Tポイントは直接ANAマイルに交換・移行すると、2:1の交換レートが50%で半分になるが、裏技的ポイント交換方法で交換レート70%でANAマイルに移行できるようになっているというウソのような本当の話。
みなさん、TポイントをANAマイルに交換したことはないですかね?その時はどうやって交換しましたか?きっと直接ANAマイルに2:1で交換した人も多いですよね。そんな方に超朗報ですよ!!
Tポイント持っていますかね?そのまま利用すると、1ポイント=1円で利用可能ですが、ANAマイルを貯めている人なら、ANAマイルに交換して特典航空券を発券するのもありですね。
さて、TポイントをANAマイルに交換するには、
という2:1での交換になるので、交換レートは50%になります。
が、実は交換レート70%でTポイントをANAマイルに交換する裏技的な方法があることはご存知ですかね??
この記事では、Tポイントを最大交換レート70%でANAマイルに交換する方法を紹介しておきます。途中で「みずほマイレージクラブカード/ANA」「JQセゾンカード」というクレジットカードが登場します。これ、今後非常に重要になるクレジットカードで、発行しておくことをオススメします。
TポイントをANAマイルに交換するには「みずほルート」を利用すべき
各種ポイントをANAマイルに交換するには、
- Tポイントは2:1
- 楽天ポイントは2:1
- nanacoポイントは2:1
というように交換レート50%でANAマイルに交換するというのが通常の交換レートになります。50%以下での交換になるポイントも多数あります。
その中で例外として代表的なものが3つで、
- nimocaルート:nimocaポイントを経由して交換レート70%
- みすほルート:永久不滅ポイントを交換レート70%
- nanacoポイントルート:キャンペーン活用で交換レート75%
というものです。聞きなれないものかもしれませんが、下記の記事で整理しているので、初めて聞いた人はあとでじっくり読んでみてください。
このnimocaルートとみずほルートの2つの交換レートは、ANAと提携したクレジットカードを保有した人がマイルへの交換レートを優遇されるという特殊なものになっています。
自分の保有しているANAマイルも、
ほとんどフライトマイルは含まれておらず、陸マイラーとして「ポイントサイト」で貯めたポイントをANAマイルに交換して貯めたものです。
さて、Tポイントの話でしたよね。
先に結論を言っておくと、Tポイントはみずほルートを利用してANAマイルに交換することが可能で、交換レート50%から交換レート70%にまでUPすることが可能です!!
では、順に解説しておきましょう。まずは、みずほマイレージクラブカード/ANAとみずほルートというものについて解説させてください。その後に、これがTポイントとどう関係があるのか解説します。
みずほマイレージクラブカード/ANAとは。
このカードお持ちですかね?もしくはご存じですかね?持っている方や、そのメリットを活用している方は、かなりのマイル通・ポイント通だと思います。これは「みずほマイレージクラブカード/ANA」という名称のクレジットカードです。
ANAのクレジットカードには大きく分けると2種類あり、
- ANAカード(三井住友やJCBが発行するもので、フライトボーナスマイルや継続ボーナスマイルが貯まるなどの特典あり)
- ANA提携カード(楽天ANAマイレージクラブカードやJCBカード/プラスANAマイレージクラブなどなどがあり、ただ楽天カードやJCBカードの券面にANAマイレージクラブ番号が書かれているだけで、ANAマイルの特別な優待はなし)
というものがあります。ANAマイルを貯めている方の多くの方が所有しているのはANAカードだと思います。
今回、紹介する「みずほマイレージクラブカード/ANA」もANAカードではなく、ただのANA提携カードです。年会費や還元率などのスペックを一覧にして整理しておくと、
カード名称 | みずほマイレージクラブカード/ANA |
---|---|
