シンガポール航空B787-10エコノミークラス搭乗記&レビュ―。世界最高の航空会社とも言われるシンガポール航空にANAマイルで搭乗も可能!!シート、機内食、そして機内WIFI無料まで詳しく紹介。
この記事では人気航空会社シンガポール航空のエコノミークラス搭乗をレビュ―します!
シンガポール航空に搭乗したことがありますか?シンガポール航空は、スカイトラックの航空会社ランキングでも毎年のように世界トップに輝く航空会社です。一度は搭乗してみたい人もいるでしょうし、搭乗したことがある人はシンガポール航空の良さを実感していたりもするでしょう。
ペナン島ジョージタウンの街並みを人力車(トライショー)で周ってきた。1時間家族4人で2000円くらい。
街がアートでできてて、めっちゃいい場所やった。世界遺産の街を楽しむのは最高や。 pic.twitter.com/GuTWp2vaI0
— すけすけ@世界一周 (@bmwtatsu) May 5, 2024
今回は、マレーシアのペナン島に行ってきたのですが、日本からペナン島への直行便はありません。なので、クアラルンプールやシンガポールを経由する必要があるのですが、シンガポール経由なら世界最高のシンガポール航空に搭乗できるので、シンガポール航空のエコノミークラスでペナン島まで遊びに行ってきました!
では、シンガポール航空B787-10エコノミークラスの搭乗レビューです。いつものことですが、記事の前半ではマイルの情報を整理し、後半で搭乗レビューとなります。
ANAマイルでシンガポール航空の特典航空券は発券可能。サーチャージも無料。しかし、中長距離のビジネスクラスは特典開放なし。
シンガポール航空と聞けば、シンガポールの航空会社であることはすぐにわかると思いますが、日本のどの航空会社と提携しており、どのアライアンスに所属しているのか知らない方もいるかもしれませんが、ANAと同じスターアライアンス所属となっています。スターアライアンス加盟航空会社は、ANAやユナイテッド航空、タイ航空をはじめとする下記28社。
ANA | アドリア航空 | エーゲ航空 | エアカナダ |
中国国際航空 | エアインディア | ニュージーランド航空 | アシアナ航空 |
オーストリア航空 | アビアンカ航空 | アビアンカ・ブラジル航空 | ブリュッセル航空 |
コパ航空 | クロアチア航空 | エジプト航空 | エチオピア航空 |
エバー航空 | LOTポーランド航空 | ルフトハンザドイツ航空 | スカンジナビア航空(2024/8/31でスタアラ離脱) |
シンセン航空 | シンガポール航空 | 南アフリカ航空 | スイスインターナショナルエアラインズ |
TAPポルトガル航空 | タイ国際航空 | ターキッシュエアラインズ | ユナイテッド航空 |
このスターアライアンスの航空会社なら、どの航空会社に搭乗して、どの航空会社にマイルを付与するのかは完全に自由です。
なので、
- シンガポール航空に搭乗してANAマイルを加算する
- ANAマイルでシンガポール航空の特典航空券を発券する
なんてことももちろん可能です。つまりANAマイルを貯めている陸マイラーにも大チャンスなわけですね。ANAマイルは貯めまくって、使いまくってください。
少し、シンガポール航空の特典航空券をANAマイルで発券する際の情報を整理しておきたいと思います。まずは、サーチャージに関してです。
こちらはANAマイルを利用したANA便のシンガポール行き特典航空券です。諸経費は、サーチャージがけっこう高いこともあり、1人あたり往復で5万円弱となっています。
が、シンガポールまでシンガポール航空で行くことケースだとどうなるのかご存じでしょうか。
なんと、1万円台になるんですよ。実はシンガポール航空はサーチャージ無料となっています。1人あたり3万円以上安いんですよ。人数が多いほど、インパクトがあり、4人家族なら、15万円以上の差が出るんです。これは非常に重要なポイントになってきます。しかも、搭乗できるのは世界でも最高水準の航空会社と呼ばれるシンガポール航空ですからね。サーチャージ無料も考えると、積極的に選ぶ価値は非常に高いですね。
