シンガポールのセントーサ島にあるWシンガポールセントーサコーヴ。SPGの中でも最高級のWホテルは想像以上によかった。間違いなくシンガポールでおすすめホテル。宿泊体験レビュー。
Wホテル。
SPGグループの中でも、セントレジス、ラグジュアリーコレクションと並び高級ホテルに分類されます。
ただ、2017/10の時点で日本には、Wホテルがありません。
日本未上陸なんです。
そのため、日本国内では知名度が低く、日本人で積極的にWホテルに宿泊しようと考える人は少ない気がします。ちなみに2021年に、いよいよ日本発のWホテルとして大阪に進出するようです。
現状、残念ながら日本のガイドブックにはWホテルはあまり出ていません。
が、超おすすめです。
シンガポールで高級ホテルを選ぶなら、名門のラッフルズホテル、最上階にプールのあるカジノつき巨大ホテルのマリーナベイサンズ。このあたりが日本では有名でしょう。
が、自分は以前に韓国でWホテルにも宿泊したこともあり、Wホテルには非常にいいイメージを持っていました。
そこで、今回のシンガポール旅行は、家族でWシンガポール セントーサコーヴに宿泊してきました。決め手になったのは、ラッフルズやマリーナベイサンズと異なり、セントーサ島にあるということです。
魅力たっぷりのシンガポールの超おすすめホテルを紹介したいと思います。子連れにも、カップルにも超おすすめですよ。楽園です。
シンガポールのセントーサ島の魅力とは
こちらがシンガポールの地図。
右の方にシンガポールのチャンギ国際空港があります。
ダウンタウンコアと書かれているのが、いわゆるシティと呼ばれるシンガポールの中心地で高層ビルの立ち並ぶ地域です。ラッフルズホテルや、マリーナベイサンズもこの中にあります。
そのやや南にある「セントサ島」というGoogle Mapの表示。これがセントーサ島です。
シティーもセントーサ島もチャンギ国際空港からのアクセスはタクシーで30分ほどで、料金は30シンガポールドル程度。レートは2017/10で1シンガポールドル=約80円なので、2400円ほど。シンガポールはタクシーが安いので交通手段に便利です。
シティーとセントーサ島はタクシーで15分。20シンガポールドル程度です。
さて、このセントーサ島の魅力ですが、
・砂浜のビーチがある
・ユニバーサル・スタジオ・シンガポールがある
・カジノがある
・シー・アクアリウム(巨大水族館)がある
・アドベンチャー・コーヴ・ウォーターパーク(巨大プール)がある
・セントーサ・マーライオンがある
・キッザニア・シンガポールがある
・ゴルフ場がある
一言で言うと、ザ・リゾート地なんですよ。
感覚的には、アジアのハワイに近いですかね。が、ハワイには存在しないユニバーサルスタジオやカジノなんかもあります。まさに子供から大人まで楽しめる総合リゾート地です。
オーストラリアやインドからも比較的近いため、多くの観光客がシンガポールには集まってきますが、アジアのリゾート地と言えばシンガポールのセントーサ島抜きには語れないような場所です。
Wシンガポール セントーサコーヴの全貌を紹介
では、Wシンガポール セントーサコーヴについてじっくり紹介したいと思います。大阪にWホテルが進出してきた後には、日本でも間違いなくWホテルの知名度が高まり、シンガポールのガイドブックには、このWシンガポール セントーサコーヴも注目度は上がるでしょう。
Wシンガポールのアクセス
Wシンガポール セントーサコーヴはセントーサ島のセントーサコーヴと呼ばれる地域にある唯一のホテルです。セントーサコーヴは、シンガポールセレブや世界のセレブの居住地なんです。ヨットハーバーには、クルーザーが大量にいます。
後ほど、写真も公開します。
セントーサ島の端にあるのがWシンガポール セントーサコーヴです。
セントーサの中心部のユニバーサルスタジオやカジノがあるのは、地図で言うと左上にあたりで、リゾート・ワールド・セントーサと呼ばれています。
Wホテルへのアクセスは、タクシーが圧倒的に便利です。
このセントーサ島は、本来なら入島料が2~6シンガポールドル必要です(時間帯により異なる)。が、ホテル宿泊客は予約表等を提示すると無料です。
また、Wホテルからリゾート・ワールド・セントーサ方面へはセントーサ島内の無料巡回バスが20分毎に運行しています。
Wシンガポールの料金
シンガポールにあるSPGグループのホテルの最安値の1泊あたりの宿泊費料金を一覧表にしてみました(SPG公式サイトでの料金比較)。
ついでに、SPG AMEX所有者ならスターポイントを貯めて、無料宿泊にスターポイントを利用する人もいると思うので必要スターポイント数も一覧にしておきます。
ホテル | SGD | 必要スターポイント |
---|---|---|
フォーポイント | 133 | 10,000 |
ワンダーラスト | 169 | 10,000 |
シェラトンタワーズ | 198 | 12,000 |
トリビュート | 209 | 12,000 |
デザイン | 242 | 12,000 |
ルメリディアン | 315 | 12,000 |
セントレジス | 352 | 20,000 |
ウエスティン | 359 | 20,000 |
W | 388 | 20,000 |
シンガポールは小さいな都市なのに、SPGのホテルが一通り揃っています。ちなみに、この中でセントーサ島にあるのは、ルメリディアンとWです。
SPGの中でも最高級なのが、Wホテルですね。日本人にはあまり知られていないかも知れませんが、シンガポールを代表する高級ホテルがWホテルです。
Wシンガポールの最安値が一泊日本円にして3万円強。
高いけど、安くないですか???
