ベトナム航空A350-900ビジネスクラス搭乗レビュー。スタッガードタイプのフルフラットが超快適。スカイチームだけどANAマイルで特典航空券が発券できて、サーチャージも無料だし、特典枠も豊富でおススメ。
ベトナム航空A350-900のビジネスクラスに搭乗してきました!
時差も少なく、距離も数時間。そして、物価も安く、食事も旨い。その上、異文化感はめちゃくちゃある。なので、東南アジア旅行はいつも最高に楽しいです。今回は、ベトナムのハノイに行ってきたのですが、人生初のベトナム航空に搭乗してきました。機材はA350-900、クラスはビジネスクラスへの搭乗です。ベトナム航空はスカイチームに所属しているのですが、実はANAマイルで特典航空券を発券することもできるので、かなり利用しやすい航空会社なんです。
では、記事の前半はベトナム航空にマイル(ANAマイル)で搭乗する方法を整理しながら、後半がベトナム航空A350-900のビジネスクラスに搭乗レビューです!
ベトナム航空はスカイチームなのに、ANAマイルで特典航空券が発券できる
まずはベトナム航空について紹介しておきましょう。ベトナム航空は、デルタ航空や大韓航空が所属するスカイチームに所属する航空会社です。が、実はベトナム航空はANAマイルで特典航空券が発券できる航空会社になっています。え?ANAマイルでスターアライアンスの特典航空券じゃなくても発券できるの???って思う方もいるかもしれませんが、ANAは一部の航空会社とマイレージの独自提携を行っています。ANAマイルの提携航空会社一覧のページを見ると、
- エティハド航空
- ガルーダインドネシア航空は
- ベトナム航空
などが含まれていることがわかります。ということで、ベトナム航空の特典航空券はANAマイルでも発券可能です。ただし、スターアライアンスの便と異なる点として、上記の独自提携の航空会社の特典航空券は、他社と混合して発券することは不可となっており、単一の航空会社のみ特典航空券が発券できる点は注意しておきましょう。
ANAマイルでベトナム航空の特典航空券がWEB発券可能!特典枠もかなり多い!サーチャージも無料!!
ANAマイルを利用したベトナム航空特典航空券は、以前はWEB発券不可で、電話で空席確認&発券する必要がありましたが、「ベトナム航空の特典航空券がANAのWEBサイトからANAマイルで発券可能に!」でも紹介した通り、2024年からWEBで空席検索を確認&発券が可能になり、めちゃくちゃ利便性が高くなりました。
ちなみに上記の便(関空=ホーチミンの往復)だと、
- 往復ビジネスクラスで60,000マイル
- 往復エコノミークラスで35,000マイル
となっています。あれ?画面は24万マイルってなってますよね?って人もいると思うのですが、よく見てください。「大人×4」になっていますよね。なんと、4人分のビジネスクラス特典枠があるんですよ。これめちゃくちゃ強烈ですね。
あと、サーチャージも無料です。空港使用料などで数千円ほど取られるだけなので、その点もかなりお得度があります。
なお、ベトナム航空は就航都市もけっこう多くて、日本路線だと、
- 羽田=ハノイ
- 成田=ホーチミン
- 成田=ダナン
- 関空=ハノイ
- 関空=ホーチミン
- 関空=ダナン
- 中部=ハノイ
- 中部=ホーチミン
- 福岡=ハノイ
- 福岡=ホーチミン
- 鹿児島=ハノイ
と就航しているので、ベトナム旅行はかなりしやすくなっています。ハノイ・ホーチミン・ダナン以外でも、ベトナム航空乗継でベトナム国内旅行や、東南アジア旅行、またまたヨーロッパ旅行を計画することも可能です。ヨーロッパまで、ベトナム経由でサーチャージ無料のビジネスクラス特典航空券なんか、めちゃくちゃいいと思います。
ということで、ANAマイルでベトナム航空特典航空券を発券するのは、
- WEB検索&発券可能
- 特典枠けっこう豊富
- サーチャージ無料
- 路線も多い
となかなか魅力があると思います。ぜひ、ANAマイルを使ってみて下さいね!!!