また、ANA便の国際線は羽田発・成田発と東京に集約していますが、シンガポール航空は関西空港・新千歳空港・中部空港・福岡空港にも就航しているので、地方の方でも東京まで国内線乗継不要になる点も見逃せません。関西空港なんて、シンガポール航空がデイリー3便もありますからね。
あとは、ANAマイルは経由便をかなり自由に設定できるのも魅力であり、これを活用してヨーロッパまでの旅行をシンガポール経由で検討するなんて方法も実はおススメです。
上記のようにシンガポール経由で欧州旅行の旅をANAマイルで完成することも可能です。たしかにシンガポール経由で行くので、直行便で行くことに比べると時間はかかるのですが、3つのお得ポイントも存在しており、①サーチャージがマジで安い(ANA便だと往復で10万円する)、②シンガポールに数日滞在ももちろんOK、③実は特典枠も結構多いので家族旅行も可能というような3点は見逃せません。欧州まで62,000マイル+26,490円で行くことができるのはめちゃくちゃコスパいいと思います。
そして、シンガポール航空のビジネスクラスおよびファーストクラス(スイートクラス)特典枠に関しての話です。
シンガポール航空の日本路線の特典航空券は、いくら探してもビジネスクラスおよびファーストクラスの空席が表示されません。これは、たまたま空席がないのではなく、シンガポール航空は中長距離のビジネスクラスおよび特典航空券の枠をANAマイルに開放していません。日本路線や、シンガポールから北米やヨーロッパに行く際にはANAマイルでシンガポール航空の上位クラスは枠がないんですよね。シンガポール航空は自社マイルを優遇する施策をとっているので(最近そういうマイレージがめちゃくちゃ多いです)、自社のクリスフライヤーにはビジネスクラスやファーストクラスの特典枠を提供しているが、他社マイルには原則提供していないんですよ(細かい話になりますが、エアカナダのAeroplanには謎に提供しています)。
ちなみに、シンガポール航空からの短距離路線ならビジネスクラス特典枠もANAマイルに開放しているので、
上記のようにシンガポールまではANA便のビジネスクラス特典で、そしてシンガポールから東南アジアの都市まではシンガポール航空のビジネスクラス特典で東南アジア都市までの旅行を全ビジネスクラス特典で計画することは可能です。クアラルンプールやバンコク、プーケットやペナン島やバリ島への旅行を計画している人で、ビジネスクラス希望の人は検討してもいいと思います。
シンガポールB787-10エコノミークラス搭乗機。シートや機内食をレビュー。
では、シンガポール航空のエコノミークラス搭乗レビュ―です。ちなみに、シンガポール⇔ペナン島までの区間はシンガポールの小型機B737-800に搭乗しております。
シンガポール航空のB737-800のエコノミークラス。
短距離路線の軽食は世界共通でピザにしておけば、みんな満足するんじゃねーのか???なんてことを感じるフライトでした✈️
🍕🍕🍕は旨い。 pic.twitter.com/axh66URKV4
— すけすけ@世界一周 (@bmwtatsu) May 13, 2024
シンガポールから東南アジアの小都市まではこのB737-800やB737-8MAXが導入されることが多いです。
この記事でじっくりとレビュ―するのは関西空港⇔シンガポールで搭乗したB787-10のエコノミークラスです。B787-10は2018年からシンガポール航空が日本路線に主力として投入している機材で、成田空港・関西空港・中部空港・福岡空港からシンガポール航空に搭乗するとほぼこの機材です(成田はB777-300ERやA380のこともある)。シンガポールと日本の間には毎日5便以上のB787-10が導入されているという状況なので、完全な主力ですね。
B787-10のビジネスクラスの搭乗レビュ―もあるので、気になる人はチェックしてみてください。
では、シンガポール航空B787-10の機内に入りましょう!!