発行会社 | UCカード |
国際ブランド | Master |
年会費 | 無料 |
ポイント制度 | 永久不滅ポイント |
ポイント還元率 | 1,000円=1ポイント=5円相当の0.5% |
特色 | ANAマイレージ番号つき、みずほ銀行キャッシュカードつき |
となっています。還元率は0.5%なので、特別なメリットはあまりなさそうなカードに見えるかもしれません。
が、実は、このみずほマイレージクラブカード/ANAは、なんと超特別な機能を持っているんです。それが「みずほルート」とよばれるものです。
みずほルートとは。永久不滅ポイントからANAマイルへの交換レートが優遇されて70%になる。
みずほマイレージクラブカード/ANAで貯める永久不滅ポイント(UCカード、セゾンカードの共通ポイント)は、1ポイント=5円の価値があります(1ポイント=5円でAmazonギフト券などに交換できる)。永久不滅ポイントはANAマイルに移行することも可能で、その際には1ポイント(=5円相当)=3マイルでANAマイルに交換が可能です。
この5円=3マイルという交換は、交換レート60%になっており、ANAマイルに交換するポイントとしては実はかなり優秀です。通常だと、
- Tポイント⇒ANAマイルは2:1の交換レート50%
- 楽天ポイント⇒ANAマイルは2:1の交換レート50%
というように各種ポイントからANAマイルへの交換レートは50%が一般的です(もっと低いものも多数あります)。そういう意味で、永久不滅ポイントはANAマイルに交換レート60%で交換できるので非常に優秀なわけです。
が、みずほマイレージクラブカード/ANAには、さらに強い特典として「みずほルート」があるんです。内容を公式サイトで確認すると、
優遇レートでポイントからマイルに交換できます
永久不滅ポイントからANAマイレージクラブのマイルへ交換する場合、本カード固有の 優遇レートにて交換いただけます
と書かれており、なんと優遇レートでANAマイルに交換ができるんです。その優遇レートがこちら。
- 通常:永久不滅ポイント200ポイント=600マイル
- みずほマイレージクラブカード/ANA保有者のみ:永久不滅ポイント100ポイント=350マイル
となっており、1ポイント(=5円相当)=3マイルではなく、なんと3.5マイルになるんです。ANAマイル交換レートが60%ではなく、みずほマイレージクラブカード/ANAを保有している人だけがANAマイル交換レート70%になるということです。
これがみずほマイレージクラブカード/ANAを保有する最大のメリットです。このポイント交換のルートを「みずほルート」と呼ぶことにします。みずほルートなら70%交換でANAマイルにできることには大きなメリットがあります。
永久不滅ポイントは、他のカードの永久不滅ポイントと合算できるので、他のカードで貯めたものも交換レート70%になる。
まず永久不滅ポイントをお持ちの方には、みずほルートはかなり有益なものになります。
そもそもですが、永久不滅ポイント(セゾンカード・UCカードのポイント)は、何枚かカードを保有している場合には、すべて合算されるということはご存じですかね?これ、めちゃくちゃ都合いい話じゃないですか?
だって、みなさんがこれまで貯めてきた保有済みの永久不滅ポイントも、そのままANAマイルに移行すると交換レート60%(200ポイント=600マイル)ですが、みずほマイレージクラブカード/ANAを発行して、そちらと永久不滅ポイントを合算し、みずほマイレージクラブカード/ANAのカードでログインをしてANAマイルに移行すると、交換レート70%になるんですよ???
嘘みたいな話でしょ?
しかも、
このみずほマイレージクラブカード/ANAは、なんと年会費永久無料。年会費無料なのに、所有するだけで永久不滅ポイントからANAマイルへの交換レートが有利になるという魔法のようなカードなので、所有しない意味はないというような本当に奇跡のカードだと思います。永久不滅ポイントをANAマイルに移行する人は、必ずこのカードを発行してから移行しましょうね!!!
