【ブログ搭乗記】ターキッシュエアラインズが日本に導入しているB787-9の最新型のビジネスクラスに搭乗してみた!ターキッシュエアラインズはスターアライアンス所属なので、ANAマイルが貯まるし、ANAマイルで特典航空券発券も可能?!
ターキッシュエアラインズはトルコのイスタンブールをハブ空港としており、就航都市数が世界最大の航空会社として有名で、トルコ旅行だけではなく、ヨーロッパやアフリカへの旅行を検討する際には必ず検討に入ってくる航空会社ではないでしょうか。航空会社のランキングでも上位ですし、イスタンブール空港は空港ランキングでも1位になることが多々ある非常にハイレベルな空港になっています。
ターキッシュエアラインズは、成田・羽田・関空からはイスタンブールまでの直行便もありますが、今回は関西空港からイスタンブールまでターキッシュエアラインズのB787-9ビジネスクラスに搭乗してきました。
では、ターキッシュエアラインズB787-9のビジネスクラス搭乗レビュ―です。
ターキッシュエアラインズとは。スターアライアンスに所属している航空会社。
まずは、ターキッシュエアラインズの基本情報としてマイレージ関連を簡単に整理しておきます。
ご存じの方も多いでしょうが、ターキッシュエアラインズはANAと同じスターアライアンスに所属しています。なので、
- ターキッシュエアラインズに搭乗した際にANAマイルを貯める
- ANAマイルでターキッシュエアラインズの特典航空券を発券する
なんてことも可能です。
実際にイスタンブール=ロンドンの特典航空券を検索をしてみると、ターキッシュエアラインズの便が大量に表示されます。
では、ターキッシュエアラインズの日本路線(成田・羽田・関空)の特典航空券の空席状況はどうなっているのかというと、
コロナの影響で特典航空券の枠を閉じる・減らす航空会社がめちゃくちゃ多かったけど、徐々に戻りつつある!!!
ターキッシュエアの関空便がANAマイルでもビジネス・エコノミーともについについに出てくる日程あります😁しかも最新のB787-9。 pic.twitter.com/QmnzxpOq8f
— すけすけ@世界一周 (@bmwtatsu) October 30, 2023
コロナ禍以降、非常に残念なのはターキッシュエアラインズは特典航空券の枠をかなり絞っているようで、日本=イスタンブールのような長距離路線はエコノミークラス・ビジネスクラス関係なく特典航空券がまったく出てきません・・・・。コロナ以前はターキッシュエアラインズはビジネスクラスでも家族4人分の特典航空券が比較的取りやすい航空会社だっただけになかなか厳しい状況なんです・・・・。え?空席あるってツイートしてるじゃん!って思うでしょうが、これは非常に幸運タイミングで、関空路線が増便となり、増便分に関してはビジネスクラスもエコノミークラスも特典航空券が取り放題というタイミングがたまたまあったんです。こういうタイミングのおかげで、今回はターキッシュエアラインズのB787-9ビジネスクラスにマイルで搭乗することができました。
ちなみにですが、「ANA国際線新規就航ミラノ・ストックホルム・イスタンブールの予約開始日は2024/7/22(月)10:00より。」でも記事にしましたが、2025/2からANAがイスタンブールに就航します。なので、ターキッシュエアラインズの日本路線の特典航空券が取れないとしても、ANA便でイスタンブールまで行き、イスタンブールからヨーロッパ各地やアフリカ各地までターキッシュエアラインズを利用するというようなこともANAマイルで可能になります。ANAのイスタンブール就航は、ANAマイラーにはかなりいいニュースではないでしょうか。しっかりANAマイル活用してくださいね!
飛行機にほとんど搭乗する機会がなくても、陸でマイルは貯まりますからね!
【搭乗レビュ―】ターキッシュエアラインズB787-9は最新型の全席ダイレクト通路アクセスのビジネスクラス。
では、ターキッシュエアラインズの搭乗レビュ―です。今回は関空発のB787-9という機材に搭乗しました。先に少し、ターキッシュエアラインズの機材の話をしておくと、ターキッシュエアラインズの長距離路線には、
- B787-9
- A350-900
- B777-300ER
という3つの機材があります。この中で当たり機材となるのは、成田・関空に導入されているB787-9・A350-900で、これらはターキッシュエアラインズの最新ビジネスクラスである全席ダイレクト通路アクセスの個室感のある非常にハイレベルなビジネスクラスです。が、羽田に導入されているB777-300ERは大型機材ですが、ビジネスクラスは2-3-2の横7席タイプの古いビジネスクラスで、全席ダイレクト通路アクセスではないシートなんですよね。おすすめは、B787-9かA350-900です!!