自分の場合はWシンガポールに宿泊した後で、その満足度を知っているから安いと思うのでしょうけど。3万円でWシンガポールに泊まれるなら、絶対に次回もWホテルにします。家族旅行に行く前は、一番高いホテルじゃなくて、もっと安いところでもいいんじゃない??贅沢すぎる??とか最初は思っていましたが、2年ぶりの家族での海外旅行。そして、航空券はマイルを貯めた特典航空券のおかげで無料(厳密には税金等は支払いしました)。なので、ホテルは贅沢にしようとWホテルにしましたが、これが大正解。久々にお気に入りホテルに出会った感じです。
前置きが永遠と続いていますが、ホテルの紹介ですね笑。
Wシンガポールのホテル内
では、写真を中心にWシンガポールを紹介します。
到着したのは深夜でしので、翌日の朝に撮影しました。正面玄関です。
夜はこんな感じでWの文字が光ります。
こちらが二階のロビー階。Wホテルは、ちょっと派手目のホテルです。
ホテル全体がモダンな雰囲気なのがWホテルの特徴です。
SPGゴールドメンバーらしく、専用チェックインカウンターを利用しましたが、深夜に着いたので他に客はいませんでした、、、笑。
が、元々到着が深夜1時になることを伝えていた影響なのか、チェックインする際に向こうから「〇〇さんですね」と名前を呼ばれました。この時間にチェックインする予定なのは自分たちだけだったんでしょうね。さすが高級ホテルと実感します。
SPGゴールドメンバーの影響かもしれませんが、、。
ちなみに、SPGゴールドメンバーなら宿泊時にウェルカムドリンクかスターポイントのサービスがあります。250スターポイントをもらいました。
エレベーターホールです。やはり派手目な感じですね。
廊下のシャンデリアも超豪華。
ちなみに、宿泊した部屋は最上階7階のプールビューのファビアスルーム(おそらく、プールビューの広がる部屋でスイートの次の値段の部屋だと思います)。広さは40平米強。この階には、スイートルームもあります。ファビアスルームは最安値ではない(一泊税込45,000円くらいでした)のですが、Wシンガポールは家族で4人で宿泊できるのはダブルベッドが二台あるファビアスルームだけなんですよね、、、。もっと安い部屋でもよかったんですけどね、、、。
広いスイートでも、乳幼児を含めて3人しか宿泊できないというルールがあると言われました。スイートに宿泊するつもりはぜんぜんありませんが、、、。
今回はファビアスルーム以外に選択肢はなかったということです。 本来なら、SPGゴールド会員なら空室状況に応じて部屋のアップグレードもあるのですが、今回は元々ファビアスルームというものを予約していたので、アップグレードは無関係ですね。それでも最上階の7階に宿泊だったので、もしかしたら上層階へのアップグレードはあったのかもしれません。
部屋のドアの写真を撮り忘れました。すでに部屋の中です。入ってすぐに、モニュメント。
と思っていたのですが、棚の上に青いものが置いてますよね??翌日に気づいたのですが、チェックイン時に子供たちがもらった風船が割れたものでした笑。モニュメントではありません。
部屋の中はこちら。SPGカラーのパープル。めちゃくちゃキレイで豪華な部屋ですが、派手ですね笑。入った瞬間はちょっとびっくりしましたが、部屋のライトの色は枕元のボタンで4種類から自由に変更できると説明されました
ベットはダブルベットが2台だったので、子供2人と寝るのも余裕です。
ちゃんと部屋にはベビーベットも一台用意してくれてましたが、下の1歳の子がベビーベットを嫌がり、結局利用せず。。。
50インチほどのテレビとテーブル。
ちなみに、このテレビの下にはプレゼントのチョコレートと、名前入りの手紙が置いてありました。SPGゴールドメンバーだと、こういった細かいサービスがあるのはうれしいですよね。
水は毎日ペットボトル6本ほど用意してくれていました。
洗面台はこんな感じ。やはり基本的にパープル。
大理石のお風呂。
ミニバーもしっかりついています。
昼間の部屋の様子も撮影したつもりだったのですが、、、忘れていました、、、、。
ので、昼間の部屋の様子は公式ホームページから。
これとまったく同じ部屋です。
自分の写真の腕では、ホテルのすばらしさが伝わらないのがなんとも残念ですが、実際はこんな感じの高級感あふれるホテルです。