ベトナム航空A350-900ビジネスクラス搭乗レビュー。
今回はベトナム航空の搭乗は関西空港→ハノイです。フライト時間は5時間強で、午前10時に離陸し、午後の13:30にはハノイに到着します。午後15時にはホテルにチェックインが完了している時間になるので、到着したその日もハノイで十分に遊べる時間ですね。ベトナムもハノイのような北部なら、香港とそこまで距離が変わらないですね。
こちらが今回搭乗したベトナム航空のA350-900です。いつもながらA350はマジでかっこいい。一番好きな見た目の機材です。
ベトナム航空A350-900ビジネスクラススタッガードタイプのフルフラットシートレビュー。
では、搭乗しましょう!
こちらがベトナム航空A350-900のビジネスクラス。前後で席がジグザグになっているタイプのいわゆるスタッガードシートと呼ばれるシートです。座席配置は1-2-1の全席ダイレクト通路アクセスで、シートはフルフラットになるので、中距離路線としてはかなりいいシートです。ベトナム航空は、羽田・成田・関空にはこういった主力機材を導入してくれています。ちなみにですが、ビジネスクラスの座席数は29席で、この日は10人も搭乗していなかったですね。
なお、ベトナム航空のA350-900のビジネスクラスは、このスタッガードタイプと別のヘリンボーンタイプのものもあります。
A350-900ではありませんが、B787-9のベトナム航空ビジネスクラスにも搭乗しました!こちらはスタッガードタイプです!
窓際の席は完全な個別席になっており、シートが通路側に席、シートが窓側の席が交互の順になっています。おそらく、シートが窓側の方が人気でしょうね。通路の喧騒からも離れていますし、外の景色も見やすいですからね。が、写真を撮る上では、通路側にシートがある方が全体がわかりやすく撮影もできるので、今回は通路側にしてみました!
席が窓側のシートはこんな感じです。かなりプライベート感が出ますよね。オススメです。
中央の2席は、パーティションもないので、隣と会話もしやすい席。逆にパーティションがないので、1人で搭乗する場合には、是非とも中央側は外しておきたいところですね。
コンセントや収納もありますね。
テーブルは非常に珍しいタイプで前から出るタイプでもなく、横から出るタイプでもなく、どこにあったのかわかりますかね??そうなんですよ、前の人の背中部分の設置されたものをロックを外して利用するタイプなんです。これは初タイプ。モニターはちょっと小さめかもです。
そして、シートはご覧の通りフルフラットになります!!朝の8時前には関空に着くように起きたので、ちょっと眠たかったのですが、フルフラットのおかげで熟睡できて一瞬でハノイに到着しましたね。フルフラット最高です。
ベトナム航空A350-900ビジネスクラスアメニティーレビュー。
こちらがベトナム航空のビジネスクラスアメニティー。サムソナイトのアメニティーポーチになっています。ちょっと面白いなと思ったのが、中にステッカーが用意してあって、このステッカーは「食事のときは起こしてください」「声かけないでください」とか書かれたステッカーになっており、これをシートに貼って寝ている時にどうして欲しいか意思表示できるんですよね。これなかなかいい企画ですね。
ベトナム航空A350-900ビジネスクラス機内食レビュー。
では、ベトナム航空ビジネスクラスの機内食も紹介しておきましょう。
メニューは、1人1人に配布されるわけではなく、客室乗務員さんが持ってきて、その場でどれにするか決めたら、回収されて次に人が見るという回覧版スタイルでした。和が2種類、洋が2種類(洋とアジア料理)と計4種類も選択肢があるのがなかなかですね。
まずはアミューズ。プチサンドイッチ。サンドされてないけど。
選んだ食事は和食。小鉢が充実しているのが非常にいい。
あとはデザートがけっこう充実しており、チーズ、フルーツ、ケーキ、アイスクリームと順に持って来てくれて、その中から欲しいものをもらうスタイルになっているので、食事よりもデザートを楽しみたい!という人はけっこう嬉しいと思いますね。このアイスクリームは、もちのアイスクリームってメニューに書かれていましたが、たぶん雪見だいふくです。機内で雪見だいふくは至福ですね。
ということで快適なフラットシートと食事を満喫しながら、あっという間にハノイに到着です。今回は沖止めで、ここからバスでターミナルに移動でした。
そして、そのバスがまた印象的で、なんとビジネスクラスはビジネスクラス専用のバスが用意されており、バスのシートも豪華な仕様なんですよ。ビジネスクラス搭乗客だけが先に降機し、バスに乗り、先に出発となります。ビジネスクラスを優遇したサービスが嬉しいですね。
以上、ベトナム航空A350-900のビジネスクラス搭乗レビューです。ベトナム路線は、ANAもJALも就航していますが、実はANAやJALのベトナム路線の機材はフルフラットシートではない機材が導入されていることもあります。フルフラットではない日系のビジネスクラスに比べると、格段にベトナム航空のA350-900のビジネスクラスは快適度が間違いなく高いですね。これが、ANAマイルでサーチャージなし、しかも家族4名分でもビジネスクラス特典枠があるというなら狙ってみるのもありじゃないですか?是非、ベトナム旅行を計画してみてください!!!