ちなみにですが、ターキッシュエアラインズのB777-300ERは2025年以降に大幅改装があるようで、ドア付きの個室型ビジネスクラスが導入されるようで、そうなるとB777-300ERは相当いい機材になります。こちらも楽しみですね!!
関西空港にデイリーで運航しているターキッシュエアラインズ。この日は、チェックインカウンターにもけっこうな人でした。
ちなみにチェックインカウンターでは、
ターキッシュエアでは空港のチェックインの際に、片道15万円でエコノミー→ビジネスのアップグレード🉑 pic.twitter.com/iUaaQhaxIS
— すけすけ@世界一周 (@bmwtatsu) August 3, 2024
こんな案内もあり、当日に15万円払えばアップグレードも可能でした。これに価値を感じるかどうかは、個人個人にお任せですが、10年ほど前はターキッシュエアラインズは5万円でアップグレード可能な航空会社だったので、値段が高くなってきていることを実感しますね・・・。
関西空港では、各航空会社のビジネスクラスに搭乗する際には、手荷物検査の際にはファストレーンが利用できます。
イスタンブール空港
ターキッシュエアのビジネスクラス専用チェックインカウンターが何か豪華だぞ
座ってチェックインできる席もあるし、なんか待合もカフェ風に仕上がってるし pic.twitter.com/3ZCh6vFXG6
— すけすけ@世界一周 (@bmwtatsu) August 5, 2024
なお、本拠地イスタンブール空港からターキッシュエアラインズのビジネスクラスに搭乗する場合には、本当に豪華なチェックインカウンターがあります。日系もこのあたりは頑張って欲しいですね!!!ちなみに、この日は関空発だったので、この後に関空の小さなANAラウンジを利用しましたが、イスタンブール発のターキッシュエアラインズのビジネスクラスラウンジはマジで世界最高レベルに豪華なビジネスクラスラウンジです。こちらも是非チェックしてみてくださいね!!
では、21:55発の関西空港からイスタンブール空港までの約12時間の深夜フライトに搭乗します!!しかし、関空は生まれ変わりましたね。
ターキッシュエアラインズB787-9ビジネスクラス座席レビュ―。
では、ターキッシュエアラインズのB787-9ビジネスクラスのレビュ―です。
こちらがターキッシュエアラインズのB787-9ビジネスクラスに導入されているシートです。窓際の席は全席が、1人掛けになっており、プライベートな空間が十分に確保されているのが魅力的なシートです。ターキッシュエアラインズのA350-900にも同様のシートが導入されています。
なお、シンガポール航空のB787-10のビジネスクラスに搭乗したことがある人は似ていると思ったかもしれませんが、同じ会社が提供しているシートになっており、カラーなど細かい点に違いはありますが、ほぼ同じものという認識でOKです。
座席配置は1-2-1の横4席で窓際はソロシート、中央の2席は隣が連結してタイプのものが3か所あります。今回は、その連結席に座席指定をしました。
とは言うものの、手動で上げ下げができるパーティションがあるので、プライベート感は抜群ですし、パーティションを下げれば隣の人と会話もできるようになっています。フルフラットシートかつ個別感あるのが最高にいいですね!!!
サイドテーブルにはドア付きの小物入れ、コンセントが完備されています。
モニターは18インチで、映画も邦画も含めて非常に豊富でしたが、今回は深夜便ということもあり食事中に1本を見ただけです。ダイニングテーブルは、モニターの下から引き出すタイプですね。
あっ、そうそうターキッシュエアでは機内Wi-Fiがビジネスクラス搭乗客は無料です!!ANAやJALも、そうなって欲しいですね!
