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発行してみた「日本のワクチンパスポート」のメリットは?申請方法、必要書類、所要日数、料金、行ける国などまとめ。

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コロナワクチンを接種後に申請できる「ワクチンパスポート」を発行してみた。自治体により申請方法は異なるが郵送での申請が多い。申込から1週間で無料で取得できた。今後は帰国時の緩和の条件になれば人気殺到で申請に時間がかかる可能性があるので、早期申請がいいかも??

すけすけ
どうも、陸マイラーを始めて約20年、このブログを2016年から運営している「すけすけ」です。マイル・ポイント・クレジットの情報を日々提供しているのが当サイト「すけすけのマイル乞食」です。

みなさん、ワクチンパスポート発行しましたか??自分はさっそく取得してきましたよ!!

海外旅行が最大の趣味である自分にとっては、何とも言えない日々が続いているのですが、マイルを使った特典航空券はしっかりと発券して準備をしておりますし、その日のためにできる準備は何でもするつもりです。

そんな中、今後の海外旅行のキーになりそうなものを発行しておきました。ワクチンパスポートです。できる準備は一つ一つやっております。

この記事では、

  • ワクチンパスポートにはどんなメリットが国内外であるのか
  • ワクチンパスポートの申請方法・必要書類
  • ワクチンパスポートの有効期限
  • ワクチンパスポートの料金
  • ワクチンパスポートの発行所要日数

に関して、自分が発行した体験を元に紹介しておきます。

 

ワクチンパスポートとは。出入国の緩和に利用できる国はどこ??国内での利用は??

ワクチンパスポートは、正式名称は「新型コロナワクチン接種証明書」というもので、厚生労働省の海外渡航用の新型コロナワクチン接種証明書についてというページが公式サイトとして用意されています。

このワクチンパスポートは、

海外の渡航先への入国時に、相手国等が防疫措置の緩和等を判断する上で活用されるよう、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種の事実を公的に証明する接種証明書を交付します。

という目的のもので、海外への渡航時に利用することを目的としたものです。2021/8において、海外からの帰国時には2週間の自主隔離を要請されていますし、他国への入国の際も外国人は入国禁止の国や、入国できるが2週間の隔離が必要になるケースなどがあり、以前のように海外旅行に行った際にも、帰国後も、すぐに自由に行動できる状況とは程遠い状況が続いています。

そんな中、日本が正式に発行しているワクチンパスポートを所有していれば、他国への入国時に防疫措置が緩和される国があります。

海外渡航用の新型コロナワクチン接種証明書が使用可能な国・地域一覧(8月20日現在)

イタリア
エクアドル
エストニア
オーストリア
スリランカ
スロバキア
セントクリストファー・ネービス
セントビンセント
タイ(プーケット島、サムイ島、パンガン島、タオ島のみ)
ドイツ
トルコ
パプアニューギニア
パラオ
フランス
ブルガリア
米国(北マリアナ諸島、グアムのみ)
ベリーズ
ポーランド
香港
ホンジュラス
リトアニア

*韓国

*シンガポール

(国・地域名をクリックすると、当該国・地域の詳細情報を確認できます。免除・緩和される具体的な措置については、リンク先を御確認ください。)

当初は5か国から始まったのですが、見るたびにドンドン増えています。日々増えているんです。最新版は外務省のこちらのページで確認できます。

上記の国に行く場合には、ワクチンパスポートを発行していれば、本来なら2週間の隔離が必要なものが1週間に緩和されたり、隔離なしになるなどのメリットが存在します。

ただし、2021/8/20の現状では、ワクチンパスポートを発行しても、海外旅行の最大の難所である日本への帰国時の2週間の隔離の免除というメリットはありません

つまり、現状ではワクチンパスポートは海外旅行には使えるようなものではなく(もちろん帰国時の隔離が特に問題ない人にとっては大きなメリットです)、基本的には長期間の海外赴任や海外留学などで利用することになると思います。

ただ、今後はいずれかの時点で、ワクチンパスポートの所有が日本への帰国時の隔離免状の条件になると自分は思っています。いきなりフルオープンにするのはかなりハードルが高いでしょうし、他国が徐々にワクチン接種者の隔離を免除している世界において、日本だけがその方向に進まないというのは国際社会において考えにくいですしね。その時に向けて、国も第一歩をようやく踏み出したという印象です。

すけすけ

その時に備えて、ワクチンパスポートを早々に申請しておきました!!!早く活用したい!!!

なお、国はワクチンパスポートを国内で利用することは現状では慎重な姿勢を示しております(差別につながる恐れがあるということで)。ただ、ワクチンパスポートではなくても、ワクチン接種済証を持参すれば割引にある飲食店や、ホテルなどもすでに存在しており、ワクチン接種した人はウェルカムという場が今後ますます増えてくるとは思います。経済界からの要望も強いようで、ワクチンパスポートの国内利用のガイドラインのようなものが今後は登場するかもしれません。

 

ワクチンパスポートの申請方法・必要書類

ワクチンパスポートの申請先は、ワクチン接種券を発行した自治体に行います。通常は、住民票のある自治体になると思います。どこの市町村でワクチンを接種したのかは無関係です。また、医療従事者の方は、ワクチン接種券というものが届いていないと思いますが、その場合も住民票のある自治体に申請となります。

ワクチンパスポートを申請できる人ですが、下記の2つの条件を満たす人となっています。

ワクチンパスポートを申請できる人
  • 国内でコロナワクチンを接種した人
  • 海外に渡航する予定があり、ワクチンパスポートで措置の緩和が受けられる等の理由がある人

つまり申請ができない人は、

  • ワクチンを接種していない人
  • ワクチンを国外で接種した人
  • 海外渡航に利用を目的としない人

となります。

 

ワクチンパスポートの申請は各自治体に行うのですが、

  • 郵送でのみ受付(大阪市など)
  • 窓口申請でも受付(西宮市など)

と自治体により方針が異なります。自分が見た中では、大半の自治体が郵送でのみ申請可能となっています。窓口で即時発行できるような自治体は多くないと思います。自分の自治体がどういう扱いになっているか知りたい人は、「住んでいる自治体名 + ワクチンパスポート」と検索すると、情報が出てくるので確認しておきましょう。

すけすけ
電子申請(ネット申請)も近々開始になるという噂ですよ!

