)
ということが告知されております。つまり、2025/4/1から三井住友カード付帯のプライオリティパスでは国内ではレストランやリフレッシュメント施設は利用ができないということになり、利用ができるのは空港ラウンジのみとなります。「ぼてぢゅうグループ」などは利用できなくなります。海外の空港での対象レストランは利用可のようです。
- ANA VISAプラチナプレミアムカード
- 三井住友カードプラチナ
などなどが改悪対象ということですね・・・。
レストランが利用できるプライオリティパス付帯のオススメのクレジットカードは?
さて、プライオリティパスでレストランやリフレッシュメント施設が今後も利用できるクレジットカードでオススメはどれなの?ということが気になる方も多いでしょう。先に言っておきますが、この改悪の流れはもう止まらないでしょう。他のカード会社のプライオリティパスにも客が集まって利用者増えれば増えるほど同じこと流れとなることは用意に想像ができるので、長期的な視点でオススメできるものはない(レストラン利用が可能という保証はない)という感じです。
ただ、短期的な視点で言うと「セゾンプラチナビジネスアメックス」はオススメです。
というのは、このクレジットカード、なんとプラチナカードなのに初年度年会費無料なんですよね。つまり、少なくとも1年間は所有するリスクがないということなんです。ビジネスという名称がついていますが、個人での発行も可能な点も非常に嬉しいですね。このセゾンプラチナビジネスアメックスにもプライオリティパスがついており、現状ではレストランも利用可能です。改悪でレストラン不可にも近々なるような気がしますが、年会費無料で1年保有できるので、ノーリスクですからね。
ちなみに、メインカードとしてもなかなか優秀で、JALマイルの還元率は1.125%ということでJALカードよりも還元が高く、しかもプラチナカードなのに年会費が22,000円という激安の驚異のプラチナカードです。JALマイルを貯めたい方の中にはメインカードをこのセゾンプラチナビジネスアメックスにしている人も非常に多いです。ビジネスという名称がついていますが、個人での発行も可能な点も非常に嬉しいですね。このセゾンプラチナビジネスアメックスにもプライオリティパスがついております。
入会キャンペーンで初年度年会費を無料で保有できるというのがとにかく魅力なので(さらにアマギフももらえる)、1年間保有してプライオリティパスを試したい人はまずこのカードですね!!
カード名 | セゾンプラチナビジネスアメリカンエキスプレスカード |
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発行会社 | クレディセゾン |
申込対象者 | ビジネスカードだが個人与信で審査可能 |
年会費(税込) | 22,000円 |
家族カード年会費(税込) | 3,300円 |
ポイント還元 | 1,000円=1ポイント=5円相当の永久不滅ポイント(海外では2倍) |
SAISON MILE CLUBコース | 年間5,500円で加入可能、JALマイル還元率1.125%~(詳細こちら) |
ポイント還元有効期限 | 永久不滅ポイントは無期限、JALマイルは3年 |
国内空港ラウンジ | 利用可能 |
プライオリティパス | 無料で発行可能 |
海外旅行傷害保険 | 最高1億円(利用付帯) |
国内旅行傷害保険 | 最高5千万円(自動付帯) |
手荷物宅配サービス | 海外旅行の際に往復とも空港から自宅までスーツケース無料宅配 |
招待日和 | レストランでコース料理1名無料 |
三井住友カードのプライオリティパスも改悪です!