イヤホンではなく、ヘッドホンが完備されているのもビジネスクラスらしい点ですね。
こちらがターキッシュエアラインズのビジネスクラスのアメニティーになりますが、ポーチや中に入っているハンドクリームなどはフェラガモ製となっており、豪華さ抜群です。
シートは、機内食を終えると、客室乗務員の方が準備をしてくれて、完全なベッドに早変わりします。おかげで、イスタンブールまで7時間ほど寝ることができ、イスタンブールには早朝到着でしたが、このフルフラットシートのおかげで到着初日から満喫できましたね。ビジネスクラス最大の魅力は、なんと言ってもこのフルフラットシートでの睡眠ですね!!!マジで快適すぎます。ちなみに、睡眠剤も飲んで機内ではぐっすり寝るのが自分のスタイルです笑。
ターキッシュエアラインズB787-9ビジネスクラスの機内食レビュ―。
では、ターキッシュエアラインズのビジネスクラス機内食も紹介しましょう。ターキッシュエアラインズは他社のビジネスクラスと比較して、機内食がかなりの強みになります。相当力を入れており、機内食のおいしさには定評があります。ターキッシュエアラインズのホームページでも、かなり強調して書かれています。
搭乗されたお客様には、「ウェルカムドリンク」と機内食のメニューを提供いたします。
大陸間フライトではメインのお食事と、一部のフライトでは軽食サービスもご用意しております。ケータリングサービスには、自家製パスタやラビオリのオプションだけでなく、炭火焼きの各種ケバブ、焼き魚、地元の前菜などのメインコースも含まれています。
より健康的な食材で作られた朝食では、3 種類のメインコースのオプション、パンケーキやクレープなどのスイーツをご用意しております。
お食事の後は、豊富な種類のあたたかいお飲物からお選びいただくか、ターキッシュデライトと呼ばれるトルコのお菓子やトルココーヒーをお楽しみいただけます。Business Class のお客様は、イスタンブール発着の大陸間夜間便をご利用の際、ダインオンデマンドのオプションにより、いつでもお食事サービスをリクエストいただけます。詳しい情報については、ダインオンデマンドのページをご覧ください。新しいメニューに加えて、さまざまな自家製モクテル(ノンアルコールカクテル)と健康的な食材を使った自家製デトックス飲料の提供を開始しました。
地元産の旬の食材を使った伝統的なトルコ料理と世界各国の料理を取り揃え、Turkish Airlines が提供する軽食で空の旅をお楽しみください。
メニューもメインを選択するだけはなく、前菜も選択できますし、デザートも選択可能になっており、充実のメニューは見ているだけで楽しいですね。
まずは、ナッツ。
そして、前菜の1品目は日本路線だけあり3種類の手まり寿司。
そして、2つ目の前菜は選択制になっており、こちたは和風シーフード。カニ・ホタテ・イクラなどが機内とは思えない見た目です。
もう1つ用意されていた前菜はターキッシュアミューズ3種盛り。これまた美味。みなさんはどちらにしますか??
そして、メインは1つがヒレステーキ。息子が美味しそうに食べていました。ターキッシュエアラインズの機内食は、コース料理のように1品1品をプレートで提供してくれるのがまたいいですね。
自分が選んだメインは、和食です。サバ、ひじきご飯、味噌汁の組み合わせがいい。
食後にはデザートが提供されますが、自分はターキッシュティーとフルーツをいただきました。機内は喉が渇くので、水分のあるフルーツがめちゃくちゃ美味しく感じますね。他には、エクレア・ブラウニー、アイスクリーム、チーズなども選ぶことができ非常に充実したデザートです。
そして、7時間ほど睡眠を取り、到着の2時間前には朝食の提供があります。この朝食とか、ホテルにいるみたいじゃないですか?最高ですね。
朝食も、フルーツ&ヨーグルトだけで終わりではなく、メインも選ぶことができるので、自分はフレンチトーストをいただきました。本当に機内にいるとは思えない食事じゃないですか?ターキッシュエアラインズの機内食はかなりおススメできます。
以上、ターキッシュエアラインズのB787-9のビジネスクラス搭乗レビュ―です。ターキッシュエアラインズのビジネスクラスは個人的には新婚旅行の際に利用した航空会社ということもあり、その時以来の長距離路線で非常に懐かしい気分でしたが、機内食を始めとする機内でのサービスは以前と変わらず非常に満足度が高いものでしたし、また座席は最新型の全席ダイレクト通路アクセスで、快適度抜群のシートにレベルアップしており、以前からさらにレベルアップしていることを実感できました。中東エリアはカタール航空・エミレーツ航空・エティハド航空などもあり、航空会社間の競争が非常に激しいエリアになっており、ターキッシュエアラインズも切磋琢磨しているんでしょうね。本当におススメの航空会社ですし、またB787-9のビジネスクラスは深夜でも快適な時間になるので、機会があれば積極的に利用してみてくださいね!!!
当ブログで紹介しているビジネスクラス搭乗レビュ―も20以上の航空会社・機材になってきました。時間があるときに色々な航空会社のビジネスクラスレビュ―をチェックしてみてくださいね!
ターキッシュエアラインズのB787-9ビジネスクラスに搭乗してきました!めちゃくちゃ快適な旅になりますよ!!