ちなみにですが、みずほマイレージクラブカード/ANAがポイントサイトなどに出ているところを見たことがないので、公式サイトから発行すればOKです。
なんと、Tポイントもみずほルートの利用でANAマイル交換レートが70%になる。
さらに、話を進めましょう。
永久不滅ポイントを持っていない人は関係のない話だと思っていませんか?実は、このみずほルートは、Tポイントにも活用できるんです。
なぜかって??Tポイントは永久不滅ポイントに交換できるからです。
それが可能なら、Tポイントを永久不滅ポイントに一旦移行して、みずほルートを利用することによりANAマイル交換レート70%までUPすることが可能になるわけですよね。これはめちゃくちゃデカいですよね。もしかしたらこれまで直接ANAマイルに交換レート50%で移行してしまったことがある人もいるかもしれませんが、それは実はもったいないんです。みずほルートが利用できますからね。
さて、ここからはTポイントを永久不滅ポイントに移行する方法を紹介したいと思いますが、これが少しだけややこしいです。実は、Tポイントも、直接永久不滅ポイントにポイント交換することはできないんです。
一旦、JRキューポ(JR九州のポイント)というポイントに交換し、JRキューポから永久不滅ポイントに交換するという方法で、1つ間に中継地点としてJRキューポをはさむことが必要になります。
Tポイント(Gポイントも同様に可能です)からJRキューポへの交換は、JRキューポのアカウントさえあれば可能です。JRキューポのアカウントは誰でも無料で、JRキューポ公式サイトから作成できます。
そして、JRキューポから永久不滅ポイントへの交換ですが、ここは「JQ CARDセゾン」というクレジットカードを持っている人のみが交換可能となっています。
こちらが「JQ CARDセゾン」です。JR九州とセゾンの提携クレジットカードになっており、提携しているからこそ、JRキューポと永久不滅ポイントの相互交換ができるというメリットが産まれます。
- 年会費:初年度永久無料、2年目以降は1,250円+税だが年に1度のカード利用で無料
- ポイント還元率:0.5%のJRキューポ付与
- 特色:このカード所有者のみTポイント(Gポイント)をセゾン永久不滅ポイントに交換可能
JQ CARDセゾンは、Tポイント(Gポイント)と永久不滅ポイントを結びつける魔法のようなカードで、ポイ活のマニア勢には非常に注目度の高いカードです。このカードさえ手に入れておけば、みなさんのTポイント(Gポイント)も交換レート50%でANAマイルに交換することなく、Tポイントもみずほルートで交換レート70%でANAマイルに交換できてしまうわけですね。
このJQ CARDセゾンですが、こちらはポイントサイトに出ていることもあります。自分はモッピー経由で発行して、
5,000ポイントを獲得していますが、ポイントサイトには出ていないときも多いので、発行を検討する方はモッピーに出ていないか見ておくようにしましょう。
モッピーはANAマイル&JALマイルを貯めるための定番中の定番のポイントサイトです。まだ、モッピーのアカウントがない方は、下記のバナーから登録すると入会キャンペーンも開催中ですよ(詳細下記バナー内で)!
もちろん登録料や利用料金は一切かかりませんので、ご安心ください。
モッピーのポイントは1P=1円で複数のポイントに交換も可能です
- 1P=1円で銀行振込、Amazonギフト券、楽天スーパーポイント、dポイントなど
- ANAマイルへの交換は、nimocaルート・みずほルート・nanacoルートで交換レートが最大70%~75%。1,000ポイント=700~750マイル相当。通常の交換レートはTポイント経由で50%。
- JALマイルへの交換は、モッピーのドリームキャンペーンで交換レートが最大80%。通常の交換レートは50%。
- 1P=1ポイントでマリオットポイントへの交換も開始
ポイントの使い方が超魅力的なのが、モッピーの強みです。現金で受け取りもOK、ANAマイルやJALマイルにも交換可能です。JALマイルにも高レートで交換できるポイントサイトはモッピーしかありません。
以上、TポイントをANAマイルにお得に交換する方法を整理しました。
たしかに複雑ですし、クレジットカードも2枚必要になります。が、ANAマイルを少しでも多く貯めるためにはしっておくと非常に有利になります。ポイントからマイルへの交換は非常に奥が深いですね。
すけすけ様
こんばんは、いつも参考にさせていただいています。
Tポイントも貯まっていること、そしてある決済のために必須なカードのポイント移行でTポイント経由になる、といった理由でJQカードを検討していたのですが、「ビックカメラJQ SUGOCA」も魅力的に思えてきました。
3分の2になるとはいえ、当たり前に「10%ポイント」「20%ポイント」のある家電屋のポイントを、JRキューポ経由でGポイントなどのネットワークに突っ込めるとなると、またポイント戦略も変わってきそうです。
すんぶさん
そうですね!!家電でマイルを貯めるなら非常にいいカードだと思います!!
すけすけ様
JQカードの記事ありがとうございます
ポイントサイトで高騰したら申し込みます
すけすけ様
いつも有益な情報ありがとうございます。
教えていただきたいのですが期間固定のTポイントもJRキューポに移行できますか?
はなちゃん11さん
通常Tポイントのみになります。