そして、一番すばらしいのがベランダからの景色。
それがこちら。
これは自分がiPhoneで撮影したものです。眼下にはプール。その奥には、クルーザが溢れるヨットハーバー。その更に奥は高級レジデンス。
ベランダからの景色が本当に綺麗でした。このホテル最高に気に入りました。
夕方の景色。このホテル、本当に立地が半端なくいいですね。
ひっそりとした、シンガポールのセントーサ島の奥地に、こんな景色のホテルがあるなんて、日本のガイドブックのどこにも出ていないです。
まさに秘境。
ホテルがUの字になっているので、ベランダからは良くも悪くも他の部屋が見えます。これが日が落ちると、非常に綺麗なんですよね。パープルに染まる景色は人工的な美しさかあります。
Wシンガポールのプール
24時間利用できるプールがあるので紹介します。
プール側からホテルを眺めています。割と西洋系の人も多く宿泊していましたが、オーストラリア人が多いと思います。
水深30cmの幼児でも遊べるプールもあります。
そして、プールの奥がバーになっているのはわかりますかね。
実は、プールの中(水中ですよ)に椅子があり、座ってバーを楽しむことも可能です。
プールサイドでは食事のオーダーも可能なので、一日中過ごすことも可能です。
Wシンガポールの朝食
このWホテルですが、また朝食がかなり美味い。
朝食抜きのプランで宿泊した場合は、一人48シンガポールドル(約4000円)で1階の「the kitchen table」でブッフェスタイルの朝食が楽しめます。
では、朝食の紹介です。
パン、ヨーグルト、シリアル類。
パンコーナーでは、その場でパンケーキやワッフルを焼いてくれます。
こちらがメインディッシュ。
ソーセージ、ベーコン、グリルトマト、焼き飯、焼きそばなどなど15種類ほどありました。
奥には、ヌードルバーのコーナーも。
好きな具材を選んで、渡すとその場で作ってくれます。チキンスープのラーメンと、ラクサが選べます。3日連続で、ヌードルバーを利用してしまいました笑。
世界どこにいっても、麺類はうまい気がするんですよね・・・。
フレッシュフルーツジュースとフルーツも豊富です。
そして、外を見るとヨットハーバー。
朝食事時から非常に贅沢な時間を過ごすことができました。
一人4,000円ほどする朝食なので、決して安くないですが大満足です。ちなみに3歳以下は無料とのことです。
Wシンガポールの周囲施設
このWシンガポール セントーサコーヴですが、セントーサ島でも離れたところにあります。ホテル内にもレストランはあるのですが、ホテルの隣にはヨットハーバー沿いにレストラン街があります。なので食事に困ることもありません。
ピザやパスタ、魚介類のレストランが多いです。
また、このレストラン街中にはスーパーマーケットもあります。ホテルから徒歩2分で便利です。お土産物探しもできますし。
他にもWシンガポールの写真や飛行機の様子、ラウンジの様子等を上記のようにインスタグラムにアップするようにしました。よかったらフォローしてあげてください。
以上、Wシンガポール セントーサコーヴの紹介でした。
ホテルの選び方ですが、いろんな方法があると思います。
・エクスペディアで一番安いところにした
・ガイドブックに出ているおすすめホテルにした
・ブログで紹介されているホテルにいった
・特定のホテルグループの上級会員なので、そのホテルグループに宿泊する
最近は、クレジットカード「SPG AMEX」が非常に人気です。カードを所有しているだけで、SPG&マリオットにゴールド会員になれてしまうので、部屋のアップグレード、レイトチェックアウト(今回の最終日の宿泊は16時にチェックアウトしました)などなど多くの特典を受けることが可能になります。自分の場合もその影響で、最近はSPGとマリオットに宿泊する機会が多いです。
また、ガイドブックには一切出ていないようなホテルでもかなりいいホテルは多数あります。今回宿泊したWホテルなんかはその代表だと思います。
シンガポールに宿泊する予定にある方は、是非検討してみてください。まじでオススメできるホテルでした。
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