ハノイ旅行ハイライト
ハノイ旅行の様子も是非ご覧ください!
シェラトンハノイ。
ローケーションはハノイのタイ湖(西湖)のほとりで、部屋からのビューがけっこういい。旧市街地まではgrabで15分ほど。
ちなみにポイント宿泊で一泊15000ptと、非常にお手頃感あり。 pic.twitter.com/jbhn7cd6ps
— すけすけ@常にマイルで旅行中 (@bmwtatsu) February 5, 2025
ハノイのトレインストリート。
線路の両脇にバーやレストランが並び、アラームが鳴り響くと数分後に電車が目の前を通り抜けていくというアトラクションのレベルを超えたマーケット。 pic.twitter.com/MF6LLFDu4Z
— すけすけ@常にマイルで旅行中 (@bmwtatsu) February 2, 2025
ベトナム飯が旨い。
ちょっと洒落た店で食べるフォーもいいけど、道端に座って食べる激安のフォーもいい。道端で食べるホットポットも旨い。 pic.twitter.com/2vzoot27qb
— すけすけ@常にマイルで旅行中 (@bmwtatsu) February 2, 2025
カフェ天国のハノイ。
旧市街地あたりの街中を歩いてると、道路沿いに席を出して、座って楽しむカフェが無数にある。ちょっとコジャレたカフェも多数あり。 pic.twitter.com/DLIGaCGokq
— すけすけ@常にマイルで旅行中 (@bmwtatsu) February 2, 2025
ハノイ「トゥーレ公園」
カリフォルニアディズニー(家族4人14万円)の1/100という4人で1400円の超格安テーマパーク。遊園地と動物園の複合で動物園円がかなり充実してて、まじコスパいい。 pic.twitter.com/KtLmIt5Zk3
— すけすけ@常にマイルで旅行中 (@bmwtatsu) February 2, 2025
返信ありがとうございます。
教えて頂いたことを参考にしたいと思います。
いつも楽しく拝見しています。
私も今度ANAのビジネスでハノイに行く予定です。
そこで、ノイバイ空港の入出国について伺いたいです。
入出国に時間がかかるという記事を見たことがあるので、
旅行会社のファストトラックサービスを利用しようか迷っています。
そもそもノイバイ空港では入出国について、ビジネスクラス利用者のためのファストトラックはあるのでしょうか。
ある場合、旅行会社のファストトラックサービスを利用する実益はないでしょうか。
すけすけさんたちはそのようなサービスを利用しましたか。
教えて頂ければ幸いです。
通りすがりさん
自分の場合には入国はかなりスムーズでした。
出国の方ですが、かなり時間がかかり、出国審査の列の1時間とか並びましたね・・・・・。
ファストトラックがあるのかちょっとわからずに、通常のラインに並んでいましたが、有料で利用できるものがあるなら次回は個人的には利用すると思います。
そうなんですね。返信どうもありがとうございました(^^)
こんにちは!いつも更新楽しみにしています。
質問なのですが、ANAマイルでベトナム航空の特典航空券の予約って、何日前に開放されるかわかりますでしょうか?
KJさん
おそらくにはなりますが、ベトナム航空のサイトでは330日先まで航空券の販売を行っているので、330日前に開放になるのかなと思います。