こちらがシンガポール航空のB787-10のエコノミークラスです。シートの配置は3-3-3の横9席で、全座席数は337席でビジネスクラスが36席、エコノミークラスが301席となっています(プレミアムエコノミーはありません)。シート幅は約46センチで、シートピッチは約81センチです。
座席には枕と毛布が用意されています。
モニターのサイズは11.6インチで、周囲にはUSBタイプのコンセントもあります。足元には通常のコンセントもあり、PCの利用も可能です。
折り畳み式のテーブルは、半分の折って利用することもできるのがいいですね。
搭乗後には熱いおしぼりが提供されるのはいいですね。某ANAは、ビジネスクラスに搭乗しても、布タオルではなく、使い捨てのおしぼりの提供になっており、環境に優しいというような謳い文句がありますが・・・・個人的な好みは圧倒的に熱い布タオルのオシボリですね!!
こちらは機内で提供されるイヤホン。子供はイヤホンのサイズが合わないことを考慮して、子供専用のヘッドホンを用意してくれているんですよ。こういった細かなサービスが、さすが世界最高の航空会社と言われる点ですね。
そして、そして、シンガポール航空に搭乗して一番びっくりするのが、なんと国際線にも関わらず、そしてエコノミークラスにも関わらず、機内WIFIがフルフライトプランでも無料で利用できるという点です。機内エンタメもいいですが、やはり自分のスマホでSNSを楽しんだり、仕事のメールなどを送ることもできたり、ネットにつながっている環境だと飛行機の機内も充実しますからね!これが無料なのはかなり魅力的です!エコノミークラスにまで機内WIFI無料を提供したのは、シンガポール航空が初なので、今後は他社にも広がっていく可能性はありますね!やはり、シンガポール航空は世界の航空会社の先駆者的な立場ですね!
シンガポール航空の機内WIFI詳細はこちらのページに出ていますが、エコノミークラスでシンガポール航空の機内WIFIを無料で利用するのはシンガポール航空のマイレージ「クリスフライヤー」会員になって、マイレージ番号を紐づけしておく必要があります。クリスフライヤーのアカウント作成だけなら無料でできるので、搭乗予定のある方は作成しておくといいと思います。
機内食は和食と洋食からの選択で、和食は牛丼、洋食は魚のソテーでした。あと、蕎麦がついているのですが、機内で提供される蕎麦って好きな人多くないですか?外れなくて、安定感ありすぎて。自分はけっこう好きです笑。
そして、食後にはアイスクリームが提供。
そして、こういう細かなサービスが非常に充実しているのが嬉しいのですが、小腹が空いたタイミングでスナックがあるか聞くと、何種類ものスナックを持ってきてくれたりするんですよ!こういった細かなサービスであったり、充実した機内エンタメ、無料で利用できる機内WIFIなんかもあれば、5・6時間ほどのフライトなら、本当に短い時間のように感じますね。
以上、シンガポール航空B787-10のエコノミークラス搭乗記でした。日本路線にも主力として導入されているので、是非搭乗してみてくださいね!!!
ANAマイルを貯めている方はシンガポールに行くときや、東南アジアに旅行に行く時、またまたオセアニアや欧州に行く際にはシンガポール経由のシンガポール航空はかなりおススメです。サーチャージ無料なのもまず魅力ですし、そして機内WIFIが無料だったりといった機内でのサービスも世界トップレベルですからね。実は自分は2024年はもう一度シンガポール航空のB787-10エコノミークラスに搭乗する予定があります。関西空港からはデイリー3便もあり、非常に利用しやすいですし、ANAマイルでも特典航空券の枠もそれなりあり、取りやすいのも嬉しいですね!家族4人分の特典航空券が取れてしまいますし。
こんにちは!
ANAのHPで検索してもANAとユナイテッドばかり出てきて、シンガポール航空が出てこないのですが、検索の方法などありますか?
ねねさん
シンガポール航空に空席がないと表示されません。
ためしに日程を適当に選んで、シンガポール⇔ジャカルタなんかで検索してみてください。空席表示があることが確認できないでしょうか。
ちなみに、ユナイテッド航空が出るということは目的地は米国だと思うのですが、シンガポール航空はシンガポール発着が原則となります。