2024年春にVポイントとTポイントがついに統合!新Vポイントに一本化!ポイ活・陸マイラーには実は大幅な改悪になるのか!?
非常に大きなニュースなのですが、、、、これ本当に我々にメリットあるのでしょうかね、、、、。不安、、、、。
2022年末頃にすでに発表されていたVポイント(三井住友カード)とTポイントの統合ですが、ついに告知が始まりました。
株式会社三井住友フィナンシャルグループ(執行役社長グループ CEO:太田 純、以下「SMFG」、同社グループを総称して「SMBC グループ」)、三井住友カード株式会社(代表取締役社長:大西 幸彦、以下「SMCC」)、カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(代表取締役社長兼 COO:髙橋 誉則、以下「CCC」、同社グループを総称して「CCC グループ」)、CCCMK ホールディングス株式会社(代表取締役社長兼 CEO:髙橋 誉則、以下「CCCMKHD」)は、SMBC グループが提供する「V ポイント」と CCC グループが提供する「T ポイント」を統合し、新たな『V ポイント』として、2024 年春を目途に提供開始することといたしました。
という内容です。2024年春よりVポイントに一本化し、VポイントがTポイントを吸収するような形で新たにスタートを切る事になります。
ロゴはTポイントカラーのVポイントです笑。Tポイントは会員数が7,000万人、Vポイントは5,000万人いるようで統合することで日本最大のポイント経済圏になる予定です。Tポイントは、元祖ポイントプログラムで、このところ楽天ポイント・dポイント・Pontaポイントにかなり押されている面があり、ここで三井住友カードとタッグを組むことになるようです。
んで、この記事は、これっていい話なのでしょうかという内容の記事になります。
VポイントとTポイントはそのまま等価で1ポイント=1円のまま統合される。が、ポイント交換先はどうなる???
まず、VポイントもTポイントも1ポイント=1円で買い物などで利用できるポイントです。これまで保有していたTポイントのカードやアプリ、Vポイントのアプリもそのままでも利用ができるようですし、ポイントの統合も2024年春にはできるようになるようです。統合された際にも1ポイントは1:1でポイントの価値が下がる事なく統合できるようです。
これだけを聞くと、何も問題がないように感じるのですが、ポイ活・陸マイラーといったポイントやマイルをうまく活用している人に懸念点が非常に多いと思われます。1ポイント=1円で買い物に利用する分には何も変わりなく利用できて問題がないと思うのですが、問題になる可能性があるのはポイントを交換して活用するケースです。というのも、統合に関するリリースでは、ポイントの交換についてどうなるのかは一切触れられていません。
まず、Vポイントの交換先を見ておきましょう。
Vポイントはここ数年間で実はこっそりと改悪を進めています。その内容は、他社ポイントに交換をする際には価値は×0.8になるようにポイントの交換レートを下げているんですよね。Vポイントのままなら1ポイント=1円で利用できるのに、WAONポイントやdポイントやnanacoポイントに交換をすると0.8円になってしまんですよね。つまり、三井住友カードとしては、ポイントはVポイントのまま自社の中で消化させたいという意向を示しているんですよね。
それに対して、Tポイントの方は交換先はどうなっているのかというと、代表的なところで、
- JRキューポ
- WAON POINT
- PayPayポイント
などなどがあるのですが、上記に交換した際には1ポイント=1円のまま交換ができるんですよね。これは当たり前のようですが、非常に非常に魅力的な内容なんです。
例えば、JRキューポからは更に永久不滅ポイント(セゾン)に等価でポイント交換ができます。永久不滅ポイントからは、ANAマイルに交換レート70%で交換できる「みずほルート」が利用できたりします。他にも永久不滅ポイントからは等価でdポイントに交換できたりします。この永久不滅ポイントからdポイントへの交換は、ポイントが15%増量となるようは特別すぎるキャンペーンが行われたりもするんですよね。
WAON POINTは毎月20日にドラッグストア「ウエルシア」で1ポイント=1.5円で利用できるという魔法のポイ活「ウェル活」の主役的な役割を果たします(Tポイントも1.5円で利用できます)。
というようにポイ活・陸マイラーというようなポイント・マイルを有効に活用している人々は自分にとって有利なポイント・マイルに交換して、ポイント・マイルの価値を高くすることを非常に重視しているわけです。
で、VポイントとTポイントの統合は、その観点からいいことなのかという話です。Tポイントはこれまで、他社のポイントに等価で交換することに非常に寛容な態度をとってきたポイントプログラムです。その影響もあり、Tポイントの経済圏は非常に拡大した面もあるでしょう。逆にVポイントは、ポイントを交換させずにVポイントのまま1ポイント=1円で利用させる方向に舵を切っているポイントプログラムです。
そして、今回の統合はVポイントに統合されるという話なわけですよね。新名称はVポイントなんですよ。つまり、三井住友カードがメインの役割であるという印象じゃないですか?となると、これまでの三井住友カードのスタンスを簡単に崩すことはないような気がしませんか(自分はそんな気がします)???Tポイントの交換先であるJRキューポやWAON POINTはどうなるのか気になりませんか???
想像としては、
- 交換先の消滅
- 交換レートが×0.8になる
なんてことが起こる可能性は十分にあるんじゃないかなと思うわけです。少なくともVポイントとTポイントが統合されて、これまでのVポイントが等価でJRキューポやWAON POINTに交換できることなんてないんじゃないでしょうかね。三井住友カードのこれまでの方向性に大きく反しますしね。
ということで、VポイントもTポイントも今後も1ポイント=1円で利用する分には今後も特に変わりがないのですが、ポイント交換先や交換レートに関しては現状では一切内容に触れておらず、どうなるのかは完全に未知数ですが、自分のスタンスは決まりです。今のうちにTポイントは徹底的にポイント交換しておきます!みなさんはどうしますか???
また、詳細が告知されたら記事で紹介しようと思います!
いつも有益な記事を投稿して頂き、ありがとうございます!
Tポイントがなくなってしまうということはウェル活も消滅してしまいますかね??(T_T)
すけすけさんはどのように思われますか?
青木浩之さん
現在ウェル活はTポイントとWAON POINTが利用できますが、わざわざWAONと提携したのは、今後はTポイントではなくWAON POINTのみに集約しようとしているのかなという印象があります。
個人的にはWAON POINTでのウェル活は残る気がしています。
なるほど。WAON POINTでもいいので、ウェル活は残って欲しいですね!早速ご回答頂きましてありがとうございましたm(_ _)m