 

ワクチンパスポートに申請に必要な書類ですが、自治体により若干異なりますが、

ワクチンパスポートに申請に必要な書類
  • ワクチンパスポート申請書類(自治体のホームページに出ているはず)
  • 有効期限に残っている旅券(パスポート)のコピー
  • 接種券番号のコピー
  • 接種済証もしくは接種記録書のコピー

が確実に必要で、追加で、

  • 返信用の封筒(要切手)
  • 本人確認書類(免許証など)のコピー
  • 旅行予定の提出

などが自治体におり必要になることがあります。

すけすけ
ワクチンパスポートは海外に渡航予定のある人のみ申請可能なものなので、旅行予定の航空券を提出する必要がある自治体なんかもあるようです。大阪市は、申請用紙に自己申告で行先と日程を書くというスタイルでした!!

 

上記の中で、「接種券番号」「接種済証もしくは接種記録書」はワクチンを打つ前に自治体から送られてくるものと、ワクチン接種後にもらえる証明書ですが、

これは紛失しないように大切に保存しておきましょう(医療従事者の方は少し違う証明書になっています)。これは紛失しても、再発行できる自治体が多いようですが、日数がかかるでしょうし、非常に重要な証明書になるので、しっかり保存しておきましょう。

ちなみに、この証明書を紛失した場合でも、ワクチンを接種したという記録はデータベースにしっかりと残っているので、再発行しなくでもワクチンパスポートの申請は可能なようです。ただし、発行までかなりの日数を要する可能性があるとの記載が各自治体のホームページに記載されています。

 

ワクチンパスポートの有効期限

現状、特にワクチンパスポートに有効期限というものはありません。

ただし、旅券(パスポート)には有効期限(5年か10年)があるので、パスポートを更新した際にはワクチンパスポートも更新(再度発行)が必要になります。

 

ワクチンパスポートの申請料金

無料です。これは非常にありがたいですね。

ただ、そのうち有料になるかもしれないので、無料のうちに手に入れておきたいところです。

 

ワクチンパスポートの発行までの所要日数は何日

自分の場合ですが、大阪市在住のため窓口での申請はできずに郵送でのみの受付となります。ワクチンパスポートは、2021/7/26から申請開始となっていますが、自分は2021/8/10にポストに申請書を投函しました。手元に届いたのが、2021/8/17(書類の発行日は2021/8/16となっている)で1週間で手に入れることができました。想像していたより、かなり早く届きました!

こちらが自分の手に入れたワクチンパスポートですが、大阪市長と厚生労働大臣が認める公的な書類になります。氏名・生年月日・パスポート番号といった個人情報もしっかり記載されていますし、打ったワクチンの情報もしっかり含まれています。最後にはこの書類のID番号もついています。

所要日数は1週間でしたが、申請書類は紙で手書きのものだったので、ワクチンパスポートセンターの方で、いちいち手打ちで発行しているということになります。となると、かなりのマンパワーが必要になるので、申込が多くなるとかなり発行日数が伸びる可能性がある気がしています。現状、申込はかなり少ないでしょうが、帰国時の2週間隔離がワクチンパスポートを保有している人は緩和されるという情報が発表されたら、申請者が一気に増えることが予想されます。となると、それから発行では、旅行までに間に合わない可能性も出てきてしまうので、海外への渡航予定がある方は、ワクチン接種が完了したら、ワクチンパスポートを申請しておくといいかもしれませんね。

 

ワクチンパスポートの種類は紙ベースのみでサイズはA4。電子書類はなし??

ちなみにワクチンパスポートは紙の書類になります。しかも、紙のサイズは旅券(パスポート)挟むことができるような小型のサイズではなく、、、、A4、、、、デカすぎ

しかも、現状では電子書類はありません紙のみです。

 

今後、スマホアプリを利用した電子書類も登場する予定らしいですが・・・・海外に行くときに、こんな紙を持っていくことになるんですね・・・・。

 

帰国時の2週間の自己隔離は一体いつから、どのような条件があれば免除されるのか、やはり一番気になるのはそこです。まだ、そのような情報は一切出回ってないですが、マイルを使って、特典航空券でお得の海外旅行を楽しめる瞬間が戻ってくることが本当に待ち遠しすぎます。2022年には行きたい!!!!マイル使いたい!!!!

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2 件のコメント

  • いつも有用な情報ありがとうございます。
    私も来夏は行けるものと信じて、特典枠の残席数を日々チェックしています。
    目下気になっているのは、日本からA国で4泊、B国で4泊という旅程を組んだ際、
    双方の国とも「出発96時間以内に実施したPCR検査陰性証明の提示」を求めている
    場合は、A国でPCR検査ができるのか?です。

    これについては、ネット上でもなかなか情報が見つからず、モヤモヤしている
    ところです。
    ワクチンパスポートが広がることによって、このモヤモヤが来年には杞憂に
    なっていることを願うばかりです。

    • 日航で密航さん
      将来が未知数すぎて、色々と気になりますよね。。。自分も子連れだとどうなりそうなのかなど気になっております・・・。
      ちなみに、自分はまずは1か国の直行便で予約を入れることをメインにしております!!

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